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美しき街 ネイコプラグ
第13の旅 この技禁止!
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綺麗な街に馬車が砂煙を上げながらやって来る
「ヒヒーン❗️」
「うわっ!」
馬はパンプに勢い良く突っ込んでくる
「パンプ!危ない!」
ジャンはパンプを横に投げ飛ばし、馬を受け止める
「グギギギッ!」
「ブリリーン‼️」
ジャンの指が馬の胴にめり込む
「ジャンさん!」
白夜はジャンを止めようとする
「白夜!駄目よ!怪我しちゃう!」
ローズは白夜を止める
「止まれ..この.❗️」
「ジャン‼️」
ザルは馬の足を蹴り、転ばせる
無事とはいえないが馬車は止まる
「あ、ありがとうザル君...くっ!」
ジャンは右腕を抑える
「おいジャン!これは!骨が折れてる!パンプ!」
「任せろ!ヒーリング..」
「私に任せて..ください..」
フランはジャンに力を使う
「痛みがなくなった?」
ジャンは右腕を振り回す
「オレの出番が~!」
パンプは悔しがる
「ありがとうフラン」
「そ、そ、そ、そんな!滅相もございません!」
フランはザルの後ろに隠れてしまう
「ふんだ!」
パンプは拗ねてそっぽを向く
「まぁまぁ、体力を使わなかったから良いではないですか」
メイデンはパンプをなだめる
「テメェ!どこ見てやがるだこの野郎‼️」
クラムが御者の胸ぐらを掴む
「ヒィ!馬が勝手に!」
「うるせぇ❗️言い訳をするな!」
「ぶベぇ❗️」
御者は殴られる
「ク、クラムさんやり過ぎですよ!」
「そうだぜ!」
ツイスターとスカルドが止めに入る
「おい!なんの騒ぎだ!」
馬車のドアが勢い良く開くと上品な格好をしている金髪の男が飛び出してくる
「アイツは!メイデン!フランを連れて逃げろ!」
「はっ!フラン様こちらへ」
ザルの指示に従い、メイデンはフランを連れて場を離れる
「ジャン!白夜!クラム!さっき言った貴族だ!戦闘態勢を取れ!」
ザルは全員に指示をする
「いくよパンプ!」
「おう!」
「ローズ!」
「ええ!」
「よし!来い!スカルド!ツイスター!」
「え、あっ!はい!」
「まじかよ」
スカルドとツイスターはクラムの背中に入り込む
「おっと、お前は俺に負けた雑魚か」
貴族はザルに気づく
「あ“あ“ん?」
ザルは両腕の腕輪に魔力を込めるとガントレットに変形する
「誰が雑魚だと?卑怯なマネしやがってよ、今ぶった斬ってやるよ!」
ガントレットから水の刃が飛び出す
「うらぁ‼️」
ザルは貴族に斬りかかる
「バカだねぇ、学びなよ僕には攻撃なんて通用しないんだよ!」
貴族は胴を斬られた...はずだった!確かに斬られたはずだ。しかし、斬られていたのはザルだった
「な!?ザル君!パンプ!治療を!」
「おう!」
パンプはザルの方へ向かう
「大丈夫だ!危ねぇ、服の中に鉄板仕込んどいて正解だったな」
ザルは服から凹んだ鉄板を投げ捨てる
「バーカ、こっちはしっかり学んでんだよ、お前みたいな権力だけに縋った単細胞に遅れをとるかよ」
ザルは貴族を挑発する
「貴様!この僕を愚弄するのか!この愚民の分際で!」
貴族がそう叫んでいると街の者達が集まって来た
「ザル君、ここは一旦引こう!街の人達に見られるのはまずい」
ジャンは提案する
「ああ、分かったよ」
ザルはニヤリと笑う
「クラムは西、白夜さん達は東の方へ」
ジャンは全員に指示をする
「よし!」
「了解しました」
クラムは家の屋根に飛び乗り、移動を始める
白夜は路地裏を巧みに移動する
「よしジャン!オレらも」
パンプも移動を始めようとする
「いや僕らは移動しないよ、ねぇザル君」
ジャンはニッコリ笑う
「ああ、白夜達を巻き込むわけにはいかねぇからな、それに俺らが共闘するんだ負けるわけがねぇ」
ザルは拳を鳴らす
「ああ!そういうことか!よーし!」
パンプは手を擦り2つの宝石を作り出す
「ブーストジュエル‼️」
パンプは2人に宝石を打ち込む
「よっしゃあ!」
ジャンの髪は赤く染め上がる
