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第二章 ジャルヌ教編
第24話 ジャルヌ教編3
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「さぁ、皆で祈りましょう……尊き命を再びこの世に導いて下さったジャルヌ様に向けて」
そう言って神父は教壇で両手を合わせて祈りを捧げる、その合図とともに100人は座れる長椅子から溢れるほどの人々が祈りを捧げた。
「アダムスさん、祈らないと怪しまれますよ」
「すまない……」
祈るフィルディアの隣で周りを見ていたアダムスの事を肘で突き知らせる、アダムスはそっと手を合わせると祈りを捧げる振りをする、ジャルヌ……何処か胡散臭かった。
数分間の祈りが終わると人々は外へと出て行き教会内にはいつも通りの聖書を聞く人々しか残らなくなる、ジャルヌについて情報を得ようにも下手に探るとアルスセンテの任務とバレる可能性もあった。
「どうしますフィルディアさん」
「そうですね……」
アダムスの言葉に腕を組むフィルディア、こう言う任務の経験は彼女の方が上の筈だった。
「普通なら聞き込みとかするんですけど今の私達は長期休暇の身……聞き込みをするにしても怪しまれますしね……困りました」
難しそうな表情をしてそう言うフィルディア、その時ふと後ろを見ると白髪の神父がこちらに近づいて来た。
「まさかバレたのか……」
「落ち着いて下さい、私達は有名人です……恐らく挨拶でしょう」
焦るアダムスを落ち着かせるフィルディア、確かにアルスセンテはこの街で知らぬ人は居ない……少し焦った自分が恥ずかしかった。
「これはこれは、アルスセンテのフィルディア様にアダムス様、お二方もジャルヌ様を信仰しに?」
「ええ、ですが凄い人でしたね」
「そうですね、先日の襲撃で多くの人が無くなりましたからね……その分ジャルヌ様に家族や友を生き返らせて欲しい人も多いのですよ」
神父の言葉に俯くアダムス、確かに生き返らせれるものなら街の人を生き返らせて欲しいものだった、守れなかった罪悪感が今を自分を押しつぶして居る……だが今は任務の最中、直ぐに切り替えるとアダムスは神父に尋ねた。
「任務や遠征で疎かったのですがジャルヌ教とは具体的にはどんな宗教なのですか?」
「ジャルヌ教は神聖なる宗教ですよ、大天使のジャルヌ様へ祈りや供物を捧げ、死んだ者を生き返らせてもらう、至ってシンプルな宗教です」
供物……その言葉に二人は敏感に反応した。
「供物と言うのは?」
「果物ですよ、ジャルヌ様が初めて現れた村は果物の名産地でして、そこからジャルヌ様は果物好きなのではという事で果物を捧げて居るのですよ」
そう言って教壇の後ろに祀られたジャルヌと見られる天使の銅像の下を指差す神父、そこには確かに沢山の果物が供えられて居た。
「そうでしたか、知らずに手ぶらで来てしまいすみません」
「誰にでも知らない事はあります、ジャルヌ様も許してくださるでしょう」
そう言ってニッコリと笑う神父、その時ふと朝出会った少年が祭壇の近くにある部屋へと入って行くのが見えた。
「あの部屋は?」
祭壇近くにある部屋を指差すアダムス、それを見て神父は少し間を空けて答えた。
「あれは果物を保管してる場所です、あの子は孤児でして私が引き取り育ててるのですよ」
「孤児ですか、彼以外にも?」
「はい、この教会の裏に私の家があるのですがそこで5人程の子供が暮らしてますよ」
そう言って笑顔を見せる神父、今の所怪しい所は一切無かった。
だが言葉を全て信じた訳でも無かった。
「そうですか、今日は帰ります、また明日果物を持って来ますね」
「はい、貴方にもジャルヌ様の加護があらん事を……」
そう言って祈る神父を背にアダムスとフィルディアは教会を出る、そして教会脇の細い路地に入ると神父の家を覗いた。
市民が住まう居住区にしては少し大きめな三階建の家、ちゃんと庭もあり鉄格子の扉もある……そこそこに良い家だった。
部屋数はパッと窓を見る限り5部屋以上はある、子供を引きっとていると言うことは嘘では無さそうだった。
「どうですアダムスさん?」
「怪しい所は無いですね、ジャルヌ教が子供を供物にしていると言うのは本当なのですか?」
「うーん……決定的証拠が無いですし噂ですからね、誰から出たかも分からない……ただ子供が失踪する事件とジャルヌ教の出来た時期が近いので何とも」
そう言って難しい顔をするフィルディア、神父を見る限りとてもでは無いが子供を生贄にする人には見えない……だが団長は確かに情報を掴んだと言っていた……潜入任務は難しいと言うレベルでは無かった。
そもそもジャルヌ教については分からない事だらけだった。
まず子供が生贄にされている確証、この目で見た訳では無くジル団長からの話だけ……にわかに信じ難かった。
だがそれよりもジャルヌと言う天使の存在が信じられなかった。
蘇生した人は何処にいるのか、誰かその姿を見たのか……全部は『~と言うらしい』と言う噂話、確かめる必要があった。
何も分からず神父の家を眺めているフィルディアを見る、彼女は連れて行かない方が良さそうだった。
「今日の所は解散しよう、また追々二人とも作戦を考えて話し合おう」
その言葉に意外そうな表情をするフィルディア、そして彼女が頷くのを確認するとアダムスは自分の家へと向かった。
カチカチと時計の針が動く音が聞こえる、ふと部屋の時計を見ると22時を指していた。
外は暗く街の活気も少しずつ収まって行く、そろそろだった。
アダムスは音の鳴る鎧は着ずにラフな少し買い物に行くような格好をして怪しまれないよう懐に短刀を入れて外へ出る、ジャルヌ教の神父の家に行けば何か分かるはずだった。
この街にジャルヌ教の教会は三つ、そして神父も3人……昼の間に全ての家を下調べした、家の規模や孤児を引き取っていると言う事を考えると祈りに行った教会の神父が1番可能性があった。
「さてと……やるか」
バレれば作戦すら終わる可能性がある……責任は重大だった。
階段を降りて明るい街へと行く、街には店を閉める準備をしている露店商の人ばかりだった。
一人、一人と目が合う、その度に心臓が止まりそうになった。
誰か自分の事を怪しんでいるのでは無いか……神父に来る事がバレてるのでは無いか……色々な事が頭の中を駆け巡っていた。
生きている心地がしない……早く証拠を掴んで家に帰り寝たかった。
教会の前は街灯が付いているものの薄暗く、脇の家に続く路地裏も家の灯りのみで不気味だった。
「ひとまず教会は……」
教会の扉が開いているかを確認する、だが当然扉は開いて居なかった。
するとアダムスは路地裏に入り上を見上げる、屋根には天窓が二つ付いて居た。
『付与/部位強化、足』
周りに聞こえないように静かにボソッと呟き足に魔法を掛けるとグッと踏み込みジャンプする、そして軽々と15メートルはある屋根に着地すると天窓をゆっくりと開けた。
『重力軽減』
魔法で重力を少し軽くして高所からの落下を和らげると静かに下へと着地する、そして辺りを見回すと静かに祭壇の方へと向かった。
祭壇に置いてあった果物は無くなって居た。
「話によれば右の部屋に保管してるんだよな……」
神父の言って居た部屋の方を見ると歩き出す、ふとジャルヌを模した像が視界に入るが瞳が赤く煌めき不気味だった。
昼は明るく美しい像だったが夜になるだけでこうも不気味になるとは……
「そんな事より早く探索するか」
アダムスは顔を叩き切り替えるとそっと短刀を構えて扉に手を掛け、中へと入って行った。
そう言って神父は教壇で両手を合わせて祈りを捧げる、その合図とともに100人は座れる長椅子から溢れるほどの人々が祈りを捧げた。
「アダムスさん、祈らないと怪しまれますよ」
「すまない……」
祈るフィルディアの隣で周りを見ていたアダムスの事を肘で突き知らせる、アダムスはそっと手を合わせると祈りを捧げる振りをする、ジャルヌ……何処か胡散臭かった。
数分間の祈りが終わると人々は外へと出て行き教会内にはいつも通りの聖書を聞く人々しか残らなくなる、ジャルヌについて情報を得ようにも下手に探るとアルスセンテの任務とバレる可能性もあった。
「どうしますフィルディアさん」
「そうですね……」
アダムスの言葉に腕を組むフィルディア、こう言う任務の経験は彼女の方が上の筈だった。
「普通なら聞き込みとかするんですけど今の私達は長期休暇の身……聞き込みをするにしても怪しまれますしね……困りました」
難しそうな表情をしてそう言うフィルディア、その時ふと後ろを見ると白髪の神父がこちらに近づいて来た。
「まさかバレたのか……」
「落ち着いて下さい、私達は有名人です……恐らく挨拶でしょう」
焦るアダムスを落ち着かせるフィルディア、確かにアルスセンテはこの街で知らぬ人は居ない……少し焦った自分が恥ずかしかった。
「これはこれは、アルスセンテのフィルディア様にアダムス様、お二方もジャルヌ様を信仰しに?」
「ええ、ですが凄い人でしたね」
「そうですね、先日の襲撃で多くの人が無くなりましたからね……その分ジャルヌ様に家族や友を生き返らせて欲しい人も多いのですよ」
神父の言葉に俯くアダムス、確かに生き返らせれるものなら街の人を生き返らせて欲しいものだった、守れなかった罪悪感が今を自分を押しつぶして居る……だが今は任務の最中、直ぐに切り替えるとアダムスは神父に尋ねた。
「任務や遠征で疎かったのですがジャルヌ教とは具体的にはどんな宗教なのですか?」
「ジャルヌ教は神聖なる宗教ですよ、大天使のジャルヌ様へ祈りや供物を捧げ、死んだ者を生き返らせてもらう、至ってシンプルな宗教です」
供物……その言葉に二人は敏感に反応した。
「供物と言うのは?」
「果物ですよ、ジャルヌ様が初めて現れた村は果物の名産地でして、そこからジャルヌ様は果物好きなのではという事で果物を捧げて居るのですよ」
そう言って教壇の後ろに祀られたジャルヌと見られる天使の銅像の下を指差す神父、そこには確かに沢山の果物が供えられて居た。
「そうでしたか、知らずに手ぶらで来てしまいすみません」
「誰にでも知らない事はあります、ジャルヌ様も許してくださるでしょう」
そう言ってニッコリと笑う神父、その時ふと朝出会った少年が祭壇の近くにある部屋へと入って行くのが見えた。
「あの部屋は?」
祭壇近くにある部屋を指差すアダムス、それを見て神父は少し間を空けて答えた。
「あれは果物を保管してる場所です、あの子は孤児でして私が引き取り育ててるのですよ」
「孤児ですか、彼以外にも?」
「はい、この教会の裏に私の家があるのですがそこで5人程の子供が暮らしてますよ」
そう言って笑顔を見せる神父、今の所怪しい所は一切無かった。
だが言葉を全て信じた訳でも無かった。
「そうですか、今日は帰ります、また明日果物を持って来ますね」
「はい、貴方にもジャルヌ様の加護があらん事を……」
そう言って祈る神父を背にアダムスとフィルディアは教会を出る、そして教会脇の細い路地に入ると神父の家を覗いた。
市民が住まう居住区にしては少し大きめな三階建の家、ちゃんと庭もあり鉄格子の扉もある……そこそこに良い家だった。
部屋数はパッと窓を見る限り5部屋以上はある、子供を引きっとていると言うことは嘘では無さそうだった。
「どうですアダムスさん?」
「怪しい所は無いですね、ジャルヌ教が子供を供物にしていると言うのは本当なのですか?」
「うーん……決定的証拠が無いですし噂ですからね、誰から出たかも分からない……ただ子供が失踪する事件とジャルヌ教の出来た時期が近いので何とも」
そう言って難しい顔をするフィルディア、神父を見る限りとてもでは無いが子供を生贄にする人には見えない……だが団長は確かに情報を掴んだと言っていた……潜入任務は難しいと言うレベルでは無かった。
そもそもジャルヌ教については分からない事だらけだった。
まず子供が生贄にされている確証、この目で見た訳では無くジル団長からの話だけ……にわかに信じ難かった。
だがそれよりもジャルヌと言う天使の存在が信じられなかった。
蘇生した人は何処にいるのか、誰かその姿を見たのか……全部は『~と言うらしい』と言う噂話、確かめる必要があった。
何も分からず神父の家を眺めているフィルディアを見る、彼女は連れて行かない方が良さそうだった。
「今日の所は解散しよう、また追々二人とも作戦を考えて話し合おう」
その言葉に意外そうな表情をするフィルディア、そして彼女が頷くのを確認するとアダムスは自分の家へと向かった。
カチカチと時計の針が動く音が聞こえる、ふと部屋の時計を見ると22時を指していた。
外は暗く街の活気も少しずつ収まって行く、そろそろだった。
アダムスは音の鳴る鎧は着ずにラフな少し買い物に行くような格好をして怪しまれないよう懐に短刀を入れて外へ出る、ジャルヌ教の神父の家に行けば何か分かるはずだった。
この街にジャルヌ教の教会は三つ、そして神父も3人……昼の間に全ての家を下調べした、家の規模や孤児を引き取っていると言う事を考えると祈りに行った教会の神父が1番可能性があった。
「さてと……やるか」
バレれば作戦すら終わる可能性がある……責任は重大だった。
階段を降りて明るい街へと行く、街には店を閉める準備をしている露店商の人ばかりだった。
一人、一人と目が合う、その度に心臓が止まりそうになった。
誰か自分の事を怪しんでいるのでは無いか……神父に来る事がバレてるのでは無いか……色々な事が頭の中を駆け巡っていた。
生きている心地がしない……早く証拠を掴んで家に帰り寝たかった。
教会の前は街灯が付いているものの薄暗く、脇の家に続く路地裏も家の灯りのみで不気味だった。
「ひとまず教会は……」
教会の扉が開いているかを確認する、だが当然扉は開いて居なかった。
するとアダムスは路地裏に入り上を見上げる、屋根には天窓が二つ付いて居た。
『付与/部位強化、足』
周りに聞こえないように静かにボソッと呟き足に魔法を掛けるとグッと踏み込みジャンプする、そして軽々と15メートルはある屋根に着地すると天窓をゆっくりと開けた。
『重力軽減』
魔法で重力を少し軽くして高所からの落下を和らげると静かに下へと着地する、そして辺りを見回すと静かに祭壇の方へと向かった。
祭壇に置いてあった果物は無くなって居た。
「話によれば右の部屋に保管してるんだよな……」
神父の言って居た部屋の方を見ると歩き出す、ふとジャルヌを模した像が視界に入るが瞳が赤く煌めき不気味だった。
昼は明るく美しい像だったが夜になるだけでこうも不気味になるとは……
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