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4章 始動
109話 本当のデート
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「兎に角誘えって言われたからデートに誘ったけど、何をしろって言うのよマリア」
今のタイミングを逃してはならない、そう言われて私はケイトをデートに誘ったんだけど、急な事だったから準備も何もなかったの。
でもね、了承をケイトから貰えたから、それだけで私嬉しかったのよ。
「あの時の服を着てブローチも付けて来た以外ノープランとか、私らしくないけど、ケイトと決めるのも楽しそうよね」
クジラ戦でもそうだったし、楽しくなりそうで嬉しいのだけど、ドキドキして仕方ありません。
急な事だったから、ケイトも驚いて賛成したのかもしれないし、最近一緒にいなかったから心配です。
「はぁ~ドキドキする、私変じゃないよね」
服もお化粧もケイトの好みだし、問題はないはずだけど、一緒じゃない時間が多いとこんなに不安になるとは思いませんでした。
あの時の海が見える公園に1時間も前に来ちゃって、色々考えてしまいます。
「上着を着ないで使ってみたけど、ケイトは気づいてくれるかしら?」
「そこの君ちょっといいかな」
帽子も似合いそうなのを合わせてみたけど、ちょっと大人な感じで良いと思っているわ。
でも、前みたいに失敗してるかもしれないから、心配で仕方ないのよ。
「ブローチにも合ってるし、これ以上似合いそうなのがないのよね~」
「ちょっと~聞いてますかぁ~」
私が考え事をしてたら、男の人が3人も私の前にいて全然気づかなかったわ。
いかにもチャラそうで私の趣味じゃないし、そもそもこれからデートなのに困ってしまったのよ。
「何ですかあなたたち?私、待ち合わせしてるんですけど」
「そうだったの?随分前からいるからさぁ、君可愛いから声を掛けたんだ」
「そうですか」
真ん中の男にニッコリ笑顔でお礼を言いますが、私は明らかに塩対応をしました。
でも、ナンパだからか諦めてくれなくて、こんなこと初めてで私もちょっとソワソワです。
「ほんとほんと、お世辞じゃないよ」
「それはどうもありがとう」
「でさぁ、待ち合わせに来ない奴なんかほっておいてさぁ、俺たちと遊ばない?」
「いえ結構です、私は行きません」
私はキッパリと断り、男たちの顔も見ていません。
ケイトとの約束まで40分だし、まだまだ掛かるからちょっと困ったわ。
「そう言わないでさぁ、君だって待たされてるんだ、少し遅れても平気だって」
「そうそう、ちょっとお茶するだけだって」
「ですから、行きませんと言ってますよ」
右の男の人も参加して来て、断ってるのに引きません。
こうなったら魔法少女になって懲らしめようかと思ったけど、その前に最後の警告をしたわ。
「お兄さんたち勘違いしてますよ、私中学生です、あまりそう言った事すると迷惑です」
「またまたぁ~」
「そうは見えないよ~大人の女性って感じだ、だから行こうよ」
ケイトが選んでくれた服なのだから、大人の女性に見えるのは当然で、それでいて可愛いと言ってくれるの。
こんな人達でも釣れるならっと、私はちょっと自信を持ったけど、気を取られたせいで男に手首を掴まれてしまったわ。
「放してください、大声を出しますよ」
「まぁそう言わずにさ」
「行こう行こう」
どうやら分かってくれない様で、私は大声を出すことにしました。
でも、そのタイミングで男たちの後ろに、待っていた人が目に入ったわ。
「ケイト!」
「お待たせムツ、その人たちって知り合い?」
ケイトが来てくれて、私は安心もしたんだけど、それ以上にケイトの服がすごくかっこ良かったんです。
私の決意を察知してくれたのかもしれないから、それだけで嬉しかったわ。
「君かぁ~こんなかわいい子を待たせてるのは」
「お兄さんたち、もしかしなくてもムツの知り合いじゃないの?」
「知り合いさ、今から遊びに行くんだ」
右の人がそう言ってきて、私の手首をつかんでる左の人が放してくれません。
遊びに行かないって言ってるのに、話の分からない人達でイラっとしてきました。
「遊びに?そんなわけないよ、ムツがそんな事するはずない、そうだよねムツ」
「そう」
