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9月
129.生還
「数日中にはお返事をいたたきたいです!
裁判になろうがなるまいがどちらにしても、貴方の社会的地位は地に落ちますからね?」
最後はお義兄さんの秘書さんの方が、お千代さんよりも恐ろしい笑みで捨て台詞を残していった。
あの人はかなり出来者だな…
そうとう怖そうな人だ…
「カズマ、アキラのことが何かわかったらすぐに連絡するよ
とりあえず共闘を結ぼう!俺はお前がいあっちに付かなくて本当にほっとしたよ」
嬉しそうに笑うお千代さんに、俺も笑顔で手を振る。傍から見たら俺がアキラじゃなくて、学園長側の人間に見られてたのはすごく心外だけど……
お千代さんがにこやかに帰っていった。
=====================
あれから二日たったけど、相変わらず処分はされていない
とりあえず暇を埋めるために部屋の掃除と牙狼さんとのおしゃべりに読書が加わった。
見張りのお兄さんの持ってきてくれる本だから、ライトノベルだったり漫画だったりするけど…ないよりはマシかな?
「お兄さん、本をありがとうございます。
読み終わりました。また違うのを貸してもらえると嬉しいです。」
「もう読んだのかい?君って本当に優秀な牙狼なんだね…しゃべれて字が読めて魔法が使えるって
しかも、俺から見たらまったく凶暴には見えない…
よし、俺からも所長に言ってみようかな?
君を処分するのは、勿体ないとしか思えないよ…」
本当に優しいお兄さんだ、自分の立場をきっと悪くすることだろうに…
お兄さんこそこんな場所で働いているのは勿体ないよ?
もっとお兄さんに合った職場があると思うけどな…
そんなことを考えていると、奥の扉が開いて、大慌てでスーツの小太りでハゲのおじさんが入ってきた。
「すぐにそこの子を開放する!
引き渡し手があと3時間くらいでくるらしい…、急いで準備を!
あぁ…この施設の存続を揺るがすことが起きたぞ!どうしよぅヒロシ君」
お兄さんの名前はヒロシっていうのか……っと呑気に思っいたら
開放?今…開放って言った?
驚いて毛がブワってなってしまった。
「ははっ、よかったよ!
あんたはこんなところで死んでいい子じゃない
幸せにあなり…あんたの番を幸せにしてあげろよ!
よかったよ、本当によかった」
老牙狼さんが涙目で言ってくれる。
本当に自分のことのように、自分ができなかったことを僕に託すように…
「おじいさん…、ありがとう…
貴方がいなかったら、僕はきっとずっとこの牢屋の中で泣いて暮らしてたよ
自分の運命に絶望して、悲しくて辛くて…あの人を思ってずっと泣いてた。
僕は数日だけど、おじいさんと話せて過ごせて楽しかった。
きっと番さんも幸せだったと思うよ?」
「そうかなぁ…そうだといいなぁ…」
老牙狼さんはくしゃくしゃの顔をして、泣きながら笑ってくれた。
僕は決めた、おじいさんみたいな牙狼を一匹でも減らしていくって
裁判になろうがなるまいがどちらにしても、貴方の社会的地位は地に落ちますからね?」
最後はお義兄さんの秘書さんの方が、お千代さんよりも恐ろしい笑みで捨て台詞を残していった。
あの人はかなり出来者だな…
そうとう怖そうな人だ…
「カズマ、アキラのことが何かわかったらすぐに連絡するよ
とりあえず共闘を結ぼう!俺はお前がいあっちに付かなくて本当にほっとしたよ」
嬉しそうに笑うお千代さんに、俺も笑顔で手を振る。傍から見たら俺がアキラじゃなくて、学園長側の人間に見られてたのはすごく心外だけど……
お千代さんがにこやかに帰っていった。
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あれから二日たったけど、相変わらず処分はされていない
とりあえず暇を埋めるために部屋の掃除と牙狼さんとのおしゃべりに読書が加わった。
見張りのお兄さんの持ってきてくれる本だから、ライトノベルだったり漫画だったりするけど…ないよりはマシかな?
「お兄さん、本をありがとうございます。
読み終わりました。また違うのを貸してもらえると嬉しいです。」
「もう読んだのかい?君って本当に優秀な牙狼なんだね…しゃべれて字が読めて魔法が使えるって
しかも、俺から見たらまったく凶暴には見えない…
よし、俺からも所長に言ってみようかな?
君を処分するのは、勿体ないとしか思えないよ…」
本当に優しいお兄さんだ、自分の立場をきっと悪くすることだろうに…
お兄さんこそこんな場所で働いているのは勿体ないよ?
もっとお兄さんに合った職場があると思うけどな…
そんなことを考えていると、奥の扉が開いて、大慌てでスーツの小太りでハゲのおじさんが入ってきた。
「すぐにそこの子を開放する!
引き渡し手があと3時間くらいでくるらしい…、急いで準備を!
あぁ…この施設の存続を揺るがすことが起きたぞ!どうしよぅヒロシ君」
お兄さんの名前はヒロシっていうのか……っと呑気に思っいたら
開放?今…開放って言った?
驚いて毛がブワってなってしまった。
「ははっ、よかったよ!
あんたはこんなところで死んでいい子じゃない
幸せにあなり…あんたの番を幸せにしてあげろよ!
よかったよ、本当によかった」
老牙狼さんが涙目で言ってくれる。
本当に自分のことのように、自分ができなかったことを僕に託すように…
「おじいさん…、ありがとう…
貴方がいなかったら、僕はきっとずっとこの牢屋の中で泣いて暮らしてたよ
自分の運命に絶望して、悲しくて辛くて…あの人を思ってずっと泣いてた。
僕は数日だけど、おじいさんと話せて過ごせて楽しかった。
きっと番さんも幸せだったと思うよ?」
「そうかなぁ…そうだといいなぁ…」
老牙狼さんはくしゃくしゃの顔をして、泣きながら笑ってくれた。
僕は決めた、おじいさんみたいな牙狼を一匹でも減らしていくって
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