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1章

午前のパーティー2

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パーティーが再開した、それと同時に私やお父様達に貴族の方々がお一人ずつご挨拶にやってきた。

「この度はお招きいただきましてありがとうございます!ルルーシュ様、お誕生日おめでとうございます!」

こう言った感じで皆喋り始め、
中にはお父様に媚びを売っている者もいた。
お父様は相手にしてなかったけど…
そろそろ終わって来たかな?疲れた~

「この度はお招きいただきありがとうございます、ルルーシュ様お誕生日おめでとうございます…、」

あれ、この人もしかして…。

(ゼバル?この方はもしかして魔族かしら?)

(はい、この方の名前はオルド・スカル。
魔国の宰相をしている方でございます、)

(へ?そんな人が私のパーティーに潜入してたの!?なんで宰相さんが来てるのよー!)

(それが、宰相自身がそう望まれたのです。魔王様の主とやらを見てみたいと…、)

(それだけ?)

(はい…。)

(…、そう。)

「ルルーシュ様、どうかされましたか?
それにしてもお美しい。」

「えぇ、大丈夫ですわ、ありがとうございます。」

〔また会いましょうね(^^)〕

「え?」

「?どうかしたのかルル」

「い、いえ、なんでもありません…。」

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ふぅ、やっと最後の1人ね…。
確かこの方は同じ公爵の位でしたわね。
奥様が亡くなられて今は独り身だとか…、昔お母様をストーカーしていた人物、お母様には気をつけなさいと注意を受けているから気を引き締めないとね…。

「これはこれは皆様お久しぶりでございますね~、キマフ・モイズでございます!
この度はお招きありがとうございますニヤニヤ、ルルーシュ様お誕生日おめでとうございますジロジロ」

うわぁ、この人めっちゃジロジロみてくるじゃん。気持ち悪、私まだ3歳よ?ロリコンかな、気持ち悪。

「ありがとうございます。」

「いやぁ、本当に可愛らしいですね~、私の娘に欲しいくらいですねニヤニヤ」

「ははは。そうですか?それはありがとうございます。」

「キマフ公爵、娘はやらんぞ。」

「おやおや、冗談ではありませんか。本気になさらずよかったですよ?」

「ならばいい、失礼したな。」

キマフ公爵、お父様の逆鱗に触れてるのわかってないのかな?それともわざと?

「いえいえ、いいのですよぉ。それではそろそろ失礼しますね。ルルーシュ様私の娘になりたいときはいつでも来てくださいねぇニヤニヤ」

「…、」
あいつ諦めてないやん。冗談じゃなかったんかい。顔引き攣るわ。

「ルル大丈夫?」

「リーザル兄様…、大丈夫ですわ。」

「ならいいんだけど…、嫌なことあったらいつでも僕らに言ってね。」

「そうだぞルル!」

「ふふ、大丈夫ですわ、それよりもパーティーを楽しみましょう!」

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はい!どうも覇夜輝でーす!
いやぁ、また新たに登場人物が2人出てきましたねー、疲れます笑笑
精霊や、聖獣さん、魔王様達は後々出てきますのでご心配なくー!

そろそろ登場人物の整理を行なっていきたいと思います。わからなくなった人は是非見てくださいね~
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