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早川静玖は夢見ていた
恐怖
早川静玖は夢見ていた。
静玖の故郷はなにもない街だ。
幹線道路沿いにはチェーン店が立ち並び、それを抜ければ新興住宅地が、さらにその先は田園風景が拡がっていた。
田舎というほど田舎ではない、しかし都会的というには程遠い。なにもない街だった。
子供の頃から住んでるから外を歩けば知り合いに出会い、声を掛けられる。
コンビニの店員も同級生の母親だし、ファミレスだって友人がバイトしていた。
二時間掛けて都内に出ればそこは別世界だった。
歩いても知り合いにあうことはもちろんなかったし、店員もみな若いおしゃれな人ばかり。きらびやかな生活を、シズクは夢見ていた。
しかし都内の大学にはいっても、髪を染めても、自分がその生活をできるわけではなかった。
仕送りはいくらあっても足りない。
少しでもおしゃれに見られたくて買った服はTシャツですら一万円もした。いくら食費を削っても、まかないきれないからと始めたバイト漬けの毎日。
どんどんと憧れの生活から遠のいた。
サークル活動もそう。
楽しそうな彼らを見て自分もその一員になれば少しは変わるかと思ったが、今度はそのノリについていけなかった。
憧れと自分とのギャップに打ちのめされる中、佑に告白されたのだ。
自分の憧れの生活をしている佑の一番になることが、静玖にとってのステータスだった。
気を失っている静玖とともに果てた遥は縛られて痺れた手足のおかげで身体を横たえていた。
息を乱すその姿に佑の手が伸びた。
これでやっと開放されると思った遥の思惑とは異なり、その手は遥のジーンズを下着ごとおろした。
「タスク、お前っ!」
「これで終わりなわけがないでしょ?」
ひんやりとした掌が遥の尻を撫でた。ビクリと震える遥のことなどお構いなしにその指がアナルの縁にかかる。
「ハルカのここは処女みたいに固いね。シズクとは大違いだ。自分ではここ、イジらなかったの?」
「するかっ! やめろ」
「ここからが本番なんだから、止めるわけがない」
渇いた指でこじ開ける佑に遥は恐怖した。
遥を犯したあの晩も、そうだった。
佑が遥に与えるのは痛みばかりで、静玖のように脳がとろけるような快楽など一切なかった。
切れたおかげで流れた血と佑が吐き出した精液でやっと滑るようになるまでは、ただただ苦痛に過ぎなかった。
静玖の故郷はなにもない街だ。
幹線道路沿いにはチェーン店が立ち並び、それを抜ければ新興住宅地が、さらにその先は田園風景が拡がっていた。
田舎というほど田舎ではない、しかし都会的というには程遠い。なにもない街だった。
子供の頃から住んでるから外を歩けば知り合いに出会い、声を掛けられる。
コンビニの店員も同級生の母親だし、ファミレスだって友人がバイトしていた。
二時間掛けて都内に出ればそこは別世界だった。
歩いても知り合いにあうことはもちろんなかったし、店員もみな若いおしゃれな人ばかり。きらびやかな生活を、シズクは夢見ていた。
しかし都内の大学にはいっても、髪を染めても、自分がその生活をできるわけではなかった。
仕送りはいくらあっても足りない。
少しでもおしゃれに見られたくて買った服はTシャツですら一万円もした。いくら食費を削っても、まかないきれないからと始めたバイト漬けの毎日。
どんどんと憧れの生活から遠のいた。
サークル活動もそう。
楽しそうな彼らを見て自分もその一員になれば少しは変わるかと思ったが、今度はそのノリについていけなかった。
憧れと自分とのギャップに打ちのめされる中、佑に告白されたのだ。
自分の憧れの生活をしている佑の一番になることが、静玖にとってのステータスだった。
気を失っている静玖とともに果てた遥は縛られて痺れた手足のおかげで身体を横たえていた。
息を乱すその姿に佑の手が伸びた。
これでやっと開放されると思った遥の思惑とは異なり、その手は遥のジーンズを下着ごとおろした。
「タスク、お前っ!」
「これで終わりなわけがないでしょ?」
ひんやりとした掌が遥の尻を撫でた。ビクリと震える遥のことなどお構いなしにその指がアナルの縁にかかる。
「ハルカのここは処女みたいに固いね。シズクとは大違いだ。自分ではここ、イジらなかったの?」
「するかっ! やめろ」
「ここからが本番なんだから、止めるわけがない」
渇いた指でこじ開ける佑に遥は恐怖した。
遥を犯したあの晩も、そうだった。
佑が遥に与えるのは痛みばかりで、静玖のように脳がとろけるような快楽など一切なかった。
切れたおかげで流れた血と佑が吐き出した精液でやっと滑るようになるまでは、ただただ苦痛に過ぎなかった。
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