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2章 クラン
39話 朝チュンです
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「朝になっちゃった」
『マスターが私よりも早いなんて驚きです、おはようございますマスター』
僕の肩でそんな声がしたので横を見たんですが、横にはハナ以外もいます。
「アンジェにミリー・・・夢じゃないんだね」
そうなんです、ベッドが小さいから大きいのを出してみんなで寝ました、まぁベッドが大変な事になったからでもありますけどね。
『何を言ってるんですか、これは始まりに過ぎません、これからですよマスター』
「まぁみんなと関係を持ったんだもんね、そこは責任を持つよ」
『違いますよマスター!これからもっと増えると言ってるんです私は、知ってるでしょ』
そう言われて僕は飛び起きました、だってこれ以上増えるのは困るよ。
「どういうことだよハナ!説明してよ」
『前に言ったでしょ、有翼人の二人に天使の二人です、サーチネルの株が上がれば分かりませんが、今は確実にマスターが相手ですよ』
それを聞いて僕は力が抜けちゃって床に座り込みました、確かにそんな目をされた事はあります、そして後2か月後には繁殖期の時期です、有翼人の時期がそこかは知りませんけど、大体の種族はそこなのできっとそうなります、そして天使は聞いたことないです。
「ででで、でもみんなと関係を持ったって言えば」
『マスターそれは逆効果ですよ、まぁそこは直ぐに分かってしまうでしょうからなだれ込んでくるのは確実かと、覚悟した方がよろしいと思いますよマスタ~』
そう言われて僕はなにも言い返せませんでした、だってこの世界は重婚が認められてるんです、男女問わず優秀な人に多数の異性は付いてきます、だから自分も入りたいとか言われている光景が見えます。
「ど、どうしよう・・・ハナどうしたらいいのかな」
『まずは部屋を広い場所に変えた方がよろしいと思います』
まぁベッドを大きくしたせいでこの部屋は狭くなったからね、5階の部屋に移動した方が良いのは分かるよ、でも僕が言いたいのはそこじゃないんだよ。
「ハナ、僕はみんなを止める方を聞きたいんだけど」
『そんな物ありません、マスターがその人たちをふらない限り無理ですよ』
そう言われて僕はあきらめました、だって有翼人の二人は優秀な子供が欲しいから僕の所に来るんだ、その場合断ることは出来ないんだよ、というかそんなことする人はいません。優秀な人は待つのが当たり前の世界なんだよ。
「まさか僕が優秀な方に入っちゃうとは思わなかった」
僕のように孤児だと告白をする方なんだ、選抜される側だから優秀じゃない孤児は大抵残らない、僕はみんなにそう言った理由で断るわけじゃないけど、みんなはそう思うはず、すごくショックを受けちゃうんだ、だからそんな事はしたくない。
『マスター自覚してください、慣れですよ慣れ、昨日の事は突然でしたから記憶があまりないかもしれませんが、次の子たちはマスターを先輩だと思うのです、しっかりリードしなくてはいけませんよ』
ハナにそう言われて渋々着替えました、凄く悪い事をしてる気がする、この世界では当たり前だけど一気にこんなことになるとどうしても思わずにはいられないよね。でもハナの言う通りこれが普通だし慣れるとは思う、僕の体がもつか心配です。
「はぁ~・・・さてみんなを起こしてお風呂に行こうかな」
と言う事で朝風呂に行って食堂で食事をしました、みんなを起こす時何だかドキドキしましたよ。
「さて60階に来たわけですが、さすがにそろそろ放してくれませんかファファナにミリー」
ダンジョンに入るまでミリーとファファナがずっと僕の両脇に来て腕に抱き着いているんです、そして転移ポートフィアで60階に来たので戦闘の始まりなんです。
「もう少ししてたかったけど」
「ん、お仕事」
やっと放してくれたんだけど、アンジェたちがかなり睨んでいました、きっと帰りは3人の誰かがしてくるね。
「シャシャー!」
「くっ動きずらいな、ミリー後ろから行け!」
61階からは広範囲フロアです、森のようになっていて木がすごいので何処から攻撃をされるか分からないんです、だから遠征のお誘いがあったんですけど、カッツェが盾で防ぎきれてないですね。
「敵も多いけどそこだ!」
僕もハンドガンで隠れているモンスターを倒して行きました、でも全方位から敵が来るってなかなか厳しいね。
「この、しつこいわね、はぁっ!」
「アンジェ任せるにゃ」
2人一組になって対応してるけど、やはり全方位はきついね、僕はファファナと後衛だけど、後ろからも来るからファファナから離れないで戦っています、これじゃ解体が出来ないですね。
「本気のスピードを出せば出来なくはないけど、さすがに見せるわけにはいかないよね」
そう呟きながらハンドガンで敵を倒して行き、やっと休憩です。
「やっぱきついなアンジェ」
「そうね、でもバイトから貰った武器のおかげで何とかなってるわ」
解体をしながら聞き耳を立てています、確かに僕はみんなに装備を渡しました、一番使いこなしているのはミリーですね、近接からの銃とかほんと反則だよって思っちゃう、さっきもカッツェと連携している時に後ろを取られたんだけど、そのままの姿勢で銃を撃って後ろのモンスターを倒してたんだ、威力もすごいけどあれが出来るのは相当な熟練者だけだよ。
「にゃねぇ、あたいもこのグローブお気に入りにゃ」
「ん、この杖もすごい」
自分たちの武器を見てウットリしてます、今回遠征の為に神棚チートを有効活用して少し奮発しました、武器屋のノームさんにミスリルで作って貰った装備で量産してるんですよ。
「解体終わりました、進みましょう」
僕の解体中はみんなには休憩してもらっていますが、今日は少し速さを確認したくて急ぎました、やっぱりかなりステータスが上がってます。
「まだ63階かよ、アンジェ休憩しようぜ」
昼くらいになってみんなが少し疲れ始めました、やっぱり全方位を警戒するって疲れるんだね、僕は食事の用意をし始めたんだ。そしてある物を休憩所の周りに置きました。
「ねぇバイトっち、それってなに?」
「これはですね、防衛結界と言って簡単に言いますと、安全地帯を作る魔道具です」
ミリーが防衛結界のコケシを置いていると聞いてきたので説明しました、これもノームたちが作った物で中途半端な場所でも安全に休憩出来て便利なんですよ。
「へぇ~これでゆっくり食事が出来るんだね」
「そうです、みんな疲れてるから丁度いいでしょ」
やっぱり広範囲フロアはきついかもです、モンスターはそれほどでもないのにみんなかなり疲れてます、僕の食事でリフレッシュしてもらいました。
「やっぱ食事が美味いのはいいよな」
「そうねカッツェ、いまごろあの子たちも頑張ってるのかしらね」
アンジェがクリプルたちの事を思ってくれてるみたいです、僕が一緒じゃない初めての探索ですからね、少し心配だけどきっと大丈夫さ。
「きっとそうだよアンジェ、僕たちも負けないように頑張ろう」
「そうね、何せバイトが一人前って認めたんだものね」
アンジェがネックレスを出して赤くなってます、仲間の証として作ったんだけど、何だか違う感じで受け取ったのかな、それのせいで昨晩はああなったのかな。
「じゃあ行こうぜ、早くここに慣れねぇとな」
カッツェにみんなで頷いて僕たちは出発しました、さっきよりも慣れてきてみんなの動きが良くなりましたよ、僕もなるべく気付かれないようにエリア探査をして誘導はしてますが、それを引いても慣れるのが早かったです。
『マスターが私よりも早いなんて驚きです、おはようございますマスター』
僕の肩でそんな声がしたので横を見たんですが、横にはハナ以外もいます。
「アンジェにミリー・・・夢じゃないんだね」
そうなんです、ベッドが小さいから大きいのを出してみんなで寝ました、まぁベッドが大変な事になったからでもありますけどね。
『何を言ってるんですか、これは始まりに過ぎません、これからですよマスター』
「まぁみんなと関係を持ったんだもんね、そこは責任を持つよ」
『違いますよマスター!これからもっと増えると言ってるんです私は、知ってるでしょ』
そう言われて僕は飛び起きました、だってこれ以上増えるのは困るよ。
「どういうことだよハナ!説明してよ」
『前に言ったでしょ、有翼人の二人に天使の二人です、サーチネルの株が上がれば分かりませんが、今は確実にマスターが相手ですよ』
それを聞いて僕は力が抜けちゃって床に座り込みました、確かにそんな目をされた事はあります、そして後2か月後には繁殖期の時期です、有翼人の時期がそこかは知りませんけど、大体の種族はそこなのできっとそうなります、そして天使は聞いたことないです。
「ででで、でもみんなと関係を持ったって言えば」
『マスターそれは逆効果ですよ、まぁそこは直ぐに分かってしまうでしょうからなだれ込んでくるのは確実かと、覚悟した方がよろしいと思いますよマスタ~』
そう言われて僕はなにも言い返せませんでした、だってこの世界は重婚が認められてるんです、男女問わず優秀な人に多数の異性は付いてきます、だから自分も入りたいとか言われている光景が見えます。
「ど、どうしよう・・・ハナどうしたらいいのかな」
『まずは部屋を広い場所に変えた方がよろしいと思います』
まぁベッドを大きくしたせいでこの部屋は狭くなったからね、5階の部屋に移動した方が良いのは分かるよ、でも僕が言いたいのはそこじゃないんだよ。
「ハナ、僕はみんなを止める方を聞きたいんだけど」
『そんな物ありません、マスターがその人たちをふらない限り無理ですよ』
そう言われて僕はあきらめました、だって有翼人の二人は優秀な子供が欲しいから僕の所に来るんだ、その場合断ることは出来ないんだよ、というかそんなことする人はいません。優秀な人は待つのが当たり前の世界なんだよ。
「まさか僕が優秀な方に入っちゃうとは思わなかった」
僕のように孤児だと告白をする方なんだ、選抜される側だから優秀じゃない孤児は大抵残らない、僕はみんなにそう言った理由で断るわけじゃないけど、みんなはそう思うはず、すごくショックを受けちゃうんだ、だからそんな事はしたくない。
『マスター自覚してください、慣れですよ慣れ、昨日の事は突然でしたから記憶があまりないかもしれませんが、次の子たちはマスターを先輩だと思うのです、しっかりリードしなくてはいけませんよ』
ハナにそう言われて渋々着替えました、凄く悪い事をしてる気がする、この世界では当たり前だけど一気にこんなことになるとどうしても思わずにはいられないよね。でもハナの言う通りこれが普通だし慣れるとは思う、僕の体がもつか心配です。
「はぁ~・・・さてみんなを起こしてお風呂に行こうかな」
と言う事で朝風呂に行って食堂で食事をしました、みんなを起こす時何だかドキドキしましたよ。
「さて60階に来たわけですが、さすがにそろそろ放してくれませんかファファナにミリー」
ダンジョンに入るまでミリーとファファナがずっと僕の両脇に来て腕に抱き着いているんです、そして転移ポートフィアで60階に来たので戦闘の始まりなんです。
「もう少ししてたかったけど」
「ん、お仕事」
やっと放してくれたんだけど、アンジェたちがかなり睨んでいました、きっと帰りは3人の誰かがしてくるね。
「シャシャー!」
「くっ動きずらいな、ミリー後ろから行け!」
61階からは広範囲フロアです、森のようになっていて木がすごいので何処から攻撃をされるか分からないんです、だから遠征のお誘いがあったんですけど、カッツェが盾で防ぎきれてないですね。
「敵も多いけどそこだ!」
僕もハンドガンで隠れているモンスターを倒して行きました、でも全方位から敵が来るってなかなか厳しいね。
「この、しつこいわね、はぁっ!」
「アンジェ任せるにゃ」
2人一組になって対応してるけど、やはり全方位はきついね、僕はファファナと後衛だけど、後ろからも来るからファファナから離れないで戦っています、これじゃ解体が出来ないですね。
「本気のスピードを出せば出来なくはないけど、さすがに見せるわけにはいかないよね」
そう呟きながらハンドガンで敵を倒して行き、やっと休憩です。
「やっぱきついなアンジェ」
「そうね、でもバイトから貰った武器のおかげで何とかなってるわ」
解体をしながら聞き耳を立てています、確かに僕はみんなに装備を渡しました、一番使いこなしているのはミリーですね、近接からの銃とかほんと反則だよって思っちゃう、さっきもカッツェと連携している時に後ろを取られたんだけど、そのままの姿勢で銃を撃って後ろのモンスターを倒してたんだ、威力もすごいけどあれが出来るのは相当な熟練者だけだよ。
「にゃねぇ、あたいもこのグローブお気に入りにゃ」
「ん、この杖もすごい」
自分たちの武器を見てウットリしてます、今回遠征の為に神棚チートを有効活用して少し奮発しました、武器屋のノームさんにミスリルで作って貰った装備で量産してるんですよ。
「解体終わりました、進みましょう」
僕の解体中はみんなには休憩してもらっていますが、今日は少し速さを確認したくて急ぎました、やっぱりかなりステータスが上がってます。
「まだ63階かよ、アンジェ休憩しようぜ」
昼くらいになってみんなが少し疲れ始めました、やっぱり全方位を警戒するって疲れるんだね、僕は食事の用意をし始めたんだ。そしてある物を休憩所の周りに置きました。
「ねぇバイトっち、それってなに?」
「これはですね、防衛結界と言って簡単に言いますと、安全地帯を作る魔道具です」
ミリーが防衛結界のコケシを置いていると聞いてきたので説明しました、これもノームたちが作った物で中途半端な場所でも安全に休憩出来て便利なんですよ。
「へぇ~これでゆっくり食事が出来るんだね」
「そうです、みんな疲れてるから丁度いいでしょ」
やっぱり広範囲フロアはきついかもです、モンスターはそれほどでもないのにみんなかなり疲れてます、僕の食事でリフレッシュしてもらいました。
「やっぱ食事が美味いのはいいよな」
「そうねカッツェ、いまごろあの子たちも頑張ってるのかしらね」
アンジェがクリプルたちの事を思ってくれてるみたいです、僕が一緒じゃない初めての探索ですからね、少し心配だけどきっと大丈夫さ。
「きっとそうだよアンジェ、僕たちも負けないように頑張ろう」
「そうね、何せバイトが一人前って認めたんだものね」
アンジェがネックレスを出して赤くなってます、仲間の証として作ったんだけど、何だか違う感じで受け取ったのかな、それのせいで昨晩はああなったのかな。
「じゃあ行こうぜ、早くここに慣れねぇとな」
カッツェにみんなで頷いて僕たちは出発しました、さっきよりも慣れてきてみんなの動きが良くなりましたよ、僕もなるべく気付かれないようにエリア探査をして誘導はしてますが、それを引いても慣れるのが早かったです。
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