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どうも!
ーーーーーーです!
元気に挨拶をする声が微睡みの中にある
私の頭に響く。
あぁこの時が続けばいいのに......
ぐちゃぐちゃ考えてる日々の生活よりも
彼らが作る物語の方がキラキラしてて素敵で新鮮だから、閉じこもりたかった。
それが1つの私の幸せなような気がして。
静かな部屋の中にPCの音が響く。
重い頭を起こし、拓実が編集してるんだろうなと思いながら、ふと時計を見た。
まだ10時かぁ......。
ん?10時!?
やばい!起きないと!
「陽菜おはよう。」
軽快なPCを叩く音と共に軽やかなそれでいて濃厚な挨拶が聞こえた。
「おはよぉ」
急いで支度をし玄関に向かった。
「いってきまーすっ!!!」
扉を開けると慣れない寒さが壁を作った。
1歩踏み出し寒さの壁を破ると外は言うまでも寒くなく安心して歩みを進めた。
「買い出しあるから一緒に行こう!」
耳の奥には春の足音が聞こえ、冬が寝る準備をしている音も聞こえた。
暖かい空気に2人の足音が響く。
「そろそろ春だね。」
和やかな空気と彼の音色が調和されなんとも言えない気分だった。
「そうだねー。」
元気に、それでいてお淑やかさを少し加えた声で答えた。
「見てみ!ー」
道の端にガーベラが咲いていた。
少し周りの子よりも早い早咲きだった
しかしガーベラの花は遠くを見据えていて、綺麗だった。
奥に映る無愛想なコンクリートさえも笑顔にしてしまうくらいの美麗さだった。
「陽菜みたいだなぁ」
拓実はそう言いながら照れた。
分かりやすい表情が春に差し掛かった陽気に溶けていった。
「僕、そっちだから行くね。」
指をさし言った。
季節外れのマフラー越しに見る
拓実は頬は少しあからんでいるように
見えた。
周りの空気は穏やかに2人を包んでいた。
楽しそうな声と足音。
陽菜は予想してなかっただろう
あんなことになるとは。
大学も終わり
友達と他愛もない会話を話してした。
「あれ?拓実くんじゃない??」
友達が指をさし語りかける。
「あ!拓実だっ!」
声が聞こえたのか拓実が振り返る。
拓実が手を振り返してくれた。
囁かな事だが心の中はそれだけで満たされた。
拓実の後ろの方から声が聞こえる
【おい!逃げろ!危ねぇぞ!!!ー】
振り返った時には遅かった。
目の前から拓実の姿は消えていた。
私は時代に取り残された
置物のように固まった。
何が起こったのか分からない
分からないのではなく分かりたくない。
目の前に見えるのは
血塗れた拓実と生臭い匂い
大きく凹んだトラックだけだった。
思わず振っていた手が崩れ落ち体が拓実の方向へ行こうとしていた。
拓実っ!!
っ......ん
目が覚めたらそこは白い部屋の中にいた
目の前に見知らぬ女性と瑞希がいる
横にいるのはひょっとして瑞希の彼女か?
僕に隠しておいて彼女までっ!!くそっ!
「良かった拓実ー」
「目覚ました!!」
「すみませんどなたですか??」
目の前にいる女性は戸惑っていた。
訳がわからない......
もしかして、変なこと言ってしまったのか?
失礼に値することは言ってないし、僕は記憶力がいい方だから忘れるなんてことは有り得ない。
ひょっとすると何処かであったり、助けて貰った人なのかもしれない。
そんなことを考えていると、彼女は俯き出ていった。
本当だったんだ......
拓実に記憶が無くなってるの
現実を受け入れられずにいた
「なぁちょっといい?」
「いいよーー」
「あいつにとって今は高校3年生で止まってる。
陽菜の事は多分他人だと思ってる......」
飲み物を握りながら喋る。
「なぁ?陽菜それでもあいつを拓実を好きでいられる?
お前知ってると思う。
あいつの初恋の相手。」
拓実の初恋相手は見たことがある。
高嶺の花という感じだった
気さくに話し掛けてくれて、
まさに理想の女性という感じだった。
私にはあの女性を超えられる自信がなかった。
越えようとする自信どころか目の前に立てるほどの力がなかった。
ブランド物のバックや高い料理でもあの女性には勝てない。
「そう、気にとめんなよ......?
