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早川静玖は疲れていた
疑問
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「でもまだだからね」
「ひゃっ」
目隠しされてる状態で本当に次に何が起きるかわからない。小さい悲鳴を上げた静玖の足は椅子に乗り上げさせられ大きく開かされた。右足を持った佑がその指をぱくりと咥えた。
「次はこっち、足、綺麗だね。一本一本、ちゃんと舐めてあげる。想像して? 僕におちんちん咥えられてるみたいじゃない? 先っぽにこうして吸い付いて、全部咥えて、舌で裏筋をなで上げて。こうやって上下すると先走りがこぼれてくるんだよね」
本当にフェラチオされてるときのように足の指を一本一本丁寧に舐めてくる佑。
「あんっ♡や、きたない、きたないよ、ユウ」
「可愛いなぁ。おちんちんが泣いて悦んでる。そんなに気持ちいいんだ?」
佑のフェラチオを思い出してしまった静玖のペニスが震えだした。
まだ一度も触られていないのにそこからは透明の液体がぷくりと雫を作っていた。
「きもち、いいっ♡ いいの、ユウぅ♡ さわって、おちんちん、さわってっ」
「でもそこもまだだよ」
両足の指を丹念に舐めた佑はその舌を徐々に上げていった。
ムダ毛のないすねに、膝、内股ぎりぎりまでたどると今度は逆の足へ。
時折吸い付いては静玖を啼かせ、心待ちにしているペニスを素通りして戻っていく舌を追うように静玖の下半身が持ち上がる。
それでも佑はそこには触れなかった。
「今度はどこにしようか?」
「も、イかせてっ、おちんちん、イきたいっ」
普段なら言わないような言葉も目隠ししたら言えるのだろうか?
静玖はねだった。
腰を振り誘うように突き出した静玖のペニス。
あまりに扇情的なその様に佑の喉が鳴る音がした。
両膝に手を添えて更に開かされる静玖の身体。やっとこの快楽から逃れられる、そう思った矢先、触れられたのはペニスではなくその更にうえ、同じように勃起していた乳首だった。
かぷり。
歯を立てて噛まれた刺激が全身を巡った。静玖のペニスからは白濁がこぼれた。
「我慢してたから乳首噛んだだけでちょっとイっちゃったね」
「やっ♡ あっ♡ ああっ♡ ごめんなさいっ僕、ぼく……」
「ああ泣かないで? 謝らなくていいんだよ」
知らず知らずにこぼれ落ちた涙を静玖の頬を濡らした。
「そんなに気持ちよくなってくれて嬉しいんだから」
咥えたままの乳首から聞こえる佑の声。
本当に嬉しそうな声色に静玖は安堵とともに自信の堪え性のなさに驚いた。
こんなに感じたことなど今まであっただろうか?
確かに佑とのセックスで何度も果てたがそれはペニスに刺激を与えられていたから。
乳首を何度も甘噛みした佑は満足したのかその唇を徐々に下へと下ろしていく。
少しこぼれた精液がついた下腹部は更に丹念に舐め取られていた。
「乳首だけでイけるようになっちゃったの、可愛い」
いくらか精液を吐き出したものの未だ熱を持ちぴんと勃ってるペニス。
そこに佑の吐息がかかって静玖の期待が高まった。
その静玖の期待は行動にあらわれた。
静玖はつま先を椅子の縁にかけ、腰を浮かせた。
身体中を這った佑の熱い舌を待ち望んで。
そこでふと静玖は気になった。
佑は体温が低い。
手も、舌も、体全身が少しひんやりしてると感じるくらいだ。
しかし今日の佑はどうだろう?
