25 / 28
悪魔関連【ファンタジー】
だから僕は知りたかったんだ【三人用台本(男:不問=1:2)・10分程度】
しおりを挟む
だから僕は、知りたかったんだ
ユーリ・ブラウソン(台詞:41) 男
感情を表に出すのが大の苦手。家族を殺されてから、更に感情が分からず、しかし何故か心のモヤが晴れないことに気がつく。そのため、感情を理解するために悪魔と契約をする。
悪魔(台詞:16) 性別不問
ユーリの隠れた激情に呼び出された悪魔。魂と悦楽の為ならなんだってする。人の心など、きっとわかりはしない。
マリル・リリアス(台詞:31) 性別不問
精神科医。ユーリの担当医師。一見優しく見えるが、ユーリの希薄さに狂わされたように、ある事件を起こす犯人。
※ アドリブ、口調の変更、性別変更等は好きにしていただいて構いません。しかし、世界観を壊すほどの変更は控えて頂きたいです。
ユーリ(M) : 誰もが寝静まった夜更け。慣れ親しんだ家の中、ただ呆然と虚空を眺めていた僕の鼓膜を、見知らぬ声が揺らした。
悪魔 : こんばんは、素敵な夜だね。
ユーリ : ……貴方は誰ですか?
悪魔 : 僕?僕はね、悪魔だよ。君の願いを叶えに来たんだ。
ユーリ : 願い……?僕の、願い?
悪魔 : そう。君の願い。君は、何を願う?
ユーリ : そもそも、どうしてこの現状を見て動じないんですか?
悪魔 : それはね、悪魔だからだよ。葬儀場だって、闘技場の真ん中だって行くさ。例えそこが、殺人現場だとしてもね。
ユーリ : ……。
悪魔 : そうだなぁ。願いを聞くよりも先に、君の記憶を眺めた方が早そうだ。失礼するよ。
ユーリ : あっ……。
吹き荒れる風の音。ゆっくりと消えていく音に、思わず閉じた目を開くユーリ。
マリル : こんにちは、君はユーリ・ブラウソンくんだね?私はマリル・リリアス。君の担当医だよ。今日はまず、お互いのことを知ることから始めようか。じゃあ私から話そう。そうだな……私の好きなことは猫と触れ合うことと、こんな風に話すことかな。君のことも教えて欲しい。
ユーリ(M) : あれ?今まで何をしていたんだっけ……なんだかよく分からないけれど、懐かしい気がする。前に似たようなことがあったんだっけ?
マリル : うん?どうしたのかな?
ユーリ : あ、いえ……。僕は、ユーリ・ブラウソンです。えっと、なんだか、僕は感情が疎いらしく……心配した両親に、ここへ連れてこられました。
マリル : うん、そっか、ありがとう。でもね、私が聞きたいのは君自身のことだよ。何を見て、何が好きで、どんなことをしてきたのか。そういうことを聞きたいんだ。
ユーリ : 僕のこと……?
マリル : そう。君のこと。君が日常的に見たものと、それを見てどう思ったのかでもいいよ。
ユーリ : ……好きな物は、特にありません。両親が喜ぶであろうことを選択してやってきたつもりです。
マリル : 好きなものがないのかい?食べ物でも良いんだよ?
ユーリ : ……思いつきません。
マリル : うん、そっか。それならそれでいいよ。これから一緒に探していこうね。
ユーリ : ……はい。
マリル : じゃあ、次に学校であったことを聞いてもいいかな?
ユーリ : 学校で、あったこと。
マリル : うん。ゆっくりでいいよ、思いついたままに話してご覧?
ユーリ : 思いついたまま。
マリル : そう。君が言いたいことを、そのまま教えてくれるかな?
ユーリ : ……そういえば先日、友達が一日休みました。
マリル : うん。それで?
ユーリ : 翌日、登校してきた友達にどうしたの?と聞いたら、大好きだった犬のロイが死んだんだと言われました。可哀想だなとは思いました。
マリル : うん。
ユーリ : それが、どうして休むことに繋がるのか分からなくて、聞いたんです。それは可哀想だけど、なんで休んだのって。
マリル : へぇ……そうしたら?
ユーリ : 怒鳴られました。お前に何がわかるんだって。なんで怒られたのか分からなくて……これっておかしいんでしょうか?
