蛇好き令嬢、魔界に嫁ぐ

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結婚式に参加する人たち?

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ダンジョンでは、つつがなく異世界の門を封印出来ました。

ナギ様も凄いが…グルセポネさんとハデルス様は…能力的に別の凄さがありました。

「これで、ナーガの国で結婚の誓いが神に出来るな」

ナギ様も、途中から…緩和されたグルセポネさんの目線を気にせずことが進み、一息つきました。

「ナギリスさんのお陰で、ダンジョンの構造をより効率的に構築出来ました。色々な案も出していただき、ミーシャさんの意見も参考にしたいと思います」

ハデルス様は、師のようにナギ様を尊敬の目で見ている。
ダンジョンのことを色々話していたら…ナギ様のアドバイスで、ダンジョンポイントなんていうものが、かなり削減できて、嬉しいらしいです。

「ダンジョンの経営は、国の政治に似ている。グルセポネは、政治が苦手だけら…私に学ぶことは多いだろう」

ナギ様は…普通にそう言って答えてくれますが…異常ですよ?
…ナギ様の効率化は…伯爵家の土地の経営学を学んでいた私がはっきり言います。
ナギ様…天才ですか?
どうやったら、そんな所を結びつけて、考えられるのでしょうか?
例えば、農業の生産の効率化を考えているところで…なぜに?バクチ・賭博・カジノの経営と結びつけられるのでしょうか?
おかしいですよね?
カジノにストレス発散させて、同時に…お金を巻き上げる。
遊ぶ時間欲しさに、効率の良い仕事に逃げる労働者。
農業の生産を組織化して、役割分担する。
役割分担して、フリー時間が増えると、遊べる。
遊べる仕事に労働者が集まる。
効率化する農業…カジノは大儲け。
なぜに?そうなるのでしょうか?

「政治とは、金の回りを考えて動かさなくてはならない。少し、離れた視点で物事を動かすコツを掴めば、ダンジョンポイントも、削減できて当たり前になる」

簡単に言いますけど、普通に出来ることではないですよ?

「ナギリスさんの考え方のお陰で、とてもダンジョンの経営が楽になりました」

おいおい、ハデルス様天才?もう、応用しているの?
もう嫌だよ。この天才達…。

そんな中で、私は普通の事しか…コメント出来ませんね~!
例えば、大きな広い洞窟の空間に、光る苔を配置して、美しさでダンジョン攻略者の注意をそらしてもいいとか?
大きな音を出して、注意を引きながら、罠を背後に作るとか?
癒しの接待空間を作って、攻略者の身をそこに停滞させるとか?
大きな街を作り、一つの国にしてしまうとか?
思いつきを…たくさん話しましたよ?…なにか?

ダンジョンの経営なんて、滅多に口出し出来ませんから…言いたいことは、ドンドンいいました。
グルセポネさんが、楽しそうに聞いてくれました。
グルセポネさんとは、いいお友達です。
こっそり、ナギ様の昔話しも聞きました。
ナギ様黒歴史は、ナギ様には秘密です。
女の友達を作れなかった話をしてみたら、お友達になってくれました。

「私は…男ですが、セポネと呼んでくれていいですよ。お友達なのですからね~ミーちゃん」

「セポネ、嬉しいです。ナギ様には、話せないことを相談させて下さいね~!」

「はい!ナギリスに言えないことを相談して下さい」

「…待ってくれ!よく考えてくれミーシャ!グルセポネは…男だぞ!忘れないでくれ!」

「ッチ…」

「グルセポネ…お前…狙いはそっちか?…敵なのか?…容赦せんぞ?」

「いやーん!ミーちゃん!ナギリスが虐める!」

「ナギ様!皇太子様に不敬はいけませんよ?」

「え?なぜ、ミーシャはそっち側なのだ?」

「ナギ様は、家族ですから、間違ったことは、怒らせていただきます」

「…家族…ック…負けた」

「…これは、喜ぶところか?」

「さあさあ、大人達で遊んでいないで、移転陣で外に出ますよ」

5歳のハデルス様に、止められて恥ずかしくなる私達。

「…ナギリスさんとミーシャさんに会えて良かったです。グルセポネの顔が元気になっている所を見れることは、初めてです。生き生きしていて、見ている俺の毎日が楽しいです。ありがとうございます」

5歳のハデルス様に全てをまとめていただき、私達は地上に戻りました。


私達を待っていたのは…ナーガの国からのお迎えでした。
多くのナーガの兵が、列をなして私達を連れて帰る。
ナーガの国では、私の歓迎で、お祭のようでした。
そこに、噂の皇太子家族も一緒である。
ナーガの国は、それはそれは、凄い熱狂が湧き上がり、盛大な式が行われました。
ナーガの国では、私を受け入れない人は誰1人いませんでした。
ナーガの人々は、とても良い人たちでした。

※蛇類魅了MAXのスキルのことには、誰も気がついていません。

ナーガの国の神様は、ナーガの人々と同じ姿の神でした。
誓いの時には、直々に加護を下さいました。

※蛇類魅了MAXが、神にも働いています。

ナーガの国には、ナーガ族だけではなく、蛇の頭の尻尾を持つコトカリスや鵺と言った聖獣がいました。とても懐っこくて、可愛いです。

※蛇類魅了MAXが、無限に放出中です。

「…此処にいては、ミーシャの身が危ない。名残惜しいが、ファンタンクス国に移動しよう」

ナギ様の一言で、私達はファンタンクス国に向けて移動します。
でも、もう少し…いろいろな蛇を愛でたかったですね~!
癒しから…一転して…地獄に行きます。

「ミーちゃんどうしたの?ファンタンクス国に行きたくないの?」

「…わかりますか?」

「グルセポネ様、ミーシャは、家族から疎まれ育ってきている。良い思い出がないのだよ」

「…ミーシャさんが?なんで疎まれたのですか?…頭が良いし、血筋もいいですよね?」

「…ハデルス様、私だけが、伯爵家の血筋だったのですよ。今ならわかります。…家の者は、みんな私に伯爵家の全てを奪われることに…怯えていたのでしょう。それが、一対一ではなくて、一対大勢だったから、全てが…悪い方へ行ったのです」

「…ミーシャ。私はいつも側にいる。共に乗り越えよう」

「…見苦しい…元家族達に会わせたくなかったのですが、ナギ様…よろしくお願いします。はじめから、おそらく無礼なことをします。そして、身分違いのことを言うことでしょう。…力の差も、推し量れないお馬鹿ばかりです。お怒りになることは、目に見えていますが…今のうちに謝っておきますね」

私は…ナギ様の腕の中に飛び込みます。
私達は、国賓として…他国の者として…ファンタンクス国へ行く。
でも、私に気がついた者は…きっと、私を蔑み、ナギ様達を見下すことでしょう。
恐ろしい強さのこの方々に…喧嘩を平気で売るはずです。
それによって、ファンタンクスの住人や貴族が、無残に死んでも…別に構わない。
私が気にしていることは、怒りを買うことを知っているのに…何も出来ない無力さ。
ナギ様達を不快な思いをさせてしまうとわかっていて…何も出来ない無力さ。


それが一番、嫌なのです。


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