153 / 207
未来へ
151.大学生活スタート
大学に入って近くに一人暮らしのアパートは借りた。
1Kでユニットバスで寮の生徒会長の僕の部屋よりずっと狭いけど、僕一人なら十分な広さだ
最低限の生活費は後見人のおじいちゃんが仕送りをしてくれる。
大学に慣れてきた頃に起業することに決まった。もちろん、従業員は僕一人のめちゃくちゃ小さな会社だ!
牙狼の仲介会社で、まだ顧客はおじいちゃんだけだけど。
それでも、営業をかけたい候補はある
そう…まずは手始めにあの保健所の老牙狼の離反することになった雇い主!
とりあえず、何件か営業を回るために車の免許とかも取ろうと思ったら…
まさかのここでも牙狼の身分が邪魔をして!
牙狼は魔獣だから免許が取れないって…
まだ人狼として登録したのに、各法律が追いついないとか…ただいまダークさんと調節中だ…
「あぁ~!もう、なかなかうまく進まないな
免許もだし、話だけは聞いてくれるんだけどな
契約まではいかないんだよね…」
「あははっ、すごいね!もう社会人みたいなこと言ってるね?
やっぱりジョンは起業してるから、大人っぽいな!
俺なんか、さっき薬学部の噂のΩちゃんとか見てきちゃったよ?ジョンは興味ないだろうけど…
やっぱり可愛かったよ?
小さくて細くて…なのに頭はめちゃくちゃいいらしいよ?」
大学に入ってから友人になった人狼が話しかけてきた。
茶色い毛並みで身長は僕より小さくてコロコロの小太り体型で、たぶん可愛いって言われるワンコ感満載な顔立ちをしている。
とりあえず柴犬ぽかったからシバって呼んでる。
名前は違うけど、覚えてないし…
そうだよそんなんまったく興味ないよ…僕はアキラさん以外は興味ないし!
「この大学はΩ特別枠は設けてないから、自力ではいってきたんだろうね?
すごいよね~何年ぶりからしいよ?
αに囲まれちゃってめちゃくちゃ話しかけられてるのに、まったく眼中にないの!
ひたすら無視して本読んでたからね
…あぁいう子は憧れるな~落として自分のものにしたくなるよね……」
確かにΩはこの大学では見たことがない、五割くらいがαであとはβだ
やっぱり最難関大学だとα率が多くなってくる。
Ωはどうしても身体的に劣るし、発情期が始まれば学校も休みがちになるから
高校での内申点や勉強も遅れがちになってしまうから、そのために大学の特別枠かあったりする。
でもほとんどのΩは結婚するか…理解ある企業勤めるかを選ぶことが多くて…
そのために政府は補助金や優遇措置なんかもあるから、率先して募集する企業も多い
はぁ、でもアキラさんだったら絶対に簡単にこの大学合格するだろうな
もしもあんなことがなかったら、僕のために罪なんて犯さなければ一緒にキャンパスライフとか……
いかんいかん!タラレバを考えていてもしかたないんだ。
「でもこの前そのΩちゃんがそりゃあもう素敵な見るからにαと一緒に歩いてたんだよ!
ショックだった……」
「別にシバには関係ないだろう?
ショックだったって…接点すらないじゃん!
しかもその娘は人間でしょ?シバって人狼以外でも付き合えるの?」
「もちろんだよ!好きになったら人間でも牙狼でも人狼でもなんでもOKさ!
あぁ…でも牙狼は人型でお願いします。犬型はちょっとなぁ…」
失礼なやつだな!犬型の方が良い面もあるんだからね?
アソコの具合とか…多産が多いから子供がバンバカ産んでくれるとか…
いや………やめておこう、教室で熱弁する話じゃない!女性もいるからね?
総スカン食らってしまうからね……
「ジョンはいいじゃん、モテるから!
僕なんてβだからね?
高校のときはそこそこモテたのに、大学入ったら全然!埋もれちゃってるし……」
「モテるって…別に興味ないし!
僕はもう番ってるようなもんだし…
運命の番だし!」
「はぁ、番ってるようなって……
番ってないんでしょ?
運命の番とか、またメルヘンなこといいだして……」
シバは信じてくれてないけど
しつこく誘ってくる女性陣にも、そうやって断ったら……やだっ、可愛い!って言われたし
なんなの?可愛いって…全然諦めてくれなくて、誘ってくる人が更に増えて鬱陶しいんだけど!
「ははっ…ジョン君、なかなかモテててるみたいですね、噂には聞いてますよ?
そんなジョン君にお仕事の紹介がありますよ?」
久しぶりに直接あったダークさんにまで茶化されてしまった。
お仕事の話はありがたいです。
1Kでユニットバスで寮の生徒会長の僕の部屋よりずっと狭いけど、僕一人なら十分な広さだ
最低限の生活費は後見人のおじいちゃんが仕送りをしてくれる。
大学に慣れてきた頃に起業することに決まった。もちろん、従業員は僕一人のめちゃくちゃ小さな会社だ!
牙狼の仲介会社で、まだ顧客はおじいちゃんだけだけど。
それでも、営業をかけたい候補はある
そう…まずは手始めにあの保健所の老牙狼の離反することになった雇い主!
とりあえず、何件か営業を回るために車の免許とかも取ろうと思ったら…
まさかのここでも牙狼の身分が邪魔をして!
