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#177 おやつにもっちりクレープを
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「ふぅー、中々大変っすねー」
「こうして実際やってみると、ありがたみを感じるよー」
「確かにやり応えはありますね」
現在、シュージがいつも行っている掃除を、手の空いていた潮騒の花のメンバーと、暇をしていたらしいピュイと一緒に行っていた。
それはシュージが掃除用具を持って歩いている姿を目撃したセリアの提案で、泊まらせて貰ってる事や毎食美味しいご飯を作ってくれる事への感謝をしたいそうだ。
それをシュージもありがたく了承し、今日は蒼天の風のギルドハウスの西側を掃除する日だったので、そこを皆んなと一緒に掃除していた。
「わふーっ!」
「はは、コロもありがとな」
なお、途中で何やってるのー? みたいな感じでやって来たコロも掃除に参加して、器用に前足で雑巾を抑えて雑巾掛けしてくれていた。
しかも、ぴょーんと手が届きにくい高い棚の上まで大ジャンプして、その上も拭いたりしてくれるので、非常に助かっていた。
「シュージはほぼ毎日掃除してて凄いよねー」
「うちのギルドだと、当番制でやってるんすけど、シュージさんは一人でこの広い建物掃除してるんすね」
「そうですね。 まぁ、1週間で建物全部回るように掃除していってるので、そんなに苦じゃないですよ。 元々掃除とか細かい作業が好きですし」
「本当にありがたいよねー!」
やはり自分が暮らしている場所が常に清潔に保たれているというのは気分が良いもので、蒼天の風のメンバーは常日頃から掃除をしてくれるシュージに感謝してるし、暇な時は掃除を手伝ったりしてくれている。
「よし、こんなものですかね。 皆さんありがとうございました」
そんな大人数での掃除は、いつもシュージが一人でやる分をあっという間に終わらせてくれた。
「時間に余裕できたので、おやつでも作りますね。 良ければこの後食堂に来てください」
「「「はーい!!」」」
いつもは3時間ほどかかる掃除が1時間で終わったため、浮いた時間でおやつを作る事にした。
「おやつー♪ おやつー♪」
「わふわふー♪」
なお、ピュイ、コロ、セリアの3人はおやつを作る様子を見たいようで、そのままシュージと一緒に食堂にやって来た。
「どんなもの作るんすか?」
「甘さがベースのものですね。 ただ、男性陣にも喜んで貰えそうなものも作ろうかと」
シュージはそう言いつつ、おやつの材料をテーブルに並べていく。
その中からまずは薄力粉と砂糖を手に取り、ボウルに入れて軽く混ぜたら、牛乳と卵を入れて混ぜていく。
そうして出来上がった生地を、油を敷いてあらかじめ温めておいたフライパンに薄く広げる。
あとはこの生地を程よい焼き色が付くくらいまで焼いたら取り出し、同じようにどんどん焼いて生地を量産していく。
「この生地だけでも美味しそうだねー!」
「はは、確かにそれはそうですね」
「この生地をどうするんすか?」
「では、とりあえずお二人分作っていきましょうか」
そう言ってシュージは生地を一枚手に取り、収納袋に常備してある生クリーム、溶かしたチョコレートを取り出し、生地に絞り袋を使ってにゅーっと載せていく。
そして、その上に切ったバナナも載せ、クルクルと巻いたら手作りチョコバナナクレープの完成だ。
「こんな感じですね。 どうぞ食べてみてください」
「おー! 美味しそうー! ……んー♡! 甘くて美味しいー!」
「これ凄いっすね! めちゃくちゃ生地がもっちりしてて美味しいっす!」
今回作ったのはかなりシンプルなクレープだが、シュージのスイーツを食べ慣れてるピュイはともかく、あまり甘味が身近ではないセリアからすると、しっかりとした甘さの生地に、濃厚な牛乳の風味がする生クリームと、上品な甘さのチョコを使ったこのクレープは、もの凄い贅沢をしている気分になる仕上がりになっていた。
「シュージさんの作る甘いものは凄い美味しいってキリカとかに聞いてたっすけど、こんなにとは思ってなかったっす!」
「最近この辺りでは簡単な甘味が屋台とかで扱われるようになって来たので、沿海州もそうなると良いですね」
「確かにそうっすね! 帰ったらお父さんとかに話してみるっす!」
やはりこの世界の人…… 特に女性は甘いものを食べたくても中々食べれないが、今回作ったクレープやシュージが以前作ったベビーカステラや飴菓子などは屋台などでも作りやすいと思うので、レシピが広がって誰でも美味しい甘味が食べれるようになればいいなと常々シュージは思っている。
「それに、クレープはこうして中身を変えればおかずみたいにもできますよ」
そう言いながらシュージは、クレープ生地に温めて溶かしたチーズとハムを挟んで、ハムチーズクレープを作っていった。
「ほら、コロの分だよ」
「わふー♪」
それを小さめに切ってコロに与えると、コロはもぐもぐと満足そうな表情を浮かべながら食べてくれた。
「確かにこれなら甘いの苦手な人でも食べれるっすね!」
「結構作るの簡単ですし、おやつにちょうど良いのでおすすめですよ」
それからおやつの噂や食堂から漂う良い匂いに釣られてやって来た者達にもクレープを渡し、食べてもらった。
