14 / 150
ワガママお姫様の国 ルイベル王国
第7の旅 盗賊ゴーラン
しおりを挟む
ルイベル城
ジャン達は白夜から事情を聞き、城へ突入する
「要するにこの城を乗っ取った盗賊も異常者でソイツを倒せば全部解決するんだね」
ジャンは要点をまとめる
「そういう事です」
「でもよ、何で人を支配する力があるダリア姫が盗賊なんかに負けるんだ?」
クラムは疑問を抱く
「支配の力が効かなかったそうです」
白夜は説明をする
「力にも制限があるのかな?」
ジャンは推測する
「そのようですね、とりあえず今は急ぎましょう」
3人はパンプたちがいる部屋を目指す
とっておきの部屋
パンプ達は白夜達が来る事を見越して作戦会議をしていた
「でもよ、ゴーランには何でダリアの力が効かないんだ?」
パンプはダリアに聞く
「妾の力はまだ未熟だからかもしれぬ」
ダリアは壁に手を当てる
「どうするんだよ、俺らはゴーランの異常者を知らないんだぜ」
スカルドはお手上げ状態だ
「たった1人でこの城の者達を倒して、王様と女王様を人質に取ったという事であれば...おそらく身体強化系の力と考えるのが妥当でしょう」
ツイスターは冷静に分析する
「流石姉ちゃん!」
スカルドはツイスターの周りをグルグル飛ぶ
「ま、戦闘は避けられなさそうね」
ローズはため息をつく
廊下の方から誰かが近づいて来る
「誰か来る!皆の者!人形の振りをするのじゃ!」
ダリアがそう言うとローズ達はその場にグッタリと倒れ込む
「何やってんだみんな?」
パンプはキョロキョロ周りを見る
ギギィ!
ゆっくりドアが開く
「此処よ」
「パンプ、いるか?」
「それにしても広いな~!」
部屋に入って来たのはジャン達だった
「ジャン!クラム!」
パンプはジャンの胸に飛び込む
「パンプ、声がデカいよ」
ジャンは笑う
「白夜!戻って来たのね」
ローズはすぐに立ち上がる
「スフール!待っておったぞ!皆の者!楽にして良いぞ」
ダリアは白夜の方へ走る
「ごめんなさいねダリア、頼れる助っ人を連れて来たわ」
白夜はダリアにジャン達を紹介する
「げっ!お主は妾に危害を加えようとした者達ではないか!」
ダリアの顔は青ざめる
「テメェは❗️俺が...テメェのせいで散々な目にあったんだぞ❗️一発ぶん殴らせ...ギャフン❗️」
クラムはジャンからゲンコツをくらう
「クラム話聞いてた?今はそんな事してる場合じゃないの」
ジャンはうんざりする
「けっ!俺は作戦に乗った訳じゃないぜ」
「こちらこそ!お主らの力など..」
2人はそっぽを向く
「とにかく!これからは協力をするんです!」
白夜は2人の手を無理矢理繋がせる
「ジャンさん、お元気でしたか?」
ツイスターがジャンの下までやって来る
「うん、ツイスターこそどうだった」
ジャンがそう聞くとツイスターの表情が曇る
「どうしたの?」
「気にしないでくれジャン、姉ちゃんはアドロンが心配なだけなんだ」
ツイスターの後ろからスカルドもやって来る
「だけとは何ですかスカルド!」
ツイスターはスカルドをポカポカ叩く
「わぁ、ごめんよ姉ちゃん!」
「アドロンは一緒じゃないのか」
ジャンは少しがっかりする
「なぁみんな、作戦を確認しないか?」
パンプは提案する
「そうだね、作戦をしっかり決めないと」
ジャンも賛成する
「コホン、で、では作戦を説明するのじゃ、この上にある部屋つまり王室の玉座にはゴーランが部下を連れて居座っておる、最初に妾が行く、その後は隙ができ次第総攻撃を仕掛けるのじゃ、以上じゃ!」
ダリアの作戦を聞いたジャン達は呆気にとられる
「それが作..戦...?」
ジャンは言葉が出ない
「作戦もクソもないな」
クラムは鼻で笑う
「じ、じゃあ!お主に何か良い策があると申すのか?」
ダリアはクラムの胸元を指で突く
「ふん!俺の作戦の方が完璧だ!俺の作戦は至ってシンプル!全員で一気に盗賊野郎をぶちのめすんだ!」
クラムは自信満々に言う
「それのどこが作戦じゃ!付き合っておれん!お主は城から出て行け!」
ダリアは怒鳴る
「お前の作戦よりマシだ!」
「何ですって!」
2人はいがみ合う
「おいジャン!どっちの作戦が良いと思う!アレ?」
2人が振り返るとジャン達は既にいなくなっていた
「お、おい!アイツら行っちまった!」
クラムは走り出す
「待つのじゃ!」
ダリアも走る
「なぁジャン!クラムの言う通りに一気に総攻撃を仕掛けようぜ!」
パンプはジャンに提案する
「いや、敵は異常者だ何をしてくるか分からない、ツイスター、スカルドは王室を偵察をしてくれ」
「おう!」