牙狼は魔獣だから免許が取れないって…
まだ人狼として登録したのに、各法律が追いついないとか…ただいまダークさんと調節中だ…
「あぁ~!もう、なかなかうまく進まないな
免許もだし、話だけは聞いてくれるんだけどな
契約まではいかないんだよね…」
「あははっ、すごいね!もう社会人みたいなこと言ってるね?
やっぱりジョンは起業してるから、大人っぽいな!
俺なんか、さっき薬学部の噂のΩちゃんとか見てきちゃったよ?ジョンは興味ないだろうけど…
やっぱり可愛かったよ?
小さくて細くて…なのに頭はめちゃくちゃいいらしいよ?」
大学に入ってから友人になった人狼が話しかけてきた。
茶色い毛並みで身長は僕より小さくてコロコロの小太り体型で、たぶん可愛いって言われるワンコ感満載な顔立ちをしている。
とりあえず柴犬ぽかったからシバって呼んでる。
名前は違うけど、覚えてないし…
そうだよそんなんまったく興味ないよ…僕はアキラさん以外は興味ないし!
「この大学はΩ特別枠は設けてないから、自力ではいってきたんだろうね?
すごいよね~何年ぶりからしいよ?
αに囲まれちゃってめちゃくちゃ話しかけられてるのに、まったく眼中にないの!
ひたすら無視して本読んでたからね
…あぁいう子は憧れるな~落として自分のものにしたくなるよね……」
確かにΩはこの大学では見たことがない、五割くらいがαであとはβだ
やっぱり最難関大学だとα率が多くなってくる。
Ωはどうしても身体的に劣るし、発情期が始まれば学校も休みがちになるから
高校での内申点や勉強も遅れがちになってしまうから、そのために大学の特別枠かあったりする。
でもほとんどのΩは結婚するか…理解ある企業勤めるかを選ぶことが多くて…
そのために政府は補助金や優遇措置なんかもあるから、率先して募集する企業も多い
はぁ、でもアキラさんだったら絶対に簡単にこの大学合格するだろうな
もしもあんなことがなかったら、僕のために罪なんて犯さなければ一緒にキャンパスライフとか……
いかんいかん!タラレバを考えていてもしかたないんだ。
「でもこの前そのΩちゃんがそりゃあもう素敵な見るからにαと一緒に歩いてたんだよ!
ショックだった……」
「別にシバには関係ないだろう?
ショックだったって…接点すらないじゃん!
しかもその娘は人間でしょ?シバって人狼以外でも付き合えるの?」
「もちろんだよ!好きになったら人間でも牙狼でも人狼でもなんでもOKさ!
あぁ…でも牙狼は人型でお願いします。犬型はちょっとなぁ…」
失礼なやつだな!犬型の方が良い面もあるんだからね?
アソコの具合とか…多産が多いから子供がバンバカ産んでくれるとか…
いや………やめておこう、教室で熱弁する話じゃない!女性もいるからね?
総スカン食らってしまうからね……
「ジョンはいいじゃん、モテるから!
僕なんてβだからね?
高校のときはそこそこモテたのに、大学入ったら全然!埋もれちゃってるし……」
「モテるって…別に興味ないし!
僕はもう番ってるようなもんだし…
運命の番だし!」
「はぁ、番ってるようなって……
番ってないんでしょ?
運命の番とか、またメルヘンなこといいだして……」
シバは信じてくれてないけど
しつこく誘ってくる女性陣にも、そうやって断ったら……やだっ、可愛い!って言われたし
なんなの?可愛いって…全然諦めてくれなくて、誘ってくる人が更に増えて鬱陶しいんだけど!
「ははっ…ジョン君、なかなかモテててるみたいですね、噂には聞いてますよ?
そんなジョン君にお仕事の紹介がありますよ?」
久しぶりに直接あったダークさんにまで茶化されてしまった。
お仕事の話はありがたいです。
あなたにおすすめの小説
【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話
降魔 鬼灯
BL
ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。
両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。
しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。
コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました
こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。毎日18時50分公開予定です
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
塩対応の同室αが実は俺の番を狙っていた
雪兎
BL
あらすじ
全寮制の名門学園に入学したΩの俺は、入寮初日から最悪の同室相手に当たった。
相手は学年でも有名な優等生α。
成績優秀、運動もできる、顔もいい。なのに——
めちゃくちゃ塩対応。
挨拶しても「……ああ」。
話しかけても「別に」。
距離も近づけないし、なぜか妙に警戒されている気がする。
(俺、そんなに嫌われてる……?)
同室なのに会話は最低限。
むしろ避けられている気さえある。
けれどある日、発情期トラブルで倒れた俺を助けてくれたのは、
その塩対応αだった。
しかも普段とは違い、必死な顔で言われる。
「……他のαに近づくな」
「お前は俺の……」
そこで言葉を飲み込む彼。
それ以来、少しずつ態度が変わり始める。
距離は相変わらず近くない。
口数も少ない。
だけど――
他のαが近づくと、さりげなく間に入る。
発情期が近いと察すると、さりげなく世話を焼く。
そして時々、独占欲を隠しきれない視線。
実は彼はずっと前から知っていた。
俺が、
自分の運命の番かもしれないΩだということを。
だからこそ距離を取っていた。
触れたら、もう止まれなくなるから。
だけど同室生活の中で、
少しずつ、確実に距離は変わっていく。
塩対応の裏に隠されていたのは――
重すぎるほどの独占欲だった。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。