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第1章
プロローグ
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僕はクリス。
メリクレール修道院の孤児施設で暮らしている。
そして、ついにここを出る日が近づいてきた。
今日は同い年のララと、孤児院院長のシスター メリジェーンと祝福の儀式に臨む日だ。
12歳の祝福の儀式を教会で済ませると、この国では成人とみなされる。
そして、孤児院からも卒業しないといけなくなるのだ。
教会では、ひとりひとりこどもは名を呼ばれる。
女神を祀る祭壇に一礼して、石板に触れる。
石板が光輝き、その後司祭から得られたスキルを教えて貰うのだ。
司祭からの言葉を聞くはずの時、クリスは、真っ白な空間に召喚されていた。
「クリス、あなたに(超時空スキル)を授けます。
あなたの思うように過ごしていいのよ」
真っ白なベールを纏って後光に包まれたその人は、それだけ言って消えていった。
その日クリスに司祭から告げられたスキルは「マジックポーチ」だった。
あれは女神様だったのだろうか。祭壇に祀られている女神像と似ているように思えた。
司祭は(マジックポーチ)と言ってた。
女神様は(超時空スキル)と言ってた。
この違いは、なんだろう。
□□□□□□□□□
「クリス 良かったじゃない。マジックポーチなら、運び屋がすぐできるんじゃない。
あ~あ 私なんかどうしたらいいのかしら
私のスキルは弓兵よ、弓兵。
離れた所の、防御が弱い敵しか相手にできないのよ。ハズレよ私のスキル」
「はいはい!二人共もういいかしら。
このまま冒険者ギルドに行きますよ。
そこで二人を、冒険者に登録します。
冒険者となって自分で働いて生活をするんですよ。
私とは、そこでお別れです。いいですね。」
小さな頃から、もう何度も聞かされた話だ。
これからは自分の力で生きていかなきゃいけないんだ。
住む家も無い、食事を作ってくれる人も居ない。
でも、そんなことはわかっていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆
僕とララは、9歳の頃から巣立ちの準備を始めていた。
僕たちの唯一自由になる朝食前の時間。
ぼくたちは日の出と共に河原を二人で走って体力をつける。
「あなた達は、祝福の儀式を受けたらここを出ていかなければなりません。奉公先がある人以外は、冒険者となるのです。
冒険者は、命懸けで魔物や盗賊と戦うのが仕事です。命が惜しかったら強くなりなさい。」
シスターメリジェーンはことあるごとにこう言っていた。
ぼくらは、どうすれば強くなれるか分からなかった。シスターも教えてくれない。
ララと相談して、とにかく体力をつけようと朝食前に走ることにしたんだ。
河原に出て二人並んでしばらく走っていると
「ハッ」 「ハッ」
その人は、一人で少し中腰の姿勢から、拳を突き出したり、蹴りを繰り返したりしていた。
「あの人冒険者かな。一人で訓練してるね」
「そうね。強い人なのかな。お願いしたら教えてくれるかしら」
僕たちがその様子を見ていると、今度はでんぐり返しをしたり、振り向きざまに肘打ちとか、様々なことをやり始めた。
その一つ一つの所作は、洗練されていて強さよりも美しさが感じられた。
その人は、しばらく色々な動きをしてから、胸の前で手を握ってクロスして、その腕を下ろすと川に向かって頭を下げた。
そして、それに見入ってた僕とララに
「ぼくちゃんたち 拳法に興味有るのかな?」
と声をかけてきた。
「拳法」
「そう、今俺がやってた体術だよ。」
「うん なんかキレイだった。私やってみたいわ」
「ぼ ぼくもやってみたい」
「おいおい、お前たち やりたいなら、ちゃんと俺にお願いしろ。」
「「お願い」」二人は声を揃えて言った。
「ハハハ そうじゃねえよ。
いいか 人にものを頼むんだからな。
『拳法を教えて下さい。お願いします』
って言うんだよ。」
「「拳法を教えて下さい。お願いします」」
