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9月
123.その正体
生徒会長としてのジョン君への意見書をだして、なぜジョン君が連れて行かれたかの返答を文書で出すことを求めた。
あとは学園長へのこれまでの抗議や、職員からの訴えがなかったかなど調べていけば………
自分の親ながら情けなくなってくる!
なんで一年間で3件もセクハラ被害で訴えられてるの?
ほとんど相手を退職に追いやって、高額な退職金で黙らせていた。
これ……あの人はは知ってるのかな?
俺の目から見たら、あの二人は仲は良さそうに見える。
どちらかというと女王様と従者みたいな感じだけど…
妻の言うことを100%口答えできない、情けない夫というのがあの人の正体だ
どんなに学園や俺とアキラの前でふんぞり返っていても
俺からみたら大変に情けないαに見える
そしてそんなあの人はα優勢思想を信じてやまないのだ
そもそもαってなんなんだろう、周りからチヤホヤされて期待されて、優生だと求められて
そんなことまったくないのに…
俺はΩのアキラに勝てたことなんて、まったくない
そりゃ力でいったら勝てるけど、頭脳が魔法が、そしてなによりカリスマ性が、俺はアキラの足元にも及ばない
そんなアキラに傅いているのが、喜びとすら思えるときがあるくらいだ
そんな俺は確実に父親似なのだろうなっと嫌気を感じながら
もしかしたら弱みなるかもしれないので、セクハラの被害届をまとめておいた。
≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈
ずっと膝を抱えてうずくまっていた。
来るときが来てしまったんだ…
もうアキラさんのところには帰れないし、数日後には殺処分だ。
人間に連れてこられたときは、こうならないようにすごく気をつけていたのに
言われた通りに牙狼の地位向上のために勉強して、行動制限にも下がって……
それでもアキラさんに出会ってしまった瞬間にどうでもよくなった
死ぬことになっても、アキラさんの側にいたかった。
死ぬことになっても、アキラさんに触れたかった。
死ぬことになっても、アキラさんと愛し合いたかった。
きっと僕は満足していたのかもしれない、あの死んだみたいな日々がアキラさんによって色づいた瞬間に
このいつかくるであろう時までに
十分愛せたって……一度は死んだ僕でもアキラさんのおかげで、十分過ぎるほど幸せだったって、そう思えるのに
それでも涙が止まらない、もっと側にいたかった。もっと触りたかった。もっと愛し合いたかった。
二人で誰にも邪魔されないで、好きに生きていきたかった。
アキラさんと番って、ずっとずっと笑っていたかった。
どこまでも溢れる欲望が止まらない
しゃくりあげて、嗚咽を漏らして泣く声を我慢できないで、漏れ出るままにしていると
『はっ……、なんじゃ、人型の牙狼もここ送りになるなんてなぁ…
人間も容赦ないなぁ…』
気づかなかった、もう一人同室者がいたらしい
あとは学園長へのこれまでの抗議や、職員からの訴えがなかったかなど調べていけば………
自分の親ながら情けなくなってくる!
なんで一年間で3件もセクハラ被害で訴えられてるの?
ほとんど相手を退職に追いやって、高額な退職金で黙らせていた。
これ……あの人はは知ってるのかな?
俺の目から見たら、あの二人は仲は良さそうに見える。
どちらかというと女王様と従者みたいな感じだけど…
妻の言うことを100%口答えできない、情けない夫というのがあの人の正体だ
どんなに学園や俺とアキラの前でふんぞり返っていても
俺からみたら大変に情けないαに見える
そしてそんなあの人はα優勢思想を信じてやまないのだ
そもそもαってなんなんだろう、周りからチヤホヤされて期待されて、優生だと求められて
そんなことまったくないのに…
俺はΩのアキラに勝てたことなんて、まったくない
そりゃ力でいったら勝てるけど、頭脳が魔法が、そしてなによりカリスマ性が、俺はアキラの足元にも及ばない
そんなアキラに傅いているのが、喜びとすら思えるときがあるくらいだ
そんな俺は確実に父親似なのだろうなっと嫌気を感じながら
もしかしたら弱みなるかもしれないので、セクハラの被害届をまとめておいた。
≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈
ずっと膝を抱えてうずくまっていた。
来るときが来てしまったんだ…
もうアキラさんのところには帰れないし、数日後には殺処分だ。
人間に連れてこられたときは、こうならないようにすごく気をつけていたのに
言われた通りに牙狼の地位向上のために勉強して、行動制限にも下がって……
それでもアキラさんに出会ってしまった瞬間にどうでもよくなった
死ぬことになっても、アキラさんの側にいたかった。
死ぬことになっても、アキラさんに触れたかった。
死ぬことになっても、アキラさんと愛し合いたかった。
きっと僕は満足していたのかもしれない、あの死んだみたいな日々がアキラさんによって色づいた瞬間に
このいつかくるであろう時までに
十分愛せたって……一度は死んだ僕でもアキラさんのおかげで、十分過ぎるほど幸せだったって、そう思えるのに
それでも涙が止まらない、もっと側にいたかった。もっと触りたかった。もっと愛し合いたかった。
二人で誰にも邪魔されないで、好きに生きていきたかった。
アキラさんと番って、ずっとずっと笑っていたかった。
どこまでも溢れる欲望が止まらない
しゃくりあげて、嗚咽を漏らして泣く声を我慢できないで、漏れ出るままにしていると
『はっ……、なんじゃ、人型の牙狼もここ送りになるなんてなぁ…
人間も容赦ないなぁ…』
気づかなかった、もう一人同室者がいたらしい
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