遊び人ロイはハーレムスキル

烏帽子 博

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本当の自分

話し合いで

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入道雲の中は雷だらけだ、クリネの防御壁に守られ進むと
雲が丸く空いてる所に、魔界石の光が吸い込まれてゆく。

そこを抜けると。雷も風もおさまり、薄暗い場所で、ちゃんと地面も有る。

「久しぶりだなぁ。人間は。
おーい!勇者が来たぞー」

「勇者じゃ有りません。「遊び人」のロイとそのパーティ「マーブル」のメンバーだ!」

「勇者じゃ無いのかぁ。でも魔王様を倒しに来たんだろう。」

「いえいえ、ちょとお話がしたくて。」

「ちょと待て。そりゃ前例が無い。普通は、勇者が来て、まず俺が戦う。俺が負けたら、四天王と戦う
四天王が負けたら、魔王様と対決だ」

「じゃあ、待ってるから、戦わないで、魔王様と話せるか聞いてきてくれる?」

「ダメだって。戦わないと!」

「残念だなぁ。それじゃ、四天王さんもみんな呼んできてよ。
俺たち五人だからちょうどいいでしょ。」

「そうかぁ?だいたいいつもは、俺一人で、勇者たち倒して終わるんだけど。」

「それじゃあ、四天王さんは出番がなくて、退屈なんじゃない?
きっとたまには戦いたくてウズウズしてる人も居ると思うよ。
いつも君ばかり楽しんでて、うらやましいとかね。」

「そうかぁ。それもそうだな、ちょと待て、呼んでくるから」

「我は「一」と書いて二の前じゃ」
「我は「二」と書いて…」

「三の前、四の前、五の前さんね」

「なぜわかった?」

「わかるわよ。普通、で誰が私とやるの?」

ちょと待て、逃げるなよ。
そう言うと四天王はじゃんけんを始めた。

なかなか決まらないのに、切れたラビが

「門番さん最初で、番号順にしたら~?」

「クリネ、戦うの苦手だから、門番さんがいい」

クリネの目が光ると、「俺は虫になりたい」「生きていても希望がない」「やめてくれ、殺さないでくれ」門番さんは、こんな言葉を何回か繰り返し、口から泡を吹いて倒れた。

「じゃあ 一 お前の相手は私だ」
ラビが剣を抜くと一気に間合いを詰めた。

「二 は私ね」エリは弾幕を飛ばした

「三さん は私なのにゃあ」

「四 は俺か」

「ル― 念のため、運を二つ使ってくれ」

「ルールルルー みんな頑張ってね❤️」

あっという間に、魔界の地形までもが変わってゆく。

「核」を隠すのが上手いな、さすが四天王だ。

四の攻撃を、一発受け止めて「気」の波長を調べた。
次の攻撃の時に、俺の「気」を流し込んで、魔力を封じて核を取り出した。

まわりを見回すと、四天王はみなひれ伏してる。

「殺さないで倒すのは、めんどくさいのにゃ」

「魔王様は、もっと強いんだよね」

「さぁ 魔王様に会わせてもらおうか」

ズガガーガガ

なんか でかいのが出てきた。

「クリネ あれ 張りぼてだよな なんとかなる?」

「もちろんなのら」

クリネの目がまた光った。

「あれ?あれ? 私の魔人マシンどこ? あれ作るの苦労したのにぃ~」

「ごめんね~ なのら
後でまた私が同じの作ってあげるから かんべんなのら」

「まぁ そういうことなら、穏便に済まそう。
して、私に話とはなんじゃ?」

「なぜ、魔王様は、魔物を次々作り、人間を襲わせるのですか?」

「だって、勝手に沸いて来ちゃうのよ、魔物たちは

そいつら、みんなグロいし。キモイっしょ
ゾンビなんか、腐ってるのよ
もうそういうの、そばに居るの嫌だから、追っ払ってるだけよ」

「それじゃ、魔力を押さえれば、いかがでしょうか?」

「そんなことして、溜まり過ぎたら、危ないでしょ。
千年に一度の大規模天災が起きてもいいの。
ちょいちょい魔物垂れ流す方がよくない?」

「それで、魔王様は満足なんですか?」

「満足なわけないでしよ。いつも満たされないわ。イライラしてるわよ。」

「魔王様!」ラビが口をきった。
「魔王様も私たち同様オンナですよね」

「いかにも、我も、オンナじゃが
それがどうした?」

「私たちオンナ四人がどうして、遊び人のロイのパーティに居ると思います?」

「して、何が言いたい?」

「ロイが、満足させてくれるのです。」

「なにィ どう満足なのじゃ」

「それはもう、突き抜ける満足」
「気が遠くなる気持ちよさね」
「にゃんとも言えないいい気持ちなのにゃ」
「気持ちいいうちは、まだまだなのら、その先は「クリネのそれをやめないで」をご参考に」

「最後の娘の言葉だけ、ちょと違うようだが、みな満足していることは、わかった。
「遊び人」のロイは、我も満足させられると言うのだな。」

「たぶん、病みつきになるな」
「そうね、病みつきね」
「もっともっとなのにゃ」
「エロが世界を救うのら」

「それで、我はどうすればよいのだ」

「な なぜ みな服を脱ぐのじゃ
我も脱ぐのか。
ロイのそれは、なぜ怒っているのじゃ。
ソコはいかん!いや!止めてはいかんぞ!」

魔王の唇をロイの唇がふさいだ。




これでこの話は終わりです
ここまで読んで下さった方
ありがとうございます。
これが私の初めての作品です。
思いつくままに書いた、稚拙な話ですが、お気に入りにしていただいた方には、本当に感謝します。
とても励みになりました。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

花雨
2021.08.10 花雨

お気に入り登録しときますね♪

2021.08.12 烏帽子 博

ありがとうございます。
励みになります。

解除

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