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王太子は足コキがお好きなようです
「どっちでも、いい……だと?」
「子どもはたくさんいたほうがいいから、いいよ? よそで孕ませてきても。邪魔もしない。その代わり断罪はすんなよ?」
「……」
なぜか、ペニ゠スゥが沈黙した。
え? もうすでに断罪する気だったの? これまで一度だって、ランダムアクシデントとしてペニ゠スゥの浮気現場にいたこともないのに?
だいたい、浮気を邪魔されたからって断罪するってのもひどくない? 少子化だからって、婚約者が目の前で浮気していたら、注意して当然じゃない?
ニック・ケインにしろ、マーラ・デッカもチン・コウも。ちゃんとかぎの閉まる部屋でヤっていれば、アナ゠ルゥが破廉恥な現場を見ることもなかったのに……。
だんだん腹が立ってきた。
しかも口は静かになったくせに、ペニ゠スゥのチンコがガッチガチなのもむかつく。
「こいつが堪え性がないのが、悪いんだよっ」
「う゛っ……、アナ゠ルゥ、貴様。王太子を足蹴にするとは……っ」
腹が立ったので指ではなく、足で突いてやったら、ペニ゠スゥが唸るような声をあげた。……なんだか、気分がいい。
そのまま足でつんつんしてると、ペニ゠スゥのペニスの張りが増した。
「ふぅん……。王太子殿下は、こんな児戯みたいな愛撫にも感じるんですねぇ」
「刺激されれば、誰でもこうなるだろうっ、あ、っ、き、貴様っ! 俺の大事な子種袋に、何をするっ、ひ、ぐっ……」
子種袋って……。竿を突いていた足で下へと辿り、服の上からでもはっきりわかる、むにっとした金玉を押しただけだ。
「なに? もしかして金玉触られたことないの? じゃあこうしたらどうなんの?」
「や、やめ……ッ、ん、あぁッ、そ、そこぉぉぉっ」
いつも突っ込むばっかりだからか、弱いらしい。右玉を両足で転がすように揉んでやると、面白いように腰をくねらせた。ぎっちぎちに両手足をベッドに縛りつけてるから動かせるところ、そこしかないしね。いやいやするように俺の足から逃れようとするけど、動ける範囲は少ない。
むしろ、ペニ゠スゥが動くせいでぐにぃっと押しつぶしてしまった。まぁ嬉しそうだからいっか。
なんせ、先走りで服の色が変わってるくらいだし? 腰はゆらゆら揺れてるし?
「うわぁ……びちょびちょじゃん。そんなに玉揉まれるの、気持ちいい?」
見てもわかるくらいに濡れた先端に足先を伸ばすと、俺の絹の靴下までじんわり染みてきた。雨の日の靴の中みたい。気持ち悪い。
張り付いた靴下を剥ぎたくて指を動かしていたら、ペニ゠スゥの腰がひときわ跳ねた。
「イくっ……ッ!」
「……は?」
どうやら、俺が指をこちょこちょしていたのが、トドメになったらしい。大きく腰だけを浮かせてペニ゠スゥは盛大にイった。
「ちょっと、早くない? ていうか、早すぎない? まだ金玉と先端ちょっと弄っただけなんですけど? 堪え性なさすぎじゃない? え? 早漏なの? あ、だから前戯もしないで挿入してたの? うわ、最低。自分のチンコの脆弱さを強引セックスでごまかしてたんだ」
「……っ、そんなことはないっ! 貴様が、おかしなことをするからっ」
「おかしいってなに? ちょっと玉揉んで、尿道くすぐっただけだけど?」
「足でなんて、ふつうはしないっ!」
そう言いながらソワソワと鼻の下を伸ばして薄目で俺の足を見つめる顔は、王太子がしてはいけない変態顔だと思う。
「あぁなんだ。足コキが気に入ったんだ? もしかして、王太子殿下ってドエムなの?」
「どえむ? なんだそれは」
「嫌っていた男に縛られて、虐められて、悦んで、足でチンコ弄られただけで、腰振っちゃって、イっちゃう、ド変態って意味だよ」
「ち、ちがうっ! 俺は――」
「んー。説得力なし。だってチンコまだビンビンじゃん」
「そ、そうだ。別に俺は早漏ってわけじゃない。こうしてまた勃たせられる回復力が……俺にはあるっ!」
胸反らしてドヤ顔してるけど、他の攻略者たちだって十は無理でも最低五回はイけるからな?
お前の自慢の巨根だって、ニック・ケインの長さ、マーラ・デッカの太さ、チン・コウのカリ高を足して三で割ったってだけで、チンコにはひとそれぞれの良さがあるってもんだ。ちゃんとそのチンコを活用してないピストンマシーンなペニ゠スゥは、宝の持ち腐れなのだ。
「はぁ……だから抜かずの十連発とかできちゃうわけだね。なるほどなるほど」
「そうだ! 十発でも二十発でも射精せるぞ! だから、この縄を――」
「解くわけないじゃん。二十連発もされたくない。そんなの全部中で受け止めたら、俺の腹たぷたぷになっちゃうだろ? 俺、ザーメンボテ腹はあんまり好きじゃないんだよね。せっかく美人に生まれたんだから、体形も維持していたいし」
「ざーめん、ぼてばら?」
思い出したら寒気がした。アナ゠ルゥの没落後のスチルがやたら多かったのは、たぶん製作者の趣味だ。語りだけでいいのにその背景にはペニ゠スゥをはじめ各攻略者との絡み絵からはじまり、おっさんやらじいさん、果てはビグ・ディック国王や自分の父親であるコダクサーヌ公爵とのセックスもあったなぁ……。白濁まみれの顔は次第に生気を失って、アメジストの瞳からは光を失い、たぷたぷの腹を大事そうに抱えて……。『もうすぐ王太子様のたまごが生まれるの……』って愛おしそうにしてたっけ。
そんなものはとっくに産み終わったあとで、その腹の中にあるのは誰とも知らない男たちのまざったザーメン……。
か、かわいそうな俺!
ゲームしてるときは興奮したけど、いざ自分がその立場になるかもしれないと思ったら勃つどころか、泣ける。
そうならないためにも、この食べ放題期間を有意義に過ごさなければっ!
「さて、次はどうする? また足コキ? それともこの細い指がいい? あ、お口でしてもいいけど……」
ゴクリ、って生唾飲む音って、本当に聞こえるんだな。
ペニ゠スゥの金の視線が俺の足に、指に、口にと忙しなく動く。
まぁ、全部するけどな。
「子どもはたくさんいたほうがいいから、いいよ? よそで孕ませてきても。邪魔もしない。その代わり断罪はすんなよ?」
「……」
なぜか、ペニ゠スゥが沈黙した。
え? もうすでに断罪する気だったの? これまで一度だって、ランダムアクシデントとしてペニ゠スゥの浮気現場にいたこともないのに?
だいたい、浮気を邪魔されたからって断罪するってのもひどくない? 少子化だからって、婚約者が目の前で浮気していたら、注意して当然じゃない?
ニック・ケインにしろ、マーラ・デッカもチン・コウも。ちゃんとかぎの閉まる部屋でヤっていれば、アナ゠ルゥが破廉恥な現場を見ることもなかったのに……。
だんだん腹が立ってきた。
しかも口は静かになったくせに、ペニ゠スゥのチンコがガッチガチなのもむかつく。
「こいつが堪え性がないのが、悪いんだよっ」
「う゛っ……、アナ゠ルゥ、貴様。王太子を足蹴にするとは……っ」
腹が立ったので指ではなく、足で突いてやったら、ペニ゠スゥが唸るような声をあげた。……なんだか、気分がいい。
そのまま足でつんつんしてると、ペニ゠スゥのペニスの張りが増した。
「ふぅん……。王太子殿下は、こんな児戯みたいな愛撫にも感じるんですねぇ」
「刺激されれば、誰でもこうなるだろうっ、あ、っ、き、貴様っ! 俺の大事な子種袋に、何をするっ、ひ、ぐっ……」
子種袋って……。竿を突いていた足で下へと辿り、服の上からでもはっきりわかる、むにっとした金玉を押しただけだ。
「なに? もしかして金玉触られたことないの? じゃあこうしたらどうなんの?」
「や、やめ……ッ、ん、あぁッ、そ、そこぉぉぉっ」
いつも突っ込むばっかりだからか、弱いらしい。右玉を両足で転がすように揉んでやると、面白いように腰をくねらせた。ぎっちぎちに両手足をベッドに縛りつけてるから動かせるところ、そこしかないしね。いやいやするように俺の足から逃れようとするけど、動ける範囲は少ない。
むしろ、ペニ゠スゥが動くせいでぐにぃっと押しつぶしてしまった。まぁ嬉しそうだからいっか。
なんせ、先走りで服の色が変わってるくらいだし? 腰はゆらゆら揺れてるし?