「良いんだよそんな事は!おまえがどこかに行けばそれで丸く収まる」
「そうだぜ、見なかったことにしてあっちに行けよガキ」
男たちが私の言葉を遮ってケイトを追い払おうとして来たけど、3人だからって強気なのは良いけど相手が悪かったわ。
可哀そうと思いながら、私はケイトが助けてくれるのを待ちました。
「まいったね、諦めてくれないのお兄さんたち」
「もういい、おい一発殴ってやれ、そうすりゃ分かんだろ」
「おう、やってやるぜ」
「痛っ!」
手を掴んでた男が私を引っ張ったから、手首から痛みが走って声が出てしまったわ。
それを聞いたケイトが、次の瞬間には横にいて手を振り上げてたのよ。
「まったく、ムツが痛がってるじゃないか、放してねっと」
「ぐあっ!」
男の手首に手刀で一撃入れて、男を引き剥がしてくれて、私は嬉しかったけど、それ以上にケイトが私の手首をさすってくれたから、もうドキドキです。
離れて行く男はかなり痛そうだけど、それを無視してケイトが私の心配してくれたわ。
「ありがとケイト」
「ムツ、ほんとに平気?ポーション飲む」
「ありがと、それほどじゃないわ」
「それなら良いけど、お兄さんたち」
ケイトは、ちょっと怒った顔をして男たちに向き、私を守ってくれました。
こういった時のケイトは、とっても頼りになってカッコいいのよ。
「いつもは可愛いのに、困っちゃうわ」
「お前、いい度胸じゃねぇか」
「ぶちのめす」
手首を抑えてる男が先頭になり、3人は頭に血が昇っている様で、もう引くことはなさそうです。
まだやるの?っとケイトも呆れてて、私もやめた方が良いと言ってあげたわ。
「ムツもこう言ってるし、お兄さんたちもう分かったでしょ」
「うるせぇよガキ」
「やれやれ、僕はあまりそう言った事は好きじゃないんです、もうあきらめてくださいよ」
「ここまでされて黙ってられるかよ、行くぞお前ら」
3人で一気に突撃してきたんですけど、啓斗に勝てるはずもなく、次の瞬間には3人が同時に投げ飛ばされていたわ。
怪我をしない様に、下の砂浜に落ちていったから、ケイトと一緒に笑っちゃったわ。
「さて行こうかムツ」
「ええ、助けてくれてありがとケイト」
ホントは、直ぐにでも告白するつもりだったんだけど、そんな気分でもないし、まずは遊ぶことにしたの。
ケイトと相談して決まった目的地は、前にいかなかった遊園地で、手を繋いでデートが始まったの。
今のタイミングを逃してはならない、そう言われて私はケイトをデートに誘ったんだけど、急な事だったから準備も何もなかったの。
でもね、了承をケイトから貰えたから、それだけで私嬉しかったのよ。
「あの時の服を着てブローチも付けて来た以外ノープランとか、私らしくないけど、ケイトと決めるのも楽しそうよね」
クジラ戦でもそうだったし、楽しくなりそうで嬉しいのだけど、ドキドキして仕方ありません。
急な事だったから、ケイトも驚いて賛成したのかもしれないし、最近一緒にいなかったから心配です。
「はぁ~ドキドキする、私変じゃないよね」
服もお化粧もケイトの好みだし、問題はないはずだけど、一緒じゃない時間が多いとこんなに不安になるとは思いませんでした。
あの時の海が見える公園に1時間も前に来ちゃって、色々考えてしまいます。
「上着を着ないで使ってみたけど、ケイトは気づいてくれるかしら?」
「そこの君ちょっといいかな」
帽子も似合いそうなのを合わせてみたけど、ちょっと大人な感じで良いと思っているわ。
でも、前みたいに失敗してるかもしれないから、心配で仕方ないのよ。
「ブローチにも合ってるし、これ以上似合いそうなのがないのよね~」
「ちょっと~聞いてますかぁ~」
私が考え事をしてたら、男の人が3人も私の前にいて全然気づかなかったわ。
いかにもチャラそうで私の趣味じゃないし、そもそもこれからデートなのに困ってしまったのよ。
「何ですかあなたたち?私、待ち合わせしてるんですけど」
「そうだったの?随分前からいるからさぁ、君可愛いから声を掛けたんだ」
「そうですか」
真ん中の男にニッコリ笑顔でお礼を言いますが、私は明らかに塩対応をしました。
でも、ナンパだからか諦めてくれなくて、こんなこと初めてで私もちょっとソワソワです。
「ほんとほんと、お世辞じゃないよ」
「それはどうもありがとう」
