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むちむちボディ

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ビールグラス

「それでは早速ですが、商品を見せていただけますか?」
「あ、はいはい。こちらが弊社が開発したアルミニウム製のビールグラスです。」
アルミニウムの金属質な表面に螺旋状のステッチのような模様が入っている。
形は複雑な3D形状ではあるが、良く考えられた飲みやすそうなグラスである。
持ってみると非常に軽く、しかもステッチのような模様が手にしっかりと馴染む感じがした。
「凄く良い製品ですね。スタイルも良いです。」
「そうなんですよ。しかも内側の僅かな穴がビールの泡をクリーミーにして、凄く美味しく飲めるんですよ。」
「ちょっと1杯だけ飲んでみませんか?仕事中じゃマズイかな?」
「せっかくですので是非頂きます。」
山下は準備のために部屋を出ていき、程なく瓶ビールとグラスを2つ準備して戻ってきた。
「それでは乾杯!率直な意見を聞かせてくださいね。」
そう言って山下は先にグビッと飲み干した。
稲垣も追いかけて飲んだが、泡がキメ細かく柔らかい口当たりでスッと飲み干せてしまう感覚がした。
「泡が凄いですね。キメ細かな口当たりがすごく良いです。グイグイ飲んでしまいそうですね。」
そう言って飲み干した。2度3度とおかわりを注がれ、ついつい飲み過ぎてしまう。
そこで山下が提案してきた。
「今日はもう仕事を終わりにして飲みにいきましょう。このグラスで出してもらえる店があるんですよ。」
稲垣は若干気が引けながらも後の仕事は無かったため提案を受けて飲みに行くことに。
会社の上司に直帰する旨をメールで伝え仕事を終わりとした。
歩いて5分ほどの居酒屋に入り、ビールグラスを置いてもらっているとのことで、時間も早いのに大将は笑顔で対応してくれている。
「引き続き宜しくお願いします!」
と言って山下が乾杯を勧めてくる。
商品の売り出し方やポップなネーミングは無いかなど一応の仕事をしながらも、
ビールグラスのおかげかドンドンと飲んで酔いが回ってくる。
山下も同じように飲んでいる割には酔ってないように見えるが、かなりお酒は強いのであろうか…。
気がつくともうフラフラになっていて、稲垣はアッサリと潰れてしまった。
「稲垣くん、大丈夫かな?大将、水もらえるかな?」
と山下は介抱していたが、稲垣の深い酔いにどうする事も出来なくなってしまった。
稲垣の自宅も分からないし、お店にも迷惑をかけるわけにもいかないので、山下は自宅に連れて帰ることに。
山下の自宅までタクシーで15分ほど、大将にタクシーを呼んでもらって、大きな稲垣を担ぎ上げながらタクシーに乗せた。
「香山町のコンビニまで。」と言ってタクシーの道案内をする。
ほどなくタクシーはコンビニ横の立派なマンションの前に止まり、山下は支払いをしてマンションに入ろうとする。
稲垣はまだ泥酔でかろうじて歩ける程度である。
山下は肩を貸し、稲垣を抱えるようにしながらマンションへ入っていった。

山下は稲垣を支えながら、稲垣の汗臭い男臭さがたまらなく、興奮して勃起しかけている。
そう、山下はゲイなのである。しかも自分のように太った男性に興味があったのでる。
山下にとって稲垣はタイプの若者で、昼に会社で会った時にあまりにタイプであったためビックリしたほどだ。
何か近づくきっかけをと思い飲みに誘ったのである。
内心は下心丸出しだったのである。
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