94 / 193
青春忘却編 5月11日〜5月17日
第49話 変わらぬ者達
しおりを挟む
ザルはパンプに殴り飛ばされる
「テメー!何しやがる!」
ザルは怒鳴る
「うるさい❗️」
パンプの一言に教室は一気に静かになる
「お前ら❗️オレとジャンのことを本当に忘れちゃったのかよ❗️あんなに仲良くしてたのに何であんな酷いことをが出来るんだよ❗️」
パンプは泣きそうな声で叫ぶがパンプの気持ちなど誰にも響かなかった
「なぁ!ザル!メイデン!白夜!ローズ!みんな!何で平気な顔をしてオレらを忘れちまうんだよ!オレらを無かった事にしないでくれよ...」
パンプの声はだんだん弱々しくなる、しかし教室の一同は不思議そうな顔でパンプを見つめている
「お前らみんな、バカだ!バカだ、バガァなんだよー!」
パンプは泣きながら教室を後にする
「ゔわーん!みんなバカだ!アミィもバカだ何で、何でオレらを忘れちゃうんだよー!」
パンプは大泣きしながらジャンを追う
「アドロンさん、流石に今日は休みましょうよ」
「そうだぜアドロン、かなりダメージを喰らってるぜ」
ツイスターとスカルドはボロボロのアドロンを服を引っ張りながら止める
「いーや!行かなきゃ駄目だ、今日は大切な話があるってウリエラが言ってたからな」
アドロンは二人の静止を無視して前に歩く
「ゔわーん!」
泣いているパンプがアドロンを横切る
(ん?今のはパンプか?またウィリム先生にでも怒られたのか)
アドロンは気にせず教室へ入る
「みんな、すまねぇな色々あって遅れたぜ」
河川敷
「なぁジャン...オレらどうなっちまうんだよ」
パンプはジャンに抱きつきながら聞く
「今は生きる事だけを考えよう...」
ジャンは座り込んで顔を伏せている
ジャン達が落ち込んでいると笛の音が聞こえてきた
「ジャン、この笛の音は!」
パンプは笛の音がする方へ向かおうとする
「もういいよ!どうせ、生徒会長も僕らのことを忘れてるよ!」
ジャンはパンプをがっしり掴んで止める
「ジャン...オレ...寂しいよ...」
パンプは涙をポロポロ流す
「帰ろう、あの研究所に...僕らの居るべき場所はもうあそこしかないよ...」
ジャンは震えた声でとんでもない事を言い出す
「何言ってんだよ!そんな事したら世界がめちゃくちゃになっちゃうんじゃないのか!」
「じゃあどうしろってんだよ!僕らを覚えてる人なんて誰も居ないし...ごめん」
ジャンは泣きながらパンプを抱きしめる
「ジャン!パンプ!」
ジャンとパンプは声がする方を振り向くとアドロンがいた
「アドロン!僕らのことを覚えてるの!」
ジャンは驚く
「覚えてるも何も忘れてすらないぜ...そうですよ忘れる訳がないじゃないですか」
アドロンはジャン達に笑顔を見せる
「アドロンさーん待ってくださいよー」
ツイスターとスカルドも後から来た
「ツイスター!スカルド!お前も来たのか!」
パンプはツイスター達の方へ向かった
「パンプさん、ご無事でしたか」
ツイスターは微笑む
「今まで何処行ってたんだよ」
スカルドがパンプの背中を叩く
「お前らもうオレ達を覚えていてくれたのか!」
パンプは笑顔になる
「ええ、一度は忘れてしまいましたが、アドロンさんのおかげで思い出せました」
ツイスターはアドロンに指差しながら言う
「そんなことができたのアドロン?」
ジャンは期待をする目でアドロンを見つめる
「いや、できたと言っても俺らがパートナーだったからってだけだよ」
アドロンがそう言うとジャンは少し残念そうな顔をする
「まぁ、気持ちは分からんでもない、ところで二人はこれからどうするんだ...察するに行くあてが無さそうですが」
アドロンは二人の顔を見て尋ねる
「まだ決めてない..」
「それなら、家に来てくださいよ、歓迎しますから」
アドロンはジャン達を家へ招待する
「え!いいの?」
「もちろん、私達は...俺達は友達だろ」
「二人ともアドロンの家を見たら驚くぜ」
スカルドはクスクス笑う