「でさぁ、待ち合わせに来ない奴なんかほっておいてさぁ、俺たちと遊ばない?」
「いえ結構です、私は行きません」
私はキッパリと断り、男たちの顔も見ていません。
ケイトとの約束まで40分だし、まだまだ掛かるからちょっと困ったわ。
「そう言わないでさぁ、君だって待たされてるんだ、少し遅れても平気だって」
「そうそう、ちょっとお茶するだけだって」
「ですから、行きませんと言ってますよ」
右の男の人も参加して来て、断ってるのに引きません。
こうなったら魔法少女になって懲らしめようかと思ったけど、その前に最後の警告をしたわ。
「お兄さんたち勘違いしてますよ、私中学生です、あまりそう言った事すると迷惑です」
「またまたぁ~」
「そうは見えないよ~大人の女性って感じだ、だから行こうよ」
ケイトが選んでくれた服なのだから、大人の女性に見えるのは当然で、それでいて可愛いと言ってくれるの。
こんな人達でも釣れるならっと、私はちょっと自信を持ったけど、気を取られたせいで男に手首を掴まれてしまったわ。
「放してください、大声を出しますよ」
「まぁそう言わずにさ」
「行こう行こう」
どうやら分かってくれない様で、私は大声を出すことにしました。
でも、そのタイミングで男たちの後ろに、待っていた人が目に入ったわ。
「ケイト!」
「お待たせムツ、その人たちって知り合い?」
ケイトが来てくれて、私は安心もしたんだけど、それ以上にケイトの服がすごくかっこ良かったんです。
私の決意を察知してくれたのかもしれないから、それだけで嬉しかったわ。
「君かぁ~こんなかわいい子を待たせてるのは」
「お兄さんたち、もしかしなくてもムツの知り合いじゃないの?」
「知り合いさ、今から遊びに行くんだ」
右の人がそう言ってきて、私の手首をつかんでる左の人が放してくれません。
遊びに行かないって言ってるのに、話の分からない人達でイラっとしてきました。
「遊びに?そんなわけないよ、ムツがそんな事するはずない、そうだよねムツ」
「そう」
「良いんだよそんな事は!おまえがどこかに行けばそれで丸く収まる」
「そうだぜ、見なかったことにしてあっちに行けよガキ」
男たちが私の言葉を遮ってケイトを追い払おうとして来たけど、3人だからって強気なのは良いけど相手が悪かったわ。
可哀そうと思いながら、私はケイトが助けてくれるのを待ちました。
「まいったね、諦めてくれないのお兄さんたち」
「もういい、おい一発殴ってやれ、そうすりゃ分かんだろ」
「おう、やってやるぜ」
「痛っ!」
手を掴んでた男が私を引っ張ったから、手首から痛みが走って声が出てしまったわ。
それを聞いたケイトが、次の瞬間には横にいて手を振り上げてたのよ。
「まったく、ムツが痛がってるじゃないか、放してねっと」
「ぐあっ!」
男の手首に手刀で一撃入れて、男を引き剥がしてくれて、私は嬉しかったけど、それ以上にケイトが私の手首をさすってくれたから、もうドキドキです。
離れて行く男はかなり痛そうだけど、それを無視してケイトが私の心配してくれたわ。
「ありがとケイト」
「ムツ、ほんとに平気?ポーション飲む」
「ありがと、それほどじゃないわ」
「それなら良いけど、お兄さんたち」
ケイトは、ちょっと怒った顔をして男たちに向き、私を守ってくれました。
こういった時のケイトは、とっても頼りになってカッコいいのよ。
「いつもは可愛いのに、困っちゃうわ」
「お前、いい度胸じゃねぇか」
「ぶちのめす」
手首を抑えてる男が先頭になり、3人は頭に血が昇っている様で、もう引くことはなさそうです。
まだやるの?っとケイトも呆れてて、私もやめた方が良いと言ってあげたわ。
「ムツもこう言ってるし、お兄さんたちもう分かったでしょ」
「うるせぇよガキ」
「やれやれ、僕はあまりそう言った事は好きじゃないんです、もうあきらめてくださいよ」
「ここまでされて黙ってられるかよ、行くぞお前ら」
3人で一気に突撃してきたんですけど、啓斗に勝てるはずもなく、次の瞬間には3人が同時に投げ飛ばされていたわ。
怪我をしない様に、下の砂浜に落ちていったから、ケイトと一緒に笑っちゃったわ。
「さて行こうかムツ」
「ええ、助けてくれてありがとケイト」
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