マリル : ふんふん。
マリルがカルテのようなものに何かを書き記す。その表情は少しニヤついている。
マリル : よし、ありがとう。今日はこれで終わろうね。疲れたでしょう。一つ伝えることがあるとしたら、君が悪いんじゃないよっていうことだ。君みたいな子は初めてで面白いしね。ああ、そういえばその友達の名前は―。
ユーリ(M) : その言葉を聞くが早いか否か、世界がぐにゃりと歪む。そしてまた見る景色はおなじだった。マリル先生が正面に座って、カウンセリングを繰り返す。
マリル : こんにちは。また来てくれて嬉しいよ。今日も君のことを教えて欲しい。
ユーリ(M) : マリル先生はいつも、ニコニコとした微笑みから始まり、ニヤニヤと妙な笑顔に変化していくことが多かった。
マリル : へぇ。その友達と仲直り出来たんだね。良かったじゃないか。どんな風にだい?うんうん、相手が謝ってくれたんだね。分かってくれたみたいだね。
マリル : こんにちは。これで三回目か。もうそろそろ、慣れてきてくれたかな?え、お友達がいじめに合ってるって?どうしたらいいか分からないから、いつもどおりにしているのか。君は本当に不思議な子だ。
マリル : 四回目だね。でもなんだか、いつもより沈んでいる気がするね。そんなことはないって……そうは思えないけどね。もしかして、君も虐められているのかな?それに似たようなことは?……ほら、やっぱりね。辛かったら泣いてもいいんだよ。そんな訳が分からなそうな顔をしないでくれ……気になってしまうじゃないか(小声)。
マリル : お、五回目になってくると、私にも笑みを浮かべてくれるようになったね。少しは心を開いてくれた、ということでいいのかな?はは、そんな急に真顔にならなくてもいいんだよ。君は君のままでいい。うん、それで今回は……ああ、何もなかったのか。そうか……良かったね。
ユーリ(M) : 懐かしい。そういえば、ここから色々と悪化したんだったか。
マリル : ん、どうしたのかな?今日は随分と無表情だね。
ユーリ : ……ちょっと、色々あって。
マリル : 色々かぁ…じゃあ君が話したいと思うことを、話したいままにどうぞ。
ユーリ : (被せて)友人が死にました。酷い最期だったと聞いています。
マリル : うん。
ユーリ : 昨日、先生から話を聞きました。悪い人たちに捕まったのか、酷い状態で見つかったそうです。多分、そんなことを言ってた気がします。でも、僕は見てないんです。
マリル : うん、一旦落ち着こう。ゆっくりでいいよ。
ユーリ : ……ゆっくり、ゆっくりと言ったって、これしか……
マリル : ……そっか。うん、分かったよ。今はどんな気持ち?
ユーリ : 思ったより、悲しくはないんです。不思議と。
マリル : それはそれは、不思議な事だね。
悪魔 : ふぅん、なるほどね。可哀想に、変なやつに目をつけられたらしい。
ユーリ(M) : え!?だ、だれ……
悪魔 : 悪いけど、まだ終わってはいないよ。もう一度深く眠るんだ。
一度暗転する視界から目を覚ますユーリ。
ユーリ : ……え。
マリル : あ、見つかっちゃった。うーん、帰りはこの時間だったか…。失敗だねぇ。
ユーリ : マリル、せん、せ……?
マリル : まあ楽しむだけ楽しめたし、いっか。まずは警察を呼んでね。
ユーリ : 警察……?
マリル : そう。だって、君の両親は私が殺してしまったからね。悪いことをしたら警察、教わらなかったかな?
ユーリ : ……習いましたけど。
マリル : まさか、両親が殺されてなお、その表情を保てるのか。君は本当に人でなしだね!気になるねぇ、人の感情というものは大きな意味があるはずだ!それが極端に薄い君にはなんの意味があるのか!最後の検診だよ、君は今、何を思っている?
ガラスの割れる音。
ユーリ : 何を…………特に、何も。
ガラス同士が触れ合う音。
マリル : ふふ、そっか。やっと分かったよ。君は、感情が薄いんじゃなくて――
近づく足音。
マリル : 分からなかっただけなんだね。
何かが刺さる音。もしくはマリルの唸り声。そして、一定の静寂。
悪魔 : 感情が分からない。なるほど。それでこれ、という訳だね。死体の数も三つ。うんうん、とてもわかりやすい。
ユーリ : ……わかりやすいですか?
悪魔 : おっと、目が覚めるのも早いね。わかりやすいよ、今だって、これからどうしようと悩んでる最中。君はどうしたい?
ユーリ : ……分かりません。ぼくは、感情が分からない……マリル先生の言った通りです。
悪魔 : じゃあ探していけばいいんだよ。分からないなら見つけ出そう!
ユーリ : みつけ、だす?
悪魔 : そう!見つけ出すんだ!他の人の感情を見て、理解していけばいい。
ユーリ : 理解……。
悪魔 : 同じ目にあったことがないから、理解出来るほど共感ができなかったんだよ。きっと。だから、今度は色んな人を同じ目に合わせて、ゆっくり理解していけばいいのさ!大丈夫、僕が手を貸してあげる。
ユーリ : 僕に、出来るでしょうか?
悪魔 : 一人じゃできないかもしれないね。でも、だからこそ僕がいるんだ。君ができないことは、僕がカバーをする。さあ、契約を。僕の手を取って。
ユーリ : ……よろしく、お願いします。
悪魔 : ふふ、契約成立。我が主よ、君の仰せのままに。
ユーリ(M) : そして、僕は悪魔のいうままにスラム落ちし、一家を一人だけ残して惨殺するということを繰り返した。 しかし、数人が復讐を果たすべく会いに来たが、彼らの感情は理解が出来なかった。何度味わって経験しても分からない。もう、理解など出来ないのではないか。諦めかけていた時だった。
悪魔 : 今日は、ダロウズ街道を通るといいよ。きっと、いいことがある。
ユーリ : ……ダロウズ街道ですか、分かりました。
間をとる。
ユーリ(M) : 僕は今日も悪魔の言う通りに歩いて殺す。いつか、感情というものを理解出来る日が訪れるように、願いながら。
ユーリ・ブラウソン(台詞:41) 男
感情を表に出すのが大の苦手。家族を殺されてから、更に感情が分からず、しかし何故か心のモヤが晴れないことに気がつく。そのため、感情を理解するために悪魔と契約をする。
悪魔(台詞:16) 性別不問
ユーリの隠れた激情に呼び出された悪魔。魂と悦楽の為ならなんだってする。人の心など、きっとわかりはしない。
マリル・リリアス(台詞:31) 性別不問
精神科医。ユーリの担当医師。一見優しく見えるが、ユーリの希薄さに狂わされたように、ある事件を起こす犯人。
※ アドリブ、口調の変更、性別変更等は好きにしていただいて構いません。しかし、世界観を壊すほどの変更は控えて頂きたいです。
ユーリ(M) : 誰もが寝静まった夜更け。慣れ親しんだ家の中、ただ呆然と虚空を眺めていた僕の鼓膜を、見知らぬ声が揺らした。
悪魔 : こんばんは、素敵な夜だね。
ユーリ : ……貴方は誰ですか?
悪魔 : 僕?僕はね、悪魔だよ。君の願いを叶えに来たんだ。
ユーリ : 願い……?僕の、願い?
悪魔 : そう。君の願い。君は、何を願う?
ユーリ : そもそも、どうしてこの現状を見て動じないんですか?
悪魔 : それはね、悪魔だからだよ。葬儀場だって、闘技場の真ん中だって行くさ。例えそこが、殺人現場だとしてもね。
ユーリ : ……。
悪魔 : そうだなぁ。願いを聞くよりも先に、君の記憶を眺めた方が早そうだ。失礼するよ。
ユーリ : あっ……。
吹き荒れる風の音。ゆっくりと消えていく音に、思わず閉じた目を開くユーリ。
マリル : こんにちは、君はユーリ・ブラウソンくんだね?私はマリル・リリアス。君の担当医だよ。今日はまず、お互いのことを知ることから始めようか。じゃあ私から話そう。そうだな……私の好きなことは猫と触れ合うことと、こんな風に話すことかな。君のことも教えて欲しい。
ユーリ(M) : あれ?今まで何をしていたんだっけ……なんだかよく分からないけれど、懐かしい気がする。前に似たようなことがあったんだっけ?
マリル : うん?どうしたのかな?
