エロ漫画同人誌を描いてる非モテオタクですが、前世の記憶が蘇ったのでBLに走ります

かすがみずほ@理想の結婚二巻発売中

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田中の自暴自棄

 衝動的に電話を切ってから、僕はずっと、暗い部屋で呆然とスマホの画面を眺めていた。
 嘘だ、こんなの。信じたくない……っ。
 失恋してしまった……。
 思い出してもらう前に……。
 弾かれたみたいに、画面に向かって必死でメッセージを打ち始める。
『さっきのは冗談だったんだ、変なこと言ってびっくりさせてごめん』
『笑えなかったよね、僕、本当に空気読めないオタクだから、本当にごめん』
『もう一度電話したいんだけど、かけてもいいかな』
『世羅、お願い、出て』
 メッセージを送ったけど、全然既読にもならないし、電話しても出ない。多分――ブロックされてる。
 そりゃそうだよな……僕だって、最近仲良くなったばかりの友達、っていうかほとんど知り合いでしかない相手が、突然「前世」とか言ってきたら、怪しいし、当然、距離を取ると思う……。
 まして、僕はオタクだし、アニメとか漫画の世界と現実を混同してるのかって思われて、絶対気持ち悪かったよな……。
 それなのに、僕は焦ってつい、しでかした。
 でも、馬鹿にされるとかならまだしも、あんなに激しく拒否されるなんて……。
 ……もしかしたら、世羅は前世のことなんか思い出したくなかったのかもしれない。
 辛かった記憶を思い出したくなくて、無意識にあんな風に拒絶したのかも。
 僕が、ちゃんとその可能性を考えられてたら。
 僕が相手の気持ちを考えられない、自分勝手で子供っぽい自己中だったから、あんな失敗をした。
 見た目を変えても、中身はコミュ障のオタクのまんまじゃ、結局何の意味も無かったんだ。
 ショック過ぎて、涙も出ない。
 感情が凍りついて、ただただ、疲れてる……。
 あんなに何ヶ月も頑張ったのに、やっと仲良くなれそうだったのに、壊れるのは一瞬だなんて。
 何もかも、もう嫌だ……。
 スマホを投げ出して寝ていたら、バイブ音がして、スマホに飛びついた。
 もしかして、と思ったら、玉置さんだった。
『築山さん、最近さっぱりタイムラインに現れないですが、生きてます?』
 一瞬ガッカリしちゃってから、申し訳ないなと思った。
 玉置さんは心配してくれてるのに。
『かろうじて生きてます』
 それしか返信出来なかったけど……。
 そしたら、玉置さんがまたメッセージをくれた。
『それは良かった。みんな待ってますよ。築山さんの新刊』
 そんな気遣いの言葉に、逆に、無性に心が傷ついた。
 流石に原稿なんか描けない、こんな時に。
 全部僕のせいだけど。
 何もかもやる気が起きないし、自分って人間が心底恥ずかしくて、消えてしまいたいのに。
 玉置さんだって、優しいから何も言わないけど、本当は、あんな変なこと相談した僕を、痛い可哀想なやつって思ってるんだろう。
 変な妄想なんかしてないで、早く原稿やれよって。
 滲んだ視界の中で、メッセージを打つ。
『みんな、僕のことなんて待ってないです。僕が描かなくたって、『トリ娘』を描く人なんていくらでも居ますし。僕は単なる萌え製造機ですから、キレイな絵で、みんなの求めてるキャラを描いてればその時はみんなチヤホヤはしてくれますけど。描かなくても、僕のことなんかすぐにみんな忘れます』
 ばーっと打って、衝動的に送ってしまった。
『何かあったンですか』
 心配されてるlimeに、返事はできなかった。その後の着信も、取ることができなかった。
 自暴自棄な気分のまま、Zの画面を開く。
 長いこと更新してなかったにも関わらず、フォロワーさんはそんなに減っていない。
 グスグス泣きながら、アカウント管理の画面を開く。
 ――もう、漫画も絵も、二度と描きたくない。
 そうしたら、Zなんてやってる意味はないよな。
 みんなは自分の好みに合った漫画や絵が見たいんであって、僕自身は気持ち悪いオタクでしかないし……。
 漫画も絵も描けないのにZに居座ってたら、ますます痛いオタクの自分を、思い知らされるだけだ。
 世羅に嫌われた、痛いオタクの自分なんか……消したい。
『アカウントを削除しますか?』
 無機質な質問に答えて、パスワードを入力する。
 一瞬、『マシュマロらぶ』さんのことが頭によぎったけど、振り切るようにして……僕は、フォロワー二万人のアカウントを、あいさつ一つなしに、ボタンひとつで消し去った。
 画面がログイン画面になったとたん、どっと虚無感が押し寄せる。
 『築山もちもち』という、この世に居ないはずなのに、いることになっていた、2.5次元の人間を殺してしまったような気がした。
 ……高校生の時からずっと使ってたツイッチーには、思い出も沢山あった。
 初めて絵がバズった時の、夢見心地の高揚感。
 僕よりもずっと上手な絵が流れてきた時の、複雑な気持ち。
 沢山褒めてくれる人がいて、話しかけてくれる人がいて。
 おはようとか、おやすみを言っただけなのに、反応してくれる人がいて……。
 生まれて初めて、僕の存在を手放しで認めてくれる人がいて、僕の言葉ひとつで喜んでくれる人がいて、ただただ、嬉しかったこと。
 夢を見てるみたいだった。
 まるで、地味で何の取り柄もない田中晶とは別の、もう一つの人生を生きてるみたいだと思った。
 僕が前世だって思ってたものも、もしかしたら、そんな僕が生み出した妄想の一つだったのかも知れない。
 実際は、精神的な病気か何かで、妄想と現実の区別がつかなくなったなんて、ありそうな話だ。
 だとしたら、まきこんだ世羅には、本当に悪いこと、しちゃったなぁと思う。
 全部辞めて、捨てて、今からでも、就職活動しようかな……。
 本当は、大学出たら、アシスタントのアルバイトしながら、代々木の専門学校に行こうと思ってたけど……。
 でも、もうそろそろ……漫画家ごっこを辞めて、僕も、大人にならなくちゃいけないよな……。



