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連載
#309-3 デビルフィッシュ、襲来③
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「おーい! 戦士達が帰ってきたぞー!」
と、港の漁師の1人が声を上げた。
その声を聞いた者達は、自然と海の方へ視線を向けていく。
するとその方向には、今朝港を出た船団が特に傷付いた様子もなく、ゆっくりと入港してくる姿が確認できた。
「問題なかったようですね」
「そうっすね!」
「良かったです」
港にいて後方支援をしていたシュージ、セリア、ミドリの3人も、戦いに出た者達の無事を顔を見合わせながら喜んだ。
「さて、僕達はまだやることありますから、準備をしましょう」
「了解っす!」
「はい」
シュージ達が何やら動き始めた横で、一隻ずつ船が港へ入ってきて、戦いを終えた者達が港で帰りを待っていた者達に出迎えられながら降りてきた。
「おうパナセア。 お疲れさん」
「ありがとう、あなた」
その中には潮騒の花のギルドマスターのパナセアと、その夫で漁師組合の代表をしているリンドもいた。
「今回はどうだった?」
「例年と数は変わりませんでしたよ。 ただ、蒼天の風の皆さんのおかげで、いつも以上に楽に終わりましたね」
「流石だな。 こりゃ、また飯屋で礼をしないといけないか?」
「今回は俺達の鍛錬も兼ねていたから、気にしないでいい。 いい経験をさせてもらった」
と、同じタイミングで船から降りてきていたジルバートがリンドに返した。
「そうかい。 それでも助かったぜ」
「そういえば、蒼天の風の皆さんのおかげか、討伐数はとても多かったですね」
「お、そうか。 なら各ギルドと衛兵に分配して、残りを売りに出そう」
実はデビルフィッシュは、見た目は結構厳ついが、身は綺麗な赤身でとても美味しいのだ。
味はマグロより少し野生味が強く、身質は結構しっかりしているので、ステーキなどにしても身が崩れたりせず、沿海州では結構馴染み深い料理だ。
「帰ってきた皆さーん、こちらに軽食を用意しましたので、一つずつ取ってっちゃってくださーい」
と、他の船からも人が降りてきたところで、シュージが大きな声でそう呼びかけた。
そのシュージがいるテントに置かれたテーブルの上には、紙容器が山のように積まれていて、その中には大きめのおにぎり2つとたくわんが入っていた。
「お、助かるぜー」
「マジで腹減ってたんだよな」
早朝の召集だった事もあり、中には朝食抜きで長時間戦っていた者もいて、早速紙容器を受け取った者達は、その場でおにぎりに齧り付いていった。
「美味ぇー!」
「疲れた体に効くなぁ」
今回用意したおにぎりは、しゃけと梅おかかを具材として詰めさせてもらった。
少し好みの分かれる梅だが、今回使ったのは甘めの梅だし、おかかと和えているので、程よい酸味になっており、受け取った者達は美味い美味いと言いながらあっという間に平らげていった。
「相変わらずだな、シュージは」
「お、ジルさん、パナセアさんもお疲れ様です」
「シュージさんもお疲れ様です」
「俺達も貰っていいか?」
「もちろんです。 お疲れでしょうから体を休めて、夜はまた美味しい食事を用意しておくので楽しみにしていてください」
「お前の料理はいつでも美味いがな」
「ふふ、楽しみにしてますね」
その後もシュージは色々と後処理のお手伝いなんかもして、日が沈む頃になったら夕食の準備をするべく、潮騒の花へと戻っていくのであった。
※※※
私事ですが、本日誕生日を迎えました♪
一年は早いもので、あと数日でこの作品も投稿開始から1周年を迎えます。
至らぬところもまだまだありますが、引き続き執筆活動頑張っていきますので、応援していただけると嬉しいです^ ^
と、港の漁師の1人が声を上げた。
その声を聞いた者達は、自然と海の方へ視線を向けていく。
するとその方向には、今朝港を出た船団が特に傷付いた様子もなく、ゆっくりと入港してくる姿が確認できた。
「問題なかったようですね」
「そうっすね!」
「良かったです」
港にいて後方支援をしていたシュージ、セリア、ミドリの3人も、戦いに出た者達の無事を顔を見合わせながら喜んだ。
「さて、僕達はまだやることありますから、準備をしましょう」
「了解っす!」
「はい」
シュージ達が何やら動き始めた横で、一隻ずつ船が港へ入ってきて、戦いを終えた者達が港で帰りを待っていた者達に出迎えられながら降りてきた。
「おうパナセア。 お疲れさん」
「ありがとう、あなた」
その中には潮騒の花のギルドマスターのパナセアと、その夫で漁師組合の代表をしているリンドもいた。
「今回はどうだった?」
「例年と数は変わりませんでしたよ。 ただ、蒼天の風の皆さんのおかげで、いつも以上に楽に終わりましたね」
「流石だな。 こりゃ、また飯屋で礼をしないといけないか?」
「今回は俺達の鍛錬も兼ねていたから、気にしないでいい。 いい経験をさせてもらった」
と、同じタイミングで船から降りてきていたジルバートがリンドに返した。
「そうかい。 それでも助かったぜ」
「そういえば、蒼天の風の皆さんのおかげか、討伐数はとても多かったですね」
「お、そうか。 なら各ギルドと衛兵に分配して、残りを売りに出そう」
実はデビルフィッシュは、見た目は結構厳ついが、身は綺麗な赤身でとても美味しいのだ。
味はマグロより少し野生味が強く、身質は結構しっかりしているので、ステーキなどにしても身が崩れたりせず、沿海州では結構馴染み深い料理だ。
「帰ってきた皆さーん、こちらに軽食を用意しましたので、一つずつ取ってっちゃってくださーい」
と、他の船からも人が降りてきたところで、シュージが大きな声でそう呼びかけた。
そのシュージがいるテントに置かれたテーブルの上には、紙容器が山のように積まれていて、その中には大きめのおにぎり2つとたくわんが入っていた。
「お、助かるぜー」
「マジで腹減ってたんだよな」
早朝の召集だった事もあり、中には朝食抜きで長時間戦っていた者もいて、早速紙容器を受け取った者達は、その場でおにぎりに齧り付いていった。
「美味ぇー!」
「疲れた体に効くなぁ」
今回用意したおにぎりは、しゃけと梅おかかを具材として詰めさせてもらった。
少し好みの分かれる梅だが、今回使ったのは甘めの梅だし、おかかと和えているので、程よい酸味になっており、受け取った者達は美味い美味いと言いながらあっという間に平らげていった。
「相変わらずだな、シュージは」
「お、ジルさん、パナセアさんもお疲れ様です」
「シュージさんもお疲れ様です」
「俺達も貰っていいか?」
「もちろんです。 お疲れでしょうから体を休めて、夜はまた美味しい食事を用意しておくので楽しみにしていてください」
「お前の料理はいつでも美味いがな」
「ふふ、楽しみにしてますね」
その後もシュージは色々と後処理のお手伝いなんかもして、日が沈む頃になったら夕食の準備をするべく、潮騒の花へと戻っていくのであった。
※※※
私事ですが、本日誕生日を迎えました♪
一年は早いもので、あと数日でこの作品も投稿開始から1周年を迎えます。
至らぬところもまだまだありますが、引き続き執筆活動頑張っていきますので、応援していただけると嬉しいです^ ^
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