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一章 転生人生の幕開け

僕がほしいプレゼント

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「あい!アーニコ欲しいのは
家庭教師がほしい!!」

「!?、家庭教師とな」

あれ、みんな、なんか難しい顔してない?
もしかして、家庭教師はまだ早過ぎた?
でも、ここはひけない
絶対に家庭教師ゲットしてみせる!!

「アーニコ、魔法のお勉強したい!!
でも、アーニコ中々うまくいかにゃい
だから、アーニコに家庭教師つけて!!お願い」

「だが、しかし…。」

これでも、ダメか(´・д・`)
うーん、どう説得すれば…

「まぁまぁ、ご当主様。
断りたい気持ちもわかりますが、
アーニコがこんなに喋るのは、はじめてよ
よほど、家庭教師をつけてほしいのでしょう?家庭教師つけてあげたらどう?」

「ふむ、アーリアがそこまでいうのであれば…」

やったー!!家庭教師ゲットだよ!!
お母様ナイスサポート!!

「では、アーニコ。家庭教師は探しておくから
しっかり、勉強するのだぞ」

「あい!お父様!ありあとう」


「よっかったね、アーニコ」
「うん!嬉しい」


どんな、家庭教師が来るのだろう?
ここは、設定通りのアーニコ様の家庭教師兼『きみまほ』攻略キャラがくるのかな?
だったら最高だけど、
それは、やっぱ現実的じゃないよね

だって、実際ゲーム中では
アーニコが家庭教師をとるのは
8歳のころだから、可能性は低い


私はその後
家族と、いろいろな話をした。
絵本が読める様になった話や、好きなものの話などをして食事会がおわった




「アーニコ様、ご当主様から、家庭教師をみつけたとのことです」

えっ、なんて?
今、もしかして家庭教師っていった?
えっ、早過ぎない!?
だって家庭教師つけてほしいっていったの昨日だよ!
これが、権力の力なのか

「アーニコ家庭教師きまったの?」
「はい、そうでございます。アーニコ様
早速ですが、今日の午後から来られるそうです」
「はやっ!」
「アーリア様がアーニコ様のためにと、家庭教師
を探すのを張り切っておられました。
後でお食事の際にお礼の品を持って行きますか?」
お母様が、そこまでしてくれるなんて、
改めてアーニコ様のお母様だなって思う
やっぱり、アーニコ様のお母様、様様だよ

「あい、持っていくの、
でもアーニコは、おれいの品どれがいいか、わかんないからミーヤ選んで?」
「かしこまりました。」

「そうと、決まったら早速お礼の品をアーリア様の侍女と相談してまいります。先生方が来られる前には戻って参ります」
「うん、宜しく」



うふふん、家庭教師!!
待ちに待った家庭教師だよー!!
今までは、独学だったから…。

振り返ると思い出す。

光魔法の初級魔法を練習しようとたら
懐中電灯が、でてきてしまったこと、
じゃあ、火の魔法の練習をと思ったら
なんか、イメージと違い、ろうそくみたいになってしまったことなどなど

今まで魔法らしい魔法が全くできていないんだよー!!


だから、家庭教師に絶対!!
普通の魔法を教えてもらうんだ!!
私はやるぞ!

前世の夢であった
魔法というものが存在する世界で
魔法を最大限につかい楽しむこと

そして、1番の目的は
アーニコ様の魔法を最大限にいかすこと!!

私が頑張れば頑張るほど
アーニコ様が皆に知れ渡る!!

みんな、アーニコ様という
神的な存在を知るが良い

そして、みんなをアーニコ様のこの
美しき美貌をみてみんなでアーニコ様を推そう


まぁ、中身は私だけど、
そこはもう…。うん。

でも、しかし、
みんなアーニコ様をもっと知るべきなんだ!!


"オタクは同担拒否以外のものは
自分の推しを最大限にまわりに勧めてしまう癖があるため、それがたとえ推す相手が自分であってもひろめてしまうアーニコであった"
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