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運のない日
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僕の部屋は寒い
朝は隙間から入ってくる光で起きる
僕の部屋はとても暗いから
いつも眩しくて起きる
きゅるる……
いつもお腹は減っている
今日は食べ物見つかるかな
ほんの少し身支度をして
僕は部屋から出た
辺りを見回す
(よかった、誰もいない)
……僕は誰かいるのが怖い
ずっとずっと独りで……寂しくないと言えば嘘になるけど……
でも、誰かいると追いかけ回されて
痛いことをされる……
僕の周りは敵だらけだ
そーっと息を殺して
僕はいつもの道を進む
見つからないように
でも、今日は運が悪かった……
大きな敵に見つかった
恐怖が後から迫ってくる
嫌だ!怖い!逃げなきゃ!
僕は一生懸命走った
でも、大きな敵は1人じゃなかった
曲がり道からもう一人、また一人
ゲラゲラ笑いながら近づいてきた
(囲まれた)
僕は触るな!!と
伸びすぎた爪で敵をひっかいた
精一杯噛み付いた
「いってえぇなあぁあ!!!」
大声を上げてそいつは僕を
硬い灰色の地面に叩きつけた
ガンッって耳が痛くなる大きな音と一緒に
全身に鈍い痛みが広がってく
(いたい、痛い、いたいいたい)
怖くて痛くて、僕は逃げようとした
でも、敵は容赦してくれない
「くそが!引っ掻きやがって!!」
いろんな事を怒鳴り散らしながら
そいつは僕を蹴った
ブチッとか、ゴキッとか
僕からいろんな音がした
僕は気が遠のいていった
最後に聞こえたのは
汚い笑い声だった……
目が覚めた……まだ生きてる
それと同時に痛みも戻って来る
僕は痛くて叫んだ
声はもう出なかった…
それでも、動かないとまた見つかる
僕はずりずりと少しずつ
僕の部屋に向かった
暗くて寒くて狭い僕の部屋
でも、そこしか安心できるとこがない
僕は頑張って部屋に向かった
もう、熱さも寒さもわからなくなってた
僕は僕が弱いことが悔しくて
泣きながら帰った
夕暮れになってやっと
僕は僕の部屋についた
もう痛みもわからなくなっていた
ぼんやりと部屋の隙間から空を眺めた
涙はもう乾いてた
僕の部屋は少し赤黒くなった
僕はもう動けなかった
今日は悲惨な1日だった
今日は運のない日だった
今日はご飯が食べれなかった
今日はいつもの半分も歩けなかった
今日は…お気に入りの場所に行きたかったな
今日は……とても眠いや……
次の日ダンボールの中から
小動物の××が見つかった
朝は隙間から入ってくる光で起きる
僕の部屋はとても暗いから
いつも眩しくて起きる
きゅるる……
いつもお腹は減っている
今日は食べ物見つかるかな
ほんの少し身支度をして
僕は部屋から出た
辺りを見回す
(よかった、誰もいない)
……僕は誰かいるのが怖い
ずっとずっと独りで……寂しくないと言えば嘘になるけど……
でも、誰かいると追いかけ回されて
痛いことをされる……
僕の周りは敵だらけだ
そーっと息を殺して
僕はいつもの道を進む
見つからないように
でも、今日は運が悪かった……
大きな敵に見つかった
恐怖が後から迫ってくる
嫌だ!怖い!逃げなきゃ!
僕は一生懸命走った
でも、大きな敵は1人じゃなかった
曲がり道からもう一人、また一人
ゲラゲラ笑いながら近づいてきた
(囲まれた)
僕は触るな!!と
伸びすぎた爪で敵をひっかいた
精一杯噛み付いた
「いってえぇなあぁあ!!!」
大声を上げてそいつは僕を
硬い灰色の地面に叩きつけた
ガンッって耳が痛くなる大きな音と一緒に
全身に鈍い痛みが広がってく
(いたい、痛い、いたいいたい)
怖くて痛くて、僕は逃げようとした
でも、敵は容赦してくれない
「くそが!引っ掻きやがって!!」
いろんな事を怒鳴り散らしながら
そいつは僕を蹴った
ブチッとか、ゴキッとか
僕からいろんな音がした
僕は気が遠のいていった
最後に聞こえたのは
汚い笑い声だった……
目が覚めた……まだ生きてる
それと同時に痛みも戻って来る
僕は痛くて叫んだ
声はもう出なかった…
それでも、動かないとまた見つかる
僕はずりずりと少しずつ
僕の部屋に向かった
暗くて寒くて狭い僕の部屋
でも、そこしか安心できるとこがない
僕は頑張って部屋に向かった
もう、熱さも寒さもわからなくなってた
僕は僕が弱いことが悔しくて
泣きながら帰った
夕暮れになってやっと
僕は僕の部屋についた
もう痛みもわからなくなっていた
ぼんやりと部屋の隙間から空を眺めた
涙はもう乾いてた
僕の部屋は少し赤黒くなった
僕はもう動けなかった
今日は悲惨な1日だった
今日は運のない日だった
今日はご飯が食べれなかった
今日はいつもの半分も歩けなかった
今日は…お気に入りの場所に行きたかったな
今日は……とても眠いや……
次の日ダンボールの中から
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