無理に越えようと思うな、俺はお前のままが好きだし、今のままでも充分可愛い。
自分らしくな!」
瑞希は笑顔を作る
自分も陽菜が好きだけど
その気持ちは隠し通すつもりなのだろう。
待合室のテレビから聞こえる声を覚えていた
「明日は晴れますか?」
毎日あの女性は来てくれる
どこか懐かしみを覚える
仕草、匂いその懐かしさが
どこから来ているのかわからない
とにかくあの女性といると落ち着く
「拓実くん、いる?」
この声は......
「まゆ!!」
俺はその顔を見た時に
頬が赤らんだ。
そう、僕の初恋の相手なのだ。
赤らんだ顔を隠すために俯き頭をかいた。
「久しぶりだねー」
一昨日学校で会ったはずなのに久しぶり?
拓実は微笑む
理解は出来なかったが
その場の空気に合わせて挨拶を交わす。
プルルルプルルル
静かな病室に電話のコール音が響く
「ごめんね、席外す。」
初恋の相手をこんな近くで見れるなんて
思ってもいなかった
胸の鼓動が収まらない
あの女性の方へ顔を向ける
あの女性は少し寂しそうな目をしていたが
俺は目にもとめなかった。
だって知らない人なのだもの。
知らない人よりも目先の大好きな人に目がいくのは当たり前でしょ?
第一瑞希の彼女?になんか構ってられないくらい好きな人なんだもの。
まゆさんと楽しそうに話してる
拓実を見ると胸が締め付けられた
「ごめんね......
先帰るわ」
拓実はちらっと見て話に戻った
私は前の拓実だったら
笑顔でばいばいって
言ってくれただろうなと
思いながら足を進める
「なぁ......瑞希
俺さまゆに告白しようと思う..。」
頬を紅潮させていう
瑞希はその言葉を聞いた瞬間青ざめた
高校3年生の夏休み、その言葉を聞いたのだ
全く同じ言葉を......。
「お前の好きにすれば......?」
陽菜の気持ちを知ってるからか
自然と投げかける言葉が冷たくなる
「わかったよ!」
冷たい言葉を投げかける。
そのまま2人は別の方向へと歩いていく
離れていくのを止められなままだった
去りゆく裾さえ掴めないでいた。
掴むどころかいま、触れてしまえば壊れて永遠戻らないようなきがした。
声にならない気持ちが溢れる。
拓実の背中に投げかけそうになる暴言を
必死で抑える。
またひとつ失ってしまった。
なんだよ!
瑞希のやつ!嫉妬か?
まゆがきてから様子がおかしい
なにかしたのか?
ぼうっとしながら歩いてた。
もしかして、俺は何かを忘れてる?
あの女性悲しげな顔、笑った顔
どこかで見たことある......
懐かしみを、覚えたあの仕草、匂い......
あれは、一体??
あれ?瑞希はあの女性のために怒った?
なんでだ?俺にとっては他人であって......
いだいあだまがぎれる
なんだ?この優しい香り......
だぉだあ
ぁあぁ〇〇
自然と涙が流れる
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁべろ?ぁい?らぁぷ?ずぎ?ぁあぁ?
ゎがんやぃやだ〇、〇、ぃっしょ?
ィラれる?かぇろ?おぅちかてろぉぉ
よぉぉあ?でてつらぃでさぁ?らいどろ
もぉ?どぉみん?どごぉ? ヒナ、ヒナ、Hina、陽菜、ヒナァ、ヒァ......」
そうだ、思い出した
大切なのはまゆなんかじゃない陽菜なんだ。
もう離れたくない。
別れない。
そうだ。殺してしまえばいいんだ。
ずっといっしょだ。
さよなら、僕の愛しい人......
ザシュッ
ザシュッ
拓実は近くにあった尖ったもので
私を刺す
何度も、何度も。
愛ゆえの行為か......
はたまた、憎しみへの行為か?
薄れゆく意識の中で拓実が泣きながら
愛してるよとなんべんも呟いてくれた。
それだけで十分だ
声にならぬ声で返す
ありがとう
最後に私が微笑むと彼も微笑んだ。
それだけで私の心の中は晴れやかな気持ちになった。
ーーーー先日、〇〇病院で佐々木陽菜さんが殺されるという非常に残酷な事件が発生しました。また警察は、動画投稿者の谷川拓実さん。
佐々木陽菜さんがどのような関係があるのか事情聴取中です。
病院側からは、急に沢山のことを思い出したために、脳が耐えきれなくなりオーバーヒートしたそうです。
このような事例は日本で初めてです。
〇澤さーんどうですか?
〇澤 いやぁやっぱねぇ
愛が重いって怖いよ。
死してなお愛する気持ちは強いね。
愛は世界を救うとか笑えないことかもね。
僕はこう、問いますね。
まぁそれでも貴方は好きですか?
ーーーーーーーーENDーーーーーーー
ーーーーーーです!
元気に挨拶をする声が微睡みの中にある
私の頭に響く。
あぁこの時が続けばいいのに......
ぐちゃぐちゃ考えてる日々の生活よりも
彼らが作る物語の方がキラキラしてて素敵で新鮮だから、閉じこもりたかった。
それが1つの私の幸せなような気がして。
静かな部屋の中にPCの音が響く。
重い頭を起こし、拓実が編集してるんだろうなと思いながら、ふと時計を見た。
まだ10時かぁ......。
ん?10時!?
やばい!起きないと!
「陽菜おはよう。」
軽快なPCを叩く音と共に軽やかなそれでいて濃厚な挨拶が聞こえた。
「おはよぉ」
急いで支度をし玄関に向かった。
「いってきまーすっ!!!」
扉を開けると慣れない寒さが壁を作った。
1歩踏み出し寒さの壁を破ると外は言うまでも寒くなく安心して歩みを進めた。
「買い出しあるから一緒に行こう!」
耳の奥には春の足音が聞こえ、冬が寝る準備をしている音も聞こえた。
暖かい空気に2人の足音が響く。
「そろそろ春だね。」
和やかな空気と彼の音色が調和されなんとも言えない気分だった。
「そうだねー。」
元気に、それでいてお淑やかさを少し加えた声で答えた。
「見てみ!ー」
道の端にガーベラが咲いていた。
少し周りの子よりも早い早咲きだった
しかしガーベラの花は遠くを見据えていて、綺麗だった。
奥に映る無愛想なコンクリートさえも笑顔にしてしまうくらいの美麗さだった。
「陽菜みたいだなぁ」
拓実はそう言いながら照れた。
分かりやすい表情が春に差し掛かった陽気に溶けていった。
「僕、そっちだから行くね。」
指をさし言った。
季節外れのマフラー越しに見る
拓実は頬は少しあからんでいるように
見えた。
周りの空気は穏やかに2人を包んでいた。
楽しそうな声と足音。
陽菜は予想してなかっただろう
あんなことになるとは。
大学も終わり
友達と他愛もない会話を話してした。
「あれ?拓実くんじゃない??」
友達が指をさし語りかける。
「あ!拓実だっ!」
声が聞こえたのか拓実が振り返る。
拓実が手を振り返してくれた。
囁かな事だが心の中はそれだけで満たされた。
拓実の後ろの方から声が聞こえる
【おい!逃げろ!危ねぇぞ!!!ー】
振り返った時には遅かった。
目の前から拓実の姿は消えていた。
私は時代に取り残された
置物のように固まった。
何が起こったのか分からない
分からないのではなく分かりたくない。
目の前に見えるのは
血塗れた拓実と生臭い匂い
大きく凹んだトラックだけだった。
思わず振っていた手が崩れ落ち体が拓実の方向へ行こうとしていた。
拓実っ!!
っ......ん
目が覚めたらそこは白い部屋の中にいた
目の前に見知らぬ女性と瑞希がいる
横にいるのはひょっとして瑞希の彼女か?
僕に隠しておいて彼女までっ!!くそっ!
「良かった拓実ー」
「目覚ました!!」
「すみませんどなたですか??」
目の前にいる女性は戸惑っていた。
訳がわからない......
もしかして、変なこと言ってしまったのか?
失礼に値することは言ってないし、僕は記憶力がいい方だから忘れるなんてことは有り得ない。
ひょっとすると何処かであったり、助けて貰った人なのかもしれない。
そんなことを考えていると、彼女は俯き出ていった。
本当だったんだ......
拓実に記憶が無くなってるの
現実を受け入れられずにいた
「なぁちょっといい?」
「いいよーー」
「あいつにとって今は高校3年生で止まってる。
陽菜の事は多分他人だと思ってる......」
飲み物を握りながら喋る。
「なぁ?陽菜それでもあいつを拓実を好きでいられる?
お前知ってると思う。
あいつの初恋の相手。」
拓実の初恋相手は見たことがある。
高嶺の花という感じだった
気さくに話し掛けてくれて、
まさに理想の女性という感じだった。
私にはあの女性を超えられる自信がなかった。
越えようとする自信どころか目の前に立てるほどの力がなかった。
ブランド物のバックや高い料理でもあの女性には勝てない。
「そう、気にとめんなよ......?
無理に越えようと思うな、俺はお前のままが好きだし、今のままでも充分可愛い。
自分らしくな!」
瑞希は笑顔を作る
自分も陽菜が好きだけど
その気持ちは隠し通すつもりなのだろう。
待合室のテレビから聞こえる声を覚えていた
「明日は晴れますか?」
毎日あの女性は来てくれる
どこか懐かしみを覚える
仕草、匂いその懐かしさが
どこから来ているのかわからない
とにかくあの女性といると落ち着く
「拓実くん、いる?」
この声は......
「まゆ!!」
俺はその顔を見た時に
頬が赤らんだ。
そう、僕の初恋の相手なのだ。
赤らんだ顔を隠すために俯き頭をかいた。
「久しぶりだねー」
一昨日学校で会ったはずなのに久しぶり?
拓実は微笑む
理解は出来なかったが
その場の空気に合わせて挨拶を交わす。
プルルルプルルル
静かな病室に電話のコール音が響く
「ごめんね、席外す。」
初恋の相手をこんな近くで見れるなんて
思ってもいなかった
胸の鼓動が収まらない
あの女性の方へ顔を向ける
あの女性は少し寂しそうな目をしていたが
俺は目にもとめなかった。
だって知らない人なのだもの。
知らない人よりも目先の大好きな人に目がいくのは当たり前でしょ?
第一瑞希の彼女?になんか構ってられないくらい好きな人なんだもの。
まゆさんと楽しそうに話してる
拓実を見ると胸が締め付けられた
「ごめんね......
先帰るわ」
拓実はちらっと見て話に戻った
私は前の拓実だったら
笑顔でばいばいって
言ってくれただろうなと
思いながら足を進める
「なぁ......瑞希
俺さまゆに告白しようと思う..。」
頬を紅潮させていう
瑞希はその言葉を聞いた瞬間青ざめた
高校3年生の夏休み、その言葉を聞いたのだ
全く同じ言葉を......。
「お前の好きにすれば......?」
陽菜の気持ちを知ってるからか
自然と投げかける言葉が冷たくなる
「わかったよ!」
冷たい言葉を投げかける。
そのまま2人は別の方向へと歩いていく
離れていくのを止められなままだった
去りゆく裾さえ掴めないでいた。
掴むどころかいま、触れてしまえば壊れて永遠戻らないようなきがした。
声にならない気持ちが溢れる。
拓実の背中に投げかけそうになる暴言を
必死で抑える。
またひとつ失ってしまった。
なんだよ!
瑞希のやつ!嫉妬か?
まゆがきてから様子がおかしい
なにかしたのか?
ぼうっとしながら歩いてた。
もしかして、俺は何かを忘れてる?
あの女性悲しげな顔、笑った顔
どこかで見たことある......
懐かしみを、覚えたあの仕草、匂い......
あれは、一体??
あれ?瑞希はあの女性のために怒った?
なんでだ?俺にとっては他人であって......
いだいあだまがぎれる
なんだ?この優しい香り......
だぉだあ
ぁあぁ〇〇
自然と涙が流れる
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁべろ?ぁい?らぁぷ?ずぎ?ぁあぁ?
ゎがんやぃやだ〇、〇、ぃっしょ?
ィラれる?かぇろ?おぅちかてろぉぉ
よぉぉあ?でてつらぃでさぁ?らいどろ
もぉ?どぉみん?どごぉ? ヒナ、ヒナ、Hina、陽菜、ヒナァ、ヒァ......」
そうだ、思い出した
大切なのはまゆなんかじゃない陽菜なんだ。
もう離れたくない。
別れない。
そうだ。殺してしまえばいいんだ。
ずっといっしょだ。
さよなら、僕の愛しい人......
ザシュッ
ザシュッ
拓実は近くにあった尖ったもので
私を刺す
何度も、何度も。
愛ゆえの行為か......
はたまた、憎しみへの行為か?
薄れゆく意識の中で拓実が泣きながら
愛してるよとなんべんも呟いてくれた。
それだけで十分だ
声にならぬ声で返す
ありがとう
最後に私が微笑むと彼も微笑んだ。
それだけで私の心の中は晴れやかな気持ちになった。
ーーーー先日、〇〇病院で佐々木陽菜さんが殺されるという非常に残酷な事件が発生しました。また警察は、動画投稿者の谷川拓実さん。
佐々木陽菜さんがどのような関係があるのか事情聴取中です。
病院側からは、急に沢山のことを思い出したために、脳が耐えきれなくなりオーバーヒートしたそうです。
このような事例は日本で初めてです。
〇澤さーんどうですか?
〇澤 いやぁやっぱねぇ
愛が重いって怖いよ。
死してなお愛する気持ちは強いね。
愛は世界を救うとか笑えないことかもね。
僕はこう、問いますね。
まぁそれでも貴方は好きですか?
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