白いワンコ系αなのに運命の番は、虐待されてる優秀すぎるΩで、なかなか溺愛させてもらえません

モスマンの娘

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8月

96.相談相手をミスチョイス

「ちょっと…残った仕事してくるから……」


屋敷に帰ると、アキラさんは仕事部屋に籠もってしまった。
絶対に仕事じゃないってわかっているけど、僕と離れたいだけなんだってわかっているけど……
僕はなんて声をかけたらいいか、わからないし


どうしたらいいかわからなくて、寝室でとりあえずブラッシングしていた…
アキラさんは僕のフワフワの毛が好きだから


ドン!! コンッコンッ


何かの落ちる音とノックがした。
さっきの音には聞き覚えがある。


扉を開くと、やっぱりカズマさんがいい顔で立っていて……
僕は不安定な気持ちのままに、最も相談に合わない相手を選んで相談してしまった。







「はぁ……なるほどね、Ωオメガの牙狼に誘われたのをアキラにバレて、機嫌が悪くなっちゃたっと

んん~~、………やばい、僕も対処法わからないぞ!
そんなΩオメガちゃんがいたらとりあえず後を追って相手するが答えじゃないの?
えっ?これは絶対に違うよね、どうしたらいいんだろう」


「やっぱりカズマさんもそういう答えなりますよね?
ぶっちゃけ、僕もあの誘いに欠片もひびかない自分にちょっと驚きましたけど……
昔ならもうそれしかなかったですけど
でも今は、あのΩそっちはまったくもってどうでもいいんですよ!

アキラさんの機嫌はどうやったらよくなるんですか?どういう答えが最適解だったの?
なんて言ったらよかったの?
ううぅぅ……経験値が少なすぎてわからない」


僕はもうベッドに突っ伏して唸るしかなくて……
おじいちゃんに相談したら……どうなんだろう?
僕のしいたけは危険に晒されないよね?焼きしいたけにならないよね?




コンッコンッ


部屋のノックの音に体がビクンッと跳ねてしまった。
立っていたのは、やっぱりおじいちゃんだった



「おぉ、やっぱりさっきの音はカズマ君だったか…早めに来れたんじゃない!
なんじゃ?二人で変な顔をして…なんかあったか?
ん?アキラ君はおらんのか?
だいたい午後はお前さんら、ひたすら一緒じゃろう?」


結局、僕はおじいちゃんに聞くことにした。
しいたけを危険に晒しても、カズマさんと二人だと絶対に答えなんてでないだろうし…
せっかくおじいちゃんの家で楽しく過ごせる時間なのに、このまま気まずい雰囲気が続くのは嫌だから






「あぁ……、それはジョン君の対応は間違っとらんよ!
しっかりと断ったんじゃろう?
威嚇までして追い払ったんじゃろう?

完全にアキラ君の問題じゃよ
あの子はどうしてもΩオメガとしての自信がないんじゃろうな…
たぶん今はモンモンと自己嫌悪にでも陥ってるじゃろうな

対処法も何も、ジョン君は今まで通り接してあげておくれ?
お前さんに本当に愛されてるって実感が強まれば、自ずと自信もつくじゃろう」


そんなものなのだろうか?
とりあえずアキラさんが自己嫌悪に陥っているのが心配で、オロオロと困った顔をしていると……



「ジョン君って…付き合う前からも相当だったけど、付き合いだしてからアキラへの心配性なとこひどくなってない?

えぇ……それでよくアキラを抱けたね?あのひ弱な体だとかなり気を使ったんじゃない?
なんか気を張りすぎて、息子勃たなくなりそう…大丈夫だった?」


カズマさんが変な心配をしてくれた。
大丈夫ですよ…僕はアキラさん相手ならビンビンのギンギンですから!!
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