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#128 質の良いチーズでチーズフォンデュ
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「おや、ミノリさん? どうしました、そんなに慌てて」
「あっ、シュージ!」
朝のうちにシュージがエントランスの掃除をしていると、ミノリが珍しく武装した状態で部屋の方からやってきた。
「今日ちょっとした依頼なんだ! と言っても、さっきリストから見つけた依頼なんだけどね!」
「そうでしたか」
「一刻も早く行かないとっ」
「おぉ…… 頑張ってくださいね」
「うん! 行ってくる!」
それからミノリは急いで準備をして、ギルドを出て行った。
かなり大変な仕事なのかなーと無事に依頼が終わることを願いつつ、シュージも自分の仕事に戻っていった。
*
「ただいまー!」
それから少し時が進み、夕方頃にミノリが帰ってきた。
「お帰りなさい、ミノリさん。 その表情だと、依頼は大丈夫だったんですね」
「難易度自体はそこまでじゃないからね!」
「おや、そうだったんですね? 朝はかなり急いでたようなので、結構大変なものなのかと勝手に思ってました」
「急いでた理由は報酬が欲しかったからだよ! この依頼、報酬が物品で、そのせいか他のギルドでは受けられなくてウチに回ってきたみたいなんだ」
「やっぱり現金の方が人気なんですね」
「まぁね。 でも、アタシからしたらこっちの方がいいよ!」
「ちなみにその報酬とは?」
「ふっふっふ、これだよ!」
よくぞ聞いてくれたと言わんばかりにミノリは、肩に担いでいたそこそこ大きな袋の中身をテーブルに並べていった。
「おお、これは凄いですね」
「今回の依頼は、酪農場を襲う魔物の討伐で、報酬はこの沢山の乳製品! 中でもチーズをいっぱい貰ってきちゃった!」
ミノリの言葉通り、それはもう沢山のチーズがそこにはあった。
どれも商会などで売ってる小分けにされたものではなく、切り分ける前の丸ごとのタイプで貰ってきたようで、しかもギルドメンバー全員で食べても当分賄えそうな量もあった。
「って事で、チーズ料理が食べたい!」
「はは、もちろん良いですよ」
どうやら今回の依頼は、美味しいチーズ料理が沢山食べたいというミノリの欲望込みで受けたようだ。
こういう物品を報酬に出す依頼主はあまり裕福な者ではないことが多く、ダメ元で依頼を出すらしいが、今回は腕の立つ冒険者であるミノリが来てくれて、完璧に依頼をこなしてくれたことへの感謝込みでこの報酬の量になったそう。
「では、折角ですからたっぷりチーズを使ったご飯にしましょう」
「おぉー! 楽しみ! ネルも呼んでこよ!」
それからミノリは同じチーズ好きのネルを呼びに、居住エリアの方へ戻っていった。
シュージも大量のチーズを収納袋に入れておき、厨房に向かった。
「シュージ様」
「お、早いですね、メイ」
今日のお手伝い要員はメイで、シュージより先に厨房に入って待っていた。
「今日は何を作るんですか?」
「今日はこちらを使いますよ」
そう言ってシュージは、前世だとゴーダチーズと呼ばれているような、丸くて大きい漬物石のようなチーズを取り出した。
「わぁ、これ、チーズですか?」
「ミノリさんが依頼の報酬で貰ってきたそうです。 なので、今日はチーズ料理を作りますよ」
「楽しみですっ」
やはりチーズというのは万人受けするもので、特にシュージが作るチーズ料理はそれなりに手の込んだものが多く、メンバー全員かなりお気に入りの料理になっていた。
「どんな感じで使うんですか?」
「今日はチーズフォンデュという料理というか形式で楽しんでもらおうかと」
折角こんなに立派なチーズなので、今日はチーズの味や風味を余すところなく楽しめるチーズフォンデュにすることにした。
流石にフォンデュ鍋はないが、底の深めの耐熱皿や鍋があるので、それを使えば各テーブルに行き渡るくらいは用意できるだろう。
「メイは具材を沢山切ってもらいましょう」
「わっ、こんなに使うんですか?」
「使うというより、チーズフォンデュは鍋に溶かしたチーズを入れて、好きな食材をチーズに絡めて食べるものなので、トッピングに近いですね」
「なるほど…… ちょっと楽しそうですね?」
「結構楽しいと思いますよ」
前世ではパーティーやイベント、あとは専門店といった場でしか中々食べる機会がないが、折角この前買った魔導コンロもあるし、言ってしまえば蒼天の風の夕食は毎日パーティーみたいな食事風景ではあるので、きっと楽しいだろう。
