246 / 271
第三巻『その痩躯から 死が分たれる その時まで。』(RoGD Ch.4)
Verse 4-10
しおりを挟む
執務室で葉巻を燻らせながら夢現を過ごしていたニコライ二世は、慌ただしい足音二つで思わず机の上に乗せていた足を元に戻した。
「い、いけません主よ!流石に陛下に直談判は!」
「うゆしゃ~~い!」
先回りをして扉を開ければ、涙で泣きはらした顔の小さな零が今にもドアを蹴破らん勢いで歩いてきていた。
「へ、陛下!」
「いい。入れ。」
頭を下げようとしたフェリクスを片手で制し、ニコライ二世はため息を吐いた。
「じーく、かえらせたくないの!」
「零、取り敢えず落ち着いて。」
飛んで抗議する零に、ニコライ二世は飽くまで無表情を貫いた。零もやがて怒りが少し下火になったのか俯いた。
「ジークフリート、彼も仕事だ。」
「でも、でもいちねんだけなんて、ひどいよ!」
折角一緒に生活出来たのに、と零はソファーの隣で再びへたり込んだ。もう椅子に上がる気力もない。吸いかけの葉巻から、太い煙が燻っている。
「ずっと傍にいて欲しい?」
「うぅ……おとなに、なるまで。」
執務椅子に座って、ニコライ二世は肘をついた。扉を閉めて、フェリクスはその前で立っている事にした。
「……零。現状から言えば、ジークフリートはどれだけ延期しても一年以内には復帰して貰わなければならない。」
俯いたままの零は、こくん、と小さく頷いた。
「……この世界の、存亡の為に。」
一度小さく、ニコライ二世は唇を噛んだ。この幼い子供の選択で、世界の全てが決まる。どんなに無邪気に振舞っても、どんなに子供らしい生活を送っても、結局全ては彼に皺寄せが行くのだ。それだけに、彼の地位とは残酷であった。
「いちねん……なくてもいいから。」
しかし、それを一番承知しているのは、今ニコライ二世の前に座っている小さな男の子に他ならない、そして、そう小さな声で零は呟いた。
「だから、わかれるひ、おしぇて……ほしいの。」
ぼたぼたと、彼の白い服に涙が零れ落ちた。綺麗なスカートにしっかり皺がつくくらい強く握り拳を作って、零は叫んだ。
「ちゃんと、じぶんでかくごしてじーくにあいさつしたいの!!」
* * *
翌日、それはとても気の重い朝だった。食卓は無言で朝食を終え、ジークフリートは据え置きの電話の前でじっと座っていた。もし零の言葉が受理されなかったら、一体どう話を切り出せばいいのだろう、と。
「……。」
ベルが鳴った。確かに受話器のベルだ。ゆっくりとそれを手に取って、冷たい金属を耳に押し当てる。
「ジークフリートだ。」
『昨日の続きを伝える。』
名乗りもせずに、リチャード一世は静かにそう告げた。固唾を飲み込む。一秒さえない彼の次の言葉への隙間が、何時間にも感じられる思いだった。
『……お前が帰還するのは四月十七日に決定した。一ヶ月の猶予を与える。』
「一、ヶ月。」
なにかの宣告を受けている気分だった。しかしそれ以上に、その猶予によってジークフリートの心は僅かばかりの幸福を得た。
『その間、零とお前が満足出来るだけの日々を過ごしてくれ。これは私の個人的なお願いだ。』
受話器の向こう側にいる者の名を、ジークフリートは呟く。
『頼んだぞ、零を。』
「……あぁ。分かった。……分かってるさ。』
一度別れるだけ、しかし何度も零との別れを重ねたジークフリートにも、それ相応の胸と喉を潰されそうな苦しみがあった。また一度別れるのだ。ジークフリートは、硬く瞼を閉じた。
* * *
雪解けが始まった。春の濁流、木々と花々の芽吹きの音が聞こえる。その日、零とジークフリートは二人で散歩に出た。まだまだ雪からは断片的にしか芝生が見えない。
「えへへ、そえでそえでりすさんに、みちあんないしてもらったの!」
「そうか、それであのリスに花冠を作ってたわけか。」