結果、特に女性陣からのウケが良くて、潮騒の花の女性メンバーがセリアに作り方覚えて欲しいと詰め寄っている姿を見て、のほほんとした笑顔を見せるシュージなのであった。
「こうして実際やってみると、ありがたみを感じるよー」
「確かにやり応えはありますね」
現在、シュージがいつも行っている掃除を、手の空いていた潮騒の花のメンバーと、暇をしていたらしいピュイと一緒に行っていた。
それはシュージが掃除用具を持って歩いている姿を目撃したセリアの提案で、泊まらせて貰ってる事や毎食美味しいご飯を作ってくれる事への感謝をしたいそうだ。
それをシュージもありがたく了承し、今日は蒼天の風のギルドハウスの西側を掃除する日だったので、そこを皆んなと一緒に掃除していた。
「わふーっ!」
「はは、コロもありがとな」
なお、途中で何やってるのー? みたいな感じでやって来たコロも掃除に参加して、器用に前足で雑巾を抑えて雑巾掛けしてくれていた。
しかも、ぴょーんと手が届きにくい高い棚の上まで大ジャンプして、その上も拭いたりしてくれるので、非常に助かっていた。
「シュージはほぼ毎日掃除してて凄いよねー」
「うちのギルドだと、当番制でやってるんすけど、シュージさんは一人でこの広い建物掃除してるんすね」
「そうですね。 まぁ、1週間で建物全部回るように掃除していってるので、そんなに苦じゃないですよ。 元々掃除とか細かい作業が好きですし」
「本当にありがたいよねー!」
やはり自分が暮らしている場所が常に清潔に保たれているというのは気分が良いもので、蒼天の風のメンバーは常日頃から掃除をしてくれるシュージに感謝してるし、暇な時は掃除を手伝ったりしてくれている。
「よし、こんなものですかね。 皆さんありがとうございました」
そんな大人数での掃除は、いつもシュージが一人でやる分をあっという間に終わらせてくれた。
「時間に余裕できたので、おやつでも作りますね。 良ければこの後食堂に来てください」
「「「はーい!!」」」
いつもは3時間ほどかかる掃除が1時間で終わったため、浮いた時間でおやつを作る事にした。
「おやつー♪ おやつー♪」
「わふわふー♪」
なお、ピュイ、コロ、セリアの3人はおやつを作る様子を見たいようで、そのままシュージと一緒に食堂にやって来た。
「どんなもの作るんすか?」
「甘さがベースのものですね。 ただ、男性陣にも喜んで貰えそうなものも作ろうかと」
シュージはそう言いつつ、おやつの材料をテーブルに並べていく。
その中からまずは薄力粉と砂糖を手に取り、ボウルに入れて軽く混ぜたら、牛乳と卵を入れて混ぜていく。
そうして出来上がった生地を、油を敷いてあらかじめ温めておいたフライパンに薄く広げる。
あとはこの生地を程よい焼き色が付くくらいまで焼いたら取り出し、同じようにどんどん焼いて生地を量産していく。
「この生地だけでも美味しそうだねー!」
「はは、確かにそれはそうですね」
「この生地をどうするんすか?」
「では、とりあえずお二人分作っていきましょうか」
そう言ってシュージは生地を一枚手に取り、収納袋に常備してある生クリーム、溶かしたチョコレートを取り出し、生地に絞り袋を使ってにゅーっと載せていく。
そして、その上に切ったバナナも載せ、クルクルと巻いたら手作りチョコバナナクレープの完成だ。
「こんな感じですね。 どうぞ食べてみてください」
「おー! 美味しそうー! ……んー♡! 甘くて美味しいー!」
「これ凄いっすね! めちゃくちゃ生地がもっちりしてて美味しいっす!」
今回作ったのはかなりシンプルなクレープだが、シュージのスイーツを食べ慣れてるピュイはともかく、あまり甘味が身近ではないセリアからすると、しっかりとした甘さの生地に、濃厚な牛乳の風味がする生クリームと、上品な甘さのチョコを使ったこのクレープは、もの凄い贅沢をしている気分になる仕上がりになっていた。
「シュージさんの作る甘いものは凄い美味しいってキリカとかに聞いてたっすけど、こんなにとは思ってなかったっす!」
「最近この辺りでは簡単な甘味が屋台とかで扱われるようになって来たので、沿海州もそうなると良いですね」
「確かにそうっすね! 帰ったらお父さんとかに話してみるっす!」
やはりこの世界の人…… 特に女性は甘いものを食べたくても中々食べれないが、今回作ったクレープやシュージが以前作ったベビーカステラや飴菓子などは屋台などでも作りやすいと思うので、レシピが広がって誰でも美味しい甘味が食べれるようになればいいなと常々シュージは思っている。
「それに、クレープはこうして中身を変えればおかずみたいにもできますよ」
そう言いながらシュージは、クレープ生地に温めて溶かしたチーズとハムを挟んで、ハムチーズクレープを作っていった。
「ほら、コロの分だよ」
「わふー♪」
それを小さめに切ってコロに与えると、コロはもぐもぐと満足そうな表情を浮かべながら食べてくれた。
「確かにこれなら甘いの苦手な人でも食べれるっすね!」
「結構作るの簡単ですし、おやつにちょうど良いのでおすすめですよ」
それからおやつの噂や食堂から漂う良い匂いに釣られてやって来た者達にもクレープを渡し、食べてもらった。
結果、特に女性陣からのウケが良くて、潮騒の花の女性メンバーがセリアに作り方覚えて欲しいと詰め寄っている姿を見て、のほほんとした笑顔を見せるシュージなのであった。
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