 何もやる気がしなくて、三日ぐらいずっとベッドで眠り続けて――ようやく動けるようになった僕がまず始めたのは、家に大量にある自分の同人誌の在庫の廃棄だった。
 こういう本にも、廃棄専門の業者がいて、そこに宅配便で送れば有料で焼却処理をして貰えるのだ。
 そこに全部在庫を送ったら、廊下がずいぶんスッキリした。
 前のジャンルの在庫とか、イベントに出ても、もうほとんどはけなくなったような本もあったから……断捨離にもなって良かったと思う。
 物理的に部屋がスッキリした後で、そういえば、『ペクシブ』をそのままにしていたことを思い出した。
 『ペクシブ』は、二次創作をしている人たちの間で広く使われてる画像・漫画・小説の巨大投稿サイトで、僕も例に漏れず、そこにアカウントを持ち、ツイッチーで投稿した絵や漫画を、たまにまとめてそこに掲載していた。
 そっちのアカウントは、消してしまうと過去のブックマークやシリーズもののフォローが見られなくなってしまい、読者として困ることになってしまう。
「どうしようかな……絵だけ非公開に変えて、使おうかな」
 悩みながらアカウントにログインしてみたら、ダイレクトメッセージ通知が来ていた。
 ペクシブは交流がメインって感じのサイトじゃあないから、ランキング通知とか以外でこのサイトでメッセージが来るのは、滅多にないことだ。
 名前は『万雷拍手』――何もアイコンの登録がされていないけど、僕の作品のブクマ登録者一覧でよく見るアカウントだ。
 何だか拍手されてるみたいで嬉しいなって思ったから、覚えてる。
 IDの桁数からすると、僕のと同じくらいの時期に作られたアカウントみたいだった。
 読み専(創作はせず、漫画や絵、小説を閲覧するだけって意味だ)の人だろうか。
 何だか怖いな、と思いながらメッセージを開けて、びっくりした。

『築山さん、こんな所にダイレクトメールしてしまい、本当に本当に申し訳ございません。名前は違いますが、マシュマロらぶです。最初は凍結かもと思ったのですが、Zのアカウントが突然に消えてしまったので、驚いてこちらにメールさせて頂きました。築山さん、大丈夫でいらっしゃいますか。心配で心配で、たまりません』

 マシュマロさん……。
 二万人もフォロワーいたのに、心配してここまでしてくれるのは、やっぱりこの人だけなんだよなぁ。
 有難いような、ちょっと情けないような気持ちになりながら、僕は返信した。

『大丈夫です、絵は消そうと思ってますが、このアカウントは残すつもりなので。でも、もう漫画も絵も描くことはないので、フォローは外してくださって大丈夫です。こんな僕に構っていただいて、ありがとうございました。マシュマロさん、どうか、お元気で』

 そっけなさすぎるメッセージかなと思ったけど……。
 でも、今騒いでるこの人だって、単に萌えるキャラのエッチな絵をたまたま描いてたのが僕だった、ってだけだ。
 僕が絵を描かなくなったら、僕のことなんてすぐに忘れて、僕よりもっと上手い、どこかの神絵師に同じように熱いメッセージを送るんだと思う。
 だから、気にしない。
 そう思って、ペクシブの絵を、一つ一つ非公開にする操作を始めたら――また、メッセージが来た。
 
『築山さん、絵を、漫画を、辞めたらダメです……!! あなたの尊い絵に、エッチで幸せな漫画に、私が何度人生を救われたと思うんですか!?
純粋な愛って、恋って本当にあるんだなって思わせてくれる、最高の漫画を描けるのに、やめちゃうんですか!?
そんなの、許さない!』

 初めて、丁寧な口調を捨てた、なりふり構わないマシュマロとさんの叫びに、僕はびっくりした。
 男の人なのか、女の人なのか、何歳の人なのか、全く分からないけど、初めてマシュマロさんの切実な何かに触れたような気がして、痺れたみたいに動けなくなった。
 嬉しいけど、よく考えると、現実の僕のことなんて何も知らないはずの失礼なこの人の言い草に、怒りも湧く。
『そんなこと言われても困ります。でも、どうしてもって言うなら、もしもあなたが、直接名乗って僕に会いに来てくださるなら、僕は次の夏コミで一冊だけ本を作って、それを最後のイベントにします。ただ、あなたの期待されてるような漫画は、多分描けません』
 僕も、かなり失礼な言い方で返したと思う。
 シャイなマシュマロさんが、僕に直接名乗って会いに来る度胸なんかないだろうから、あえてそう言った。
 でも――。
『いいですよ、会いに行きます。どんな御本でも、直接あなたの所に本を買いに行きます。だからどうか、描いてください。お願いします。心から、楽しみにしています!』
 ――びっくりした。
 何でこの人、そんなに僕に絵を描かせたがるのか訳が分からない。
 はっとして、高校生になったばかりの時に、一番最初に投稿したイラストのページを開いた。
 ブックマークしてる人の一覧を開いて、まさか、と思いながら、『万雷拍手』の名前を探す。
 一番古いページまで行き着いて、そこにやっと、その人はいた。
 アップロードしてからすぐ……20個目ぐらいの所に。
 マシュマロさん……僕がエロ同人誌を描き始めた頃に感想をくれ始めた人だと思ってたから、最近ファンになってくれた人だと思ってたのに……。
 まさか、僕が描く絵を、インターネットにアップロードし始めた時から、ずっと見ててくれた……?
 描き始めたばかりの、あんな下手な絵を描いてた頃から?
 そんなことって、あるの……?
 びっくりしたけど、でも、嬉しかった。
 一人だけでも、ジャンルとか関係なく、僕の描いたもの全部を好きでいてくれた人がいたことが、心の底から有り難かった。
 こんなに長いこと応援してくれていた人に、何も返さずに辞めるなんて……確かに、失礼だった……。
「マシュマロさん……ごめんね……本当に、ありがとう……ありがとう……っ」
 この人のためだけに、今の僕が描ける技術を全部詰め込んで、最後の漫画を描こうと思った。
 それがこの人の期待するものじゃ無かったとしても。
 この人に直接会って、本を渡して、お礼を言いたい。
 有難う、あなたのおかげで、あなたが励ましてくれたから、僕、ずっと描き続けられましたって……。
 だけど。
 でも。
 僕、何で最後のイベントを、夏コミに設定しちゃったんだ……!?
 冬コミって言えばもっと時間あったのに!!
 ネタ、原稿、締切っ、どうしようー!?
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