「シュージ! 今どんな感じ?」
「おや、ミノリさんにネルさんも早いですね」
「チーズ料理って聞いて」
と、待ちきれなかったのか、ミノリとネルがやって来て、カウンターからシュージ達の方を眺め始めた。
「待ちきれないようですし、来た方から食べれるように準備しましょうか」
シュージはそう言うと、チーズを使いやすいサイズにまずは大きく切り、そこからさらに細かくチーズを刻んでいった。
そして、切ったチーズに分離を防ぐための片栗粉を軽く塗しておき、鍋の方には半分に切ったニンニクを擦り付けて匂いを付け、白ワインを熱してアルコールを飛ばしたら、チーズを少しずつ入れて溶かしていく。
「おぉ…… もう美味そう!」
「あの鍋の中身だけでお腹いっぱいにしたい」
「分かる!」
「はは、お二人とも本当に好きですねぇ」
チーズ好き達の嬉しそうな目線を受けつつ、しっかりとチーズを溶かしきったら、テーブルの方に置いておいた魔導コンロの上に運び、弱火にかけてチーズが固まらないようにする。
「では、こちらの具材をチーズに付けて食べてください」
メイの方も具材をある程度切ってくれていたので、それもテーブルに並べておく。
今回は定番のバケットに、じゃがいも、ブロッコリー、にんじん、かぼちゃ、パプリカといった野菜類、そしてベーコン、ソーセージ、エビ、ホタテなど、肉、海鮮類も用意した。
早速ミノリはじゃがいも、ネルは
ベーコンを串に刺して、とろとろのチーズにたっぷり潜らせて口に運んでいった。
「んん~っ♡! これ、最っ高♡!」
「夢みたいな料理♡ うまうま♡」
今回ミノリが貰ってきたチーズはかなりものがよく、濃厚なチーズの香りが食べる前から美味しいであろう事を訴えてきていた。
そんな質の良いチーズを沢山食べれるチーズフォンデュが、チーズ好きのミノリとネルに刺さらないわけもなく、ひたすら幸せそうな表情で思い思いの食材と共に食べてくれていた。
他のメンバー達もチーズの匂いに誘われていつもより早めに食堂にやってきて、チーズフォンデュを食べ始めた。
「やっぱりあの依頼受けてよかった! シュージなら美味しいもの作ってくれると思ってたけど、予想以上だったよ!」
「ミノリ、今度あったら私も行く。 二人分貰えたら貰いたい」
「おっ、いいね!」
「そこまで気に入ってもらえて嬉しいですねぇ」
他のメンバーにもチーズフォンデュは大盛況で、締めのデザートとしてバナナ、いちご、パイナップルなんかもチーズに付けて食べたりと、充実した時間を過ごすのであった。
「あっ、シュージ!」
朝のうちにシュージがエントランスの掃除をしていると、ミノリが珍しく武装した状態で部屋の方からやってきた。
「今日ちょっとした依頼なんだ! と言っても、さっきリストから見つけた依頼なんだけどね!」
「そうでしたか」
「一刻も早く行かないとっ」
「おぉ…… 頑張ってくださいね」
「うん! 行ってくる!」
それからミノリは急いで準備をして、ギルドを出て行った。
かなり大変な仕事なのかなーと無事に依頼が終わることを願いつつ、シュージも自分の仕事に戻っていった。
*
「ただいまー!」
それから少し時が進み、夕方頃にミノリが帰ってきた。
「お帰りなさい、ミノリさん。 その表情だと、依頼は大丈夫だったんですね」
「難易度自体はそこまでじゃないからね!」
「おや、そうだったんですね? 朝はかなり急いでたようなので、結構大変なものなのかと勝手に思ってました」
「急いでた理由は報酬が欲しかったからだよ! この依頼、報酬が物品で、そのせいか他のギルドでは受けられなくてウチに回ってきたみたいなんだ」
「やっぱり現金の方が人気なんですね」
「まぁね。 でも、アタシからしたらこっちの方がいいよ!」
「ちなみにその報酬とは?」
「ふっふっふ、これだよ!」
よくぞ聞いてくれたと言わんばかりにミノリは、肩に担いでいたそこそこ大きな袋の中身をテーブルに並べていった。
「おお、これは凄いですね」
「今回の依頼は、酪農場を襲う魔物の討伐で、報酬はこの沢山の乳製品! 中でもチーズをいっぱい貰ってきちゃった!」
ミノリの言葉通り、それはもう沢山のチーズがそこにはあった。
どれも商会などで売ってる小分けにされたものではなく、切り分ける前の丸ごとのタイプで貰ってきたようで、しかもギルドメンバー全員で食べても当分賄えそうな量もあった。
「って事で、チーズ料理が食べたい!」
「はは、もちろん良いですよ」
どうやら今回の依頼は、美味しいチーズ料理が沢山食べたいというミノリの欲望込みで受けたようだ。
こういう物品を報酬に出す依頼主はあまり裕福な者ではないことが多く、ダメ元で依頼を出すらしいが、今回は腕の立つ冒険者であるミノリが来てくれて、完璧に依頼をこなしてくれたことへの感謝込みでこの報酬の量になったそう。
「では、折角ですからたっぷりチーズを使ったご飯にしましょう」
「おぉー! 楽しみ! ネルも呼んでこよ!」
それからミノリは同じチーズ好きのネルを呼びに、居住エリアの方へ戻っていった。
シュージも大量のチーズを収納袋に入れておき、厨房に向かった。
「シュージ様」
「お、早いですね、メイ」
今日のお手伝い要員はメイで、シュージより先に厨房に入って待っていた。
「今日は何を作るんですか?」
「今日はこちらを使いますよ」
そう言ってシュージは、前世だとゴーダチーズと呼ばれているような、丸くて大きい漬物石のようなチーズを取り出した。
「わぁ、これ、チーズですか?」
「ミノリさんが依頼の報酬で貰ってきたそうです。 なので、今日はチーズ料理を作りますよ」
「楽しみですっ」
やはりチーズというのは万人受けするもので、特にシュージが作るチーズ料理はそれなりに手の込んだものが多く、メンバー全員かなりお気に入りの料理になっていた。
「どんな感じで使うんですか?」
「今日はチーズフォンデュという料理というか形式で楽しんでもらおうかと」
折角こんなに立派なチーズなので、今日はチーズの味や風味を余すところなく楽しめるチーズフォンデュにすることにした。
流石にフォンデュ鍋はないが、底の深めの耐熱皿や鍋があるので、それを使えば各テーブルに行き渡るくらいは用意できるだろう。
「メイは具材を沢山切ってもらいましょう」
「わっ、こんなに使うんですか?」
「使うというより、チーズフォンデュは鍋に溶かしたチーズを入れて、好きな食材をチーズに絡めて食べるものなので、トッピングに近いですね」
「なるほど…… ちょっと楽しそうですね?」
「結構楽しいと思いますよ」
前世ではパーティーやイベント、あとは専門店といった場でしか中々食べる機会がないが、折角この前買った魔導コンロもあるし、言ってしまえば蒼天の風の夕食は毎日パーティーみたいな食事風景ではあるので、きっと楽しいだろう。
「シュージ! 今どんな感じ?」
「おや、ミノリさんにネルさんも早いですね」
「チーズ料理って聞いて」
と、待ちきれなかったのか、ミノリとネルがやって来て、カウンターからシュージ達の方を眺め始めた。
「待ちきれないようですし、来た方から食べれるように準備しましょうか」
シュージはそう言うと、チーズを使いやすいサイズにまずは大きく切り、そこからさらに細かくチーズを刻んでいった。
そして、切ったチーズに分離を防ぐための片栗粉を軽く塗しておき、鍋の方には半分に切ったニンニクを擦り付けて匂いを付け、白ワインを熱してアルコールを飛ばしたら、チーズを少しずつ入れて溶かしていく。
「おぉ…… もう美味そう!」
「あの鍋の中身だけでお腹いっぱいにしたい」
「分かる!」
「はは、お二人とも本当に好きですねぇ」
チーズ好き達の嬉しそうな目線を受けつつ、しっかりとチーズを溶かしきったら、テーブルの方に置いておいた魔導コンロの上に運び、弱火にかけてチーズが固まらないようにする。
「では、こちらの具材をチーズに付けて食べてください」
メイの方も具材をある程度切ってくれていたので、それもテーブルに並べておく。
今回は定番のバケットに、じゃがいも、ブロッコリー、にんじん、かぼちゃ、パプリカといった野菜類、そしてベーコン、ソーセージ、エビ、ホタテなど、肉、海鮮類も用意した。
早速ミノリはじゃがいも、ネルは
ベーコンを串に刺して、とろとろのチーズにたっぷり潜らせて口に運んでいった。
「んん~っ♡! これ、最っ高♡!」
「夢みたいな料理♡ うまうま♡」
今回ミノリが貰ってきたチーズはかなりものがよく、濃厚なチーズの香りが食べる前から美味しいであろう事を訴えてきていた。
そんな質の良いチーズを沢山食べれるチーズフォンデュが、チーズ好きのミノリとネルに刺さらないわけもなく、ひたすら幸せそうな表情で思い思いの食材と共に食べてくれていた。
他のメンバー達もチーズの匂いに誘われていつもより早めに食堂にやってきて、チーズフォンデュを食べ始めた。
「やっぱりあの依頼受けてよかった! シュージなら美味しいもの作ってくれると思ってたけど、予想以上だったよ!」
「ミノリ、今度あったら私も行く。 二人分貰えたら貰いたい」
「おっ、いいね!」
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