さっきから触れられるところすべてが熱をはらむ静玖よりも熱く感じる。精を吐き出したところで少しクリアになった頭が静玖に疑問を投げかけた。
「ユウ、今日……どうかした? なんか、いつもより熱い」
「……ああちょっといつもと違うことをしてるからか興奮してるのかな。嫌?」
嫌なわけがない。静玖は首を横に振って目隠し越しに笑った。
「ううん、嫌、じゃない。でもいつもと違って、すごいどきどきする」
「そう、よかった。じゃあ今度こそ、触ってあげる」
「ひゃっ」
目隠しされてる状態で本当に次に何が起きるかわからない。小さい悲鳴を上げた静玖の足は椅子に乗り上げさせられ大きく開かされた。右足を持った佑がその指をぱくりと咥えた。
「次はこっち、足、綺麗だね。一本一本、ちゃんと舐めてあげる。想像して? 僕におちんちん咥えられてるみたいじゃない? 先っぽにこうして吸い付いて、全部咥えて、舌で裏筋をなで上げて。こうやって上下すると先走りがこぼれてくるんだよね」
本当にフェラチオされてるときのように足の指を一本一本丁寧に舐めてくる佑。
「あんっ♡や、きたない、きたないよ、ユウ」
「可愛いなぁ。おちんちんが泣いて悦んでる。そんなに気持ちいいんだ?」
佑のフェラチオを思い出してしまった静玖のペニスが震えだした。
まだ一度も触られていないのにそこからは透明の液体がぷくりと雫を作っていた。
「きもち、いいっ♡ いいの、ユウぅ♡ さわって、おちんちん、さわってっ」
「でもそこもまだだよ」
両足の指を丹念に舐めた佑はその舌を徐々に上げていった。
ムダ毛のないすねに、膝、内股ぎりぎりまでたどると今度は逆の足へ。
時折吸い付いては静玖を啼かせ、心待ちにしているペニスを素通りして戻っていく舌を追うように静玖の下半身が持ち上がる。
それでも佑はそこには触れなかった。
「今度はどこにしようか?」
「も、イかせてっ、おちんちん、イきたいっ」
普段なら言わないような言葉も目隠ししたら言えるのだろうか?
静玖はねだった。
腰を振り誘うように突き出した静玖のペニス。
あまりに扇情的なその様に佑の喉が鳴る音がした。
両膝に手を添えて更に開かされる静玖の身体。やっとこの快楽から逃れられる、そう思った矢先、触れられたのはペニスではなくその更にうえ、同じように勃起していた乳首だった。
かぷり。
歯を立てて噛まれた刺激が全身を巡った。静玖のペニスからは白濁がこぼれた。
「我慢してたから乳首噛んだだけでちょっとイっちゃったね」
「やっ♡ あっ♡ ああっ♡ ごめんなさいっ僕、ぼく……」
「ああ泣かないで? 謝らなくていいんだよ」
知らず知らずにこぼれ落ちた涙を静玖の頬を濡らした。
「そんなに気持ちよくなってくれて嬉しいんだから」
咥えたままの乳首から聞こえる佑の声。
本当に嬉しそうな声色に静玖は安堵とともに自信の堪え性のなさに驚いた。
こんなに感じたことなど今まであっただろうか?
確かに佑とのセックスで何度も果てたがそれはペニスに刺激を与えられていたから。
乳首を何度も甘噛みした佑は満足したのかその唇を徐々に下へと下ろしていく。
少しこぼれた精液がついた下腹部は更に丹念に舐め取られていた。
「乳首だけでイけるようになっちゃったの、可愛い」
いくらか精液を吐き出したものの未だ熱を持ちぴんと勃ってるペニス。
そこに佑の吐息がかかって静玖の期待が高まった。
その静玖の期待は行動にあらわれた。
静玖はつま先を椅子の縁にかけ、腰を浮かせた。
身体中を這った佑の熱い舌を待ち望んで。
そこでふと静玖は気になった。
佑は体温が低い。
手も、舌も、体全身が少しひんやりしてると感じるくらいだ。
しかし今日の佑はどうだろう?
さっきから触れられるところすべてが熱をはらむ静玖よりも熱く感じる。精を吐き出したところで少しクリアになった頭が静玖に疑問を投げかけた。
「ユウ、今日……どうかした? なんか、いつもより熱い」
「……ああちょっといつもと違うことをしてるからか興奮してるのかな。嫌?」
嫌なわけがない。静玖は首を横に振って目隠し越しに笑った。
「ううん、嫌、じゃない。でもいつもと違って、すごいどきどきする」
「そう、よかった。じゃあ今度こそ、触ってあげる」
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