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愛を聴けば孤独 6話
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ケイジャン3がタツキの足を払った。後頭部に強い衝撃が走り、天井が視界でグラリと揺れた。そしてのぞき込んだケイジャン3の涎がタツキの頬に滴る。
胸ぐらを掴み、タツキに跨がる大男。手足をばたつかせても、男はどかない。
それどころか興奮を増し、鼻息を荒くする。さっきまではただ固い武器だった男の手は、今ではタツキを陵辱するためのいやらしさに満ちていた。
目的が、ファイト・ゲームから強姦に替わった。観衆も、興奮に目を輝かせる。
へその辺りから、ジーンズの中へ進入してくるゴツゴツした男の手。ただ痛いだけの、胸を握りつぶす節くれ立った男の手。タツキは嫌悪感に叫んだ。
「うわあああああああっ!!」
腹筋を使い上体を思い切り振り上げた。その勢いを使って、ケイジャン3の額に頭突きを食らわす。
倒れる男。
タツキはその両手を掴み力任せに指を逆方向へ折る。
ゴキゴキゴキッ!
圧し折られる指の、音の響き。腱の、繊維質の切れる音。
もう、止められなかった。
タツキは指に角度をつけ、ケイジャン3の片目を潰した。潰したというよりは、強引に、指を食い込ませたというのが正しいだろう。
これには男も絶叫した。
顔を押さえ、転げ回る大男。
タツキは肩で息をしながら男に近寄った。両手の平を合わせ指を組み、その手で男の頸椎を鋭く殴打する。右足で背筋を、仙骨の辺りを、何度も蹴る。
繰り返す内に、男は動かなくなってしまった。
胸ぐらを掴み、タツキに跨がる大男。手足をばたつかせても、男はどかない。
それどころか興奮を増し、鼻息を荒くする。さっきまではただ固い武器だった男の手は、今ではタツキを陵辱するためのいやらしさに満ちていた。
目的が、ファイト・ゲームから強姦に替わった。観衆も、興奮に目を輝かせる。
へその辺りから、ジーンズの中へ進入してくるゴツゴツした男の手。ただ痛いだけの、胸を握りつぶす節くれ立った男の手。タツキは嫌悪感に叫んだ。
「うわあああああああっ!!」
腹筋を使い上体を思い切り振り上げた。その勢いを使って、ケイジャン3の額に頭突きを食らわす。
倒れる男。
タツキはその両手を掴み力任せに指を逆方向へ折る。
ゴキゴキゴキッ!
圧し折られる指の、音の響き。腱の、繊維質の切れる音。
もう、止められなかった。
タツキは指に角度をつけ、ケイジャン3の片目を潰した。潰したというよりは、強引に、指を食い込ませたというのが正しいだろう。
これには男も絶叫した。
顔を押さえ、転げ回る大男。
タツキは肩で息をしながら男に近寄った。両手の平を合わせ指を組み、その手で男の頸椎を鋭く殴打する。右足で背筋を、仙骨の辺りを、何度も蹴る。
繰り返す内に、男は動かなくなってしまった。
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