「テメー!何しやがる!」
ザルは怒鳴る
「うるさい❗️」
パンプの一言に教室は一気に静かになる
「お前ら❗️オレとジャンのことを本当に忘れちゃったのかよ❗️あんなに仲良くしてたのに何であんな酷いことをが出来るんだよ❗️」
パンプは泣きそうな声で叫ぶがパンプの気持ちなど誰にも響かなかった
「なぁ!ザル!メイデン!白夜!ローズ!みんな!何で平気な顔をしてオレらを忘れちまうんだよ!オレらを無かった事にしないでくれよ...」
パンプの声はだんだん弱々しくなる、しかし教室の一同は不思議そうな顔でパンプを見つめている
「お前らみんな、バカだ!バカだ、バガァなんだよー!」
パンプは泣きながら教室を後にする
「ゔわーん!みんなバカだ!アミィもバカだ何で、何でオレらを忘れちゃうんだよー!」
パンプは大泣きしながらジャンを追う
「アドロンさん、流石に今日は休みましょうよ」
「そうだぜアドロン、かなりダメージを喰らってるぜ」
ツイスターとスカルドはボロボロのアドロンを服を引っ張りながら止める
「いーや!行かなきゃ駄目だ、今日は大切な話があるってウリエラが言ってたからな」
アドロンは二人の静止を無視して前に歩く
「ゔわーん!」
泣いているパンプがアドロンを横切る
(ん?今のはパンプか?またウィリム先生にでも怒られたのか)
アドロンは気にせず教室へ入る
「みんな、すまねぇな色々あって遅れたぜ」
河川敷
「なぁジャン...オレらどうなっちまうんだよ」
パンプはジャンに抱きつきながら聞く
「今は生きる事だけを考えよう...」
ジャンは座り込んで顔を伏せている
ジャン達が落ち込んでいると笛の音が聞こえてきた
「ジャン、この笛の音は!」
パンプは笛の音がする方へ向かおうとする
「もういいよ!どうせ、生徒会長も僕らのことを忘れてるよ!」
ジャンはパンプをがっしり掴んで止める
「ジャン...オレ...寂しいよ...」
パンプは涙をポロポロ流す
「帰ろう、あの研究所に...僕らの居るべき場所はもうあそこしかないよ...」
ジャンは震えた声でとんでもない事を言い出す
「何言ってんだよ!そんな事したら世界がめちゃくちゃになっちゃうんじゃないのか!」
「じゃあどうしろってんだよ!僕らを覚えてる人なんて誰も居ないし...ごめん」
ジャンは泣きながらパンプを抱きしめる
「ジャン!パンプ!」
ジャンとパンプは声がする方を振り向くとアドロンがいた
「アドロン!僕らのことを覚えてるの!」
ジャンは驚く
「覚えてるも何も忘れてすらないぜ...そうですよ忘れる訳がないじゃないですか」
アドロンはジャン達に笑顔を見せる
「アドロンさーん待ってくださいよー」
ツイスターとスカルドも後から来た
「ツイスター!スカルド!お前も来たのか!」
パンプはツイスター達の方へ向かった
「パンプさん、ご無事でしたか」
ツイスターは微笑む
「今まで何処行ってたんだよ」
スカルドがパンプの背中を叩く
「お前らもうオレ達を覚えていてくれたのか!」
パンプは笑顔になる
「ええ、一度は忘れてしまいましたが、アドロンさんのおかげで思い出せました」
ツイスターはアドロンに指差しながら言う
「そんなことができたのアドロン?」
ジャンは期待をする目でアドロンを見つめる
「いや、できたと言っても俺らがパートナーだったからってだけだよ」
アドロンがそう言うとジャンは少し残念そうな顔をする
「まぁ、気持ちは分からんでもない、ところで二人はこれからどうするんだ...察するに行くあてが無さそうですが」
アドロンは二人の顔を見て尋ねる
「まだ決めてない..」
「それなら、家に来てくださいよ、歓迎しますから」
アドロンはジャン達を家へ招待する
「え!いいの?」
「もちろん、私達は...俺達は友達だろ」
「二人ともアドロンの家を見たら驚くぜ」
スカルドはクスクス笑う
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる