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仮交際始めました
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「いいよ。でも俺のこと好きって言うまでは、気持ちイイ所は舐めてあげられない……まだ恋人じゃないから……」
頬を大きく舐め上げられて、その濡れた感触にまた堪らなくなる。
頭が働かなくて、何でそんな意地悪されんのかが分からない。
「昼の時はエロいキスしたくせに……っ」
「あれは事故。……」
今度は唇の上をねっとりと熱い感覚が這う。
それがゆっくりと粘膜の上を通るだけで背筋がじんと震えて、尻の穴の奥の変なとこがキュンと疼く。
じわぁっと下着が濡れる感覚が広がり、体の内側でジリジリと発情の衝動が膨らむ。
既に息が上がってんのに、首筋もベロベロ舐められて、女みたいな情けない声が漏れた。
「ン……ぁ……! はァぁっ……っ」
ここは気持ちイイ所じゃねぇの?
普通に舐められただけでも俺、十分変になるよ、犬塚さん……。
耳の穴まで舌を縦に差し込まれて、腰がビクビク上下する。
ハッハッと短く息を切らしながら、犬塚さんが切羽詰まった声で訴えてきた。
「俺も我慢するの辛いよ、湊さん……何で身体でばっかり、俺に『今すぐして』って言って来るの……。期限切ったのは、これ以上我慢するの限界だからだってこと……分かって」
ハッとして、少しだけ頭がマトモに戻った。
二度目に会った時、電車の中で俺を守りながら黙って耐えてくれていた犬塚さんを思い出す。
「ご、ごめん……俺、またおかしくなって……っ、今までこんなこと一度もなかったのに、最近発情期乱れっぱなしだし、変な夢も見るし……っ、犬塚さんと会ってから、俺……っ」
グラグラする頭を両手で抑えながら涙声で訴える。
「……じゃれたりすんのも、もう、やっぱ無理だわ……帰る……」
離れたがらない自分の身体をやっとのことで引き離す覚悟を決め、尻を上げて相手の肩を押した。
なのに、今度は両肩を掴まれて押し止められてしまった。
「待って、今なんて言った……!? 湊さんの身体がおかしいのって……それっていつから……?」
優しく、でも性急に聞かれて、俺は首を傾げながら呟いた。
「犬塚さんと会ってから……犬塚さんと会った時だけ……」
「湊さん、どうして分からないの……それは……」
呆れたような口調で言いかけて、牙の生えた口が閉じた。
そのまま折れそうなぐらいの強い力で背中をギュッと抱きしめられ、痺れるような幸福感で溜息が漏れる。
「変な夢って、どんな夢だった」
膝の上で抱かれて、子供にするみたいに優しく何度も背中を撫でられながら聞かれた。
頭にモヤがかかり、もう難しいことは何も考えることが出来なくなって、正直に答える。
「……こんな風に、ギュッてしてた……犬塚さんと……」
「湊さん……湊……」
耳に熱く吹きかかる呼吸の音が激しくなる。
「すごく嬉しい……嬉しくて我慢できない……」
俺の方ももう離れる気持ちも自制する理性も無くなって、首筋の毛皮にスリスリと頬を擦りながら、自分のスキニーのホックに指を掛けた。
「なぁ、もう舐めてくれねぇの……? なら、ここで自分でしちゃうよ、俺……」
膝立ちになりながらキツくなってる前立ての一番上を外し、ニットの裾の陰でジッパーも下ろす。
下着ごとズボンのウエストを下にずらすと、途端にそこから濃い甘い匂いが立つのが自分でもわかった。
「ま、待って湊さん、それは……っ」
犬塚さんが激しく動揺し始める。
「……そこまで煽られたらもう帰してあげられなくなる……っ、傷付けたくない……!」
荒い呼吸を繰り返しながら焦りまくってる彼がたまらなく愛しい。
ニット越しに反り返ってるモノの裏筋をそっと犬塚さんの腹に押し付ける。
「俺、帰るって言ったのに、犬塚さんが止めたんだろ……なぁ、責任とって……」
そのすぐ下では、柔らかな素材のストライプのパンツの股間がグッと高く押し上げられてるのが視界に入る。
その中身がもう一度、見たい……。俺で発情しておっきくなってるとこ見たい。
見せて貰って……いやらしい匂い嗅ぎたい。
「犬塚さんもこれ、辛くねぇの……?」
人差し指で服の上からグリグリ頂点を弄ってやると、虐められた犬みたいなキャウンという高い呻きが上がった。
「あは……可愛い……」
誘うみたいに微笑みかけてやると、犬塚さんが怒ったみたいに歯を剥き出しにして俺のニットを掴んで持ち上げた。
トロットロに先走りが溢れた恥ずかしい息子見られて、でもそれにすら興奮する。
「犬塚さぁん……」
腰を浮かせたまま甘い声で呼ぶと、彼の手が伸びてきて乱暴に俺の濡れた竿を掴んだ。
「ァ……ッ」
握られてる……っ、あの大きな手に。
それだけでイキそうなくらい嬉しくて身悶えると、犬塚さんが上がった息の下で途切れ途切れに喘いだ。
「次まで待てなくて……わざと意地悪して問い詰めて、こんな風にしたの俺のせいだ、ごめんね。これは、緊急措置だから……っ、許して」
「うん……?」
早く触って欲しくて、もうなんでも、どうでも良かった。
「これ、抑えて」
たくし上げたニットの裾を渡される。中に着てる薄い下着も巻き込んで持ち上げて、唇でしっかりと噛んだ。
頬を大きく舐め上げられて、その濡れた感触にまた堪らなくなる。
頭が働かなくて、何でそんな意地悪されんのかが分からない。
「昼の時はエロいキスしたくせに……っ」
「あれは事故。……」
今度は唇の上をねっとりと熱い感覚が這う。
それがゆっくりと粘膜の上を通るだけで背筋がじんと震えて、尻の穴の奥の変なとこがキュンと疼く。
じわぁっと下着が濡れる感覚が広がり、体の内側でジリジリと発情の衝動が膨らむ。
既に息が上がってんのに、首筋もベロベロ舐められて、女みたいな情けない声が漏れた。
「ン……ぁ……! はァぁっ……っ」
ここは気持ちイイ所じゃねぇの?