「コイツは気分が良いなぁ!」
ザルの瞳は青く輝く
「おいおいそっちは2人かよ、23号来い!」
馬車からフラフラと痩せ細った男が出てくる
「ご主人様ぁ~なんなりとご命令を」
奴隷は掠れた声で貴族に近づく
「この無礼者2人を殺せ、褒美はたっぷりくれてやるぞ」
「ねぇザル君、貴族の方は僕に任せてよ、倒し方が分かった」
ジャンはずる賢く笑う
「本当か!すまん頼む!俺はあっちのガリガリを倒すぜ」
ザルは水の刃を構える
「パンプ僕の肩に乗ってサポートをしてくれ」
「おう!」
パンプはジャンの肩に乗る
「ウケケケケケ‼️ぶっ殺してやるぜ❗️クソガキ共が❗️」
23号の背中から無数の黒い手が飛び出す
「へっ!来なこのガリガリ木偶の坊!テメェのプライドをズタズタにしてやるぜ!まぁお前にはプライドなんて無いだろうけどなぁ」
ザルは辛辣に煽り、移動を始める
「よーし!まずは青髪の方からぶっ殺してやるぜ!」
23号は黒い手を巧みに操り、ザルを追う
「おい!待てバカ者!」
貴族は呆れる
「ジュエルショット‼️」
パンプは貴族に向かって宝石を発射する
宝石は貴族に当たるとジャン達の方へ跳ね返ってくる
「へへっ!やっぱり単純だ!アイツは反射の力を持つ異常者だ」
ジャンは宝石をキャッチし、粉々に砕く
「イレギュラー?まぁ僕がどんな攻撃をも跳ね返すって言うのは正解だ、でも正解だからと言ってどうなる?君に僕は倒せないんだよ」
貴族は笑う
「ジャンどうするんだよ!どんな攻撃も跳ね返すヤツをどうやって倒すんだよ!」
パンプはジャンの髪をグイグイ引っ張る
「いたっ!痛い!パンプ落ち着いてよ」
ジャンはパンプの精霊石に指を当てる
「あー!そういう事か!うししし!」
パンプは笑う
「おいおい、何をするかは知らんが無駄だぞ、それにお前は僕と戦う理由が無いはずだぞ」
貴族は両腕の広げながら言う
「僕は平気で人を奴隷にしようとするヤツが嫌いなんだ、ドス黒くて醜いそんなヤツがね」
ジャンは自分の周りに大量の火球を作り出す
「ふんっ!正義を気取った偽善者が、良いかい!正義って言うのは勝者に与えられる称号なんだよ!つまり正義とは僕だ❗️さぁ!どんな攻撃でも跳ね返してあげよう!」
貴族は聖人すらムカつくほどドヤ顔で言う
「お前が正義?ふざけるな!正義なんて自称するもんじゃない!そうやって僕ら人間はどれだけ間違ってきたんだ!」
ジャンは火球を一斉に発射する
「好きなだけほざいていろ、その奇妙な技も全部跳ね返すッ!」
貴族はその場に仁王立ちをする
「バーカ!ミラージュエル・シェルター‼️」
パンプは貴族を鏡のように輝く宝石のシェルターで囲む
「なっ!?」
貴族は動揺する
「良いぞ!パンプ!僕らの勝ちだ!あんまりやりたくない方法だけど仕方ない、ザル君の所へすぐに行くよ」
「おう!」
ジャンはそう言い、ザルが向かった方向へ走る
「ふっ!舐めやがってこんな壁、跳ね返した火球で粉々に砕いてやる」
貴族はジャンが放った火球を全て跳ね返した
「ハハハッ!勝った!....っな‼️」
跳ね返した火球が壁に衝突すると増えてさらに跳ね返ってきた
「何ぃ!?増えただと!耐久戦か!」
火球はテニスのように貴族と壁を増えながら行き来する
「キリがない!」
しばらくすると火球の威力が落ちていき、消えていく
「よ、よし!これで出れるぞ!」
貴族は壁に突進しようと足を動かした瞬間、派手に転んだ
(くっ!な、なんだ足が動かん!いや、体が動かない、苦しい!どうなっているんだ)
貴族はピクリとも動かなくなった
「なぁ、ジャン本当にアレで倒せたのか?」
「ああ、前に科学軍の国にあった本を読んだんだ、人間は呼吸をする時に酸素っていう見えない成分を吸収するから生きていけるって事がね、そしてもう1つ炎が燃える時にもその酸素が必要になる」
ジャンは説明をする
「じゃあ炎でいっぱい酸素を使えば、アイツは呼吸が出来なくなって勝手にやられるのか!」
「そう言う事」
パンプは少し不機嫌な顔をする
「なんかそれズルい!しかもつまんない!」
「僕もあまり使いたくない、この技はもう禁止だね」
「ああ、禁止だ!禁止!」
2人はそう誓って走る
「ヒヒーン❗️」
「うわっ!」
馬はパンプに勢い良く突っ込んでくる
「パンプ!危ない!」
ジャンはパンプを横に投げ飛ばし、馬を受け止める
「グギギギッ!」
「ブリリーン‼️」
ジャンの指が馬の胴にめり込む
「ジャンさん!」
白夜はジャンを止めようとする
「白夜!駄目よ!怪我しちゃう!」
ローズは白夜を止める
「止まれ..この.❗️」
「ジャン‼️」
ザルは馬の足を蹴り、転ばせる
無事とはいえないが馬車は止まる
「あ、ありがとうザル君...くっ!」
ジャンは右腕を抑える
「おいジャン!これは!骨が折れてる!パンプ!」
「任せろ!ヒーリング..」
「私に任せて..ください..」
フランはジャンに力を使う
「痛みがなくなった?」
ジャンは右腕を振り回す
「オレの出番が~!」
パンプは悔しがる
「ありがとうフラン」
「そ、そ、そ、そんな!滅相もございません!」
フランはザルの後ろに隠れてしまう
「ふんだ!」
パンプは拗ねてそっぽを向く
「まぁまぁ、体力を使わなかったから良いではないですか」
メイデンはパンプをなだめる
「テメェ!どこ見てやがるだこの野郎‼️」
クラムが御者の胸ぐらを掴む
「ヒィ!馬が勝手に!」
「うるせぇ❗️言い訳をするな!」
「ぶベぇ❗️」
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「ク、クラムさんやり過ぎですよ!」
「そうだぜ!」
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「おい!なんの騒ぎだ!」
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「はっ!フラン様こちらへ」
ザルの指示に従い、メイデンはフランを連れて場を離れる
「ジャン!白夜!クラム!さっき言った貴族だ!戦闘態勢を取れ!」
ザルは全員に指示をする
「いくよパンプ!」
「おう!」
「ローズ!」
「ええ!」
「よし!来い!スカルド!ツイスター!」
「え、あっ!はい!」
「まじかよ」
スカルドとツイスターはクラムの背中に入り込む
「おっと、お前は俺に負けた雑魚か」
貴族はザルに気づく
「あ“あ“ん?」
ザルは両腕の腕輪に魔力を込めるとガントレットに変形する
「誰が雑魚だと?卑怯なマネしやがってよ、今ぶった斬ってやるよ!」
ガントレットから水の刃が飛び出す
「うらぁ‼️」
ザルは貴族に斬りかかる
「バカだねぇ、学びなよ僕には攻撃なんて通用しないんだよ!」
貴族は胴を斬られた...はずだった!確かに斬られたはずだ。しかし、斬られていたのはザルだった
「な!?ザル君!パンプ!治療を!」
「おう!」
パンプはザルの方へ向かう
「大丈夫だ!危ねぇ、服の中に鉄板仕込んどいて正解だったな」
ザルは服から凹んだ鉄板を投げ捨てる
「バーカ、こっちはしっかり学んでんだよ、お前みたいな権力だけに縋った単細胞に遅れをとるかよ」
ザルは貴族を挑発する
「貴様!この僕を愚弄するのか!この愚民の分際で!」
貴族がそう叫んでいると街の者達が集まって来た
「ザル君、ここは一旦引こう!街の人達に見られるのはまずい」
ジャンは提案する
「ああ、分かったよ」
ザルはニヤリと笑う
「クラムは西、白夜さん達は東の方へ」
ジャンは全員に指示をする
「よし!」
「了解しました」
クラムは家の屋根に飛び乗り、移動を始める
白夜は路地裏を巧みに移動する
「よしジャン!オレらも」
パンプも移動を始めようとする
「いや僕らは移動しないよ、ねぇザル君」
ジャンはニッコリ笑う
「ああ、白夜達を巻き込むわけにはいかねぇからな、それに俺らが共闘するんだ負けるわけがねぇ」
ザルは拳を鳴らす
「ああ!そういうことか!よーし!」
パンプは手を擦り2つの宝石を作り出す
「ブーストジュエル‼️」
パンプは2人に宝石を打ち込む
「よっしゃあ!」
ジャンの髪は赤く染め上がる
「コイツは気分が良いなぁ!」
ザルの瞳は青く輝く
「おいおいそっちは2人かよ、23号来い!」
馬車からフラフラと痩せ細った男が出てくる
「ご主人様ぁ~なんなりとご命令を」