極寒を前に最後の命を散らそうと不死鳥のように燃え上がる樹々。黄金の秋。零がアレクセイと共にリスに導かれたロシアの秋を目の裏に浮かべる。その秋は、零と共に迎えられない。
「ところで、零はどうしてそのリスを覚えて……零?」
靴底からひしひしと雪の冷たさを感じながら、ジークフリートは横を見下ろした。零の靴跡がない。慌てて後ろを振り返ると、大きな影が一つ、小さな零の前に立っていた。
「わーお!」
零はその大きな影を見上げて感嘆の声を上げていた。実にジークフリートの身長もゆうに越すヒグマが一匹、後ろ足二本で立ち上がっていたのである。
「れ、零!」
慌てて爪先の向きを変えて、ジークフリートは零の後ろ姿に駆け出した。しかし緊張と必死の雰囲気とは裏腹に、零はジークフリートが伸ばした手をするりと掠めてそのまま前へ、倒れ込むように歩み寄った。
「……。……ふあふあ!」
嬉しそうな零の声、そしてあろう事か、駆け出したジークフリートを迎え入れるように肩を広げたヒグマの行動に脱力して、ジークフリートもその毛むくじゃらに飛び込んだ。
(あぁ、ふあふあ……。)
剛毛だが確かにふわふわだ。冬眠から目覚めたばかりなのか、少し痩せているようにも思えた。冬毛は、体毛のない二人の体を暖かく包み込んだ。きゅっ、とヒグマは優しく、長く太い両腕で二人をすっかり包み込んでしまった。
「くましゃんおっきぃ!」
嬉しそうに、満足げに鼻を鳴らすヒグマが、ジークフリートはどこかくすぐったかった。
「くましゃ、おきたばっかなんらって。」
「そうなのか? じゃあやっぱり、お腹が減ってるな。」
二人の体温、特に零の体温がすっかり暖かくなったのを感じ取って、ヒグマは漸く二人から身を引いて、いつもの四足歩行へと戻った。零が手を掲げると、ヒグマはその頭を零の胸元まで下げた。
「よし、よし!いーこ!」
零が撫で終わると、ヒグマは次にジークフリートに頭を差し出した。恐る恐るその冬毛に覆われた頭や鼻先を撫でると、また満足げに大きな黒い鼻を鳴らした。
「ちゃんといっぱい、たべるぅんあよ!」
まるでお礼をするように、ヒグマは二人に頭を下げると、そのまま水嵩と勢いを増した春の川音の方へ歩いて、ツンドラの奥深くに姿を消していった。
* * *
春の目覚めが近くなるにつれ、屋敷を訪れる動物も多くなった。ジークフリートには実に不思議な体験であり、フェリクスはいつも通りに動物達にオーガニックな食材を少しだけ渡していた。中でも驚いたのは、零を助け、ジークフリートに二つの胡桃をもらったリスが大量の松の実などの乾燥した木の実を持ってきた事だった。それはリス達にとっては貴重な冬の貯蓄の筈だ。余るわけがない。
「こ、これは……。」
ジークフリートとフェリクスがそれを初めて見たのは、零が両腕に沢山それを抱えて庭から帰ってきた時だった。
「あのね!ごきんじょから、つのったんだって!」
「募金……いや募実、ですかね。」
その頂上には、腰辺りに両手を当てて踏ん反り返っているあのリスの姿があった。
「あとね!みっかごくらいにに、はるがくるって、ゆてた!」
まあまあ、と山から一つ木の実を取ると、フェリクスはその割れ目に整った爪を差し入れた。
「匂いでも分かりますが、腐っているものは一切ないですね。いくら乾燥させて食べる物とはいえ、リスがここまで綺麗に乾燥出来るとは。」
「どこかでこっそり技術を盗んできたのかもな。」
ゴーレムが持ってきた大きな木の籠にその木の実の全てを入れると、ジークフリートはそこから一握りを取って小さな麻袋に入れた。
「これくらい持っていけ。募ったご近所さんに、よろしく、と。」
リスは耳を指で掻いた後に、その巾着袋を背負って三人に会釈した。するとまるでエルフのように木製のテーブルの脚を伝って降りて、やがてゴーレムが開けていてくれた玄関扉の隙間から去っていった。
