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雨の降り続く日曜日の午前2時、その部屋には彼女がいた
その1 雨の降り続く日曜日の午前2時、その部屋には彼女がいた 4
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「ごめんなさい。気がつきませんでした><」
部屋の左隅に座っている青いワンピースを着た少女が言った。
ゆり44:ごめんなさい。気がつきませんでした><
会話履歴が更新された。
(こんばんは)
僕はもう一度、今どこか知らない場所にいるけれど、PC画面を通じて同じ架空の部屋の中にいる誰かに向かって文字を入力した。
kー02:こんばんは
部屋の右側の隅に立っている僕のアバターが言った後で会話履歴が更新された。
ゆり44:こんばんは。初めまして
kー02:初めまして
ゆり44:Kー02さん、どうぞ座って下さい
Kー02:それでは
現実の僕は椅子に座って机の上のノートパソコンに向かっていたから、架空の部屋の中にいる仮の姿の僕が突っ立っている事は別にそれほど気にならなかったけれど、一応僕はマウスを動かして自分のアバターを移動させ大きな窓のある右側の壁際に置かれた椅子に腰を降ろした。
その後、少しの間部屋の中に沈黙が流れた。
Kー02:何だか眠れなかったんです
ゆり44:ワタシもそう^^
Kー02:それでこの部屋に来てみました
しばらく沈黙
ゆり44:Kー02さんはよくチャットされる人なんですか?
Kー02:2回目です
ゆり44:2回目なんですね^^
Kー02:半年前、ここに入会登録した時に一度このチャットに来てみた事があるんですが
Kー02:その時に飛び交っていた言葉や内容が何だか独特過ぎて僕にはどうも付いて行けませんでした。
ゆり44:わかりますw実はワタシ、チャットするのは今日が初めてなんです^^
Kー02:そうなんですか
ゆり44:ええ。ワタシもこの部屋を作ってみる前に
ゆり44:いくつかの部屋を回ってみたんですが
ゆり44:あまり話についていけませんでした><
Kー02:何と無くわかります^^
しばらく沈黙
ゆり44:Kー02さんはどこにお住まいなんですか?
Kー02:××県です
ゆり44:ワタシは〇〇県に住んでいます^^
Kー02:お茶畑と世界遺産の山がある所ですね
ゆり44:そうです^^××県は海に大きな橋が架かっている所ですよね
Kー02:僕達、結構離れた場所に住んでいるんですね
しばらく沈黙
ゆり44:失礼かも知れないですがひとつ聞いても良いですか?
Kー02:どうぞ
ゆり44:Kー02さんはお幾つくらいの方ですか?
Kー02:僕は17歳の高校3年生です
少し長い沈黙
ゆり44:ワタシよりずっと年下w
kー02:そうなんですか?
ゆり44:ワタシは24歳だよw
Kー02:僕よりずっと歳上ですね
ゆり44:高校生が夜眠れないなんて何か悩みでもあるの?
しばらく沈黙
ゆり44:聞いてあげるから言ってごらん
Kー02:特に悩みというのは無いですが
ゆり44:本当に?
Kー02:強いて言えば
ゆり44:強いて言えば?
Kー02:僕は特に悩みが無い事を悩んでいます
ゆり44:WW何それ?