ユーリ : あ、いえ……。僕は、ユーリ・ブラウソンです。えっと、なんだか、僕は感情が疎いらしく……心配した両親に、ここへ連れてこられました。
マリル : うん、そっか、ありがとう。でもね、私が聞きたいのは君自身のことだよ。何を見て、何が好きで、どんなことをしてきたのか。そういうことを聞きたいんだ。
ユーリ : 僕のこと……?
マリル : そう。君のこと。君が日常的に見たものと、それを見てどう思ったのかでもいいよ。
ユーリ : ……好きな物は、特にありません。両親が喜ぶであろうことを選択してやってきたつもりです。
マリル : 好きなものがないのかい?食べ物でも良いんだよ?
ユーリ : ……思いつきません。
マリル : うん、そっか。それならそれでいいよ。これから一緒に探していこうね。
ユーリ : ……はい。
マリル : じゃあ、次に学校であったことを聞いてもいいかな?
ユーリ : 学校で、あったこと。
マリル : うん。ゆっくりでいいよ、思いついたままに話してご覧?
ユーリ : 思いついたまま。
マリル : そう。君が言いたいことを、そのまま教えてくれるかな?
ユーリ : ……そういえば先日、友達が一日休みました。
マリル : うん。それで?
ユーリ : 翌日、登校してきた友達にどうしたの?と聞いたら、大好きだった犬のロイが死んだんだと言われました。可哀想だなとは思いました。
マリル : うん。
ユーリ : それが、どうして休むことに繋がるのか分からなくて、聞いたんです。それは可哀想だけど、なんで休んだのって。
マリル : へぇ……そうしたら?
ユーリ : 怒鳴られました。お前に何がわかるんだって。なんで怒られたのか分からなくて……これっておかしいんでしょうか?
マリル : ふんふん。
マリルがカルテのようなものに何かを書き記す。その表情は少しニヤついている。
マリル : よし、ありがとう。今日はこれで終わろうね。疲れたでしょう。一つ伝えることがあるとしたら、君が悪いんじゃないよっていうことだ。君みたいな子は初めてで面白いしね。ああ、そういえばその友達の名前は―。
ユーリ(M) : その言葉を聞くが早いか否か、世界がぐにゃりと歪む。そしてまた見る景色はおなじだった。マリル先生が正面に座って、カウンセリングを繰り返す。
マリル : こんにちは。また来てくれて嬉しいよ。今日も君のことを教えて欲しい。
ユーリ(M) : マリル先生はいつも、ニコニコとした微笑みから始まり、ニヤニヤと妙な笑顔に変化していくことが多かった。
マリル : へぇ。その友達と仲直り出来たんだね。良かったじゃないか。どんな風にだい?うんうん、相手が謝ってくれたんだね。分かってくれたみたいだね。
マリル : こんにちは。これで三回目か。もうそろそろ、慣れてきてくれたかな?え、お友達がいじめに合ってるって?どうしたらいいか分からないから、いつもどおりにしているのか。君は本当に不思議な子だ。
マリル : 四回目だね。でもなんだか、いつもより沈んでいる気がするね。そんなことはないって……そうは思えないけどね。もしかして、君も虐められているのかな?それに似たようなことは?……ほら、やっぱりね。辛かったら泣いてもいいんだよ。そんな訳が分からなそうな顔をしないでくれ……気になってしまうじゃないか(小声)。
マリル : お、五回目になってくると、私にも笑みを浮かべてくれるようになったね。少しは心を開いてくれた、ということでいいのかな?はは、そんな急に真顔にならなくてもいいんだよ。君は君のままでいい。うん、それで今回は……ああ、何もなかったのか。そうか……良かったね。
ユーリ(M) : 懐かしい。そういえば、ここから色々と悪化したんだったか。
マリル : ん、どうしたのかな?今日は随分と無表情だね。
ユーリ : ……ちょっと、色々あって。
マリル : 色々かぁ…じゃあ君が話したいと思うことを、話したいままにどうぞ。
ユーリ : (被せて)友人が死にました。酷い最期だったと聞いています。
マリル : うん。
ユーリ : 昨日、先生から話を聞きました。悪い人たちに捕まったのか、酷い状態で見つかったそうです。多分、そんなことを言ってた気がします。でも、僕は見てないんです。
マリル : うん、一旦落ち着こう。ゆっくりでいいよ。
ユーリ : ……ゆっくり、ゆっくりと言ったって、これしか……
マリル : ……そっか。うん、分かったよ。今はどんな気持ち?
ユーリ : 思ったより、悲しくはないんです。不思議と。
マリル : それはそれは、不思議な事だね。
悪魔 : ふぅん、なるほどね。可哀想に、変なやつに目をつけられたらしい。
ユーリ(M) : え!?だ、だれ……
悪魔 : 悪いけど、まだ終わってはいないよ。もう一度深く眠るんだ。
一度暗転する視界から目を覚ますユーリ。
ユーリ : ……え。
マリル : あ、見つかっちゃった。うーん、帰りはこの時間だったか…。失敗だねぇ。
ユーリ : マリル、せん、せ……?
マリル : まあ楽しむだけ楽しめたし、いっか。まずは警察を呼んでね。
ユーリ : 警察……?
マリル : そう。だって、君の両親は私が殺してしまったからね。悪いことをしたら警察、教わらなかったかな?
ユーリ : ……習いましたけど。
マリル : まさか、両親が殺されてなお、その表情を保てるのか。君は本当に人でなしだね!気になるねぇ、人の感情というものは大きな意味があるはずだ!それが極端に薄い君にはなんの意味があるのか!最後の検診だよ、君は今、何を思っている?
ガラスの割れる音。
ユーリ : 何を…………特に、何も。
ガラス同士が触れ合う音。
マリル : ふふ、そっか。やっと分かったよ。君は、感情が薄いんじゃなくて――
近づく足音。
マリル : 分からなかっただけなんだね。
何かが刺さる音。もしくはマリルの唸り声。そして、一定の静寂。
悪魔 : 感情が分からない。なるほど。それでこれ、という訳だね。死体の数も三つ。うんうん、とてもわかりやすい。
ユーリ : ……わかりやすいですか?
悪魔 : おっと、目が覚めるのも早いね。わかりやすいよ、今だって、これからどうしようと悩んでる最中。君はどうしたい?
ユーリ : ……分かりません。ぼくは、感情が分からない……マリル先生の言った通りです。
悪魔 : じゃあ探していけばいいんだよ。分からないなら見つけ出そう!
ユーリ : みつけ、だす?
悪魔 : そう!見つけ出すんだ!他の人の感情を見て、理解していけばいい。
ユーリ : 理解……。
悪魔 : 同じ目にあったことがないから、理解出来るほど共感ができなかったんだよ。きっと。だから、今度は色んな人を同じ目に合わせて、ゆっくり理解していけばいいのさ!大丈夫、僕が手を貸してあげる。
ユーリ : 僕に、出来るでしょうか?
悪魔 : 一人じゃできないかもしれないね。でも、だからこそ僕がいるんだ。君ができないことは、僕がカバーをする。さあ、契約を。僕の手を取って。
ユーリ : ……よろしく、お願いします。
悪魔 : ふふ、契約成立。我が主よ、君の仰せのままに。
ユーリ(M) : そして、僕は悪魔のいうままにスラム落ちし、一家を一人だけ残して惨殺するということを繰り返した。 しかし、数人が復讐を果たすべく会いに来たが、彼らの感情は理解が出来なかった。何度味わって経験しても分からない。もう、理解など出来ないのではないか。諦めかけていた時だった。
悪魔 : 今日は、ダロウズ街道を通るといいよ。きっと、いいことがある。
ユーリ : ……ダロウズ街道ですか、分かりました。
間をとる。
ユーリ(M) : 僕は今日も悪魔の言う通りに歩いて殺す。いつか、感情というものを理解出来る日が訪れるように、願いながら。
11
あなたにおすすめの小説
👨一人用声劇台本「寝落ち通話」
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。
続編「遊園地デート」もあり。
ジャンル:恋愛
所要時間:5分以内
男性一人用の声劇台本になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選
上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。
一人用の短い恋愛系中心。
【利用規約】
・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。
・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。
・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。
声劇・シチュボ台本たち
ぐーすか
大衆娯楽
フリー台本たちです。
声劇、ボイスドラマ、シチュエーションボイス、朗読などにご使用ください。
使用許可不要です。(配信、商用、収益化などの際は 作者表記:ぐーすか を添えてください。できれば一報いただけると助かります)
自作発言・過度な改変は許可していません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【短編集】こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる