29 / 133
29 大会の当日4
しおりを挟む
『続きまして、3年生、軽場南波。去年の優勝者です! 再び栄光を掴むことはできるのか? これは見ものです!』
司会の声とともに南波は中央に躍り出る。
僕は南波の出方を待つ。
南波は机の方まで行くと、指につばをつけて、ペラペラと写真集をめくる。
さすがに2回戦目は出なさそうだが、南波は勃起させている。
「僕の葉阿戸の写真集が!」
「包茎頑張れ!」
葉阿戸の声がした。
ドッ!
場内は笑いに包まれる。
「うぐぅ!」
南波の精液はマットに空高く上がった。
「あー飛球だ」
僕は哀れにも口が先に出る。
『えー只今の記録44センチです』
司会は冷静沈着に述べた。
僕は優勝したということを噛みしめた。
がやがや。
『蟻音たい君にはドーピング疑惑がでておりましたが、協議の結果、合法とみなされました』
『よって優勝は、蟻音たい君率いる1年3組のチームです! おめでとうございます』
パチパチパチパチ!
ピーーーー!
わーーわーー!
「午後1時からは表彰式を行います。1年3組の代表に賞状、賞金、トロフィーとあるものを授与します。それから3年1組の代表に賞状、トロフィーを授与します。12時45分には再度お集まりください。以上、生徒会からでした』
そうして、昼休みになった。
僕はというと、胴上げされていた。
「わーい! わーい!」
「あ! そろそろ、弁当の時間だ!」
僕は下ろしてもらうために変な演技をした。
「「「じゃあそろそろ行くか」」」
皆は僕を下ろして、体育館から出ていく。
「わあ、コホン、コホン」
前を歩くいちは咳をしながら歓声をあげていた。
「何だよ? お! 雪だ!」
雪は降り積もり、真っ白い世界を演出していた。
まるで違う世界に来たかのようだった。
「今日帰れるかな?」
僕はもう降ってない雪を眺めていた。
(僕をお祝いしてくれているのかな)
「じゃいに送っていってもらおうよ」
「そうだな」
僕らは渡り廊下から教室まで歩を進めた。
「君達!」
1年3組の廊下で葉阿戸とじゃいが待っていた。もちろん今日はちゃんとした学ラン姿だ。
「優勝おめでとう!」
「まあな。ありがと! 2年が転んだからどうにかなったわけだがな」
「僕のセリフを全部取らないでよ、茂丸!」
「今日帰るの億劫だ? 車に乗せてやても良いでごわす」
「ありがとう、じゃあ、そうさせてもらうね」
「終わたら待てるだ」
「じゃあ、飯だから、またな」
「またね」
僕らはいつものように机に座ってご飯を食べた。
僕は弁当を隠すと、茂丸にまじまじと見られた。何も言われなかったが、茂丸の悲しそうな目をしばらくは忘れなさそうだ。
その後、トロフィー授与が行われるため皆は体育館へ到着した。
『皆さん席を立って、ステージ台付近にお集まり下さい』
司会が話している。
僕と茂丸、それから竹刀はステージ台に上がってステージの脇のところに集まっていた。
『それでは2位、3年1組、軽場南波』
「銀賞、軽場南波殿は飛距離大会で名誉な成績を収めたのでよってここにトロフィーを贈り、また之を表彰します 飛距離大会実行委員会 会長 飯野正行」
南波は不満そうな顔で賞状とトロフィーを受け取った。
「それでは1位、1年3組蟻音たい、授与の便宜上、クラスメートも表彰席に並びます」
「金賞、蟻音たい殿は飛距離大会で名誉な成績を収めたのでよってここにトロフィーと金一封と記念品を贈り、また之を表彰します 飛距離大会実行委員会 会長 飯野政行」
僕は賞状とトロフィーをもらった。
茂丸は金一封を、竹刀は金色に輝く陰茎のオブジェをもらった。
僕以外の1年3組の2人はステージ台の下に降りていく。
(あれのオブジェとか、絶対いらねぇ!)
『それでは表彰台に登って下さい』
司会が話を進める。
表彰台の1位のところに僕は登った。
2位の南波は悔しそうにしている。
3位は不在だった。
パシャパシャ。カシャカシャ。
皆が写真を撮る。強烈な音に鼓膜がどうにかなりそうだった。
ざわざわ。
僕は何気なく茂丸の方を見た。
「茂丸! 危ねえ!」
僕の声に周囲の人はびっくりする。
当の茂丸は、コンパクトナイフが腹部に突き刺さっていた。そしてそれをひっこ抜くモブ。
茂丸の腹から血がどくどくと出ている。
モブはもう一撃加えようと刃先を茂丸に向ける。
「茂丸!」
僕が叫んだ次には、山田が自分の手にナイフを貫通させて、そのままモブを投げていた。関節技を決めている。山田の手から血が溢れる。
ざわざわ、ざわざわ。
何がなんだかわからない様子だ。
「誰か警察と救急車、呼んでくれ!」
「大丈夫ですか!?」
近くにいた保健室の先生が救急箱を持って駆け寄る。
「俺が呼ぶ、ちょっと待ってろ」
意外な人物が、そうマイクに言ってのけた。
彼は裏で糸をひいている南波だった。
『もしもし、……事件です。私立御手洗高校で生徒がナイフで刺されました。救急車も1台お願いします。はい、俺の名前は軽場南波です。1人の男子は腹部を刺されています。先生も手を負傷してます。お願いします』
そういう南波に僕は呆気にとられる。茂丸のところまでは人混みで近くには行けなさそうだ。地団駄を踏む。
「あんただろう、首謀者は! くだらねえ真似しやがって」
僕は南波にタックルする。
「俺は関係ないぜ」
南波はステージではぐらかす。
僕は真正面から受けられた。低身長の割には筋肉がありずっしりと重たく感じる。
そのうちに真横にずれてかわされた。
「あんたの親がモブの父を解雇や地方に飛ばしたりできる地位なんだろ?」
僕は転びながら、必死に食らいつく。
南波はいきなりニヤついていた顔から真剣な顔に変わった。
「モブから聞いたのか?」
「夢で見たんだ」
「あいつ裏切ったんだな」
「信じられないかもしれないけど。あんた生徒会の副会長と組んで僕をTE○GAを選ばせてはめようとしただろ」
南波は辛いものでも食べたかのように汗だくになっていく。
「どこまで知ってるんだ」
「そりゃ言えないな」
僕はハッタリをかます。
「父のことは黙っていてくれるか」
「インサイダー取引のことか?」
僕は適当なことを南波に耳打ちした。
「誰にも話してないだろうな!? 頼む、黙っていてくれ」
「じゃあ、警察に命令したことを話せよ」
僕はまっすぐ目を見て話す。効果は抜群だった。
「それで、勘弁してくれるんだな! 分かったから絶対に内密にしてくれよ」
「今後もう、人を傷つけないって約束守れるか?」
「守る!」
「絶対だからな。破ったら分かってるな」
「はい」
そういう南波を後にして、僕は少しずつ、茂丸に近づいていく。
「通してくれ」
僕は人垣で八方塞がりになる。
バン!
ちょうどよく警察と救急員が到着して押し入った。
その隊員達に、男子は蜘蛛の子を散らすようにあぶれる。
「彼です」
「名前は? 住所は? 年齢は? 家の電話番号は?」
マシンガントークのように根掘り葉掘り問いただされている。。
対して、茂丸の声は小さく、ざわめく館内では聞き取れない。
「たい! よそう! これ以上茂丸に気を使わせるな!」
気がつくと葉阿戸は僕の前に立ちはだかっている。
「葉阿戸……」
「今日の帰り、じゃい君の家の人に病院まで送ってもらおうよ」
「そうだな」
人と人の隙間から、茂丸がストレッチャーに乗せられて運ばれていくのが見える。
『皆さん、危ないので一旦学年別、クラス順に並んで下さい。朝と同じ並びです。将棋倒しが起きないように、この非常事態を乗り越えましょう』
放送室から入った声が皆を落ち着かせる。
モブももう警察に連れて行かれたのか、姿がなかった。
『それでは1年3組から順に出ていきましょう』
僕らはそのまま列に並んで、渡り廊下に出た。
雪は若干溶け始めている。
僕の目の前は霧がかった様に感じた。
司会の声とともに南波は中央に躍り出る。
僕は南波の出方を待つ。
南波は机の方まで行くと、指につばをつけて、ペラペラと写真集をめくる。
さすがに2回戦目は出なさそうだが、南波は勃起させている。
「僕の葉阿戸の写真集が!」
「包茎頑張れ!」
葉阿戸の声がした。
ドッ!
場内は笑いに包まれる。
「うぐぅ!」
南波の精液はマットに空高く上がった。
「あー飛球だ」
僕は哀れにも口が先に出る。
『えー只今の記録44センチです』
司会は冷静沈着に述べた。
僕は優勝したということを噛みしめた。
がやがや。
『蟻音たい君にはドーピング疑惑がでておりましたが、協議の結果、合法とみなされました』
『よって優勝は、蟻音たい君率いる1年3組のチームです! おめでとうございます』
パチパチパチパチ!
ピーーーー!
わーーわーー!
「午後1時からは表彰式を行います。1年3組の代表に賞状、賞金、トロフィーとあるものを授与します。それから3年1組の代表に賞状、トロフィーを授与します。12時45分には再度お集まりください。以上、生徒会からでした』
そうして、昼休みになった。
僕はというと、胴上げされていた。
「わーい! わーい!」
「あ! そろそろ、弁当の時間だ!」
僕は下ろしてもらうために変な演技をした。
「「「じゃあそろそろ行くか」」」
皆は僕を下ろして、体育館から出ていく。
「わあ、コホン、コホン」
前を歩くいちは咳をしながら歓声をあげていた。
「何だよ? お! 雪だ!」
雪は降り積もり、真っ白い世界を演出していた。
まるで違う世界に来たかのようだった。
「今日帰れるかな?」
僕はもう降ってない雪を眺めていた。
(僕をお祝いしてくれているのかな)
「じゃいに送っていってもらおうよ」
「そうだな」
僕らは渡り廊下から教室まで歩を進めた。
「君達!」
1年3組の廊下で葉阿戸とじゃいが待っていた。もちろん今日はちゃんとした学ラン姿だ。
「優勝おめでとう!」
「まあな。ありがと! 2年が転んだからどうにかなったわけだがな」
「僕のセリフを全部取らないでよ、茂丸!」
「今日帰るの億劫だ? 車に乗せてやても良いでごわす」
「ありがとう、じゃあ、そうさせてもらうね」
「終わたら待てるだ」
「じゃあ、飯だから、またな」
「またね」
僕らはいつものように机に座ってご飯を食べた。
僕は弁当を隠すと、茂丸にまじまじと見られた。何も言われなかったが、茂丸の悲しそうな目をしばらくは忘れなさそうだ。
その後、トロフィー授与が行われるため皆は体育館へ到着した。
『皆さん席を立って、ステージ台付近にお集まり下さい』
司会が話している。
僕と茂丸、それから竹刀はステージ台に上がってステージの脇のところに集まっていた。
『それでは2位、3年1組、軽場南波』
「銀賞、軽場南波殿は飛距離大会で名誉な成績を収めたのでよってここにトロフィーを贈り、また之を表彰します 飛距離大会実行委員会 会長 飯野正行」
南波は不満そうな顔で賞状とトロフィーを受け取った。
「それでは1位、1年3組蟻音たい、授与の便宜上、クラスメートも表彰席に並びます」
「金賞、蟻音たい殿は飛距離大会で名誉な成績を収めたのでよってここにトロフィーと金一封と記念品を贈り、また之を表彰します 飛距離大会実行委員会 会長 飯野政行」
僕は賞状とトロフィーをもらった。
茂丸は金一封を、竹刀は金色に輝く陰茎のオブジェをもらった。
僕以外の1年3組の2人はステージ台の下に降りていく。
(あれのオブジェとか、絶対いらねぇ!)
『それでは表彰台に登って下さい』
司会が話を進める。
表彰台の1位のところに僕は登った。
2位の南波は悔しそうにしている。
3位は不在だった。
パシャパシャ。カシャカシャ。
皆が写真を撮る。強烈な音に鼓膜がどうにかなりそうだった。
ざわざわ。
僕は何気なく茂丸の方を見た。
「茂丸! 危ねえ!」
僕の声に周囲の人はびっくりする。
当の茂丸は、コンパクトナイフが腹部に突き刺さっていた。そしてそれをひっこ抜くモブ。
茂丸の腹から血がどくどくと出ている。
モブはもう一撃加えようと刃先を茂丸に向ける。
「茂丸!」
僕が叫んだ次には、山田が自分の手にナイフを貫通させて、そのままモブを投げていた。関節技を決めている。山田の手から血が溢れる。
ざわざわ、ざわざわ。
何がなんだかわからない様子だ。
「誰か警察と救急車、呼んでくれ!」
「大丈夫ですか!?」
近くにいた保健室の先生が救急箱を持って駆け寄る。
「俺が呼ぶ、ちょっと待ってろ」
意外な人物が、そうマイクに言ってのけた。
彼は裏で糸をひいている南波だった。
『もしもし、……事件です。私立御手洗高校で生徒がナイフで刺されました。救急車も1台お願いします。はい、俺の名前は軽場南波です。1人の男子は腹部を刺されています。先生も手を負傷してます。お願いします』
そういう南波に僕は呆気にとられる。茂丸のところまでは人混みで近くには行けなさそうだ。地団駄を踏む。
「あんただろう、首謀者は! くだらねえ真似しやがって」
僕は南波にタックルする。
「俺は関係ないぜ」
南波はステージではぐらかす。
僕は真正面から受けられた。低身長の割には筋肉がありずっしりと重たく感じる。
そのうちに真横にずれてかわされた。
「あんたの親がモブの父を解雇や地方に飛ばしたりできる地位なんだろ?」
僕は転びながら、必死に食らいつく。
南波はいきなりニヤついていた顔から真剣な顔に変わった。
「モブから聞いたのか?」
「夢で見たんだ」
「あいつ裏切ったんだな」
「信じられないかもしれないけど。あんた生徒会の副会長と組んで僕をTE○GAを選ばせてはめようとしただろ」
南波は辛いものでも食べたかのように汗だくになっていく。
「どこまで知ってるんだ」
「そりゃ言えないな」
僕はハッタリをかます。
「父のことは黙っていてくれるか」
「インサイダー取引のことか?」
僕は適当なことを南波に耳打ちした。
「誰にも話してないだろうな!? 頼む、黙っていてくれ」
「じゃあ、警察に命令したことを話せよ」
僕はまっすぐ目を見て話す。効果は抜群だった。
「それで、勘弁してくれるんだな! 分かったから絶対に内密にしてくれよ」
「今後もう、人を傷つけないって約束守れるか?」
「守る!」
「絶対だからな。破ったら分かってるな」
「はい」
そういう南波を後にして、僕は少しずつ、茂丸に近づいていく。
「通してくれ」
僕は人垣で八方塞がりになる。
バン!
ちょうどよく警察と救急員が到着して押し入った。
その隊員達に、男子は蜘蛛の子を散らすようにあぶれる。
「彼です」
「名前は? 住所は? 年齢は? 家の電話番号は?」
マシンガントークのように根掘り葉掘り問いただされている。。
対して、茂丸の声は小さく、ざわめく館内では聞き取れない。
「たい! よそう! これ以上茂丸に気を使わせるな!」
気がつくと葉阿戸は僕の前に立ちはだかっている。
「葉阿戸……」
「今日の帰り、じゃい君の家の人に病院まで送ってもらおうよ」
「そうだな」
人と人の隙間から、茂丸がストレッチャーに乗せられて運ばれていくのが見える。
『皆さん、危ないので一旦学年別、クラス順に並んで下さい。朝と同じ並びです。将棋倒しが起きないように、この非常事態を乗り越えましょう』
放送室から入った声が皆を落ち着かせる。
モブももう警察に連れて行かれたのか、姿がなかった。
『それでは1年3組から順に出ていきましょう』
僕らはそのまま列に並んで、渡り廊下に出た。
雪は若干溶け始めている。
僕の目の前は霧がかった様に感じた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる