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40話 終焉
しおりを挟む「よし、じゃあ触れるよ」
リスナールを除いた、メンバーが頷くのを確認し…金属で出来た大きな扉に触れると、徐々に開いていく。
「よし、行くぞ」
アリーに続くように、ボスの部屋に足を踏み入れると…眼の前には信じられないような光景が広がっていた。
あれは…なんだ…?
他の者…道中、全く動揺などしなかったアリーでさえ、眼を見開き強く手を握りしめていた。
リスナールは信じられないのか呆然と。
ネロは尻尾を立て、全身の毛が逆立っていた。
あれは…龍…なのか?
**********
種族:神龍
名前:ユキ
体力:〆03#\*
魔力:♪##2÷6°
スキル:神○2々<々91 5^…:20|%82・
称号:神龍 :…<21…\> 〆5,…〒$
**********
なっ! 見れないだと!?
しかも、コイツは俺が今まで殺してきた魔物よりも遥かに強いプレッシャーを放っている。
まさか…コイツは、魔物の頂点ーー
終焉なのか?
「グロォ……」
ん…? 何か様子がおかしい。
俺達を見ずに、眼を閉じており、全く動く気配がない。
そんな事を考えていると、俺の支配領域に入ってくる生命体を察知した。
「ククククク…愚かな人間共と、愚かな人間に飼われた獣よ…よくぞここまで来たな。私は…いや! 我こそは、偉大なるダンジョンの主! ゴブリンマジシャン…いや! キングゴブリンマジシャンである!! 平伏せぇぇいい!!」
そう言って玉座の後ろから、現れたのは魔力が宿った宝石を埋め込まれている木で出来た杖を持ったゴブリンだった。
**********
種族:ダンジョンマスター
名前:キング・オブ・ゴブリン
体力:580
魔力:1160+100.000
スキル:ダンジョン(熟練度40.2)地形操作(熟練度37.5)威圧(熟練度3.1)
称号:【ダンジョンの守護者】【強運】
「「「(………)」」」
殺すか。
「むむ!! そこの愚かな下等なる獣よ! 貴様、魔法を使おうとしてるな? だがしかーし!! 我には! そう、我には! 通じぬのだよ! 平伏せぇぇいい!!」
【空間魔法レベル3(次元斬り)】
「ヌワ! 貴様! 我には通じぬと言ったではないか!! さては貴様の脳は小さいと見える。まぁ、それも仕方なかろうな…なんせ、所詮は獣…嘆かわしい」
無言で飛ばした斬撃は、ゴブリンに触れると消滅した。
な! 覇王級でさえ、葬る次元斬りだぞ!?
「むむむむ!! き、貴様!! 下等なる獣のくせに、いったいどれだけ強力の技を放った!! 一瞬で魔力が8割も減ったではないか!!」
コイツ…馬鹿だな。
何でわざわざ自分の弱点を言うんだよ…馬鹿だろ。
「馬鹿だな」
「馬鹿だねぇ」
「馬鹿にゃ」
「ききき貴様等ーー!! 我を! そう、偉大なる我を馬鹿にするとは万死に値する!! そこでちょっと待ってろ!!」
そう言うと、ゴブリンは杖を神龍に向け…魔力を吸い出しだした。
もちろん、待つはずもなく…。
「風魔法レベル3 疾風」
「は…?」
アリーが風魔法を使い、加速し…ゴブリンの距離を詰め、首を切った。
ゴブリンは何が起きたのか分からず、首は転がり…杖を床に落とし崩れ落ちた。
さて、問題はコイツ何だよなぁ…。
俺は今も眠り続けている、神龍を見上げた。
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