222 / 436
連載
#248 身も心も温まるかきたまうどん
しおりを挟む
「ふぅ、ひとまずは安心ですかね」
「そうですね」
蒼天の風の空き部屋のうちの一つ。
そこにはリリスの母親で、リリスに名を聞いたところ、クリスという名前の魔族の女性が、すぅ…… と落ち着いた寝息を立てて眠っていた。
先程まで近くの診療所の医者に往診をしてもらい、数日寝たきりだという事で点滴を打ってくれた。
ただ、その医者もクリスの症状については分からないそうで、また後日来るまでに少し調べてみると言ってくれた。
――コンコンコン
「シュージ、入るぞ」
そんなノックの音の後に部屋に入ってきたのは、我らが蒼天の風のギルドマスターであるジルバートと、ディアナ、イザベラの3人だった。
「ジルさん、お疲れ様です」
「ああ。 それで、話はある程度聞いている。 魔族の親子を保護したと」
「はい。 ただ、症状の原因がグレースさんやお医者さんでもよく分からないそうで。 皆さんは何か知っていますか?」
「済まないが俺は分からないな」
「私も。 魔族に会った事は本当に数えるぐらいしか無いし、会った人は皆んな元気だったから、病気の事は聞いた事ないな」
「私も分からないねぇ」
「そうですか……」
この物知りな3人でも分からないとなると、いよいよ原因を突き止めるのは無理かもしれないとシュージは思ってしまう。
「ただ、やれる事はある」
「本当ですか?」
「ああ。 知り合いに魔族の冒険者がいるから、そいつに聞けば原因が分かるかもしれない」
「えっ、ジルバートの知り合いの魔族の冒険者って、あの子でしょ? どこにいるか知ってるの?」
「……それは分からん」
「だよねー…… あの子、気分屋だし、住処とか無いし、今頃世界の何処かでふよふよ漂ってるんじゃない?」
「だが、魔国から外に出てきている魔族など、俺はあいつしか知らない」
「それに、皆んな素性は隠してるからね。 私が会ったことある人も最後に会ったのは何十年前とかだし、全員今どこにいるかとか分からないや」
「だが、あいつならギルド本部が居場所を知ってるかもしれない。 たまに依頼を受けてるのは間違いないから、そこから何とか辿ってみよう」
「じゃあ、ジルバートは本部に行って情報集めてきてよ。 現地には私が行くからさ」
「私は私で文献とか漁ってみるかねぇ」
「ああ、それでいい」
「あ、あの、ありがとうっ……! でも僕、お金とか無いんだけど……」
「子供がそんなこと気にしないでいい。 困っていた者は助ける。 それが冒険者だからな」
「そうそう。 リリスちゃんだっけ? 君はお母さんの看病っていう大事な仕事があるしね」
「でも……」
「あ、もし気にしてしまうなら、僕の仕事の手伝いとかしますか?」
「お兄さんの?」
「はい。 主に炊事、洗濯、掃除といったところですね」
「お兄さん、あんなに力強いのにお掃除とかする人なの?」
「はは、実はそうなんですよ」
「それなら、手伝いたいっ。 家の家事は基本僕がやってたから、掃除とかも得意だし、料理も簡単なのならできるよっ」
「おお、即戦力ですね。 では、早速昼食を作りましょうか」
「昼食……」
――きゅるる~……
「あっ……」
シュージがご飯についての話をすると、リリスのお腹から可愛らしい音が鳴った。
「おや、お腹空いてるんですね」
「あう…… その、ここ数日あんまりまともなもの食べてなくて……」
「それはいけませんね。 では、サクッと作っていきましょうか」
「うんっ。 ……お母さん、行ってくるね」
リリスはクリスの手をぎゅっと軽く握ってから立ち上がり、その部屋を後にした。
「よし、そうしたら今日はうどんにしましょうか」
「うどん?」
「麺料理ですね。 リリスさんは種族的に何か食べれないものとかってあったりしますか?」
「いや、ないよっ」
「そうですか。 では、リリスさんはこちらのボウルに卵を割り入れて、溶いてくれますか?」
「分かったっ」
ある程度料理はできるというリリスには卵を割って溶く作業を任せ、シュージは大鍋にたっぷりの湯を沸かし、作り置きしているうどんを収納袋から取り出して、鍋に放り込んでいく。
鍋底にうどんがくっつかないようにたまにかき混ぜつつ、もう二つコンロを使い、一つにはトッピング用のコッコのささみ肉をお湯を沸かした鍋に入れて茹で、もう一つの方では、こちらも鍋に水を入れて、顆粒出汁、醤油、みりん、塩、あと水溶き片栗粉を少し入れて火にかけていく。
「卵溶けたよっ」
「お、ありがとうございます」
「お兄さん、凄い手際いいんだね? 僕が卵溶く間に凄い色々やってる……」
「この辺は慣れですね。 でも、リリスさんもちゃんと出来てて凄いですよ」
料理が出来る人にとっては卵を割って溶くなんて事は朝飯前だが、あまり経験のない人は卵が上手く割れなくて殻が入ってしまったり、混ぜてる間にこぼしてしまったりするものだ。
その点、リリスは慣れた手つきで卵を割って溶いていたので、それなりに料理ができるというのは本当のようだ。
「そうしたら、この卵をこちらのつゆに軽く混ぜながら注いでってくれますか?」
「分かったっ。 ……わぁ、ゆらゆらしてるっ」
「結構楽しいですよねぇ」
リリスにはそのまま温めたつゆに卵を入れてかきたまを作ってもらい、シュージは茹で上がったうどんをザルに移して水を切って、器にうどん、薄切りにした茹でたささみ肉、小口切りにしたネギを盛り付けておく。
「卵全部入れたよっ」
「お、いい感じですね。 では、これをうどんにかけてと」
それが済む頃には、リリスの方のかきたまつゆも出来上がったので、そのつゆをうどんに注いでいったら、かきたまうどんの完成だ。
早速それを食堂まで運んでいき、一足先にシュージとリリスはうどんを食べ始めていった。
「いい匂い……! ……んっ! 美味しいっ!」
「美味しく出来ましたねぇ」
「こんな美味しい料理、初めて食べた…… お兄さんって、凄い料理人なの?」
「凄いかどうかは自分では分かりませんが、それなりに知識はありますよ。 あ、そういえば、ちゃんと名乗っていませんでしたね。 僕の名前はシュージといいます。 よろしくお願いしますね」
「えっと、シュージ、さん?」
「さん付けとかはしなくても大丈夫ですよ。 呼びやすいように呼んでください」
「じゃあ、シュージっ」
「はい。 それで良いですよ」
「シュージ、僕なんだってするから、いっぱい仕事したいっ。 あと、料理も覚えたいっ。 お母さんが目を覚ましたら、美味しいもの食べて欲しいから……」
「とても良い考えですね。 ただ、無理はしちゃダメですよ? リリスさんが無理をして調子を崩したら、折角お母さんが起きても心配されちゃいますから」
「そうだねっ。 じゃあ、疲れ過ぎない範囲で頑張る!」
「ええ、そうしましょう」
それからシュージとリリスは美味しいかきたまうどんでお腹を満たし、それからやって来たメンバー達にリリスの事を紹介したり、リリスにギルドの案内などをしていくのであった。
「そうですね」
蒼天の風の空き部屋のうちの一つ。
そこにはリリスの母親で、リリスに名を聞いたところ、クリスという名前の魔族の女性が、すぅ…… と落ち着いた寝息を立てて眠っていた。
先程まで近くの診療所の医者に往診をしてもらい、数日寝たきりだという事で点滴を打ってくれた。
ただ、その医者もクリスの症状については分からないそうで、また後日来るまでに少し調べてみると言ってくれた。
――コンコンコン
「シュージ、入るぞ」
そんなノックの音の後に部屋に入ってきたのは、我らが蒼天の風のギルドマスターであるジルバートと、ディアナ、イザベラの3人だった。
「ジルさん、お疲れ様です」
「ああ。 それで、話はある程度聞いている。 魔族の親子を保護したと」
「はい。 ただ、症状の原因がグレースさんやお医者さんでもよく分からないそうで。 皆さんは何か知っていますか?」
「済まないが俺は分からないな」
「私も。 魔族に会った事は本当に数えるぐらいしか無いし、会った人は皆んな元気だったから、病気の事は聞いた事ないな」
「私も分からないねぇ」
「そうですか……」
この物知りな3人でも分からないとなると、いよいよ原因を突き止めるのは無理かもしれないとシュージは思ってしまう。
「ただ、やれる事はある」
「本当ですか?」
「ああ。 知り合いに魔族の冒険者がいるから、そいつに聞けば原因が分かるかもしれない」
「えっ、ジルバートの知り合いの魔族の冒険者って、あの子でしょ? どこにいるか知ってるの?」
「……それは分からん」
「だよねー…… あの子、気分屋だし、住処とか無いし、今頃世界の何処かでふよふよ漂ってるんじゃない?」
「だが、魔国から外に出てきている魔族など、俺はあいつしか知らない」
「それに、皆んな素性は隠してるからね。 私が会ったことある人も最後に会ったのは何十年前とかだし、全員今どこにいるかとか分からないや」
「だが、あいつならギルド本部が居場所を知ってるかもしれない。 たまに依頼を受けてるのは間違いないから、そこから何とか辿ってみよう」
「じゃあ、ジルバートは本部に行って情報集めてきてよ。 現地には私が行くからさ」
「私は私で文献とか漁ってみるかねぇ」
「ああ、それでいい」
「あ、あの、ありがとうっ……! でも僕、お金とか無いんだけど……」
「子供がそんなこと気にしないでいい。 困っていた者は助ける。 それが冒険者だからな」
「そうそう。 リリスちゃんだっけ? 君はお母さんの看病っていう大事な仕事があるしね」
「でも……」
「あ、もし気にしてしまうなら、僕の仕事の手伝いとかしますか?」
「お兄さんの?」
「はい。 主に炊事、洗濯、掃除といったところですね」
「お兄さん、あんなに力強いのにお掃除とかする人なの?」
「はは、実はそうなんですよ」
「それなら、手伝いたいっ。 家の家事は基本僕がやってたから、掃除とかも得意だし、料理も簡単なのならできるよっ」
「おお、即戦力ですね。 では、早速昼食を作りましょうか」
「昼食……」
――きゅるる~……
「あっ……」
シュージがご飯についての話をすると、リリスのお腹から可愛らしい音が鳴った。
「おや、お腹空いてるんですね」
「あう…… その、ここ数日あんまりまともなもの食べてなくて……」
「それはいけませんね。 では、サクッと作っていきましょうか」
「うんっ。 ……お母さん、行ってくるね」
リリスはクリスの手をぎゅっと軽く握ってから立ち上がり、その部屋を後にした。
「よし、そうしたら今日はうどんにしましょうか」
「うどん?」
「麺料理ですね。 リリスさんは種族的に何か食べれないものとかってあったりしますか?」
「いや、ないよっ」
「そうですか。 では、リリスさんはこちらのボウルに卵を割り入れて、溶いてくれますか?」
「分かったっ」
ある程度料理はできるというリリスには卵を割って溶く作業を任せ、シュージは大鍋にたっぷりの湯を沸かし、作り置きしているうどんを収納袋から取り出して、鍋に放り込んでいく。
鍋底にうどんがくっつかないようにたまにかき混ぜつつ、もう二つコンロを使い、一つにはトッピング用のコッコのささみ肉をお湯を沸かした鍋に入れて茹で、もう一つの方では、こちらも鍋に水を入れて、顆粒出汁、醤油、みりん、塩、あと水溶き片栗粉を少し入れて火にかけていく。
「卵溶けたよっ」
「お、ありがとうございます」
「お兄さん、凄い手際いいんだね? 僕が卵溶く間に凄い色々やってる……」
「この辺は慣れですね。 でも、リリスさんもちゃんと出来てて凄いですよ」
料理が出来る人にとっては卵を割って溶くなんて事は朝飯前だが、あまり経験のない人は卵が上手く割れなくて殻が入ってしまったり、混ぜてる間にこぼしてしまったりするものだ。
その点、リリスは慣れた手つきで卵を割って溶いていたので、それなりに料理ができるというのは本当のようだ。
「そうしたら、この卵をこちらのつゆに軽く混ぜながら注いでってくれますか?」
「分かったっ。 ……わぁ、ゆらゆらしてるっ」
「結構楽しいですよねぇ」
リリスにはそのまま温めたつゆに卵を入れてかきたまを作ってもらい、シュージは茹で上がったうどんをザルに移して水を切って、器にうどん、薄切りにした茹でたささみ肉、小口切りにしたネギを盛り付けておく。
「卵全部入れたよっ」
「お、いい感じですね。 では、これをうどんにかけてと」
それが済む頃には、リリスの方のかきたまつゆも出来上がったので、そのつゆをうどんに注いでいったら、かきたまうどんの完成だ。
早速それを食堂まで運んでいき、一足先にシュージとリリスはうどんを食べ始めていった。
「いい匂い……! ……んっ! 美味しいっ!」
「美味しく出来ましたねぇ」
「こんな美味しい料理、初めて食べた…… お兄さんって、凄い料理人なの?」
「凄いかどうかは自分では分かりませんが、それなりに知識はありますよ。 あ、そういえば、ちゃんと名乗っていませんでしたね。 僕の名前はシュージといいます。 よろしくお願いしますね」
「えっと、シュージ、さん?」
「さん付けとかはしなくても大丈夫ですよ。 呼びやすいように呼んでください」
「じゃあ、シュージっ」
「はい。 それで良いですよ」
「シュージ、僕なんだってするから、いっぱい仕事したいっ。 あと、料理も覚えたいっ。 お母さんが目を覚ましたら、美味しいもの食べて欲しいから……」
「とても良い考えですね。 ただ、無理はしちゃダメですよ? リリスさんが無理をして調子を崩したら、折角お母さんが起きても心配されちゃいますから」
「そうだねっ。 じゃあ、疲れ過ぎない範囲で頑張る!」
「ええ、そうしましょう」
それからシュージとリリスは美味しいかきたまうどんでお腹を満たし、それからやって来たメンバー達にリリスの事を紹介したり、リリスにギルドの案内などをしていくのであった。
1,258
あなたにおすすめの小説
隠れ居酒屋・越境庵~異世界転移した頑固料理人の物語~
呑兵衛和尚
ファンタジー
調理師・宇堂優也。
彼は、交通事故に巻き込まれて異世界へと旅立った。
彼が異世界に向かった理由、それは『運命の女神の干渉外で起きた事故』に巻き込まれたから。
神々でも判らない事故に巻き込まれ、死亡したという事で、優也は『異世界で第二の人生』を送ることが許された。
そして、仕事にまつわるいくつかのチート能力を得た優也は、異世界でも天職である料理に身をやつすことになるのだが。
始めてみる食材、初めて味わう異世界の味。
そこは、優也にとっては、まさに天国ともいえる世界であった。
そして様々な食材や人々と出会い、この異世界でのライフスタイルを謳歌し始めるのであった。
※【隠れ居酒屋・越境庵】は隔週更新です。
異世界に召喚されたけど、戦えないので牧場経営します~勝手に集まってくる動物達が、みんな普通じゃないんだけど!?~
黒蓬
ファンタジー
白石悠真は、ある日突然異世界へ召喚される。しかし、特別なスキルとして授かったのは「牧場経営」。戦えない彼は、与えられた土地で牧場を経営し、食料面での貢献を望まれる。ところが、彼の牧場には不思議な動物たちが次々と集まってきて――!? 異世界でのんびり牧場ライフ、始まります!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。