奴隷は掠れた声で貴族に近づく
「この無礼者2人を殺せ、褒美はたっぷりくれてやるぞ」
「ねぇザル君、貴族の方は僕に任せてよ、倒し方が分かった」
ジャンはずる賢く笑う
「本当か!すまん頼む!俺はあっちのガリガリを倒すぜ」
ザルは水の刃を構える
「パンプ僕の肩に乗ってサポートをしてくれ」
「おう!」
パンプはジャンの肩に乗る
「ウケケケケケ‼️ぶっ殺してやるぜ❗️クソガキ共が❗️」
23号の背中から無数の黒い手が飛び出す
「へっ!来なこのガリガリ木偶の坊!テメェのプライドをズタズタにしてやるぜ!まぁお前にはプライドなんて無いだろうけどなぁ」
ザルは辛辣に煽り、移動を始める
「よーし!まずは青髪の方からぶっ殺してやるぜ!」
23号は黒い手を巧みに操り、ザルを追う
「おい!待てバカ者!」
貴族は呆れる
「ジュエルショット‼️」
パンプは貴族に向かって宝石を発射する
宝石は貴族に当たるとジャン達の方へ跳ね返ってくる
「へへっ!やっぱり単純だ!アイツは反射の力を持つ異常者だ」
ジャンは宝石をキャッチし、粉々に砕く
「イレギュラー?まぁ僕がどんな攻撃をも跳ね返すって言うのは正解だ、でも正解だからと言ってどうなる?君に僕は倒せないんだよ」
貴族は笑う
「ジャンどうするんだよ!どんな攻撃も跳ね返すヤツをどうやって倒すんだよ!」
パンプはジャンの髪をグイグイ引っ張る
「いたっ!痛い!パンプ落ち着いてよ」
ジャンはパンプの精霊石に指を当てる
「あー!そういう事か!うししし!」
パンプは笑う
「おいおい、何をするかは知らんが無駄だぞ、それにお前は僕と戦う理由が無いはずだぞ」
貴族は両腕の広げながら言う
「僕は平気で人を奴隷にしようとするヤツが嫌いなんだ、ドス黒くて醜いそんなヤツがね」
ジャンは自分の周りに大量の火球を作り出す
「ふんっ!正義を気取った偽善者が、良いかい!正義って言うのは勝者に与えられる称号なんだよ!つまり正義とは僕だ❗️さぁ!どんな攻撃でも跳ね返してあげよう!」
貴族は聖人すらムカつくほどドヤ顔で言う
「お前が正義?ふざけるな!正義なんて自称するもんじゃない!そうやって僕ら人間はどれだけ間違ってきたんだ!」
ジャンは火球を一斉に発射する
「好きなだけほざいていろ、その奇妙な技も全部跳ね返すッ!」
貴族はその場に仁王立ちをする
「バーカ!ミラージュエル・シェルター‼️」
パンプは貴族を鏡のように輝く宝石のシェルターで囲む
「なっ!?」
貴族は動揺する
「良いぞ!パンプ!僕らの勝ちだ!あんまりやりたくない方法だけど仕方ない、ザル君の所へすぐに行くよ」
「おう!」
ジャンはそう言い、ザルが向かった方向へ走る
「ふっ!舐めやがってこんな壁、跳ね返した火球で粉々に砕いてやる」
貴族はジャンが放った火球を全て跳ね返した
「ハハハッ!勝った!....っな‼️」
跳ね返した火球が壁に衝突すると増えてさらに跳ね返ってきた
「何ぃ!?増えただと!耐久戦か!」
火球はテニスのように貴族と壁を増えながら行き来する
「キリがない!」
しばらくすると火球の威力が落ちていき、消えていく
「よ、よし!これで出れるぞ!」
貴族は壁に突進しようと足を動かした瞬間、派手に転んだ
(くっ!な、なんだ足が動かん!いや、体が動かない、苦しい!どうなっているんだ)
貴族はピクリとも動かなくなった
「なぁ、ジャン本当にアレで倒せたのか?」
「ああ、前に科学軍の国にあった本を読んだんだ、人間は呼吸をする時に酸素っていう見えない成分を吸収するから生きていけるって事がね、そしてもう1つ炎が燃える時にもその酸素が必要になる」
ジャンは説明をする
「じゃあ炎でいっぱい酸素を使えば、アイツは呼吸が出来なくなって勝手にやられるのか!」
「そう言う事」
パンプは少し不機嫌な顔をする
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「僕もあまり使いたくない、この技はもう禁止だね」
「ああ、禁止だ!禁止!」
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