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連載
#48 スタンピード、襲来
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ここから数話、戦闘描写などがいくつか入りますが、シリアスな展開はありませんから、(僕があんまり好きじゃ無いので……笑)シリアスが苦手な方も安心してお読みください。
――――――――――――――――――――
――カランカランカラン!
ある日の早朝。
街中に響く大きな鐘の音でシュージは目を覚ました。
この音が鳴るという事はあらかじめ聞いてはいたものの、いざ本当に鳴ると結構驚くものである。
いそいそとベッドから降り、着替えてエントランスまで降りると、他のメンバーも続々と降りてきていた。
ただ、いつもと違い、皆んな表情が真剣なもので、各自の武器や防具も身に付けている。
「よし、戦闘員は揃ったな。 これより、スタンピードの迎撃に向かう」
そう、先程の鐘の音は、近くのダンジョンでスタンピードが発生したのを知らせるものだった。
「今回のスタンピードは前回と同じぐらいの規模だ。 スタンピードの戦いに参加したことの無い、ガル、シャロ、ピュイ、アンネリーゼは今回パーティーを組み、離れずにお互いをカバーして戦う事」
「「「「はいっ!」」」」
「その他のメンバーで前衛の俺、ボリー、ジンバ、ミノリは最前線で魔物を出来るだけ多く止めて倒す。 後衛のカグラ、グレース、イザベラ、ゾラは前線のカバーをしつつ、他のギルドや衛兵のカバーも頼む」
「皆さん、お気をつけて。 帰りを待っています」
「ふ、心配するな、シュージ。 必ず無事に帰る」
「帰ってきたら美味しいご飯頼むわ~」
「そうですね。 いっぱい食べたいです」
「……シュージも、気を付けて」
「たまには戦闘も頑張らないとだねぇ」
「ふふ、ナイルとミニャも気合い十分みたいだ」
「前回は見習いで参加できなかったからな! 今回は暴れるぜ!」
「ちょっと、今回はパーティーなんだから、出過ぎないでよ?」
「アタシも弓でサポートするよー!」
「私も魔法で1匹でも多く倒しますわ」
「あ、そうだ、親父! アレできてたよな?」
「む? おお、そうじゃった。 こういう時に使ってもらわんとな」
と、皆んなと決戦前の会話をしていると、ミノリが鍛冶場の方へ走っていき、大きな箱を持って戻ってきた。
「はいこれ! シュージの装備!」
「えっ、僕のですか?」
「前に話しただろ? 今回のスタンピードに合わせて完成させておいたよ! ほら、着けてみて!」
ミノリに言われるがまま、シュージは手渡された装備を身につけていった。
胸当てに肘当て、膝当てを着け、頭にはヘッドギアのような兜、そして手にはゴツゴツとしたガントレットを装備し、ぐっぐっと手を握ったり、屈伸をしてみた。
「どう?」
「いや、凄いですね。 しっかりとした素材なのに、とても柔軟性もあって動きやすいです」
「それは良かった! うんうん、似合ってるね! 装備の節々から見える筋肉もたまらないよ!」
「シュージ、その装備にはいくつか魔法が組み込まれとる。 主にお前さんの動きを助けてくれるものじゃ」
「こんな立派なものを…… ありがとうございます」
「いいんじゃよ。 使わんに越した事はないが、もし使う時が来たら、躊躇わずに使っとくれ」
「分かりました」
「よし、では戦闘員は行くぞ! この街を、ギルドを守るんだ!」
「「「「おぉーーーーー!!!」」」」
そうして、士気を上げるジルバートの号令と共に、戦闘員達は駆け足で防壁の方へと向かっていった。
「さて、私達も行きましょうか」
残った後方支援組は、キリカの指示に従う手筈となっていた。
「打ち合わせ通り、私は対策本部の方で人員補助などを。 シドさんはアイテムの整備と足りなくなったものの生産。 リックとカインはアイテムの運搬や防衛設備の点検。 メイちゃんは回復魔法で怪我人などの治療。 シュージさんは防壁近くの炊き出し所で食事のサポートですね。 もし何か解決できない問題があった時は対策本部に来てください。 では、私達も私達の戦いを頑張りましょう!」
「「「「「はいっ!」」」」」
こうして、ヤタサの街のスタンピード防衛戦が始まるのであった。
――――――――――――――――――――
――カランカランカラン!
