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番外編3
ある日の二人3
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かあっと頰が熱くなって、前回の発情期の、やらしい記憶が蘇る。
乳首だけでイッてみせて、っておねだりされて、延々とそこだけ捏ねくり回されて。
全然動いてくれない渚のちんぽをキュンキュン締め付けながら、ほぼオッパイだけでイかされたんだっけ……。
時間かかってもどかしくて辛かったけど、その分、凄い気持ちよかった。
また、してぇな、あんなの……。
堪らなくなって、尻の狭間にもう片方の手をそろりと下ろし、濡れすぎてトロトロになってる穴に人差し指と中指を押し込んだ。
ずにゅ……と抵抗もなく指先が入って、くぽっ、くぽっとやらしい水音がそこから上がる。
もう片方の手では乳首を弄りながら、電話口の渚を煽った。
「はぁっ、俺……、今すぐハメてほしくて我慢できなくなりそ……渚も、してんの……?」
『してるよ、可愛い湊想像して擦ってる』
「あはっ、嬉しい……っ」
自分でイイ所を探して指で刺激するんだけど、イマイチ上り詰めるには足らない。
もどかしい……。
渚の声には、震えるほど感じるのに。
もっと激しく指を出し入れしながら、マイクにわざと濡れた喘ぎ声を聞かせる。
「はあっ、なぁ、渚、俺の中でイッて……っ」
『ウン、湊のお腹がいっぱいになるくらい中で出すね……っ、好きだよ、湊……!』
「んあっ、……出して、なぎさぁ……っぅ……っ!」
すき、だいすき、渚。
指を食い締めてた穴がヒクヒク痙攣して、足の指先にぐうっと力がこもる。
同時にキューンと腹の奥から絶頂感が湧いて、ビュッビュッとローテーブルに向けて俺の精液が飛んでしまった。
「う、わあ……」
俺、いま、ほぼ渚の声だけで、イッちまったかも……。
「はあっ、はあっ……」
まだ脚の付け根をピクピクさせながら、呼吸を繰り返す。
出したけど、ちんぽはまだバッキバキだし、穴の方は物足りないしで、全然足らねぇ……。
渚もいねえのに、完全に発情期のピーク、来ちまったかも……。
「ごめ……、俺、なんかもうヤバい……渚がいねぇのにこれ以上煽られんの、辛いから……薬飲んで寝る、な?」
『あっ、ま……待って、湊……』
「なーに……まだ、イケてねえの? 渚……」
んー……俺から煽っといてここで逃げんのは、ちょっと無責任だっただろうか。
『そのっ、実は――、あっ、ごめん、スマホの電池が切れそう……っ』
「……? なぎ、」
ブツ、と会話が途切れて、イヤホンからは何の音も聞こえなくなってしまった。
同時に、スマホの画面が虚しく光る暗いリビングで、一人で発情しまくった下半身を晒してる自分の惨状に気付く。
しかもテーブルの上には指拭いた時のティッシュと謎の液体……。
ううっ、早くふかねえと……!
でも、こんなズブズブのベトベトになってる尻でもう一回パンツ穿きたくない。
俺は膝に引っかかってる下着とズボンを一旦床に脱ぎ捨て、下半身丸裸で慌ててソファから降りた。
キッチン横の人感センサー付き足元灯を灯し、ティッシュを捨てて必死で手を洗う。
カウンターからキッチンペーパーを何枚もガサガサ取り出して、またリビングに戻ろうとした時――。
「……?」
い、今、遠くでガチャっと音がしたような。
うち……じゃないよな。
夜遅くまで出掛けてた近くの部屋の住人が帰ってきた音かもしれない。
そんなことよりも、早く証拠隠滅……!
ラグの上で膝を落とし、ローテーブルにべっとりついた精子をペーパーで拭き取ってゆく。
何往復か拭いた後に全部丸めてキッチンの中のゴミ箱に捨てに行き、最後に台拭きを濡らしてもう一度テーブルを拭いた。
念入りすぎるかもしれないけど、航と仁美はとにかく匂いに敏感なんだ。
半端な片付け方だと絶対、朝起きた時クンクンして『なんのにおい? なんかおいしいもの食べた?』って顔するし、場合によっては舐める。
それだけはちょっと嫌だ……。
膝立ちで、ローテーブルに這いつくばるように懸命に天板を拭いていたら、なぜか背後の暗闇にハッハッという獣の息遣いを感じた。
えっ。
ドタバタしてたから、仁美が起きちまったか……!?
俺、まだ尻丸出しなのに――。
ギクリとして身体を少し起こした瞬間、重くて毛だらけの巨大な人型の生き物が闇の中から飛び出し、俺の背中に乗っかった。
「ふぎゃあぁ……っ!?」
驚きで叫ぶ俺の口を、毛むくじゃらの手の平が覆い、声を封じる。
だ、誰だ!? もしかしてっ、渚!?
でも渚は今頃広島のホテルにいるはずで……っ!
