気がつくと異世界~とりあえず私は森の中で静かに暮らします!~

碓氷 雪

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第2章♦︎はじめての世界

王都を脱出!?

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     私は、門についてすぐにこの国を出ようとした。
      けれど、私を囲って拘束しようとしているんだろうか?
      厨二病みたいな格好をした人達が15~20人くらいが私を囲っている。

     そしてその中のリーダーみたいな人は、なんとジグさんだった。

     私が、驚いて彼を見ると、彼は嬉しそうに笑っていた。
     
     「セレーネさん、私は言いましたよね。あなたは、SSSランクの冒険者なのですよ。このことは、この国の偉い方々は知っているんだ。

       私が、あげたブレスレット外してしまったんてますね。ブレスレットにかけた魔法に気づいたなんてすごいですね。

     さすがSSSランクですね。あと、あなたには、この奴隷の首輪をつけてもらいますよ。私達の命令を受けてもらうため
に‥。本当は奴隷の首輪は、禁止されているですがね。あと、この首輪のことがバレたら大変だね。今の国王は、そういうのに厳しいからね。そういうことで恨まないでくださいね。」

     ジルさんは、そういいながら笑っていた。

     私は、思ったこの国の貴族とジルさんいやクソ野郎でいいよね。

    このクソ野郎共は、私に奴隷の首輪をつけて命令させる。つまり私を奴隷にするということだよね。

     ふざけんじゃねーよ!せっかくこの国を満喫してたのに、てめえらのせいでめちゃくちゃじゃないか!

     それに、私は帰ったら物凄く恐ろしいお説教タイムが待っているし‥。

    もうこのままこいつらぶちのめしていいよね?

     それでそのまま逃げちゃってもいいよね?お説教タイムから逃げてもいいよね?

     よし!このままこいつらをぶちのめしてアクア達がいる所の真逆の方向に進んで逃げよう。それで結構距離が離れたら二人に念話をして一人で旅に出るって伝えればいいよね。

    よし!そうしよう!そうと決まれば

    「バカじゃないの?私を奴隷にするとかどれだけの身の程知らずなの?
     そういうのいうのただの変態にしか見えないから。
     それに、あなた達気持ちが悪いからあんまり私のこと見ないでくれるかな?
      あっ!そっか、バカ過ぎて私のいうことがわからないんだね!
      下等生物ごとき私のことを奴隷にするっってんじゃねぇーよ!ヴァーカ!」

    私が、精一杯の煽りをいうと案の定クソ野郎共は、切れて私に魔法で攻撃を仕掛けてきた。

  「 私に、攻撃した事を後悔しないでくださいね。」

     私が、そういってニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
    
    そして私は、その魔法を無効化した。こんな私だけど一様女神だからそういう魔法とか無効化する魔法なんて簡単に使えるんだよね。
      まぁこの魔法は、古代魔法だね。昔使われてたけどその技術とか伝わらなかったから今の時代古代魔法を使えるのは、魔族とか天使族、龍族の王族とかしか使えないらしい。

    私が使った古代魔法を見てクソ野郎は、

 「まっ!まさか‥あなたは、魔族、天使族、龍族のどれかの種族の王族‥。」

     そういって私を囲んでいた魔術師達は地面に座り込んだ。

    そっか!私がこの古代魔法を使えるのがその三種族の中の王族と思われてもおかしくないよね。

  そうだ!天使族でこの国のクソな人間共を断罪しにきたとかいってこいつらぶちのめして王宮にいる王様の所に行ってそのまま逃げればいいよね。
    うん!それいいそれに断罪しにきたとか地味にカッコいい!
      よし!こほん!

    「今更遅いわ!バカが!お前らを捕らえこの国の王に突き出す。
      その前に、一つお前にいってやる私はお前らのせいでせっかくの旅行が台無しになった罪を今ここで払って貰う。」

     私は、そういってクソ野郎共に魔法をかけた。その魔法は、ナイトメアその名前の通りこの魔法をかけた相手の最も恐れている事を夢に見せる魔法だ。 
     簡単に言うと悪夢を見せる魔法だね。

     クソ野郎共は、静かにその場で全員倒れた。

   私は、魔法でロープを出しそして縛った。きつく

    そのまま私は、テレポートをした。もちろん王様の前に、王様は思ってたより若かっただいたい二十代前半くらいか

    「お前は、何者だ!そして何故この国の魔導師達が拘束されているのだ!」

     王様は、そう聞いてきた。私は、今まであった事を全て細かく説明した。
     証人のクソ野郎共の魔法を解いて私は説明された。

    すると、王様は話を最後まで聞いてその話を信じてくれた。

    「さてお前には、迷惑をかけた。」

  「いえ、今度からこういうことが起きないようにしてくれればいいです。
     あと、私はもう行きますね。それではさようなら。」

     私は、そういってテレポートを使ってこの国から出た。
     勿論アクア達との真逆の方角に。

  私は、急いで背中から羽を出して全速力で飛んだ。

    こうして私は、王都をを脱出してのだった。



    一方アクア達は‥


   「セレーネ様遅いですね。」
  “うん。ご主人様遅い。何かあったのかな?”

    「まぁ大丈夫でしょう。セレーネ様に何かがあったらセレーネ様は、私達にすぐ連絡をするでしょうから大丈夫だと思います。このままここで待ってみましょう。」

    “うん!そうしよう!僕ご主人様待つ”

    そんなやりとりをしている二人でした。








     
      

    
     
      
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