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未来へ
166.素敵な女王様 (side清子)
「あいつはろくにΩのフェロモンなんて出せないし、未成熟で小さすぎて弱すぎる体はジョン君を受け入れられなかったみたいです。
あいつは男ですし、子供なんて…とても望める体じゃなかった。
そんなアイツだからジョン君が強くて立派に成れば成るほど…自分の必要性が感じられなくなるんですよ…」
確かに自分がその立場なら、分不相応な愛情を向けられば…でも…
ハイスペック彼氏が自分を求めまくってくれるのよね?………よくない?
「しかも、ジョン君は確実にアイツを運命の番だと認識できているみたいですが
あいつはたぶん、欠片も認識できてないんじゃないかな?
匂いがするわけでも、フェロモンが感じられるわけでもない……」
つまり自分がどうして求められているかも漠然としか感じてない状態で
ひたすら待ってます!貴方のために努力してます!!
っと連絡がくるわけか……
一歩間違えればストーカーねぇ
でもジョン君のことを好ましく思っていたから、罪を犯してでも助けたのなら
自分にあの今をときめく頭脳派イケメンタレントが傅いて、ひたすら努力をし続けて、ずっと待ってますって、あなただけを愛しますって
………最高に気持ちよくない?承認要求満たされまくるし、もう女王様気分じゃない?
「アイツは迎えに来れるのだろうか…
あんなに自分を卑下して、自分の存在はジョン君の人生の邪魔にしかならなって思い込んでいる
アイツは…また体調がおかしくなったってカズマが言ってたし……」
「それはいただけないわね!
なぜΩが迎えにこないといけないの?
迎えに行くならαの方でしょ?」
なぜ女王様が傅く男を迎えにいかないといけないのよ!
それだけ求めてるなら、そっちから来なさいよ!!何をそこだけ人任せにしてるの?
全然イメージに合っていないっと自分勝手な軽い憤りを感じる。
「はっ?」
悲しげに伏せ目がちに独白を続けて自分のバーボンの氷を見つめていたダークが、清子のはっきりとした空気の違うダメ出しに目を開き顔を上げる
「えっ?何か変なこと言いましたか?
自分にその番さんを置き換えて考えてたんですよ…
ジョン君が行ってることには嫌な気はしませんでしたが…
なぜ迎えに来てもらうこと前提なのかな?って
何を最後はΩ任せにしてるのかしら、αらしくもない!
αなら、
強くなりました!迎えに来ました!!
くらいやりなさいよって思ったのですが…
おかしかったかしら?」
「……ははっ、あは…アハハ!
そうだよ、アキラが来れないならジョン君から行けばいいんじゃないか!!
あはっ…なんで私達αはこうも頭が固いんだ!
そうだ、あはは…最高です。
清子さん貴女は本当に最高の女性ですよ!!」
ダークさんが場にはそぐわないような、笑い声をあげて私の肩を軽く抱きしめる。
私の胸がドキッと跳ねるのを感じながら、小さなため息を漏らすと……
「はぁ…すいません、そうですね?
他の恋路なんかの心配してないで、私は私の相手を大事にしないといけませんよね?
よろしければ……ですけど……
上の部屋を取っているのですが、そちらで飲み直しませんか?」
笑いの発作を治めたダークさんが、お決まりのような誘いの言葉を耳元で呟く。
そんな言葉で私が着いていくとでもっと、少し悩むような曖昧な笑顔を向ければ
「はぁ…わかりました……使い古された誘い方しか思いつかなかった。
申し訳ない…やり直させてください
正直、貴女を帰したくないし…離したくありません
どうか、この哀れな犬の相手をもう少ししてくれませんか?」
「ふふっ、よろしいですよ?
私ももう少し、この可愛らしいワンちゃんと遊びたかったので…」
ダークさんの言葉に満足して、差し出されたエスコートする手を取っていった。
あいつは男ですし、子供なんて…とても望める体じゃなかった。
そんなアイツだからジョン君が強くて立派に成れば成るほど…自分の必要性が感じられなくなるんですよ…」
確かに自分がその立場なら、分不相応な愛情を向けられば…でも…
ハイスペック彼氏が自分を求めまくってくれるのよね?………よくない?
「しかも、ジョン君は確実にアイツを運命の番だと認識できているみたいですが
あいつはたぶん、欠片も認識できてないんじゃないかな?
匂いがするわけでも、フェロモンが感じられるわけでもない……」
つまり自分がどうして求められているかも漠然としか感じてない状態で
ひたすら待ってます!貴方のために努力してます!!
っと連絡がくるわけか……
一歩間違えればストーカーねぇ
でもジョン君のことを好ましく思っていたから、罪を犯してでも助けたのなら
自分にあの今をときめく頭脳派イケメンタレントが傅いて、ひたすら努力をし続けて、ずっと待ってますって、あなただけを愛しますって
………最高に気持ちよくない?承認要求満たされまくるし、もう女王様気分じゃない?
「アイツは迎えに来れるのだろうか…
あんなに自分を卑下して、自分の存在はジョン君の人生の邪魔にしかならなって思い込んでいる
アイツは…また体調がおかしくなったってカズマが言ってたし……」
「それはいただけないわね!
なぜΩが迎えにこないといけないの?
迎えに行くならαの方でしょ?」
なぜ女王様が傅く男を迎えにいかないといけないのよ!
それだけ求めてるなら、そっちから来なさいよ!!何をそこだけ人任せにしてるの?
全然イメージに合っていないっと自分勝手な軽い憤りを感じる。
「はっ?」
悲しげに伏せ目がちに独白を続けて自分のバーボンの氷を見つめていたダークが、清子のはっきりとした空気の違うダメ出しに目を開き顔を上げる
「えっ?何か変なこと言いましたか?
自分にその番さんを置き換えて考えてたんですよ…
ジョン君が行ってることには嫌な気はしませんでしたが…
なぜ迎えに来てもらうこと前提なのかな?って
何を最後はΩ任せにしてるのかしら、αらしくもない!
αなら、
強くなりました!迎えに来ました!!
くらいやりなさいよって思ったのですが…
おかしかったかしら?」
「……ははっ、あは…アハハ!
そうだよ、アキラが来れないならジョン君から行けばいいんじゃないか!!
あはっ…なんで私達αはこうも頭が固いんだ!
そうだ、あはは…最高です。
清子さん貴女は本当に最高の女性ですよ!!」
ダークさんが場にはそぐわないような、笑い声をあげて私の肩を軽く抱きしめる。
私の胸がドキッと跳ねるのを感じながら、小さなため息を漏らすと……
「はぁ…すいません、そうですね?
他の恋路なんかの心配してないで、私は私の相手を大事にしないといけませんよね?
よろしければ……ですけど……
上の部屋を取っているのですが、そちらで飲み直しませんか?」
笑いの発作を治めたダークさんが、お決まりのような誘いの言葉を耳元で呟く。
そんな言葉で私が着いていくとでもっと、少し悩むような曖昧な笑顔を向ければ
「はぁ…わかりました……使い古された誘い方しか思いつかなかった。
申し訳ない…やり直させてください
正直、貴女を帰したくないし…離したくありません
どうか、この哀れな犬の相手をもう少ししてくれませんか?」
「ふふっ、よろしいですよ?
私ももう少し、この可愛らしいワンちゃんと遊びたかったので…」
ダークさんの言葉に満足して、差し出されたエスコートする手を取っていった。
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