「了解しました」
2人は王室の方へ飛んで行く
「僕らは一旦報告が来るまで待つ」
ジャンは王室の近くにある物置部屋に立て篭もる
「流石ジャン!」
「うるさいわよパンプ、バレるでしょうが」
ローズはパンプの首を絞める
「あがが...いぎが!」
「少しはおとなしくしていて下さい」
白夜は2人を引き離す
数分後
「遅いなぁ、何かあったのかな」
ジャンはツイスター達を心配する
「ジャンさん、見て来ましたよー」
2人が戻って来た
「どうだった?」
「食事をしていました、周りには護衛はおらず料理人ばかり」
「それに何奴も弱そうだったぜ」
2人は状況を報告する
「ジャン!攻めるなら今だぜ」
パンプはジャンの肩をパンッと叩く
「そうだね、みんな!行くよ」
ジャンの髪は赤くなる
「「おう!」」
「「はい!」」
「ええ!」
6人は手を合わせる
王室
「シェーフ‼️この肉は美味いなぁ‼️俺みたいなクズでこんな肉が食えるようになるなんてなぁ‼️この力に感謝だぜ❗️」
盗賊ゴーランは下品に玉座に座りながら下品に肉を食い散らかす
「あ、ありがたきお言葉!これからも日々精進を目指します❗️」
料理人は震える声で宣言する
「良い心得だなぁ、俺には無い考え方だぜ」
ゴーランは肉を食べ続けているとジャン達が突入して来た
「誰だおま...」
ジャンはゴーランを蹴り飛ばす
「ふぅー!イテェな」
壁に打ち付けられたゴーランは無傷だった
「い、今だ!逃げろ!」
料理人は王室から逃げようとする
「待て❗️」
ゴーランは料理人の頭を掴み丸呑みする
「「「「....⁉️」」」」
ジャン達は驚く。驚くと言うより恐怖に近い。
「ペッ!」
ゴーランは料理人の服と骨を吐き出す
「ジャン、アイツ気持ち悪いぞ!」
パンプの毛は逆立つ
「おいおい、初対面で蹴り飛ばすわ、気持ち悪いだ、お前らクズの俺よりもクズだなぁ」
ゴーランは腹を叩き首を鳴らす
「人を食べるあなたには言われたくありません!」
白夜は髪留めを髪から外し、大鎌に変形させる
「変わった武器だなよこせ!」
ゴーランは白夜に襲いかかる
「ファイアボール‼️」
「グボォ❗️」
ジャンはゴーランを火球で撃ち落とす
「呪鎌三日狩‼️」
白夜は三日月を描くように鎌を振り下ろす
「おっと!」
ゴーランは斬撃を躱す
「呪鎌踊斬‼️」
白夜は踊るように鎌の連撃を繰り出す
「ぐぅ!」
ゴーランは斬撃を受け続ける
「呪術纏い」
ローズの体から禍々しいオーラが放出される
「死ね❗️」
ローズは体制を崩したゴーランの横腹に拳をぶつける
「ググッ❗️イラついてきたなぁ!」
重い一撃を受けたゴーランは立ち上がろうとする
「メタルフィスト❗️」
スカルドはすかさず追い討ちを仕掛ける
「ジャン!トドメだ❗️」
「よし!特大!ファイアボール‼️」
ジャンはどデカイ火球を投げる
「あーーん!」
ゴーランは火球を呑み込む
「何!?」
ゴーランの体が光出す
「キタキタキタキタ‼️」
ゴーランの体から魔力が溢れ出す
「魔力を!?」
「何でアイツが魔力を出せるんだよ!」
ジャン達は冷や汗を流す
ジャン達は白夜から事情を聞き、城へ突入する
「要するにこの城を乗っ取った盗賊も異常者でソイツを倒せば全部解決するんだね」
ジャンは要点をまとめる
「そういう事です」
「でもよ、何で人を支配する力があるダリア姫が盗賊なんかに負けるんだ?」
クラムは疑問を抱く
「支配の力が効かなかったそうです」
白夜は説明をする
「力にも制限があるのかな?」
ジャンは推測する
「そのようですね、とりあえず今は急ぎましょう」
3人はパンプたちがいる部屋を目指す
とっておきの部屋
パンプ達は白夜達が来る事を見越して作戦会議をしていた
「でもよ、ゴーランには何でダリアの力が効かないんだ?」
パンプはダリアに聞く
「妾の力はまだ未熟だからかもしれぬ」
ダリアは壁に手を当てる
「どうするんだよ、俺らはゴーランの異常者を知らないんだぜ」
スカルドはお手上げ状態だ
「たった1人でこの城の者達を倒して、王様と女王様を人質に取ったという事であれば...おそらく身体強化系の力と考えるのが妥当でしょう」
ツイスターは冷静に分析する
「流石姉ちゃん!」
スカルドはツイスターの周りをグルグル飛ぶ
「ま、戦闘は避けられなさそうね」
ローズはため息をつく
廊下の方から誰かが近づいて来る
「誰か来る!皆の者!人形の振りをするのじゃ!」
ダリアがそう言うとローズ達はその場にグッタリと倒れ込む
「何やってんだみんな?」
パンプはキョロキョロ周りを見る
ギギィ!
ゆっくりドアが開く
「此処よ」
「パンプ、いるか?」
「それにしても広いな~!」
部屋に入って来たのはジャン達だった
「ジャン!クラム!」
パンプはジャンの胸に飛び込む
「パンプ、声がデカいよ」
ジャンは笑う
「白夜!戻って来たのね」
ローズはすぐに立ち上がる
「スフール!待っておったぞ!皆の者!楽にして良いぞ」
ダリアは白夜の方へ走る
「ごめんなさいねダリア、頼れる助っ人を連れて来たわ」
白夜はダリアにジャン達を紹介する
「げっ!お主は妾に危害を加えようとした者達ではないか!」
ダリアの顔は青ざめる
「テメェは❗️俺が...テメェのせいで散々な目にあったんだぞ❗️一発ぶん殴らせ...ギャフン❗️」
クラムはジャンからゲンコツをくらう
「クラム話聞いてた?今はそんな事してる場合じゃないの」
ジャンはうんざりする
「けっ!俺は作戦に乗った訳じゃないぜ」
「こちらこそ!お主らの力など..」
2人はそっぽを向く
「とにかく!これからは協力をするんです!」
白夜は2人の手を無理矢理繋がせる
「ジャンさん、お元気でしたか?」
ツイスターがジャンの下までやって来る
「うん、ツイスターこそどうだった」
ジャンがそう聞くとツイスターの表情が曇る
「どうしたの?」
「気にしないでくれジャン、姉ちゃんはアドロンが心配なだけなんだ」
ツイスターの後ろからスカルドもやって来る
「だけとは何ですかスカルド!」
ツイスターはスカルドをポカポカ叩く
「わぁ、ごめんよ姉ちゃん!」
「アドロンは一緒じゃないのか」
ジャンは少しがっかりする
「なぁみんな、作戦を確認しないか?」
パンプは提案する
「そうだね、作戦をしっかり決めないと」
ジャンも賛成する
「コホン、で、では作戦を説明するのじゃ、この上にある部屋つまり王室の玉座にはゴーランが部下を連れて居座っておる、最初に妾が行く、その後は隙ができ次第総攻撃を仕掛けるのじゃ、以上じゃ!」
ダリアの作戦を聞いたジャン達は呆気にとられる
「それが作..戦...?」
ジャンは言葉が出ない
「作戦もクソもないな」
クラムは鼻で笑う
「じ、じゃあ!お主に何か良い策があると申すのか?」
ダリアはクラムの胸元を指で突く
「ふん!俺の作戦の方が完璧だ!俺の作戦は至ってシンプル!全員で一気に盗賊野郎をぶちのめすんだ!」
クラムは自信満々に言う
「それのどこが作戦じゃ!付き合っておれん!お主は城から出て行け!」
ダリアは怒鳴る
「お前の作戦よりマシだ!」
「何ですって!」
2人はいがみ合う
「おいジャン!どっちの作戦が良いと思う!アレ?」
2人が振り返るとジャン達は既にいなくなっていた
「お、おい!アイツら行っちまった!」
クラムは走り出す
「待つのじゃ!」
ダリアも走る
「なぁジャン!クラムの言う通りに一気に総攻撃を仕掛けようぜ!」
パンプはジャンに提案する
「いや、敵は異常者だ何をしてくるか分からない、ツイスター、スカルドは王室を偵察をしてくれ」
「おう!」
「了解しました」
2人は王室の方へ飛んで行く
「僕らは一旦報告が来るまで待つ」
ジャンは王室の近くにある物置部屋に立て篭もる
「流石ジャン!」
「うるさいわよパンプ、バレるでしょうが」
ローズはパンプの首を絞める
「あがが...いぎが!」
「少しはおとなしくしていて下さい」
白夜は2人を引き離す
数分後
「遅いなぁ、何かあったのかな」
ジャンはツイスター達を心配する
「ジャンさん、見て来ましたよー」
