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第11話 遊びにきた
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【遊びに来た】
ミウ「お兄、カナさんが遊びに来てくれたー」
リョウ「見りゃわかるよ」
カナ「お、お邪魔します。先ほどは、どうも」
リョウ「こちらこそ、ユックリしてってね」
ミズキにL◉NE
「ミズキ、起きてる?ミウがカナちゃん家に連れてきた!!
マジで?
友達になりたいんだろ?
うん
遠回しに聞いてみるよ
ありがとう、よろしく!」
パイポパイポ
《キッチンへ》
リョウ「ミウー
コーヒーとお茶どっちがいい?」
ミウ「オレンジジュース」
リョウ「どっちでもないのか....
カナちゃんは?」
カナ「じゃあ、あるなら私もオレンジジュースで」
リョウ「了解」
ミウ「机の上置いとくぞー?」
ミウ「良いよ部屋入ってきても
というか持ってきてー」
リョウ「はあ?」
(あ、カナちゃんと話す機会が出来た)
ガチャ
ミウ「お兄ありがとー」
カナ「ありがとうございます」
リョウ「はいはーい」
リョウ「ミウ、ちゃんと部屋キレイにしてんだな」
ミウ「お兄の部屋が散らかってんじゃん。教科書意味わかんないところにあったりするじゃん」
リョウ「お前、入ったの?」
ミウ「インフルエンザでお兄が寝込んでる時にわざわざ体温計届けたじゃん」
リョウ「あ、ああそっか。
ていうかお前入って良いとは言ったけど下着ぐらい隠しとけよ。オープン過ぎるんだよ」
ミウ「良いじゃん減るもんじゃないし」
リョウ「まあそれはそうだな」
ミウ「ふふっ」
リョウ「ごめんねおれ達うるさいね...」
ミウ「まあお兄、座りなよ」
リョウ「せっかくカナちゃん連れてきたのに良いの?」
ミウ「さっきの事とか気になるじゃーん」
リョウ「そうだ!
ごめんねカナちゃん。さっきはまたバタバタと」
カナ「いえ、それは大丈夫ですが....」
リョウ「なんだかおれの彼女ともう1人女の子がカナちゃんと友達になりたいって言ってて....。
(ハルくんは興味なさそうだもんな)」
カナ「ど、どうして私なんでしょう?」
リョウ「んーすごく可愛いから話してみたいんだってさ。あ、全然悪いやつじゃないからそこは安心して欲しいんだけど....ダメかな?」
カナ「えっと。。。
ミウちゃんと繋がりがある人たちなら....安心出来そうなのでよろしくおねがいします....と伝えて置いて下さい」
(任務完了!)
リョウ「ありがとう、なんだか優しい喋り方だね。ちょっと人見知りなんだろうけど」
ミウ「なにお兄、口説いてんのー?」
リョウ「褒めてんのー」
カナ「ど、どうもありがとうございます」
リョウ「カナちゃんはさ」
カナ「はい?」
リョウ「あまり感情表に出さないタイプ?」
カナ「んー、どうでしょうか」
ミウ「何言ってんの私と遊んでくれるとき良く笑ってくれるもん。表情豊かだよ、ゆたか!」
ミウ「どうせお前ばっか喋って聞いて貰ってるんだろ」
ミウ「ぷーん、ぷんすか!」
カナ「ふふっ、そんなことないですよお兄さん。ミウちゃんの話聞いてるとこっちも楽しくなりますから」
リョウ「またカナちゃんはカナちゃんで変わってるね」
ミウ「お兄ー、私は良いけどカナさんバカにしたら許さないよ!」
リョウ「そんなつもりねーよ」
カナ「ふふっ、愉快な兄妹ですね」
リョウ「カナちゃん、1人っ子だったり?」
カナ「いえ、3才の弟がいます」
リョウ「へーそりゃ可愛いだろうね」
ミウ「カナさんの弟なんだからそりゃ可愛いよ」
リョウ「違うよ小さい子は可愛いねって意味」
ミウ「そりゃそーだね、ごめん」
カナ「そうだミウちゃんのお母さんは保育園の先生だって言ってたね」
リョウ「そうそう、お兄も子供に携わる仕事目指してるんだよね?」
カナ「そうなんですか?」
リョウ「お前それなんで知ってんの?」
ミウ「まだ寝込んでるときミズキさんが届けてくれたじゃん参考書とか」
リョウ「あぁ、そっか」
カナ「なんか素敵ですね」
リョウ「そうかな。どーだろ...まだわかんない」
カナ「子ども好きなら天職かもしれませんよ?」
ミウ「でも立派な保育士のお母さんからなんでこんな不良が出来ちゃったんだろねー」
リョウ「今はもう更生したんだよ、いちいちカナちゃんの前で言うな」
カナ「ふふふっ」
(はっそうだ)
リョウ「ミウ、ちょっとこっち来い」
ミウ「なにー?」
リョウ「良いからキッチンまで」
(お前、あの夜のことカナちゃんに言ったりしてねーだろうな?
あの夜って...私のファーストキスをお願いしたこと?
それ
言ってないよ、カナさんに嫌われたくないし、ミズキちゃんにも殺されたくないから誰にも言えないよぉ
良かった...
私とお兄だけの秘密だよーん
なんなら今夜もっかいする?
良い加減にしろ)
リョウ「じゃ、2人で楽しんでー。カナちゃんゆっくりしてってね」
カナ「ありがとうございます」
(自部屋)
L◉NE
リョウ【ミズキへ。友達になってくれるってよー】
(しかし大丈夫だろうか、あの子優しそうだったからミウが嫌なこと言ったりして負担かけちゃわないかな。
まあ、とにかく今日はおっけーと言うことで)
ーーーーーーーーーーーーーー
リョウ「ぐーーzzz」
コンコン
カナ「あのー」
zzzzzz
カナ「お兄さーん」
とんとん
リョウ「ん?うわぁ」
カナちゃんが目の前に
ビクッ!
リョウ「ごめん寝起きでちょっとビックリしちゃった」
カナ「ミウちゃん寝ちゃったので帰ろうかなと挨拶を....」
リョウ「そうなんだ。あいつなにやってんだよ」
カナ「一応布団はかけときました」
リョウ「あ、ありがとう 気を使ってくれて」
カナ「ミウちゃん、とても良い子ですね」
リョウ「そう?おれは外では知らないから良い子なら安心なんだけど」
カナ「そうですか」
リョウ「カナちゃんは、他の人の前ではあまり笑わないの?」
カナ「え?」
リョウ「いや、なんか割と表情に出ないタイプなのかなと。勘だけど」
カナ「そう...かもしれませんね」
リョウ「勿体無いよ、笑うともっと可愛いのに」
カナ「そうでしょうか...」
リョウ「うん」
カナ「お兄さん。
少し良いですか?」
リョウ「ん?」
"急にキスをされる"
リョウ「んーー!?」
//リョウ、おつかれ\\
*
ズッキューン!!
(堪らないわリョーちゃんと古谷先輩の絡み。
ごめんね...リョーちゃんこれで本当の最後!
どうしてもコンプリートしたかったの!
これは墓場まで持ってくわ」
ミウ「お兄、カナさんが遊びに来てくれたー」
リョウ「見りゃわかるよ」
カナ「お、お邪魔します。先ほどは、どうも」
リョウ「こちらこそ、ユックリしてってね」
ミズキにL◉NE
「ミズキ、起きてる?ミウがカナちゃん家に連れてきた!!
マジで?
友達になりたいんだろ?
うん
遠回しに聞いてみるよ
ありがとう、よろしく!」
パイポパイポ
《キッチンへ》
リョウ「ミウー
コーヒーとお茶どっちがいい?」
ミウ「オレンジジュース」
リョウ「どっちでもないのか....
カナちゃんは?」
カナ「じゃあ、あるなら私もオレンジジュースで」
リョウ「了解」
ミウ「机の上置いとくぞー?」
ミウ「良いよ部屋入ってきても
というか持ってきてー」
リョウ「はあ?」
(あ、カナちゃんと話す機会が出来た)
ガチャ
ミウ「お兄ありがとー」
カナ「ありがとうございます」
リョウ「はいはーい」
リョウ「ミウ、ちゃんと部屋キレイにしてんだな」
ミウ「お兄の部屋が散らかってんじゃん。教科書意味わかんないところにあったりするじゃん」
リョウ「お前、入ったの?」
ミウ「インフルエンザでお兄が寝込んでる時にわざわざ体温計届けたじゃん」
リョウ「あ、ああそっか。
ていうかお前入って良いとは言ったけど下着ぐらい隠しとけよ。オープン過ぎるんだよ」
ミウ「良いじゃん減るもんじゃないし」
リョウ「まあそれはそうだな」
ミウ「ふふっ」
リョウ「ごめんねおれ達うるさいね...」
ミウ「まあお兄、座りなよ」
リョウ「せっかくカナちゃん連れてきたのに良いの?」
ミウ「さっきの事とか気になるじゃーん」
リョウ「そうだ!
ごめんねカナちゃん。さっきはまたバタバタと」
カナ「いえ、それは大丈夫ですが....」
リョウ「なんだかおれの彼女ともう1人女の子がカナちゃんと友達になりたいって言ってて....。
(ハルくんは興味なさそうだもんな)」
カナ「ど、どうして私なんでしょう?」
リョウ「んーすごく可愛いから話してみたいんだってさ。あ、全然悪いやつじゃないからそこは安心して欲しいんだけど....ダメかな?」
カナ「えっと。。。
ミウちゃんと繋がりがある人たちなら....安心出来そうなのでよろしくおねがいします....と伝えて置いて下さい」
(任務完了!)