* * *
「い、いけません主よ!流石に陛下に直談判は!」
「うゆしゃ~~い!」
先回りをして扉を開ければ、涙で泣きはらした顔の小さな零が今にもドアを蹴破らん勢いで歩いてきていた。
「へ、陛下!」
「いい。入れ。」
頭を下げようとしたフェリクスを片手で制し、ニコライ二世はため息を吐いた。
「じーく、かえらせたくないの!」
「零、取り敢えず落ち着いて。」
飛んで抗議する零に、ニコライ二世は飽くまで無表情を貫いた。零もやがて怒りが少し下火になったのか俯いた。
「ジークフリート、彼も仕事だ。」
「でも、でもいちねんだけなんて、ひどいよ!」
折角一緒に生活出来たのに、と零はソファーの隣で再びへたり込んだ。もう椅子に上がる気力もない。吸いかけの葉巻から、太い煙が燻っている。
「ずっと傍にいて欲しい?」
「うぅ……おとなに、なるまで。」
執務椅子に座って、ニコライ二世は肘をついた。扉を閉めて、フェリクスはその前で立っている事にした。
「……零。現状から言えば、ジークフリートはどれだけ延期しても一年以内には復帰して貰わなければならない。」
俯いたままの零は、こくん、と小さく頷いた。
「……この世界の、存亡の為に。」
一度小さく、ニコライ二世は唇を噛んだ。この幼い子供の選択で、世界の全てが決まる。どんなに無邪気に振舞っても、どんなに子供らしい生活を送っても、結局全ては彼に皺寄せが行くのだ。それだけに、彼の地位とは残酷であった。
「いちねん……なくてもいいから。」
しかし、それを一番承知しているのは、今ニコライ二世の前に座っている小さな男の子に他ならない、そして、そう小さな声で零は呟いた。
「だから、わかれるひ、おしぇて……ほしいの。」
ぼたぼたと、彼の白い服に涙が零れ落ちた。綺麗なスカートにしっかり皺がつくくらい強く握り拳を作って、零は叫んだ。
「ちゃんと、じぶんでかくごしてじーくにあいさつしたいの!!」
* * *
翌日、それはとても気の重い朝だった。食卓は無言で朝食を終え、ジークフリートは据え置きの電話の前でじっと座っていた。もし零の言葉が受理されなかったら、一体どう話を切り出せばいいのだろう、と。
「……。」
ベルが鳴った。確かに受話器のベルだ。ゆっくりとそれを手に取って、冷たい金属を耳に押し当てる。
「ジークフリートだ。」
『昨日の続きを伝える。』
名乗りもせずに、リチャード一世は静かにそう告げた。固唾を飲み込む。一秒さえない彼の次の言葉への隙間が、何時間にも感じられる思いだった。
『……お前が帰還するのは四月十七日に決定した。一ヶ月の猶予を与える。』
「一、ヶ月。」
なにかの宣告を受けている気分だった。しかしそれ以上に、その猶予によってジークフリートの心は僅かばかりの幸福を得た。
『その間、零とお前が満足出来るだけの日々を過ごしてくれ。これは私の個人的なお願いだ。』
受話器の向こう側にいる者の名を、ジークフリートは呟く。
『頼んだぞ、零を。』
「……あぁ。分かった。……分かってるさ。』
一度別れるだけ、しかし何度も零との別れを重ねたジークフリートにも、それ相応の胸と喉を潰されそうな苦しみがあった。また一度別れるのだ。ジークフリートは、硬く瞼を閉じた。
* * *
雪解けが始まった。春の濁流、木々と花々の芽吹きの音が聞こえる。その日、零とジークフリートは二人で散歩に出た。まだまだ雪からは断片的にしか芝生が見えない。
「えへへ、そえでそえでりすさんに、みちあんないしてもらったの!」
「そうか、それであのリスに花冠を作ってたわけか。」
極寒を前に最後の命を散らそうと不死鳥のように燃え上がる樹々。黄金の秋。零がアレクセイと共にリスに導かれたロシアの秋を目の裏に浮かべる。その秋は、零と共に迎えられない。
「ところで、零はどうしてそのリスを覚えて……零?」
靴底からひしひしと雪の冷たさを感じながら、ジークフリートは横を見下ろした。零の靴跡がない。慌てて後ろを振り返ると、大きな影が一つ、小さな零の前に立っていた。
「わーお!」
零はその大きな影を見上げて感嘆の声を上げていた。実にジークフリートの身長もゆうに越すヒグマが一匹、後ろ足二本で立ち上がっていたのである。
「れ、零!」
慌てて爪先の向きを変えて、ジークフリートは零の後ろ姿に駆け出した。しかし緊張と必死の雰囲気とは裏腹に、零はジークフリートが伸ばした手をするりと掠めてそのまま前へ、倒れ込むように歩み寄った。
「……。……ふあふあ!」
嬉しそうな零の声、そしてあろう事か、駆け出したジークフリートを迎え入れるように肩を広げたヒグマの行動に脱力して、ジークフリートもその毛むくじゃらに飛び込んだ。
(あぁ、ふあふあ……。)
剛毛だが確かにふわふわだ。冬眠から目覚めたばかりなのか、少し痩せているようにも思えた。冬毛は、体毛のない二人の体を暖かく包み込んだ。きゅっ、とヒグマは優しく、長く太い両腕で二人をすっかり包み込んでしまった。
「くましゃんおっきぃ!」
嬉しそうに、満足げに鼻を鳴らすヒグマが、ジークフリートはどこかくすぐったかった。
「くましゃ、おきたばっかなんらって。」
「そうなのか? じゃあやっぱり、お腹が減ってるな。」
二人の体温、特に零の体温がすっかり暖かくなったのを感じ取って、ヒグマは漸く二人から身を引いて、いつもの四足歩行へと戻った。零が手を掲げると、ヒグマはその頭を零の胸元まで下げた。
「よし、よし!いーこ!」
零が撫で終わると、ヒグマは次にジークフリートに頭を差し出した。恐る恐るその冬毛に覆われた頭や鼻先を撫でると、また満足げに大きな黒い鼻を鳴らした。
「ちゃんといっぱい、たべるぅんあよ!」
まるでお礼をするように、ヒグマは二人に頭を下げると、そのまま水嵩と勢いを増した春の川音の方へ歩いて、ツンドラの奥深くに姿を消していった。
* * *
春の目覚めが近くなるにつれ、屋敷を訪れる動物も多くなった。ジークフリートには実に不思議な体験であり、フェリクスはいつも通りに動物達にオーガニックな食材を少しだけ渡していた。中でも驚いたのは、零を助け、ジークフリートに二つの胡桃をもらったリスが大量の松の実などの乾燥した木の実を持ってきた事だった。それはリス達にとっては貴重な冬の貯蓄の筈だ。余るわけがない。
「こ、これは……。」
ジークフリートとフェリクスがそれを初めて見たのは、零が両腕に沢山それを抱えて庭から帰ってきた時だった。
「あのね!ごきんじょから、つのったんだって!」
「募金……いや募実、ですかね。」
その頂上には、腰辺りに両手を当てて踏ん反り返っているあのリスの姿があった。
「あとね!みっかごくらいにに、はるがくるって、ゆてた!」
まあまあ、と山から一つ木の実を取ると、フェリクスはその割れ目に整った爪を差し入れた。
「匂いでも分かりますが、腐っているものは一切ないですね。いくら乾燥させて食べる物とはいえ、リスがここまで綺麗に乾燥出来るとは。」
「どこかでこっそり技術を盗んできたのかもな。」
ゴーレムが持ってきた大きな木の籠にその木の実の全てを入れると、ジークフリートはそこから一握りを取って小さな麻袋に入れた。
「これくらい持っていけ。募ったご近所さんに、よろしく、と。」
リスは耳を指で掻いた後に、その巾着袋を背負って三人に会釈した。するとまるでエルフのように木製のテーブルの脚を伝って降りて、やがてゴーレムが開けていてくれた玄関扉の隙間から去っていった。
* * *
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる