白いワンコ系αなのに運命の番は、虐待されてる優秀すぎるΩで、なかなか溺愛させてもらえません

モスマンの娘

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8月

107.牙狼の恋愛観

「まぁ…いいわい、二人共仲良くやっているようじゃし
アキラ君も幸せそうじゃしな!

それにしても…牙狼はΩオメガがリーダーになることがあるんじゃな
人間ならαアルファがリーダーをすることが多いが…
牙狼のΩオメガは身体的に強いとかあるのかの?」


おじいちゃんが盛大にため息を吐いてから尋ねてきた。
そうですね、人間ならαアルファがほとんどリーダーですよね


「牙狼はある意味、完全実力主義なんですよ。
αアルファでも狩りが上手くなければリーダーにはなれませんし、狩りだけができても統率力がなければなれません

ただΩオメガはそれ以上に魅力的な特徴があるから、力がなくてもリーダーになれたりするんですよ」


おじいちゃんとカズマさんが?マークがでているなぁ
あんまりこれを説明すると、牙狼が動物的だって思われそうで嫌なんだけどな


「牙狼は番制をとる種族なので、番っとお互いが一度決めたらその相手としかいたさ・・・ないんですよ
そして牙狼のメスは基本的に発情期しかオスを受け入れないんです。

でもΩオメガは時期的な発情期の他に周期的な発情期ヒートがあるでしょ?
つまり普通のメスよりいたす・・・回数が多いんですよ
牙狼にとってそれはすごく魅力的だから、オスが取り合うっというかチヤホヤするんです。
それを上手に使ってΩオメガがリーダーになることがあるんですよ

でもだいたい、このやり方でリーダーになった群れは荒れ気味な傾向があります」


「へぇ~つまり、枕営業でのし上がってく感じなのかな?
それは荒れそうだね…
ジョン君は?ジョン君はリーダーとかやってなかったの?
その魔力とか身体能力的にはできたんじゃないの?」


まぁ、確かに打診されたことはなかった訳ではないけど…

「僕はまだ若すぎますよ、リーダーは統率力がいるから
補佐みたいなことはやってたけど、
僕のいた群れのリーダーをみてたら、僕なんてまだまだでしたよ」


「ふ~ん、ジョン君みたいにあちらこちらで遊んでいる牙狼は、一匹狼みたいな感じかと思っていたら
しっかりと群れにも貢献してたんだね?意外だよ」


「はっ?やめてくださいよ!
一匹狼なんて……、恐ろしぃ
あれは牙狼にとっては、最大の屈辱的状況か、最大の悲劇的状況ですよ!
誰にも相手をされないで一生番えなかったダメ牙狼か
番った相手に先立たれた可哀想な廃人牙狼ですよ
本当にやめてくださいよ!!」


言われただけで寒気がする。
自分がそんな状況になったら、泣き暮らしちゃうし!
もうアキラさんがいないなんて耐えられないし!!


「うわっ…ごめんなさい、ジョン君が本気で怒ってる。
めちゃくちゃ牙狼には侮辱的表現だったのかな?」


「番制を取ってる割には自由恋愛主義は許されるんじゃな
矛盾してるようなに思えるが?」


うわっ、おじいちゃんが軽く青筋立てて話に入ってきた。
カズマさんの遊んでる発言がだめだったかな?


「番になるまでは相性とか見るために自由恋愛主義がほとんどです。
体の相性悪くて番っちゃったら最悪でしょ?処女信仰とかもあんまりないし…
どちらかというと、安産体型信仰が強いです。
バンバカ子供を産んでくれるような骨格がいいふくよか気味な雌がモテます。

番っちゃった後は、もう本当に番は半身みたいなものなので
他には受け入れれないし、見向きもしないし
だから番の相手に先立たれても新しい番を受け入れられる者は稀で
若くして先立たれると悲惨なんですよ…

もちろん他の番の雌に手を出すのは最大のご法度です。
無理矢理に出したりしたら、群れ総出で血祭りにあげられても文句言えません」


「なるほどのう……、まぁ種族が違えば恋愛観も違うんじゃな
要はジョン君はアキラ君のことをもう番認定してる感じなんじゃな
半身なんて、いい表現じゃわい、それなら安心じゃな!」


よかった、おじいちゃんが納得してくれた。
それでも僕が抱いてた人数はかなり多い方だったんだけど…
僕のしいたけのためにも、これは言わなくていいことだよね!
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