「やだ」
「ええー ちゃんと言ったじゃん」
「俺は人にものを頼むときの言葉づかいを教えてやっただけだ。
拳法を教えてやるとは言ってない」
「なんかハメられたみたいね。
感じ悪~ 私たち からかわれてるのよ。
もういいわ クリス行きましょ」
ララに手を引かれて、僕たちはまた走りはじめた。
しばらく走ってから折り返して、さっきの所まで戻ると、その人はまだ川に向かって拳を突き出していた。
「ちょっと こっちがからかってあげるわ」
ララは、そう言うと足元の小石を拾ってその人に後ろから投げつけた。
その人は振り向きざまに、ララが投げた石を蹴って粉砕した。
「えっ」「えーーー」
その人は、僕たちに向かって仁王立ちで
ニカッと笑顔で白い歯を見せた。
「ララそんなことしたら駄目だよ」
「チェッ 馬鹿にされたままでいいわけないでしょ」
ぼくを無視して、ララはまた次の石を拾った。
その人は、クイックイッと手招きした。
ララが投げた石をその人は、今度は拳で粉砕した。
「なによあの人。次はクリスが石投げてみなさいよ。」
「いいよ」
「早く」
「だって」
「やりなさいよ」
「わかったよ」
ぼくはララが投げたのより少し大きな石を拾ってその人に投げつけた。
その人は、クルッと後向きになった。
まずい、そのままじゃ後頭部に当たる。
「危ない」と言おうとした瞬間、その人は軽くジャンプして頭越しに石を蹴って粉砕した。
そう サッカーのオーバーヘッドキックのように。
着地もスタッっと決めて、また仁王立ちでニカッと笑顔だ。
ぼくがポカーンとその姿を見ているとララがガシッとぼくの手を掴んだ。
「行くわよ」
ララに引かれてぼくも、その人に向かって走って行った。
その人の前に着くとララが膝をついた。
ぼくがボーっとしてると、ララが立ち上がってぼくの頭を押さえ付けて
「クリスも膝をつくの!」と言った。
ぼくが膝をつくとララも同じ姿勢になって
「今迄の無礼をどうかお許し下さい。
どうか、私たちを弟子にして下さい。
お願いします。」
ララはそう言うと頭を下げさせようとぼくの頭を押さえた。
そしてもう一度
「お願いします」と言った。
ララが肘でぼくの脇腹をつつく
「お お願いします」ぼくもララに続きそう言った。
「やだ」
「「ええーーー」」
「な なんでですか。こんなに頼んでるのに」
「お前たちを弟子にして、俺に何の得がある
教授料でも払ってくれるのか」
「お金がいるの~~。
なら今の私たちには無理ね、でも私たちが強くなって稼げるようになってからの後払いならどうかしら」
「お嬢ちゃん。俺以外にもアチコチで『つけ』が溜まってるんじゃないかい。
なあ、そうだろ坊主」
「アハハハハ 目が泳いでら
わかりやすいなぁお前たち」
「た 確かに、私たちに優しい人は沢山居るわよ『出世払いで良いよ』ってね。
でも私たちは、その期待に絶対こたえるの。
そこらのいい加減な人と一緒にしないでくれる。フンッ」
「おおー 僕ちゃんは、これから苦労しそうだな。この嬢ちゃんと上手くやってく自信は、俺には無いな。
まぁせいぜい頑張れよ。」
「ちょっとー なによ。
全然答えになって無いじゃない。
私のことディスるだけなの。
そんなの酷くない。」
「そうキャンキャン吠えるなって
あーー ん~~
わかった わかった
それじゃあこれでどうだ
俺は毎朝ここで訓練する。
お前たちも毎朝俺を見ながらここで訓練すればいい。
俺は特に何も教えない。勝手に見て盗め。」
「悪くない条件ね。クリスもいいわね。」
「あ うん ララがそれでいいなら」
「え~っと 遅くなったけど
私はララ。そして彼がクリス。
宜しくお願いします。師匠」
ララが姿勢を正していたので、慌ててクリスもピシッとした。
「クリスです。よろしくお願いします。師匠」
「俺は ヤマ っ おっと
俺はタケルだ。」
「あー 言い直した。偽名ね」
「いやいやタケルは、本当だ。
ちょっと端折っただけだ」
「まあいいじゃんララ。教えてくれるんだから」
こうしてクリスとララは、タケルこと日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を師匠に持つことになった。
メリクレール修道院の孤児施設で暮らしている。
そして、ついにここを出る日が近づいてきた。
今日は同い年のララと、孤児院院長のシスター メリジェーンと祝福の儀式に臨む日だ。
12歳の祝福の儀式を教会で済ませると、この国では成人とみなされる。
そして、孤児院からも卒業しないといけなくなるのだ。
教会では、ひとりひとりこどもは名を呼ばれる。
女神を祀る祭壇に一礼して、石板に触れる。
石板が光輝き、その後司祭から得られたスキルを教えて貰うのだ。
司祭からの言葉を聞くはずの時、クリスは、真っ白な空間に召喚されていた。
「クリス、あなたに(超時空スキル)を授けます。
あなたの思うように過ごしていいのよ」
真っ白なベールを纏って後光に包まれたその人は、それだけ言って消えていった。
その日クリスに司祭から告げられたスキルは「マジックポーチ」だった。
あれは女神様だったのだろうか。祭壇に祀られている女神像と似ているように思えた。
司祭は(マジックポーチ)と言ってた。
女神様は(超時空スキル)と言ってた。
この違いは、なんだろう。
□□□□□□□□□
「クリス 良かったじゃない。マジックポーチなら、運び屋がすぐできるんじゃない。
あ~あ 私なんかどうしたらいいのかしら
私のスキルは弓兵よ、弓兵。
離れた所の、防御が弱い敵しか相手にできないのよ。ハズレよ私のスキル」
「はいはい!二人共もういいかしら。
このまま冒険者ギルドに行きますよ。
そこで二人を、冒険者に登録します。
冒険者となって自分で働いて生活をするんですよ。
私とは、そこでお別れです。いいですね。」
小さな頃から、もう何度も聞かされた話だ。
これからは自分の力で生きていかなきゃいけないんだ。
住む家も無い、食事を作ってくれる人も居ない。
でも、そんなことはわかっていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆
僕とララは、9歳の頃から巣立ちの準備を始めていた。
僕たちの唯一自由になる朝食前の時間。
ぼくたちは日の出と共に河原を二人で走って体力をつける。
「あなた達は、祝福の儀式を受けたらここを出ていかなければなりません。奉公先がある人以外は、冒険者となるのです。
冒険者は、命懸けで魔物や盗賊と戦うのが仕事です。命が惜しかったら強くなりなさい。」
シスターメリジェーンはことあるごとにこう言っていた。
ぼくらは、どうすれば強くなれるか分からなかった。シスターも教えてくれない。
ララと相談して、とにかく体力をつけようと朝食前に走ることにしたんだ。
河原に出て二人並んでしばらく走っていると
「ハッ」 「ハッ」
その人は、一人で少し中腰の姿勢から、拳を突き出したり、蹴りを繰り返したりしていた。
「あの人冒険者かな。一人で訓練してるね」
「そうね。強い人なのかな。お願いしたら教えてくれるかしら」
僕たちがその様子を見ていると、今度はでんぐり返しをしたり、振り向きざまに肘打ちとか、様々なことをやり始めた。
その一つ一つの所作は、洗練されていて強さよりも美しさが感じられた。
その人は、しばらく色々な動きをしてから、胸の前で手を握ってクロスして、その腕を下ろすと川に向かって頭を下げた。
そして、それに見入ってた僕とララに
「ぼくちゃんたち 拳法に興味有るのかな?」
と声をかけてきた。
「拳法」
「そう、今俺がやってた体術だよ。」
「うん なんかキレイだった。私やってみたいわ」
「ぼ ぼくもやってみたい」
「おいおい、お前たち やりたいなら、ちゃんと俺にお願いしろ。」
「「お願い」」二人は声を揃えて言った。
「ハハハ そうじゃねえよ。
いいか 人にものを頼むんだからな。
『拳法を教えて下さい。お願いします』
って言うんだよ。」
「「拳法を教えて下さい。お願いします」」
「やだ」
「ええー ちゃんと言ったじゃん」
「俺は人にものを頼むときの言葉づかいを教えてやっただけだ。
拳法を教えてやるとは言ってない」
「なんかハメられたみたいね。