リョウ「ありがとう、なんだか優しい喋り方だね。ちょっと人見知りなんだろうけど」
ミウ「なにお兄、口説いてんのー?」
リョウ「褒めてんのー」
カナ「ど、どうもありがとうございます」
リョウ「カナちゃんはさ」
カナ「はい?」
リョウ「あまり感情表に出さないタイプ?」
カナ「んー、どうでしょうか」
ミウ「何言ってんの私と遊んでくれるとき良く笑ってくれるもん。表情豊かだよ、ゆたか!」
ミウ「どうせお前ばっか喋って聞いて貰ってるんだろ」
ミウ「ぷーん、ぷんすか!」
カナ「ふふっ、そんなことないですよお兄さん。ミウちゃんの話聞いてるとこっちも楽しくなりますから」
リョウ「またカナちゃんはカナちゃんで変わってるね」
ミウ「お兄ー、私は良いけどカナさんバカにしたら許さないよ!」
リョウ「そんなつもりねーよ」
カナ「ふふっ、愉快な兄妹ですね」
リョウ「カナちゃん、1人っ子だったり?」
カナ「いえ、3才の弟がいます」
リョウ「へーそりゃ可愛いだろうね」
ミウ「カナさんの弟なんだからそりゃ可愛いよ」
リョウ「違うよ小さい子は可愛いねって意味」
ミウ「そりゃそーだね、ごめん」
カナ「そうだミウちゃんのお母さんは保育園の先生だって言ってたね」
リョウ「そうそう、お兄も子供に携わる仕事目指してるんだよね?」
カナ「そうなんですか?」
リョウ「お前それなんで知ってんの?」
ミウ「まだ寝込んでるときミズキさんが届けてくれたじゃん参考書とか」
リョウ「あぁ、そっか」
カナ「なんか素敵ですね」
リョウ「そうかな。どーだろ...まだわかんない」
カナ「子ども好きなら天職かもしれませんよ?」
ミウ「でも立派な保育士のお母さんからなんでこんな不良が出来ちゃったんだろねー」
リョウ「今はもう更生したんだよ、いちいちカナちゃんの前で言うな」
カナ「ふふふっ」
(はっそうだ)
リョウ「ミウ、ちょっとこっち来い」
ミウ「なにー?」
リョウ「良いからキッチンまで」
(お前、あの夜のことカナちゃんに言ったりしてねーだろうな?
あの夜って...私のファーストキスをお願いしたこと?
それ
言ってないよ、カナさんに嫌われたくないし、ミズキちゃんにも殺されたくないから誰にも言えないよぉ
良かった...
私とお兄だけの秘密だよーん
なんなら今夜もっかいする?
良い加減にしろ)
リョウ「じゃ、2人で楽しんでー。カナちゃんゆっくりしてってね」
カナ「ありがとうございます」
(自部屋)
L◉NE
リョウ【ミズキへ。友達になってくれるってよー】
(しかし大丈夫だろうか、あの子優しそうだったからミウが嫌なこと言ったりして負担かけちゃわないかな。
まあ、とにかく今日はおっけーと言うことで)
ーーーーーーーーーーーーーー
リョウ「ぐーーzzz」
コンコン
カナ「あのー」
zzzzzz
カナ「お兄さーん」
とんとん
リョウ「ん?うわぁ」
カナちゃんが目の前に
ビクッ!
リョウ「ごめん寝起きでちょっとビックリしちゃった」
カナ「ミウちゃん寝ちゃったので帰ろうかなと挨拶を....」
リョウ「そうなんだ。あいつなにやってんだよ」
カナ「一応布団はかけときました」
リョウ「あ、ありがとう 気を使ってくれて」
カナ「ミウちゃん、とても良い子ですね」
リョウ「そう?おれは外では知らないから良い子なら安心なんだけど」
カナ「そうですか」
リョウ「カナちゃんは、他の人の前ではあまり笑わないの?」
カナ「え?」
リョウ「いや、なんか割と表情に出ないタイプなのかなと。勘だけど」
カナ「そう...かもしれませんね」
リョウ「勿体無いよ、笑うともっと可愛いのに」
カナ「そうでしょうか...」
リョウ「うん」
カナ「お兄さん。
少し良いですか?」
リョウ「ん?」
"急にキスをされる"
リョウ「んーー!?」
//リョウ、おつかれ\\
*
ズッキューン!!
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どうしてもコンプリートしたかったの!
これは墓場まで持ってくわ」
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