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2猫の沼
「こんばんは、猫だらけのホストクラブ、ゴールデンキャットにようこそ。メインクーンのツカサでーす」
完璧にセットされた真っ白な髪、その中にまぎれてうっすら分かる、可憐な三角の耳。
キラキラした青と金のオッドアイ……。
そう、あの日……俺は、俺の運命の猫に会ってしまったんだ。
きっかけは、ネットのSNSで見かけた、猫の写真だった。
モフモフのふっくらした毛の上から、王様みたいな紅色の天鵞絨《ビロード》の長いコートを纏い、冠を被った、その堂々たる姿。
どう見ても大型犬くらいありそうな大きさの、カリスマに溢れた神々しい長毛の白猫――。
物心ついた時から猫好きだった俺は、そのこの世のものとは思えない美猫の写真を見た瞬間に、激しい衝撃を受けた。
俺の理想の猫がここにいる……!
そう思ったのだ。
もちろん、すぐさまネットで猫のことを調べた。
彼は名前を「ツカサ」といい、驚くべきことに、俺と歳の変わらない猫獣人男性のアルファだということ。
人間になった姿でもファッションモデルをしていること――。
人型でランウェイを歩いている姿も動画で見たが、長身と猫ならではの華麗なウォーキング、そして余りにも魅力的な彼の容姿に、二度目の衝撃を受けた。
長くしなやかな手足、人間なっても変わらない華麗なオッドアイ、肩で切り揃えられた真っ白な髪、物語に出てくる妖精の王子のような白皙の美貌。
気まぐれで物静かで、けれどどこか傲慢な、「猫」という生物の魅力そのものが具現化されたような男――。
彼はニャーチューブで動画配信もしていたので、俺はすぐにチャンネル登録して、毎日の配信を楽しみにするようになった。
そしてその配信の中で、彼が今よりももっと稼ぐために副業を始めること、猫獣人だけしかいないホストクラブ『ゴールデンキャット』に入店する――と、いうことを知った。
その時から俺の心は完全に、ツカサにどうしても会ってみたいという、抗いがたい強烈な欲求に支配されてしまった。
その店に行けば、一度だけでもツカサに会えるかもしれない。
わずかでも話しが出来るかもしれない。あわよくば、あの白い高貴な毛を、撫でさせてもらえるかも……と。
――当時の俺は、警視庁警察官採用試験に合格したばかりで、ちょうど暇を持て余していた頃だった。
サークルには入っておらず、中学までやっていた武道の延長で、趣味は筋トレだけ……そして家庭環境は、どうしようもないほど孤独だった。
そう、あの当時の俺には、心に「猫」の入り込む隙間が、余りにもたくさんあり過ぎのだ。
――俺は埼玉のちょっと田舎にある、少しばかり裕福な家に生まれた。
オメガの母は、俺が小学生の時にはすでに亡くなり、その後はずっと祖父との二人暮らしだ。
思春期前検査で、俺の第二性がオメガだったと知った時、祖父はずいぶん落胆した。
自分の娘が、その第二性のせいで見ず知らずのアルファに犯されて俺を産んだからだ。
せめて孫は無理矢理誰かに襲われることがないようにと、祖父は俺に色々な武道を習わせ、身体を鍛えさせた。
その祖父も俺が大学に合格した直後に病に倒れ、あっという間に俺は一人になった。
残されたのは、埼玉にある大きな屋敷と、祖父の残した数千万の遺産、そして、180センチ越えの筋肉ガチムチに鍛えられた身体だけ。
顔も祖父譲りで結構な強面のせいか、襲われる心配も全くない代わりに、男にも女にも全くモテない。
しかも中身はオメガ……となれば、「フェロモンと腕力で無理矢理襲われるかも」という誤解をされて、いつも遠巻きにされる日々。
本当の俺は、気弱で可愛い動物が大好きな、大人しい性格の男なのに……。
唯一俺を怖がらずにいてくれたのは、高校時代の同級生の陽子ぐらいだった。
そんな孤独な生活を送っていた俺が、ありったけの勇気を出してホストクラブに行ったのが、あの八年前の日。
陽子を誘って、ツカサのいる店、「ゴールデンキャット」に行くことになった日……。
ホストクラブは原則的に男性お断りだったが、女性とオメガなら一人でも入店が可能だった。
もちろん人生初のホストクラブで、システムも全くわからない。
言われるがままに身分証を確認され、流れるように案内された。
