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新たなる野球部
キャプテンのモーレツ説教
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小船中学と村山学園中等部の試合は13対12というスコアで小船中学が勝利した。
だが試合後、タンピンはナインに居残るよう指示し、グラウンドで説教を始めた。
「お前らなあ! 前に俺がなんて言ったか覚えてるか? おいチータ!」
タンピンがチータを指さすとチータは首をひねったが、思い出したように言った。
「負けてもいいって言ってたけど勝ったじゃんよ。すげえ点取って勝ったなヘヘヘ!」
チータの言葉を聞いたタンピンの顔は茹でダコのように真っ赤になり、そのまま怒鳴った。
「俺はなあ! 己に負けるなっつったんだ。課題を見つけろっつったんだよ! まったくよ! どいつもこいつも課題ばっかじゃねえか! 己に負けすぎなんだよ。ひでえ試合しやがって! 特に太陽! 夜空! 試合を壊すなっつっただろ! こんな試合はバカ試合っつうんだ。ふざけやがって! このまま帰れるか! これから特訓だ特訓! 厳しくいくぞ!」
タンピンがナインを指さしたとき、村山学園中等部の選手たちがグラウンド整備を始めた。
「キャプテン、まずいっすよ。説教も特訓も帰ってやりましょう。迷惑ですよ」
銀次が眼鏡の位置を直しながら静かに言うとタンピンは落ち着き、うなずいた。
バスで小船中に戻ったナインは日が暮れるまでタンピンの説教を食らった。
特に叱られたのは、試合でバッテリーエラーを繰り返した夜空と太陽であった。
そして説教が終わったとき、特に叱られなかったセカンドのカズが口を開いた。
「キャプテン、それぞれの課題については明日以降から特訓しましょう。でも俺はもっと大事な課題を見つけましたよ。ちょっと部室に来てください。俺と二人で話しましょう」
部室でカズの話を聞いたタンピンは、自分もそれには気づいていたと語った。
だがそれは、小船中学野球部の活動にとって本当に重要な課題であった。
だが試合後、タンピンはナインに居残るよう指示し、グラウンドで説教を始めた。
「お前らなあ! 前に俺がなんて言ったか覚えてるか? おいチータ!」
タンピンがチータを指さすとチータは首をひねったが、思い出したように言った。
「負けてもいいって言ってたけど勝ったじゃんよ。すげえ点取って勝ったなヘヘヘ!」
チータの言葉を聞いたタンピンの顔は茹でダコのように真っ赤になり、そのまま怒鳴った。
「俺はなあ! 己に負けるなっつったんだ。課題を見つけろっつったんだよ! まったくよ! どいつもこいつも課題ばっかじゃねえか! 己に負けすぎなんだよ。ひでえ試合しやがって! 特に太陽! 夜空! 試合を壊すなっつっただろ! こんな試合はバカ試合っつうんだ。ふざけやがって! このまま帰れるか! これから特訓だ特訓! 厳しくいくぞ!」
タンピンがナインを指さしたとき、村山学園中等部の選手たちがグラウンド整備を始めた。
「キャプテン、まずいっすよ。説教も特訓も帰ってやりましょう。迷惑ですよ」
銀次が眼鏡の位置を直しながら静かに言うとタンピンは落ち着き、うなずいた。
バスで小船中に戻ったナインは日が暮れるまでタンピンの説教を食らった。
特に叱られたのは、試合でバッテリーエラーを繰り返した夜空と太陽であった。
そして説教が終わったとき、特に叱られなかったセカンドのカズが口を開いた。
「キャプテン、それぞれの課題については明日以降から特訓しましょう。でも俺はもっと大事な課題を見つけましたよ。ちょっと部室に来てください。俺と二人で話しましょう」
部室でカズの話を聞いたタンピンは、自分もそれには気づいていたと語った。
だがそれは、小船中学野球部の活動にとって本当に重要な課題であった。
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