荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明

まったりー

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1章 覚醒

3話 前世の記憶は素晴らしい

《ステータス》

【名前】
バイト

【年齢】
15歳

【種族】
人種

【職業】
ポーター

【レベル】
5

【HP】
1000

【MP】
1000

【力】
2000

【防御】
2000

【素早さ】
600

【魔法抵抗】
1000

【魔法】
火レベル1


【スキル】
短剣術レベル1
解体レベル3
鑑定レベル3
収集レベル3
薬調合レベル3
調理レベル5

【ユニークスキル】
無限収納
空間魔法


【称号】
苦労人
(人生苦労の連続にある者に送られる称号)

空間魔法士
(空間を操る事が出来ます)

年上殺し
(自分よりも年上の男女を虜にする)
※注意
虜になりそうな者に対して好意を持つ者は、逆に嫌う傾向がある。


「おっっっしゃああぁー!!」


僕は自分のステータスに収納スキルがあったのを見て雄叫びを上げてしまったよ、これが叫ばずにいられるかよって感じだね。


「な、何だいバイト!?どうしたんだい」


僕の雄叫びを聞いてローリンさんが箒をもってドアを開けて入ってきました、ローリンさんはすごい顔してますよ、後ろにはリーリンちゃんが隠れてるし、叫んじゃってごめんなさい。


「すみませんローリンさん、自分のステータスを見てたらちょっと叫びたくなって」

「なんだいそれは、全く勘弁しておくれよバイト」


ローリンさんがホッとして箒を下ろしてくれました、僕は頭を下げて謝ったよ、まさかこんな大事になるとは、ほんとごめんなさい。


「お兄ちゃん平気?」

「ああリーリンちゃん平気だよ、騒いじゃってごめんね」


僕は膝に手を置いてリーリンちゃんと同じ目線で謝ったよ、まだローリンさんの後ろに隠れているけど、分かってくれたのかニッコリ笑ってくれました、あとでチップをはずんであげないとね。


「さて、カギは閉めた・・・問題はこの空間魔法だね、ラノベとかでも色々違うからなぁ」


ローリンさんたちが安心して部屋を出たので僕はスキルの確認を始めました、文字の通りなら空間を作れるのが妥当だけど、さてどんな空間が作れるんだろうね。


「お!?・・・おおホントに空間を作れる!後は・・・ん?」


僕は空間魔法を念じて使って見ました、するとテレビのモニターのような四角い画面が出てきたんだ、中を見ると森や山、川とかが見えました。


ユニークスキルは唱えないで念じないと使えません、それは使うスキルを強く意識しなければいけないんだ、だから唱えるだけで使える他の魔法と違って使えないだよ、僕は空間を作ることを意識して使ってみたけどすごいねこれは。

僕は念じながら画面を遠くにしてみました、すると森や川がどんどん増え空間が広がっているのがわかりました。大きさ的にはどれくらいかな?僕は画面の中に入れないかと思って手で触ろうとしたんだけど、画面を通り抜けてしまい入れませんでした、どうやらこの空間は空から見るだけみたいだね。


「中に入れないのかぁ~変わった空間魔法だね・・・画面をズームアップしたりズームダウンして見ることが出来るだけか・・・あれ!何かいる」


画面を地上に近づけると何か中にいるのがわかったんだ、すぐにどんな動物がいるのか見たくなって念じながらそれに近づいたよ。


「緑の服を着て動いてるこれって・・・もしかしてノーム?」

『その通りです!』


僕がノームと答えると僕の肩から声がしました、ビックリして飛び上がっちゃったよ。


「だ、誰だよ!」

『どうもマスター私は空間魔法を使う時に付録で付いてくる、ナビゲーターです』


僕が声のした方に振り向くと、肩の上に野球ボールくらいの玉が浮いていたんだ、羽も生えてるしなんなんだよ。


「な、ナビゲーター?」

『そうです、出来ましたら私の固有名称を決めてほしいのですが』


よく見ると玉には顔がありました、つまりは名前を付けてほしいってことだね。


「じゃあハナでどうかな?」


僕は羽が生えてるからってことで簡単に決めました、僕にネーミングセンスがないのは前からなんだよ。


『ハナですか・・・まぁいいです』


羽の生えた玉が下を向き考え込んでいるようでした、そして了承してくれましたよ、なんだか少しがっかりしてるようにも見えたけど、気のせいだよね。


「良かった・・・それでハナ、どうして君が出てきたのかな?」


当然の質問だよね、いきなり僕の肩の上に出てきて声をかけてくるなんておかしいよ、まぁ今の僕なら大体分かるけどさ。


『はい、空間魔法の使い方をご説明するために召喚されました』

「やっぱりね、それでどういった事が出来るのかな」


これってきっと転生者の特権ってやつじゃないかなって思うんだ、僕は神様には会ってないけどきっとそうなんだよ。

僕はハナから説明を聞きました、画面の横に建設できる項目が隠れていること、そしてそれを使い中に都市を作って繁栄させることができることをです。これは僕が前世で好きだった街づくりゲームそのものだったんだ、そして少し追加要素があるんだよ。


「なるほど、文明はそれほどこっちと変えられないけど街を作って繁栄させて、さらにダンジョンが作れると」

『はい、中の住民であるノームたちに冒険者になってもらいダンジョンの中を冒険してもらいます、そしてWP、ワールドポイントと言いますが、それを使ってどんどんダンジョンを深くして行くのです』


普通のダンジョン経営ゲームかな、少し違うのは深くするだけって事だね、モンスターを設置したり、宝箱設置とかはない、深くすれば自然に湧くようになるんだってさ。


「街経営ゲームとダンジョンゲームの組み合わせか・・・それでハナ、この空間を運営して僕にどういったメリットがあるのかな?」

『中の世界をより繁栄させますとワールドポイント(WP)をより多く貰えます、そしてそれを使って交換できる商品があるんですよマスター』


そう言われたのでポイントが表示されているコマンドに意識を集中すると交換できる商品がズラッと並びました。


「おお!?こっちで希少なミスリルとかオリハルコンがある、それに向こうの商品もあるよ!これなんて僕が好きだったチョコケーキだ」

『そうですマスター!後はお分かりですかね?』


羽の玉ハナがにやりと笑って言ってきました、僕も釣られてにやりとしましたよ、なるほどね、これは大儲けできそうだよ。


「分かったよハナ・・・でもWPで中の運営もするって考えると節約も考えないとね」


そうなんだ、WPで住宅を作ったりノームのお手伝いが出来る、中の世界を手伝った方がノームたちは強くなるし数も増えるけど、それだけをしてたんじゃこっちで儲けることはできないんだ。


『まぁそうですね、ですがノームたちも勝手に色々しますから、それほど消費しなくても良いと考えます』


ハナが肩の上で一回転して言ってきました、その動作必要だったかな?確かに街づくりのゲームでは設置さえすれば後は勝手に繁栄してくれます、でも僕はゲーマーとしてそれじゃ済まないよ。


「あのねハナ、より良い街ってのはしっかり考えないと出来ないんだ、それに費用は惜しんではいけないんだよ」


そう言いながら最初に持っていたWP3万Pをすべて街づくりに使いました、今はノームがいないし村位の規模だね、そしてもう一つの要素、ダンジョンはまだ作らないよ。


『そ、そうですか、随分マスターは分かっているようで・・・きっとノームたちも喜んでいることでしょう』


ハナの言葉を聞き流しつつノームたちの動きを観察しています、ノームたちが僕の作った村建設地点に入り始めたよ、うんうんどんどん入ってくれたまえよ君たち。


「後は時間だね、さっきの説明ではこっちの1日が向こうでは1年って事だけど」

『そうです、そして中の1月が経つとWPが貰えます、貰えるポイントは中の繁栄度が影響しますね」


ふむふむ、今はノームたちが100人でWPの収入が2万1531って書いてある、てことは1人200WPくらいなのかな?ちょっとそこら辺は分からないね。


「ポイントの割り振りってどういったことが影響してるのかな?」

『そうですねぇ、ノームの数と村の繁栄度などがポイント化されます、ですがそれ以外にノームたちの暮らしの良さなど細かな場所も対象です』


なるほど、これは数値で見るほかないね、とにかく暮らしを良くすれば良いんだしね。今見ると火熾しを木の棒を使って原始的な方法でしてる、それに畑とかを作らず森で狩りをし始めたよ、せっかく畑の建設ラインを設置してるのに今は知らんぷりだ。


「ノームの知性も必要なんだね・・・何となく分かったよ、じゃあWPが溜まったらまた考えるとして、ハナ次は君の問題だ」

『へ!?私ですか?』


ハナが右の羽で頭?を触って疑問形だよ、わからないかな、この世界には存在してないんだよ君のような物体はさ。


「ハナは他の人には見えるのかな、消えたり出来ない?それと僕とずっと一緒なのかどうかも知りたいんだ」

『ああなるほど、マスターにしか見えませんしずっと一緒ですね、そして声もマスターにしか聞こえませんから』


ハナがそこで話を切って部屋のドアの方を見ています、どうしたのかと思ったらドアが叩かれたんだ。


「あ、あの・・・お兄ちゃん平気?」


鍵を開けるとリーリンちゃんがお盆の上に食事を持って立っていました、すごく戸惑っていますよ、もしかしなくても一人でずっと話している人、とか思われてるのかな。


「だ、大丈夫大丈夫ちょっと考え事してただけだよ、食事ありがとねリーリンちゃん、はいチップ」


僕はリーリンちゃんに銅貨を7枚渡したよ、普通チップは銅貨1枚から3枚なんだけど、これは口止め料も入ってるんだ。


「い、いいのお兄ちゃん!」

「うん、いつも頑張ってるリーリンちゃんにご褒美だよ、でもこのことは内緒にしてね」


指を口の前に立てて言っておきました、でも手を振るリーリンちゃんの顔はどうも分かってなかった感じだったんだ、まぁ10歳のドジっ子リーリンちゃんだからね。


「ホントに頼むよリーリンちゃん」


それだけ言って僕は扉を閉めて部屋にもどりました、ちょっと疲れたね。


『マスターあの子は平気でしょうか?』

「まぁ話していた内容は良く分かってないだろうし、きっと一人で喋っている人って流れるだけだよ、スキルの事が出なければいいさ」


僕は内心ゲッソリしてましたよ、だってリーリンちゃんが誰かに話したら僕は一人で話をしてる変な人物って流れるんだ、僕は不安になりながらドアを閉めて食事を食べて休みました、静かな部屋に食堂での話声が聞こえて笑っているのがわかりました、僕のことでないことを願っているうちに眠りにつきましたよ。
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