じゃあ、こいつは……っ、だ、誰……っ。
騒いだり抵抗したりしたら、子供に手を出されるかも――その恐怖で、全身が強張る。
やがてその獣人と思しき不法侵入犯は、俺の背中に密着し、腰を乱暴に引き寄せてきた。
ぬめっとしてぶっとい、ケモノのちんぽの感触が濡れた尻をねっとりと撫で、心臓がドドっと三倍速くらいで跳ねる。
頭がバカになりそうなくらい発情が高まって、訳が分からなくなった。
「んん……っ、んんーっ!」
背後に抗議をしても、ハァハァという低い息遣いが聞こえるばかりで、組み敷いてくる腕の強さは変わらない。
緩くなってる穴にちんぽの切っ先が押し当てられて、これが欲しかったんだろうと煽られるみたいにヌプッヌプッと窄まった部分をノックされた。
乳首だけでイッてみせて、っておねだりされて、延々とそこだけ捏ねくり回されて。
全然動いてくれない渚のちんぽをキュンキュン締め付けながら、ほぼオッパイだけでイかされたんだっけ……。
時間かかってもどかしくて辛かったけど、その分、凄い気持ちよかった。
また、してぇな、あんなの……。
堪らなくなって、尻の狭間にもう片方の手をそろりと下ろし、濡れすぎてトロトロになってる穴に人差し指と中指を押し込んだ。
ずにゅ……と抵抗もなく指先が入って、くぽっ、くぽっとやらしい水音がそこから上がる。
もう片方の手では乳首を弄りながら、電話口の渚を煽った。
「はぁっ、俺……、今すぐハメてほしくて我慢できなくなりそ……渚も、してんの……?」
『してるよ、可愛い湊想像して擦ってる』
「あはっ、嬉しい……っ」
自分でイイ所を探して指で刺激するんだけど、イマイチ上り詰めるには足らない。
もどかしい……。
渚の声には、震えるほど感じるのに。
もっと激しく指を出し入れしながら、マイクにわざと濡れた喘ぎ声を聞かせる。
「はあっ、なぁ、渚、俺の中でイッて……っ」
『ウン、湊のお腹がいっぱいになるくらい中で出すね……っ、好きだよ、湊……!』
「んあっ、……出して、なぎさぁ……っぅ……っ!」
すき、だいすき、渚。
指を食い締めてた穴がヒクヒク痙攣して、足の指先にぐうっと力がこもる。
同時にキューンと腹の奥から絶頂感が湧いて、ビュッビュッとローテーブルに向けて俺の精液が飛んでしまった。
「う、わあ……」
俺、いま、ほぼ渚の声だけで、イッちまったかも……。
「はあっ、はあっ……」
まだ脚の付け根をピクピクさせながら、呼吸を繰り返す。
出したけど、ちんぽはまだバッキバキだし、穴の方は物足りないしで、全然足らねぇ……。
渚もいねえのに、完全に発情期のピーク、来ちまったかも……。
「ごめ……、俺、なんかもうヤバい……渚がいねぇのにこれ以上煽られんの、辛いから……薬飲んで寝る、な?」
『あっ、ま……待って、湊……』
「なーに……まだ、イケてねえの? 渚……」
んー……俺から煽っといてここで逃げんのは、ちょっと無責任だっただろうか。
『そのっ、実は――、あっ、ごめん、スマホの電池が切れそう……っ』
「……? なぎ、」
ブツ、と会話が途切れて、イヤホンからは何の音も聞こえなくなってしまった。
同時に、スマホの画面が虚しく光る暗いリビングで、一人で発情しまくった下半身を晒してる自分の惨状に気付く。
しかもテーブルの上には指拭いた時のティッシュと謎の液体……。
ううっ、早くふかねえと……!
でも、こんなズブズブのベトベトになってる尻でもう一回パンツ穿きたくない。
俺は膝に引っかかってる下着とズボンを一旦床に脱ぎ捨て、下半身丸裸で慌ててソファから降りた。
キッチン横の人感センサー付き足元灯を灯し、ティッシュを捨てて必死で手を洗う。
カウンターからキッチンペーパーを何枚もガサガサ取り出して、またリビングに戻ろうとした時――。
「……?」
い、今、遠くでガチャっと音がしたような。
うち……じゃないよな。
夜遅くまで出掛けてた近くの部屋の住人が帰ってきた音かもしれない。
そんなことよりも、早く証拠隠滅……!
ラグの上で膝を落とし、ローテーブルにべっとりついた精子をペーパーで拭き取ってゆく。
何往復か拭いた後に全部丸めてキッチンの中のゴミ箱に捨てに行き、最後に台拭きを濡らしてもう一度テーブルを拭いた。
念入りすぎるかもしれないけど、航と仁美はとにかく匂いに敏感なんだ。
半端な片付け方だと絶対、朝起きた時クンクンして『なんのにおい? なんかおいしいもの食べた?』って顔するし、場合によっては舐める。
それだけはちょっと嫌だ……。
膝立ちで、ローテーブルに這いつくばるように懸命に天板を拭いていたら、なぜか背後の暗闇にハッハッという獣の息遣いを感じた。
えっ。
ドタバタしてたから、仁美が起きちまったか……!?
俺、まだ尻丸出しなのに――。
ギクリとして身体を少し起こした瞬間、重くて毛だらけの巨大な人型の生き物が闇の中から飛び出し、俺の背中に乗っかった。
「ふぎゃあぁ……っ!?」
驚きで叫ぶ俺の口を、毛むくじゃらの手の平が覆い、声を封じる。
だ、誰だ!? もしかしてっ、渚!?
でも渚は今頃広島のホテルにいるはずで……っ!
じゃあ、こいつは……っ、だ、誰……っ。
騒いだり抵抗したりしたら、子供に手を出されるかも――その恐怖で、全身が強張る。
やがてその獣人と思しき不法侵入犯は、俺の背中に密着し、腰を乱暴に引き寄せてきた。
ぬめっとしてぶっとい、ケモノのちんぽの感触が濡れた尻をねっとりと撫で、心臓がドドっと三倍速くらいで跳ねる。
頭がバカになりそうなくらい発情が高まって、訳が分からなくなった。
「んん……っ、んんーっ!」
背後に抗議をしても、ハァハァという低い息遣いが聞こえるばかりで、組み敷いてくる腕の強さは変わらない。
緩くなってる穴にちんぽの切っ先が押し当てられて、これが欲しかったんだろうと煽られるみたいにヌプッヌプッと窄まった部分をノックされた。
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