感じ悪~ 私たち からかわれてるのよ。
もういいわ クリス行きましょ」
ララに手を引かれて、僕たちはまた走りはじめた。
しばらく走ってから折り返して、さっきの所まで戻ると、その人はまだ川に向かって拳を突き出していた。
「ちょっと こっちがからかってあげるわ」
ララは、そう言うと足元の小石を拾ってその人に後ろから投げつけた。
その人は振り向きざまに、ララが投げた石を蹴って粉砕した。
「えっ」「えーーー」
その人は、僕たちに向かって仁王立ちで
ニカッと笑顔で白い歯を見せた。
「ララそんなことしたら駄目だよ」
「チェッ 馬鹿にされたままでいいわけないでしょ」
ぼくを無視して、ララはまた次の石を拾った。
その人は、クイックイッと手招きした。
ララが投げた石をその人は、今度は拳で粉砕した。
「なによあの人。次はクリスが石投げてみなさいよ。」
「いいよ」
「早く」
「だって」
「やりなさいよ」
「わかったよ」
ぼくはララが投げたのより少し大きな石を拾ってその人に投げつけた。
その人は、クルッと後向きになった。
まずい、そのままじゃ後頭部に当たる。
「危ない」と言おうとした瞬間、その人は軽くジャンプして頭越しに石を蹴って粉砕した。
そう サッカーのオーバーヘッドキックのように。
着地もスタッっと決めて、また仁王立ちでニカッと笑顔だ。
ぼくがポカーンとその姿を見ているとララがガシッとぼくの手を掴んだ。
「行くわよ」
ララに引かれてぼくも、その人に向かって走って行った。
その人の前に着くとララが膝をついた。
ぼくがボーっとしてると、ララが立ち上がってぼくの頭を押さえ付けて
「クリスも膝をつくの!」と言った。
ぼくが膝をつくとララも同じ姿勢になって
「今迄の無礼をどうかお許し下さい。
どうか、私たちを弟子にして下さい。
お願いします。」
ララはそう言うと頭を下げさせようとぼくの頭を押さえた。
そしてもう一度
「お願いします」と言った。
ララが肘でぼくの脇腹をつつく
「お お願いします」ぼくもララに続きそう言った。
「やだ」
「「ええーーー」」
「な なんでですか。こんなに頼んでるのに」
「お前たちを弟子にして、俺に何の得がある
教授料でも払ってくれるのか」
「お金がいるの~~。
なら今の私たちには無理ね、でも私たちが強くなって稼げるようになってからの後払いならどうかしら」
「お嬢ちゃん。俺以外にもアチコチで『つけ』が溜まってるんじゃないかい。
なあ、そうだろ坊主」
「アハハハハ 目が泳いでら
わかりやすいなぁお前たち」
「た 確かに、私たちに優しい人は沢山居るわよ『出世払いで良いよ』ってね。
でも私たちは、その期待に絶対こたえるの。
そこらのいい加減な人と一緒にしないでくれる。フンッ」
「おおー 僕ちゃんは、これから苦労しそうだな。この嬢ちゃんと上手くやってく自信は、俺には無いな。
まぁせいぜい頑張れよ。」
「ちょっとー なによ。
全然答えになって無いじゃない。
私のことディスるだけなの。
そんなの酷くない。」
「そうキャンキャン吠えるなって
あーー ん~~
わかった わかった
それじゃあこれでどうだ
俺は毎朝ここで訓練する。
お前たちも毎朝俺を見ながらここで訓練すればいい。
俺は特に何も教えない。勝手に見て盗め。」
「悪くない条件ね。クリスもいいわね。」
「あ うん ララがそれでいいなら」
「え~っと 遅くなったけど
私はララ。そして彼がクリス。
宜しくお願いします。師匠」
ララが姿勢を正していたので、慌ててクリスもピシッとした。
「クリスです。よろしくお願いします。師匠」
「俺は ヤマ っ おっと
俺はタケルだ。」
「あー 言い直した。偽名ね」
「いやいやタケルは、本当だ。
ちょっと端折っただけだ」
「まあいいじゃんララ。教えてくれるんだから」
こうしてクリスとララは、タケルこと日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を師匠に持つことになった。
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