ある日の早朝。
街中に響く大きな鐘の音でシュージは目を覚ました。
この音が鳴るという事はあらかじめ聞いてはいたものの、いざ本当に鳴ると結構驚くものである。
いそいそとベッドから降り、着替えてエントランスまで降りると、他のメンバーも続々と降りてきていた。
ただ、いつもと違い、皆んな表情が真剣なもので、各自の武器や防具も身に付けている。
「よし、戦闘員は揃ったな。 これより、スタンピードの迎撃に向かう」
そう、先程の鐘の音は、近くのダンジョンでスタンピードが発生したのを知らせるものだった。
「今回のスタンピードは前回と同じぐらいの規模だ。 スタンピードの戦いに参加したことの無い、ガル、シャロ、ピュイ、アンネリーゼは今回パーティーを組み、離れずにお互いをカバーして戦う事」
「「「「はいっ!」」」」
「その他のメンバーで前衛の俺、ボリー、ジンバ、ミノリは最前線で魔物を出来るだけ多く止めて倒す。 後衛のカグラ、グレース、イザベラ、ゾラは前線のカバーをしつつ、他のギルドや衛兵のカバーも頼む」
「皆さん、お気をつけて。 帰りを待っています」
「ふ、心配するな、シュージ。 必ず無事に帰る」
「帰ってきたら美味しいご飯頼むわ~」
「そうですね。 いっぱい食べたいです」
「……シュージも、気を付けて」
「たまには戦闘も頑張らないとだねぇ」
「ふふ、ナイルとミニャも気合い十分みたいだ」
「前回は見習いで参加できなかったからな! 今回は暴れるぜ!」
「ちょっと、今回はパーティーなんだから、出過ぎないでよ?」
「アタシも弓でサポートするよー!」
「私も魔法で1匹でも多く倒しますわ」
「あ、そうだ、親父! アレできてたよな?」
「む? おお、そうじゃった。 こういう時に使ってもらわんとな」
と、皆んなと決戦前の会話をしていると、ミノリが鍛冶場の方へ走っていき、大きな箱を持って戻ってきた。
「はいこれ! シュージの装備!」
「えっ、僕のですか?」
「前に話しただろ? 今回のスタンピードに合わせて完成させておいたよ! ほら、着けてみて!」
ミノリに言われるがまま、シュージは手渡された装備を身につけていった。
胸当てに肘当て、膝当てを着け、頭にはヘッドギアのような兜、そして手にはゴツゴツとしたガントレットを装備し、ぐっぐっと手を握ったり、屈伸をしてみた。
「どう?」
「いや、凄いですね。 しっかりとした素材なのに、とても柔軟性もあって動きやすいです」
「それは良かった! うんうん、似合ってるね! 装備の節々から見える筋肉もたまらないよ!」
「シュージ、その装備にはいくつか魔法が組み込まれとる。 主にお前さんの動きを助けてくれるものじゃ」
「こんな立派なものを…… ありがとうございます」
「いいんじゃよ。 使わんに越した事はないが、もし使う時が来たら、躊躇わずに使っとくれ」
「分かりました」
「よし、では戦闘員は行くぞ! この街を、ギルドを守るんだ!」
「「「「おぉーーーーー!!!」」」」
そうして、士気を上げるジルバートの号令と共に、戦闘員達は駆け足で防壁の方へと向かっていった。
「さて、私達も行きましょうか」
残った後方支援組は、キリカの指示に従う手筈となっていた。
「打ち合わせ通り、私は対策本部の方で人員補助などを。 シドさんはアイテムの整備と足りなくなったものの生産。 リックとカインはアイテムの運搬や防衛設備の点検。 メイちゃんは回復魔法で怪我人などの治療。 シュージさんは防壁近くの炊き出し所で食事のサポートですね。 もし何か解決できない問題があった時は対策本部に来てください。 では、私達も私達の戦いを頑張りましょう!」
「「「「「はいっ!」」」」」
こうして、ヤタサの街のスタンピード防衛戦が始まるのであった。
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