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4章 制覇
最終話 さらなる準備
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とても嫌な予感がした私は、早く文哉と結婚の誓いを立てたかったんだけど、また後回しになってしまい、やっぱり予感が当たったと思って彼を見送ったわ。
「どうしよう、このままじゃ、また文哉に好意を持つ人が出てくる予感よ」
これ以上増えるのはあまりよろしくないと思ったのだけど、もう覚悟を決めるしかないと心を決めたのよ。
その気持ちを麻帆子姉さんに伝えたら、ニヤニヤされてしまったわ。
「何よ姉さん、私は本気なのよ」
「それは分かってるわ美穂子、でもちゃんと守ってくれるから平気よ」
「そうだけど、増えたら私といる時間が減るじゃない」
今でも忙しくてあまり一緒にいられなくて、私もミクルたちも寂しい気持ちだったんです。
結婚すれば住む場所も一緒だし、出来るだけ一緒に居たかったんです。
「それだって7人で分けるから少ないのに、これ以上になったらどうするのよ」
「まぁそうね、これだけの事になったから、予定通り国を作ることになるだろうし、それでも時間は削られるわね」
「そうなのよ、だから国が邪魔をしなくなっても、結局私たちの時間って少ないのよ」
これでは幸せとは呼べないと泣きそうだけど、それでも一緒に居られるから幸せではあったわ。
文哉が目を覚まさなかった頃に比べれば、天と地ほどの差があり、もうあんなことは絶対に起きてほしくなかったんです。
「美穂子、そんなに焦らなくても時間は沢山あるわよ」
「麻帆子姉さん・・・そうよね、分かったわ」
「分かって貰ったところで・・・アタシもその仲間に入れてほしいのだけど」
「なっ!」
いつかそうなるとは思ったけど、このタイミングはずるくて、私は直ぐに返事が出来ませんでした。
麻帆子姉さんもそれは分かっていた様で、申し訳なさそうな顔をしていたわ。
「やっぱりダメかしら」
「ずるいわよ麻帆子姉さん、そんな顔されたら断れないわ」
「ごめんなさい美穂子、あなたたちが優先で良いから、どうか許してね」
麻帆子姉さんに頷き、私は一緒になる事を承諾したけど、麻帆子姉さんはまだ文哉に伝えてない様で、そこでもまたやられたと思ったのよ。
私達が許可したことを言えば、文哉はイエスと答えやすくなり、本当にずるいと怒ったのよ。
「ごめんなさい美穂子、それくらいしないと断られるのが分かっているから・・・アタシも幸せになりたいのよ」
「そうよね、目の前に幸せがあるなら掴みたいわよね」
その気持ちは本当に良く分かり、文哉もそれを感じて了承するのが分かったわ。
気持ちを理解して大切にしてくれる彼の傍にいる事は、それだけ心地の良いモノで、私はそれを守りたいと心のそこから思っていたわ。
「一緒にそれを守りましょう麻帆子姉さん」
「それが条件って事ね、分かったわ」
ちゃんと条件を理解して了承してくれて、その気持ちを伝える為、警察と自衛隊が撤退して直ぐに文哉の所に向かったわ。
文哉の気もこちらに走ってきていて、再開は直ぐに出来て状況を聞いたのよ。
「そう、やっぱり国を作るのね」
「そうなんだ、だからちょっと忙しくなるんだよ」
「それは分かったけど、式はちゃんと挙げましょうね」
そんな時間はないと言いたそうな文哉だったけど、それだけは譲れなかったし、その夜を私たちは楽しみにしていたんです。
これ以上引き延ばしは困るし、麻帆子姉さんの件もあったから追加情報として教えたのよ。
「お、お姉さんもなの?」
「ええ、あなたはとても理想的な男性よ、最初に会った時からちょっと気になっていたのだけど、何度も一緒にいてそう思ったのよ」
「み、美穂子は認めたのかな?」
「そうよ文哉、だから式を早く上げたいのよ」
そういう事なんだと理解して、文哉は式を挙げる事を最優先してくれることになって、国を作った事を宣言するのと一緒に公表する約束をしてくれたわ。
それには数日が掛かり、やっと文哉と夫婦になれるのが嬉しくて涙が出てきたわ。
「そうだよね、みんなを待たせてるよね」
「そうよ、ずっと待っていたんだからね」
「ごめんね美穂子、後少しだよ」
「そんな事言って、何か起きたらそちらを優先するんでしょう」
それはフラグだよっと文哉に言われたけど、それを乗り越えて式を挙げる事を決意してくれたわ。
その為の対策を考えてくれるという事で、私はとても安心して待つことにしましたよ。
「良かったわね美穂子」
「うん、本気になった文哉があそこまで言うのだもの、もう安心よ」
「そうね、アタシも参加出来そうで良かったわ」
みんなで幸せになりましょうと言われ、私は本当に幸せでしたよ。
数日後、私達は予定通り結婚式を挙げる事が出来て、一緒に国を作る事も世間に宣言し、私達は新たな一歩を進むことになったんです。
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まったりーです
ご愛読ありがとうございます。
これでお話は完結となります。
「どうしよう、このままじゃ、また文哉に好意を持つ人が出てくる予感よ」
これ以上増えるのはあまりよろしくないと思ったのだけど、もう覚悟を決めるしかないと心を決めたのよ。
その気持ちを麻帆子姉さんに伝えたら、ニヤニヤされてしまったわ。
「何よ姉さん、私は本気なのよ」
「それは分かってるわ美穂子、でもちゃんと守ってくれるから平気よ」
「そうだけど、増えたら私といる時間が減るじゃない」
今でも忙しくてあまり一緒にいられなくて、私もミクルたちも寂しい気持ちだったんです。
結婚すれば住む場所も一緒だし、出来るだけ一緒に居たかったんです。
「それだって7人で分けるから少ないのに、これ以上になったらどうするのよ」
「まぁそうね、これだけの事になったから、予定通り国を作ることになるだろうし、それでも時間は削られるわね」
「そうなのよ、だから国が邪魔をしなくなっても、結局私たちの時間って少ないのよ」
これでは幸せとは呼べないと泣きそうだけど、それでも一緒に居られるから幸せではあったわ。
文哉が目を覚まさなかった頃に比べれば、天と地ほどの差があり、もうあんなことは絶対に起きてほしくなかったんです。
「美穂子、そんなに焦らなくても時間は沢山あるわよ」
「麻帆子姉さん・・・そうよね、分かったわ」
「分かって貰ったところで・・・アタシもその仲間に入れてほしいのだけど」
「なっ!」
いつかそうなるとは思ったけど、このタイミングはずるくて、私は直ぐに返事が出来ませんでした。
麻帆子姉さんもそれは分かっていた様で、申し訳なさそうな顔をしていたわ。
「やっぱりダメかしら」
「ずるいわよ麻帆子姉さん、そんな顔されたら断れないわ」
「ごめんなさい美穂子、あなたたちが優先で良いから、どうか許してね」
麻帆子姉さんに頷き、私は一緒になる事を承諾したけど、麻帆子姉さんはまだ文哉に伝えてない様で、そこでもまたやられたと思ったのよ。
私達が許可したことを言えば、文哉はイエスと答えやすくなり、本当にずるいと怒ったのよ。
「ごめんなさい美穂子、それくらいしないと断られるのが分かっているから・・・アタシも幸せになりたいのよ」
「そうよね、目の前に幸せがあるなら掴みたいわよね」
その気持ちは本当に良く分かり、文哉もそれを感じて了承するのが分かったわ。
気持ちを理解して大切にしてくれる彼の傍にいる事は、それだけ心地の良いモノで、私はそれを守りたいと心のそこから思っていたわ。
「一緒にそれを守りましょう麻帆子姉さん」
「それが条件って事ね、分かったわ」
ちゃんと条件を理解して了承してくれて、その気持ちを伝える為、警察と自衛隊が撤退して直ぐに文哉の所に向かったわ。
文哉の気もこちらに走ってきていて、再開は直ぐに出来て状況を聞いたのよ。
「そう、やっぱり国を作るのね」
「そうなんだ、だからちょっと忙しくなるんだよ」
「それは分かったけど、式はちゃんと挙げましょうね」
そんな時間はないと言いたそうな文哉だったけど、それだけは譲れなかったし、その夜を私たちは楽しみにしていたんです。
これ以上引き延ばしは困るし、麻帆子姉さんの件もあったから追加情報として教えたのよ。
「お、お姉さんもなの?」
「ええ、あなたはとても理想的な男性よ、最初に会った時からちょっと気になっていたのだけど、何度も一緒にいてそう思ったのよ」
「み、美穂子は認めたのかな?」
「そうよ文哉、だから式を早く上げたいのよ」
そういう事なんだと理解して、文哉は式を挙げる事を最優先してくれることになって、国を作った事を宣言するのと一緒に公表する約束をしてくれたわ。
それには数日が掛かり、やっと文哉と夫婦になれるのが嬉しくて涙が出てきたわ。
「そうだよね、みんなを待たせてるよね」
「そうよ、ずっと待っていたんだからね」
「ごめんね美穂子、後少しだよ」
「そんな事言って、何か起きたらそちらを優先するんでしょう」
それはフラグだよっと文哉に言われたけど、それを乗り越えて式を挙げる事を決意してくれたわ。
その為の対策を考えてくれるという事で、私はとても安心して待つことにしましたよ。
「良かったわね美穂子」
「うん、本気になった文哉があそこまで言うのだもの、もう安心よ」
「そうね、アタシも参加出来そうで良かったわ」
みんなで幸せになりましょうと言われ、私は本当に幸せでしたよ。
数日後、私達は予定通り結婚式を挙げる事が出来て、一緒に国を作る事も世間に宣言し、私達は新たな一歩を進むことになったんです。
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まったりーです
ご愛読ありがとうございます。
これでお話は完結となります。
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