普通に舐められただけでも俺、十分変になるよ、犬塚さん……。
耳の穴まで舌を縦に差し込まれて、腰がビクビク上下する。
ハッハッと短く息を切らしながら、犬塚さんが切羽詰まった声で訴えてきた。
「俺も我慢するの辛いよ、湊さん……何で身体でばっかり、俺に『今すぐして』って言って来るの……。期限切ったのは、これ以上我慢するの限界だからだってこと……分かって」
ハッとして、少しだけ頭がマトモに戻った。
二度目に会った時、電車の中で俺を守りながら黙って耐えてくれていた犬塚さんを思い出す。
「ご、ごめん……俺、またおかしくなって……っ、今までこんなこと一度もなかったのに、最近発情期乱れっぱなしだし、変な夢も見るし……っ、犬塚さんと会ってから、俺……っ」
グラグラする頭を両手で抑えながら涙声で訴える。
「……じゃれたりすんのも、もう、やっぱ無理だわ……帰る……」
離れたがらない自分の身体をやっとのことで引き離す覚悟を決め、尻を上げて相手の肩を押した。
なのに、今度は両肩を掴まれて押し止められてしまった。
「待って、今なんて言った……!? 湊さんの身体がおかしいのって……それっていつから……?」
優しく、でも性急に聞かれて、俺は首を傾げながら呟いた。
「犬塚さんと会ってから……犬塚さんと会った時だけ……」
「湊さん、どうして分からないの……それは……」
呆れたような口調で言いかけて、牙の生えた口が閉じた。
そのまま折れそうなぐらいの強い力で背中をギュッと抱きしめられ、痺れるような幸福感で溜息が漏れる。
「変な夢って、どんな夢だった」
膝の上で抱かれて、子供にするみたいに優しく何度も背中を撫でられながら聞かれた。
頭にモヤがかかり、もう難しいことは何も考えることが出来なくなって、正直に答える。
「……こんな風に、ギュッてしてた……犬塚さんと……」
「湊さん……湊……」
耳に熱く吹きかかる呼吸の音が激しくなる。
「すごく嬉しい……嬉しくて我慢できない……」
俺の方ももう離れる気持ちも自制する理性も無くなって、首筋の毛皮にスリスリと頬を擦りながら、自分のスキニーのホックに指を掛けた。
「なぁ、もう舐めてくれねぇの……? なら、ここで自分でしちゃうよ、俺……」
膝立ちになりながらキツくなってる前立ての一番上を外し、ニットの裾の陰でジッパーも下ろす。
下着ごとズボンのウエストを下にずらすと、途端にそこから濃い甘い匂いが立つのが自分でもわかった。
「ま、待って湊さん、それは……っ」
犬塚さんが激しく動揺し始める。
「……そこまで煽られたらもう帰してあげられなくなる……っ、傷付けたくない……!」
荒い呼吸を繰り返しながら焦りまくってる彼がたまらなく愛しい。
ニット越しに反り返ってるモノの裏筋をそっと犬塚さんの腹に押し付ける。
「俺、帰るって言ったのに、犬塚さんが止めたんだろ……なぁ、責任とって……」
そのすぐ下では、柔らかな素材のストライプのパンツの股間がグッと高く押し上げられてるのが視界に入る。
その中身がもう一度、見たい……。俺で発情しておっきくなってるとこ見たい。
見せて貰って……いやらしい匂い嗅ぎたい。
「犬塚さんもこれ、辛くねぇの……?」
人差し指で服の上からグリグリ頂点を弄ってやると、虐められた犬みたいなキャウンという高い呻きが上がった。
「あは……可愛い……」
誘うみたいに微笑みかけてやると、犬塚さんが怒ったみたいに歯を剥き出しにして俺のニットを掴んで持ち上げた。
トロットロに先走りが溢れた恥ずかしい息子見られて、でもそれにすら興奮する。
「犬塚さぁん……」
腰を浮かせたまま甘い声で呼ぶと、彼の手が伸びてきて乱暴に俺の濡れた竿を掴んだ。
「ァ……ッ」
握られてる……っ、あの大きな手に。
それだけでイキそうなくらい嬉しくて身悶えると、犬塚さんが上がった息の下で途切れ途切れに喘いだ。
「次まで待てなくて……わざと意地悪して問い詰めて、こんな風にしたの俺のせいだ、ごめんね。これは、緊急措置だから……っ、許して」
「うん……?」
早く触って欲しくて、もうなんでも、どうでも良かった。
「これ、抑えて」
たくし上げたニットの裾を渡される。中に着てる薄い下着も巻き込んで持ち上げて、唇でしっかりと噛んだ。
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