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2章2つ目の世界
31話 現状把握
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「はぁ~普通に協力しているってのにどうしてこうなる」
俺はあの隊長に脅しという感じの言葉を突き付けられた、協力だけじゃダメなのかよ。
『では他の国に行ってはどうですか主』
「そうも考えたがどこも同じだろう、選定した国なんだぞここは」
そうなんだ、ここがあいつらの少ない場所であることは偶然だが、ここから始めなくてはいけない、出来るだけ被害者を出さないためにな。
『主、気に病んでいますか?』
「それは当然だろう、普通に人殺しをしたんだぞ、戦争でもなく前の感染者でもない、ただ衝動に駆られている者ってだけだ」
1人だけそうでない場合があったがな、恐らくああなってもこの世界はお終いなのだろう、だがどれくらい濃くなればああなるか分からないし、薄くてももしかしたら環境で悪くなる可能性だってある、分身からいくつかのスキルを習得した方が良いと言われているから出来ればそうしたい、だが今は出来ないな。
『今は分かっていませんが1人いたでしょう、それに主なら分かっていますよね、あれがどういった物なのか』
「だがナビ玉、これは前の奴らとは違う、俺のいた世界ともだ、これはまるで」
まだ仮説だがこれは恐らく当たりだろう。
『そうですね、多分主の考えてるので合ってますよ、私からは言えませんが』
「やはりか、じゃあ俺のいた世界のあいつらは」
『すみません主』
それしか言わなくなったな、そうか奴らは進化しているんだな、そして俺の世界では奴らの最終形態って訳か、そしてそれを言えない何かがあると。
「いいさそれだけ分かればな、要はこの世界救済はそのまま俺の願いだって事だ」
ナビ玉は何も言わない、そうだよな言えないんだよな、だが十分だ。
『ですがこのままいけば主はずっとつらい思いをしますよ、これから先はきっとこういったことを沢山します』
「そうだろうな、だがな前の世界でこんなことを言ってた、覚悟のない奴には何も救えない」
ん!?違ったか?撃たれる覚悟だったか?
『ですが主はちゃんと覚悟はしていたでしょう』
「まぁな、だが自分だけ犠牲になればいいとは思っていたぞ、だが違ったんだどんなことをしても世界を救うって事だったんだなナビ玉」
それ位しないと勝てない敵、それがあいつらだ、それなら俺も覚悟を決める。
『まぁなんと言いますか、頑張って下さい主』
「ああ、まずは戦争を無くすぞ」
『はいです主』
まずはこの国を救い大きくする、そして分身と力を合わせ国同士を繋ぐ。
『でも主、あれはどうするのです?』
「う!?せっかくカッコよく決めているのにそれを言うな、イルティが聞かないんだ、それにそうしないとって後の話まで付けられたんだぞ、もう後には引けない」
なんでもイルティと契りを交わし、初夜をする事で他の女性が俺を狙わないように抑えるらしい、それでも迫ってくる女性はいるそうだけどな。
「はぁ~それでも来るくらい俺は有名人なのかよって思うが、帰ってきた時のあれがあるから何も言えないんだよなぁ」
『熱烈な視線がすごかったですからね、一人で済むなら主でも何とかと言ったとこですか』
それで済むとは思えないが、イルティが頑張ってくれるらしいし、まぁ支障がない程度で頑張るよ。
「それにちょっとした考えもある、出来ればしたくないがどうせなら使うぞ」
俺の子供なら心臓に浸食はないだろう、少しずつでも無くせるなら何とかして見せるよ。
『ぷぷ、やせ我慢ですね、まぁ主らしいですが、それでもかなり掛かりますね』
「いくらでも掛けるさ、それで被害が最小限になるってんならな」
俺はどうも繁殖行為ってのは苦手だ、カナともしていたが他の者とはしていない、まぁ俺の世界では戦力アップの為に国が選んだ者としていたが、あれには好意と言う物はなかった、好意があるとどうしてもやりにくいんだ。
