白いワンコ系αなのに運命の番は、虐待されてる優秀すぎるΩで、なかなか溺愛させてもらえません

モスマンの娘

文字の大きさ
156 / 207
未来へ

154.君はやっぱり天使?

『テレビでの活躍、いつも楽しみにしています。
見えなくなると、寂しいです。
ネットの書き込みは公衆便所の落書きです。気にしません』


大変短い手紙だったけど、本当に返事がきた!
寂しいですって言葉がひしひしっと僕の胸に沈んで体をぷるぷる震わせていく…
アキラさんも寂しがってるんだ!
全然、忘れられてないんだ!!


「ほら、アキラは鼻くそほじってる感じじゃないですか!
……なんで公衆便所の手紙でそんなに震えるほど感動できるのか、わかりませんが
とりあえず、このままテレビの仕事は継続でいいですね?」

「はぁ…、アキラさんやっぱり、弱々で天使です。早く会いたいぃぃ
あぁ…でもちょっとはセーブしてもらえますか?
テレビの仕事は拘束時間が長いんですよ、勉強時間がなかなか取れなくて
三年時には司法試験をチャレンジしたいんです。
在学中に必ず取りたいので!」


そういうことでしたら、わかりました。っとあっさりダークさんが了承してくれた。
やっぱりダークさんは筋を通すと優しい人だなぁ
なんて思いながら、手紙を見続けていると……………


「何を今度は、変態みたいなことを始めたんですか?
今をときめく頭脳派イケメンタレントが手紙の匂いを嗅ぎまくるって…
絶対に世間に見せられませんよ!」

「だって…何これ?めちゃくちゃアキラさんのいい匂いがする!
ふわぁぁ…どうしようっ、勃っちゃいそう!!」


ダークさんに追い出されました。部屋を蹴り出す勢いで追い出されました。


「まったく!自分の家ででやりなさい!!
そういえば司法試験は大丈夫なのですか?運転免許はまだ牙狼は取れなかったでしょ?」


………ふわあぁぁ!考えてなかった!!




「ううぅぅ……駄目でした。
はぁ、国家資格はお役所のやることだからなかなか仕事が進まないらしいです。アキラさんに努力の方向には気をつけるんだよって言われてたのに…
僕は間違えてばかりです。なかなか強くなれません」


おじいちゃんにいつもの手紙を渡しながら、しょんぼりと雑談をしていると…


「ふむっ…じゃが、ジョン君は十分努力しているのはワシも知っておるよ?
だめもとじゃが……
少し違う方向から攻めてみるのもありじゃよ?牙狼の地位向上にもなるしな!
少し確認を取るから、待ってておくれ
たぶん気にしないって言うと思うがな?」


何をするつもりなんだろう?
おじいちゃんは学園長室から出てってしばらくすると戻ってきた。


「今、アキラ君に確認を取ってきたわい、テレビで自分のことを話しても構わないそうじゃよ
お前さんがした経験はかなりの悲惨なものじゃなから…それを武器にすればいいんじゃよ?
いいか?お前さんの知名度も好感度もしっかりとした武器じゃ…
それを使ってどう戦うかで強さは決まるからな?
うまくやるんじゃぞ?」


何をいっているのかわからないけど……
今って電話してきたの?アキラさんと話してきたの?だったら少なくとも刑務所には入らなくて済んだのかな?
よかった!すごくよかった!!


僕が尻尾を振れそうなほど、内心喜んでいる中
おじいちゃんがニヤリっと悪い顔をしている。
えっ……何をさせられるの?
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話

降魔 鬼灯
BL
 ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。  両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。  しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。  コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。  

繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました

こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。毎日18時50分公開予定です

貧乏Ωが御曹司αの将来のために逃げた話。

ミカン
BL
オメガバース

その首輪は、弟の牙でしか外せない。

ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。 第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。 初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。 「今すぐ部屋から出ろ!」 独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。 翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。 「俺以外に触らせるな」 そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。 弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。 本当にこのままでもいいのか。 ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。 その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。 どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。 リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24) ※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。 三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。

塩対応の同室αが実は俺の番を狙っていた

雪兎
BL
あらすじ 全寮制の名門学園に入学したΩの俺は、入寮初日から最悪の同室相手に当たった。 相手は学年でも有名な優等生α。 成績優秀、運動もできる、顔もいい。なのに—— めちゃくちゃ塩対応。 挨拶しても「……ああ」。 話しかけても「別に」。 距離も近づけないし、なぜか妙に警戒されている気がする。 (俺、そんなに嫌われてる……?) 同室なのに会話は最低限。 むしろ避けられている気さえある。 けれどある日、発情期トラブルで倒れた俺を助けてくれたのは、 その塩対応αだった。 しかも普段とは違い、必死な顔で言われる。 「……他のαに近づくな」 「お前は俺の……」 そこで言葉を飲み込む彼。 それ以来、少しずつ態度が変わり始める。 距離は相変わらず近くない。 口数も少ない。 だけど―― 他のαが近づくと、さりげなく間に入る。 発情期が近いと察すると、さりげなく世話を焼く。 そして時々、独占欲を隠しきれない視線。 実は彼はずっと前から知っていた。 俺が、 自分の運命の番かもしれないΩだということを。 だからこそ距離を取っていた。 触れたら、もう止まれなくなるから。 だけど同室生活の中で、 少しずつ、確実に距離は変わっていく。 塩対応の裏に隠されていたのは―― 重すぎるほどの独占欲だった。

ネガティブなΩがスパダリαから逃げる

ミカン
BL
オメガバース

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)

子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ 喰われるなんて聞いてないんだが(?) 俺はただ、 いちご狩りに誘われただけだが。 なのに── 誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に なぜか俺が捕まって食われる展開に? ちょっと待てい。 意味がわからないんだが! いちご狩りから始まる ケンカップルいちゃらぶBL ※大人描写のある話はタイトルに『※』あり