kー02:それに最近は悩みが無い事を悩んでいる事を悩んだりしています
ゆり44:WWW
Kー02:そう言う意味では僕はやっぱり悩みが多い年頃なんでしょうね
ゆり44:WWキミはちょっと変わった男の子なのかな?z
日曜日の真夜中、僕は仮想空間で仮の姿の僕になって、その時その場所でたまたま出会う事になった遠い場所に住んでいる顔も本当の名前も知らない仮の姿の彼女と、長い時間そんな他愛の無い会話を続けた。
長い時間の中では多少なりとも内容のある話も少しはしたりもした。のある話も少しはしたりもした。のある話も少しはしたりもした。
その間、暗い窓の外ではずっと雨が降り続けていたけれど、気がついた時には夜明けの早い6月の空はもうすっかり明るくなっていた。
部屋の左隅に座っている青いワンピースを着た少女が言った。
ゆり44:ごめんなさい。気がつきませんでした><
会話履歴が更新された。
(こんばんは)
僕はもう一度、今どこか知らない場所にいるけれど、PC画面を通じて同じ架空の部屋の中にいる誰かに向かって文字を入力した。
kー02:こんばんは
部屋の右側の隅に立っている僕のアバターが言った後で会話履歴が更新された。
ゆり44:こんばんは。初めまして
kー02:初めまして
ゆり44:Kー02さん、どうぞ座って下さい
Kー02:それでは
現実の僕は椅子に座って机の上のノートパソコンに向かっていたから、架空の部屋の中にいる仮の姿の僕が突っ立っている事は別にそれほど気にならなかったけれど、一応僕はマウスを動かして自分のアバターを移動させ大きな窓のある右側の壁際に置かれた椅子に腰を降ろした。
その後、少しの間部屋の中に沈黙が流れた。
Kー02:何だか眠れなかったんです
ゆり44:ワタシもそう^^
Kー02:それでこの部屋に来てみました
しばらく沈黙
ゆり44:Kー02さんはよくチャットされる人なんですか?
Kー02:2回目です
ゆり44:2回目なんですね^^
Kー02:半年前、ここに入会登録した時に一度このチャットに来てみた事があるんですが
Kー02:その時に飛び交っていた言葉や内容が何だか独特過ぎて僕にはどうも付いて行けませんでした。
ゆり44:わかりますw実はワタシ、チャットするのは今日が初めてなんです^^
Kー02:そうなんですか
ゆり44:ええ。ワタシもこの部屋を作ってみる前に
ゆり44:いくつかの部屋を回ってみたんですが
ゆり44:あまり話についていけませんでした><
Kー02:何と無くわかります^^
しばらく沈黙
ゆり44:Kー02さんはどこにお住まいなんですか?
Kー02:××県です
ゆり44:ワタシは〇〇県に住んでいます^^
Kー02:お茶畑と世界遺産の山がある所ですね
ゆり44:そうです^^××県は海に大きな橋が架かっている所ですよね
Kー02:僕達、結構離れた場所に住んでいるんですね
しばらく沈黙
ゆり44:失礼かも知れないですがひとつ聞いても良いですか?
Kー02:どうぞ
ゆり44:Kー02さんはお幾つくらいの方ですか?
Kー02:僕は17歳の高校3年生です
少し長い沈黙
ゆり44:ワタシよりずっと年下w
kー02:そうなんですか?
ゆり44:ワタシは24歳だよw
Kー02:僕よりずっと歳上ですね
ゆり44:高校生が夜眠れないなんて何か悩みでもあるの?
しばらく沈黙
ゆり44:聞いてあげるから言ってごらん
Kー02:特に悩みというのは無いですが
ゆり44:本当に?
Kー02:強いて言えば
ゆり44:強いて言えば?
Kー02:僕は特に悩みが無い事を悩んでいます
ゆり44:WW何それ?
kー02:それに最近は悩みが無い事を悩んでいる事を悩んだりしています
ゆり44:WWW
Kー02:そう言う意味では僕はやっぱり悩みが多い年頃なんでしょうね
ゆり44:WWキミはちょっと変わった男の子なのかな?z
日曜日の真夜中、僕は仮想空間で仮の姿の僕になって、その時その場所でたまたま出会う事になった遠い場所に住んでいる顔も本当の名前も知らない仮の姿の彼女と、長い時間そんな他愛の無い会話を続けた。
長い時間の中では多少なりとも内容のある話も少しはしたりもした。のある話も少しはしたりもした。のある話も少しはしたりもした。
その間、暗い窓の外ではずっと雨が降り続けていたけれど、気がついた時には夜明けの早い6月の空はもうすっかり明るくなっていた。
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