俺はあの隊長に脅しという感じの言葉を突き付けられた、協力だけじゃダメなのかよ。
『では他の国に行ってはどうですか主』
「そうも考えたがどこも同じだろう、選定した国なんだぞここは」
そうなんだ、ここがあいつらの少ない場所であることは偶然だが、ここから始めなくてはいけない、出来るだけ被害者を出さないためにな。
『主、気に病んでいますか?』
「それは当然だろう、普通に人殺しをしたんだぞ、戦争でもなく前の感染者でもない、ただ衝動に駆られている者ってだけだ」
1人だけそうでない場合があったがな、恐らくああなってもこの世界はお終いなのだろう、だがどれくらい濃くなればああなるか分からないし、薄くてももしかしたら環境で悪くなる可能性だってある、分身からいくつかのスキルを習得した方が良いと言われているから出来ればそうしたい、だが今は出来ないな。
『今は分かっていませんが1人いたでしょう、それに主なら分かっていますよね、あれがどういった物なのか』
「だがナビ玉、これは前の奴らとは違う、俺のいた世界ともだ、これはまるで」
まだ仮説だがこれは恐らく当たりだろう。
『そうですね、多分主の考えてるので合ってますよ、私からは言えませんが』
「やはりか、じゃあ俺のいた世界のあいつらは」
『すみません主』
それしか言わなくなったな、そうか奴らは進化しているんだな、そして俺の世界では奴らの最終形態って訳か、そしてそれを言えない何かがあると。
「いいさそれだけ分かればな、要はこの世界救済はそのまま俺の願いだって事だ」
ナビ玉は何も言わない、そうだよな言えないんだよな、だが十分だ。
『ですがこのままいけば主はずっとつらい思いをしますよ、これから先はきっとこういったことを沢山します』
「そうだろうな、だがな前の世界でこんなことを言ってた、覚悟のない奴には何も救えない」
ん!?違ったか?撃たれる覚悟だったか?
『ですが主はちゃんと覚悟はしていたでしょう』
「まぁな、だが自分だけ犠牲になればいいとは思っていたぞ、だが違ったんだどんなことをしても世界を救うって事だったんだなナビ玉」
それ位しないと勝てない敵、それがあいつらだ、それなら俺も覚悟を決める。
『まぁなんと言いますか、頑張って下さい主』
「ああ、まずは戦争を無くすぞ」
『はいです主』
まずはこの国を救い大きくする、そして分身と力を合わせ国同士を繋ぐ。
『でも主、あれはどうするのです?』
「う!?せっかくカッコよく決めているのにそれを言うな、イルティが聞かないんだ、それにそうしないとって後の話まで付けられたんだぞ、もう後には引けない」
なんでもイルティと契りを交わし、初夜をする事で他の女性が俺を狙わないように抑えるらしい、それでも迫ってくる女性はいるそうだけどな。
「はぁ~それでも来るくらい俺は有名人なのかよって思うが、帰ってきた時のあれがあるから何も言えないんだよなぁ」
『熱烈な視線がすごかったですからね、一人で済むなら主でも何とかと言ったとこですか』
それで済むとは思えないが、イルティが頑張ってくれるらしいし、まぁ支障がない程度で頑張るよ。
「それにちょっとした考えもある、出来ればしたくないがどうせなら使うぞ」
俺の子供なら心臓に浸食はないだろう、少しずつでも無くせるなら何とかして見せるよ。
『ぷぷ、やせ我慢ですね、まぁ主らしいですが、それでもかなり掛かりますね』
「いくらでも掛けるさ、それで被害が最小限になるってんならな」
俺はどうも繁殖行為ってのは苦手だ、カナともしていたが他の者とはしていない、まぁ俺の世界では戦力アップの為に国が選んだ者としていたが、あれには好意と言う物はなかった、好意があるとどうしてもやりにくいんだ。
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