2人が戻って来た
「どうだった?」
「食事をしていました、周りには護衛はおらず料理人ばかり」
「それに何奴も弱そうだったぜ」
2人は状況を報告する
「ジャン!攻めるなら今だぜ」
パンプはジャンの肩をパンッと叩く
「そうだね、みんな!行くよ」
ジャンの髪は赤くなる
「「おう!」」
「「はい!」」
「ええ!」
6人は手を合わせる
王室
「シェーフ‼️この肉は美味いなぁ‼️俺みたいなクズでこんな肉が食えるようになるなんてなぁ‼️この力に感謝だぜ❗️」
盗賊ゴーランは下品に玉座に座りながら下品に肉を食い散らかす
「あ、ありがたきお言葉!これからも日々精進を目指します❗️」
料理人は震える声で宣言する
「良い心得だなぁ、俺には無い考え方だぜ」
ゴーランは肉を食べ続けているとジャン達が突入して来た
「誰だおま...」
ジャンはゴーランを蹴り飛ばす
「ふぅー!イテェな」
壁に打ち付けられたゴーランは無傷だった
「い、今だ!逃げろ!」
料理人は王室から逃げようとする
「待て❗️」
ゴーランは料理人の頭を掴み丸呑みする
「「「「....⁉️」」」」
ジャン達は驚く。驚くと言うより恐怖に近い。
「ペッ!」
ゴーランは料理人の服と骨を吐き出す
「ジャン、アイツ気持ち悪いぞ!」
パンプの毛は逆立つ
「おいおい、初対面で蹴り飛ばすわ、気持ち悪いだ、お前らクズの俺よりもクズだなぁ」
ゴーランは腹を叩き首を鳴らす
「人を食べるあなたには言われたくありません!」
白夜は髪留めを髪から外し、大鎌に変形させる
「変わった武器だなよこせ!」
ゴーランは白夜に襲いかかる
「ファイアボール‼️」
「グボォ❗️」
ジャンはゴーランを火球で撃ち落とす
「呪鎌三日狩‼️」
白夜は三日月を描くように鎌を振り下ろす
「おっと!」
ゴーランは斬撃を躱す
「呪鎌踊斬‼️」
白夜は踊るように鎌の連撃を繰り出す
「ぐぅ!」
ゴーランは斬撃を受け続ける
「呪術纏い」
ローズの体から禍々しいオーラが放出される
「死ね❗️」
ローズは体制を崩したゴーランの横腹に拳をぶつける
「ググッ❗️イラついてきたなぁ!」
重い一撃を受けたゴーランは立ち上がろうとする
「メタルフィスト❗️」
スカルドはすかさず追い討ちを仕掛ける
「ジャン!トドメだ❗️」
「よし!特大!ファイアボール‼️」
ジャンはどデカイ火球を投げる
「あーーん!」
ゴーランは火球を呑み込む
「何!?」
ゴーランの体が光出す
「キタキタキタキタ‼️」
ゴーランの体から魔力が溢れ出す
「魔力を!?」
「何でアイツが魔力を出せるんだよ!」
ジャン達は冷や汗を流す
0
あなたにおすすめの小説
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
あなたの冒険者資格は失効しました〜最強パーティが最下級から成り上がるお話
此寺 美津己
ファンタジー
祖国が田舎だってわかってた。
電車もねえ、駅もねえ、騎士さま馬でぐーるぐる。
信号ねえ、あるわけねえ、おらの国には電気がねえ。
そうだ。西へ行こう。
西域の大国、別名冒険者の国ランゴバルドへ、ぼくらはやってきた。迷宮内で知り合った仲間は強者ぞろい。
ここで、ぼくらは名をあげる!
ランゴバルドを皮切りに世界中を冒険してまわるんだ。
と、思ってた時期がぼくにもありました…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる