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17.可愛いだけじゃいられないよ

372.ポーションの話をしようか

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「ジョンさん…僕のポーションが見当たらないのですが、知りませんかね?」
「あれは恐ろしいので外しておきました。あれを使われると精神的ダメージがひどいのでやめてください…」



口を尖らせてブゥたれているアキラが可愛い、薄い青色のポーションと黄色のポーションを取り出した。


「ジョンも疲れてない?疲労回復ポーションのんでおく?
これ飲んどくと明日は寝起きスッキリよ?」


テレビのCMのようなことを言っている…今のアキラに比べたら全然疲れていないので遠慮しておく。
ベッドから僕が支えないと上体も起こせないアキラと比べたらもうねぇ…

 
「いいの?いっぱいストックあるから遠慮しないでね?
これは副作用ないし、ちゃんと商品化もされてるのだから大丈夫だよ?

ちょっと自分用にいじってはあるけど…本当にいい?
やっぱりジョンはまだ若いね~うらやましぃ」



おじさんみたいなことを言いながら黄色いポーションを飲んでいく。

受け入れ側とじゃ、体の負担自体が違うんだよ!
僕がひどいことをやっといてなんですけど…
自分の状況ちゃんと理解してるんだろうか?っと心配になる。


「僕のことはいいから、アキラは自分の心配してよ…
ポーションはどうしたらいい?かけたらいいのかな?」


「うん、ダバダバかけちゃって!それ開封したら使い切りだから、揮発性だし遠慮なくかけちゃって。

小分け用ポーションとかあったらいいと思わない?
ちょっとした傷とかでも使えるようなの…プチサイズみたいな
でも作る側からしたら大変だよなぁ…作る手間一緒だし…」



他のことを考えだしたアキラはほかっておいて、なるべく優しくうつ伏せにさせてお尻にポーションをかけていく。
シューシューと煙を出して傷が塞がっていく、特に痛そうでもないのでやっホッとできた。




「アキラ、お風呂わかしてあるから入ろうか?」
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