「うわぁ……びちょびちょじゃん。そんなに玉揉まれるの、気持ちいい?」
見てもわかるくらいに濡れた先端に足先を伸ばすと、俺の絹の靴下までじんわり染みてきた。雨の日の靴の中みたい。気持ち悪い。
張り付いた靴下を剥ぎたくて指を動かしていたら、ペニ゠スゥの腰がひときわ跳ねた。
「イくっ……ッ!」
「……は?」
どうやら、俺が指をこちょこちょしていたのが、トドメになったらしい。大きく腰だけを浮かせてペニ゠スゥは盛大にイった。
「ちょっと、早くない? ていうか、早すぎない? まだ金玉と先端ちょっと弄っただけなんですけど? 堪え性なさすぎじゃない? え? 早漏なの? あ、だから前戯もしないで挿入してたの? うわ、最低。自分のチンコの脆弱さを強引セックスでごまかしてたんだ」
「……っ、そんなことはないっ! 貴様が、おかしなことをするからっ」
「おかしいってなに? ちょっと玉揉んで、尿道くすぐっただけだけど?」
「足でなんて、ふつうはしないっ!」
そう言いながらソワソワと鼻の下を伸ばして薄目で俺の足を見つめる顔は、王太子がしてはいけない変態顔だと思う。
「あぁなんだ。足コキが気に入ったんだ? もしかして、王太子殿下ってドエムなの?」
「どえむ? なんだそれは」
「嫌っていた男に縛られて、虐められて、悦んで、足でチンコ弄られただけで、腰振っちゃって、イっちゃう、ド変態って意味だよ」
「ち、ちがうっ! 俺は――」
「んー。説得力なし。だってチンコまだビンビンじゃん」
「そ、そうだ。別に俺は早漏ってわけじゃない。こうしてまた勃たせられる回復力が……俺にはあるっ!」
胸反らしてドヤ顔してるけど、他の攻略者たちだって十は無理でも最低五回はイけるからな?
お前の自慢の巨根だって、ニック・ケインの長さ、マーラ・デッカの太さ、チン・コウのカリ高を足して三で割ったってだけで、チンコにはひとそれぞれの良さがあるってもんだ。ちゃんとそのチンコを活用してないピストンマシーンなペニ゠スゥは、宝の持ち腐れなのだ。
「はぁ……だから抜かずの十連発とかできちゃうわけだね。なるほどなるほど」
「そうだ! 十発でも二十発でも射精せるぞ! だから、この縄を――」
「解くわけないじゃん。二十連発もされたくない。そんなの全部中で受け止めたら、俺の腹たぷたぷになっちゃうだろ? 俺、ザーメンボテ腹はあんまり好きじゃないんだよね。せっかく美人に生まれたんだから、体形も維持していたいし」
「ざーめん、ぼてばら?」
思い出したら寒気がした。アナ゠ルゥの没落後のスチルがやたら多かったのは、たぶん製作者の趣味だ。語りだけでいいのにその背景にはペニ゠スゥをはじめ各攻略者との絡み絵からはじまり、おっさんやらじいさん、果てはビグ・ディック国王や自分の父親であるコダクサーヌ公爵とのセックスもあったなぁ……。白濁まみれの顔は次第に生気を失って、アメジストの瞳からは光を失い、たぷたぷの腹を大事そうに抱えて……。『もうすぐ王太子様のたまごが生まれるの……』って愛おしそうにしてたっけ。
そんなものはとっくに産み終わったあとで、その腹の中にあるのは誰とも知らない男たちのまざったザーメン……。
か、かわいそうな俺!
ゲームしてるときは興奮したけど、いざ自分がその立場になるかもしれないと思ったら勃つどころか、泣ける。
そうならないためにも、この食べ放題期間を有意義に過ごさなければっ!
「さて、次はどうする? また足コキ? それともこの細い指がいい? あ、お口でしてもいいけど……」
ゴクリ、って生唾飲む音って、本当に聞こえるんだな。
ペニ゠スゥの金の視線が俺の足に、指に、口にと忙しなく動く。
まぁ、全部するけどな。
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