『本日は初回料金3,000円。焼酎・ウイスキー・割りもの各種飲み放題、時間は60分。延長も可能ですよ』
愛想のいい黒服に連れられて鏡張りの廊下を歩き、半円ソファに座らされた記憶がある。
地下にある店内は、ゴールドを基調にした内装で、凝った間接照明に照らされた壁際にはキャットタワーが配置され、猫好きにはたまらない空間だった。
『――私どものキャストは、お客様に本来の姿をお楽しみ頂くため、前半はまず猫の姿で挨拶させていただきます。後半は人の姿で伺わせて頂き、再度ご挨拶させていただくことになっておりますので、ご了承くださいませ。それでは、ごゆっくりどうぞ』
説明を受けた後、ホストたちの写真が載っているタブレット端末を渡され、初回の卓につく猫を選ばされた。
俺は最初から推しを選ぶ勇気はなく、長毛種系を三人指名したのだが――その直後、次から次へと回転寿司のように挨拶に現れる、怒涛のような猫、猫、猫。
もう、何かを考える暇もない。
顔も毛なみも容姿も天才すぎる猫たちが、ソファの上に、膝の上に、肩の上に遠慮なく乗ってきては、スリスリ匂いをつけて挨拶してくれるのだ。
ペルシャにベンガル、シャルトリュー……珍しい高級猫たちが寄ってたかって、あの手この手で甘えてくる。
余りにも天国で、営業と分かっているのに、涙が出そうなほど感激した。
『ニャ~ン』
『ゴロゴロゴロ……』
声だって最高に可愛かった。
俺は黒服に勧められるがまま、「人間も獣人も食べられる猫おやつハーフ盛りセット一万円」を追加購入し、猫まみれになっていた。
そしてその時――高価なおやつに惹かれてついに現れたのが、猫の姿をした『彼』だった。
他の猫と違い、あまり媚びた様子はない。
それでも、ソファの上で静かにすっと身を寄せてきてくれた時……頭の中で、教会の鐘が鳴った気がした。
ドキドキしながらこの手であの、極上の真っ白な毛並みを撫でたときのあの感触は、忘れられない。
この世のものとは思えないふわふわの柔らかさ、繊細さ、温かさ……。
夢見心地の手の平に伝わってくる、控えめなゴロゴロ音……。
そして気がつけば恐ろしい猫の沼――陽子が先に帰ってしまった後も、俺は数万円を払って店内でホストを指名する「飲み直し」に入ってしまっていた。
完璧にセットされた真っ白な髪、その中にまぎれてうっすら分かる、可憐な三角の耳。
キラキラした青と金のオッドアイ……。
そう、あの日……俺は、俺の運命の猫に会ってしまったんだ。
きっかけは、ネットのSNSで見かけた、猫の写真だった。
モフモフのふっくらした毛の上から、王様みたいな紅色の天鵞絨《ビロード》の長いコートを纏い、冠を被った、その堂々たる姿。
どう見ても大型犬くらいありそうな大きさの、カリスマに溢れた神々しい長毛の白猫――。
物心ついた時から猫好きだった俺は、そのこの世のものとは思えない美猫の写真を見た瞬間に、激しい衝撃を受けた。
俺の理想の猫がここにいる……!
そう思ったのだ。
もちろん、すぐさまネットで猫のことを調べた。
彼は名前を「ツカサ」といい、驚くべきことに、俺と歳の変わらない猫獣人男性のアルファだということ。
人間になった姿でもファッションモデルをしていること――。
人型でランウェイを歩いている姿も動画で見たが、長身と猫ならではの華麗なウォーキング、そして余りにも魅力的な彼の容姿に、二度目の衝撃を受けた。
長くしなやかな手足、人間なっても変わらない華麗なオッドアイ、肩で切り揃えられた真っ白な髪、物語に出てくる妖精の王子のような白皙の美貌。
気まぐれで物静かで、けれどどこか傲慢な、「猫」という生物の魅力そのものが具現化されたような男――。
彼はニャーチューブで動画配信もしていたので、俺はすぐにチャンネル登録して、毎日の配信を楽しみにするようになった。
そしてその配信の中で、彼が今よりももっと稼ぐために副業を始めること、猫獣人だけしかいないホストクラブ『ゴールデンキャット』に入店する――と、いうことを知った。
その時から俺の心は完全に、ツカサにどうしても会ってみたいという、抗いがたい強烈な欲求に支配されてしまった。
その店に行けば、一度だけでもツカサに会えるかもしれない。
わずかでも話しが出来るかもしれない。あわよくば、あの白い高貴な毛を、撫でさせてもらえるかも……と。
――当時の俺は、警視庁警察官採用試験に合格したばかりで、ちょうど暇を持て余していた頃だった。
サークルには入っておらず、中学までやっていた武道の延長で、趣味は筋トレだけ……そして家庭環境は、どうしようもないほど孤独だった。
そう、あの当時の俺には、心に「猫」の入り込む隙間が、余りにもたくさんあり過ぎのだ。
――俺は埼玉のちょっと田舎にある、少しばかり裕福な家に生まれた。
オメガの母は、俺が小学生の時にはすでに亡くなり、その後はずっと祖父との二人暮らしだ。
思春期前検査で、俺の第二性がオメガだったと知った時、祖父はずいぶん落胆した。
自分の娘が、その第二性のせいで見ず知らずのアルファに犯されて俺を産んだからだ。
せめて孫は無理矢理誰かに襲われることがないようにと、祖父は俺に色々な武道を習わせ、身体を鍛えさせた。
その祖父も俺が大学に合格した直後に病に倒れ、あっという間に俺は一人になった。
残されたのは、埼玉にある大きな屋敷と、祖父の残した数千万の遺産、そして、180センチ越えの筋肉ガチムチに鍛えられた身体だけ。
顔も祖父譲りで結構な強面のせいか、襲われる心配も全くない代わりに、男にも女にも全くモテない。
しかも中身はオメガ……となれば、「フェロモンと腕力で無理矢理襲われるかも」という誤解をされて、いつも遠巻きにされる日々。
本当の俺は、気弱で可愛い動物が大好きな、大人しい性格の男なのに……。
唯一俺を怖がらずにいてくれたのは、高校時代の同級生の陽子ぐらいだった。
そんな孤独な生活を送っていた俺が、ありったけの勇気を出してホストクラブに行ったのが、あの八年前の日。
陽子を誘って、ツカサのいる店、「ゴールデンキャット」に行くことになった日……。
ホストクラブは原則的に男性お断りだったが、女性とオメガなら一人でも入店が可能だった。
もちろん人生初のホストクラブで、システムも全くわからない。
言われるがままに身分証を確認され、流れるように案内された。
『本日は初回料金3,000円。焼酎・ウイスキー・割りもの各種飲み放題、時間は60分。延長も可能ですよ』
愛想のいい黒服に連れられて鏡張りの廊下を歩き、半円ソファに座らされた記憶がある。
地下にある店内は、ゴールドを基調にした内装で、凝った間接照明に照らされた壁際にはキャットタワーが配置され、猫好きにはたまらない空間だった。
『――私どものキャストは、お客様に本来の姿をお楽しみ頂くため、前半はまず猫の姿で挨拶させていただきます。後半は人の姿で伺わせて頂き、再度ご挨拶させていただくことになっておりますので、ご了承くださいませ。それでは、ごゆっくりどうぞ』
説明を受けた後、ホストたちの写真が載っているタブレット端末を渡され、初回の卓につく猫を選ばされた。
俺は最初から推しを選ぶ勇気はなく、長毛種系を三人指名したのだが――その直後、次から次へと回転寿司のように挨拶に現れる、怒涛のような猫、猫、猫。
もう、何かを考える暇もない。
顔も毛なみも容姿も天才すぎる猫たちが、ソファの上に、膝の上に、肩の上に遠慮なく乗ってきては、スリスリ匂いをつけて挨拶してくれるのだ。
ペルシャにベンガル、シャルトリュー……珍しい高級猫たちが寄ってたかって、あの手この手で甘えてくる。
余りにも天国で、営業と分かっているのに、涙が出そうなほど感激した。
『ニャ~ン』
『ゴロゴロゴロ……』
声だって最高に可愛かった。
俺は黒服に勧められるがまま、「人間も獣人も食べられる猫おやつハーフ盛りセット一万円」を追加購入し、猫まみれになっていた。
そしてその時――高価なおやつに惹かれてついに現れたのが、猫の姿をした『彼』だった。
他の猫と違い、あまり媚びた様子はない。
それでも、ソファの上で静かにすっと身を寄せてきてくれた時……頭の中で、教会の鐘が鳴った気がした。
ドキドキしながらこの手であの、極上の真っ白な毛並みを撫でたときのあの感触は、忘れられない。
この世のものとは思えないふわふわの柔らかさ、繊細さ、温かさ……。
夢見心地の手の平に伝わってくる、控えめなゴロゴロ音……。
そして気がつけば恐ろしい猫の沼――陽子が先に帰ってしまった後も、俺は数万円を払って店内でホストを指名する「飲み直し」に入ってしまっていた。
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