【美醜逆転】ポジティブおばけヒナの勘違い家政婦生活(住み込み)

猫田

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形勢逆転!?タジタジ期

愛しい私の妻【Side:レオンハルト】



 ーーーーーーヒナは、すぐに見つかった。


 姿形が変わっても一目ですぐに私の最愛だと確信できるほど、ヒナはヒナだったから。




 変化へんげの魔法薬を飲んでゲートを抜けると、自身の変化を確認するより前に無数の視線が向けられていることに気付く。あまりに不躾な視線に薬が効かずヒトの姿のままなのかと考えたが、そうではなかったらしい……


「はっ……なかなか悪くない」


 菓子を模した随分とファンシーな建物のガラス窓には見慣れた色をした獅子が映っていた。私が鼻で笑うと、その獅子も口角を上げ獰猛そうな瞳を細める。ざっと周りを見回したが……鳥に兎、羊や山羊などの草食獣、総じて小型中型の獣が多かった。


 ヒナは、凛々しくて野性味のある動物が好きだと言っていたから、間違いなくこの中でも私が一番ヒナ好みだろう。【もふもふ】が加われば尚良いとも言っていたが、ヒナの言う【もふもふ】が被毛の量と手触りを言っているならば、今の私は完璧だな…。そんな事を考えていたら、ますます笑みが深くなった。


 早く、早くヒナの下へ行きたいといた気持ちのまま、転送された広場を囲むようにして立ち並ぶ建物の屋上へと駆け上がった。姿は変わったが能力はヒトであった時と変わらないらしい。これは、好都合だ。屋根伝いに、より遠くまで見渡せる場所へと移動して、すぐにヒナの姿を探し始める。


 嗚呼…やはり、ヒナはヒナだな。


 先程、別れたばかりだというのに……もう、姿を見ただけで駆け寄って抱きしめたい衝動に駆られる。


 女達が転送されたであろう、動物であふれている広場を見て、すぐに一匹の黒猫に視線が吸い寄せられた。他の全てが有象無象の取るに足らないものとして背景に溶けていく中で、それだけが鮮明に浮かび上がり……私の視線を捕らえて離さない。


 多くの者が、相手を物色するために足早に広場から去っていくなかで、その黒猫だけが、物珍しそうに周りの建物を見上げている。その姿に、いつものヒナの姿が重なって見えるようだった。


 その後も噴水を覗き込んだと思ったら、飛び上がって地面に伏しプルプルと震えながら歓喜?している姿や(だいぶ距離があったが『やったぁぁーー!!スコだっ!!スコだよぉ~~!!』と言っているのが聞こえた)立ち並ぶ店をいちいち立ち止まって覗いている姿が可愛くて……早く愛しの妻を腕の中に閉じ込めたいと思っていた気持ちは、もう少しこのヒナの姿を眺めているのもいいかもしれないという気持ちに変わり始めていた。


 猫になっても人を惹きつける魅力と無自覚で無防備なところは変わらないらしく、次から次へと不届き者が近づこうとするから、その全てを秘密裏に排除するのに忙しい。聡い者ならば殺気を垂れ流す私の姿を見ただけで理解したが、そうでない愚か者もいたらしい……。


 聞くに耐えない、身の程知らずな戯言をほざきながらヒナに近付いた馬鹿共を、焼却処分するために物陰から出て行こうとしたら、間に黒服が入ってきた。民間施設だと侮っていたが、なかなかにソッチ方面の人材も揃っているらしい。


修道女シスターも良いが、軍服もヒナが着ていると全く違った趣があって良いな。ほぅ、今度は動物の被り物か……」


 黒服の女は、愚者を追い払った後、マルシェ屋台の品に興味を持ったヒナに次々と着せ替えをした。着替えを覗くなど褒められた行為ではないが、ジェドに元の姿のヒナ用にも同じものを頼もうかと思いながら、しっかり最後まで見守ってしまった。その黒服が実に良い仕事をしてくれたお陰で、完全に出ていくタイミングを逸してしまった。


******** ** *


 苺帽子と南瓜パンツ姿になったヒナが黒服の女とアトラクションを楽しむのを嫉妬交じりに見守って、カフェに入ったところでヒナの瞳に映るのは私だ!という醜い独占欲と恋しさが抑えきれずに溢れ出した。


 ヒナは、ショーケースの中の菓子に夢中でこちらに全く気付いていない。ピンと立てた尻尾をゆっくりと揺らしてショーケースを覗く後ろ姿を見つめながら、ヒナの視線を独占する菓子にさえ嫉妬を覚えるとは…私もだいぶ重症だなと思う。


「ヒナ……」

「ふにゃ!?ぁ……あっ、ぁ…………レオ…さん……」

「随分と楽しそうだったな」

「いや!?ちがっ…て!ふにゅ!?ふえっ!?んうぅ~……レ、レオさん!?なっ……ンぁ!!ちょ、ちょっ!!舐めすぎ!!舐め過ぎです!!毛繕いは間に合ってますからぁ~~ッッッ!!!」


 クルクルと変わる表情に魅入られて声を掛けずに見守っていたのは私自身なのに、開口一番出た言葉がみっともない嫉妬とは……。私は可愛げがないな。こんな体たらくでは、ヒナに愛想を尽かされてしまう。気の利いたことを言おうと思案したが、気づいた時にはヒナの柔らかな被毛に口付けていた。


 自分のモノだと主張するように念入りに何度もヒナの被毛を舌でなぞり上げる。口ではやめろと言ってくるが、逃げる素振りも嫌がる素振りもみせないヒナに気分が良くなる。


 私がマーキングのような毛繕いをする度に、ヒナの喉奥からグルグルという心地良い低音が響いてきて更に気分が良くなった。だが、上機嫌なのは私だけで、先程までヒナを独り占めしていた黒服はそうではなかったらしい。


「お、お客様……こちらの方は……?ひっ…!?」


 ヒナに心酔している黒服が怯えながらも声を掛けてきた。まったく……ヒナにも困ったものだな。ちょっと目を離した隙に男女かまわず虜にしてしまうのだから。私に手加減無しの殺気を向けられているのに、それでも逃げ出さないとは……なかなか良い人材だ。忠誠心の高い使用人は何人いてもいい……


「ははっ……ヒナは人たらしだな。私に殺気を向けられても退かないとは……よほどヒナが大切らしい。この短時間でこうも……私はヒナに悪事を働く悪漢だと思われているようだぞ?」

「はぇ!?あっ、あっ!!アリシアさん!?ナ、ナイフぅーーーー!?なんで、ナイフを構えて……あぁ!!違います!違いますっ!!えっと、ほら!言っていた人です!!一緒に来た!不審者でも悪漢でもなくて…ですね、ふえぇ!?レオさん!?ちょッ!今は!舐めるのッ!やめてくださいってば!!なんっ…ふにゃあ!?うぅ~……」

「あっ……あぁ!!おっしゃっていた“旦那様のような方”ですか!?」

「ほぅ…………。『…ような』か。ははっ…そうか、そうか。ヒナは約束を忘れてしまったらしいな……忘れっぽいヒナも可愛いが、……私を焦らしてココ本来の楽しみ方をしたいということか?ちゃんと私達がどういう関係なのか教えてやらねば……そうだろう?それに、これからは…そんな他人行儀な呼び方は……話し方も気に入らないが……まぁ、そこは追々か……」

「ココ本来……えっ!?ジェラルド様が言っていた“いかがわしい”方ですか!?いや!いやいや!!まだ乗ってないアトラクションがいっぱいあるので勘弁してください!!うっ…うぅ~………それは……あっ、あのっ!!間違いでっ!アリシアさん!!“みたい”というのは照れ隠しというか……自信がないというか……だから、……おっと…………夫なんです!!私達、夫婦ですから!!ご心配なく!!!!」

「……………しょ…承知いたしました……」


 ヒナの反応に満足して口づけようと顔を寄せたが、体格差から鼻同士を擦り合わせる形になってしまった。


「ヒナ……これで、名実共に夫婦だな。私の可愛い妻は、目を離すとすぐに信奉者を増やしているから夫の私は気が気ではない……」

「えっ……それ、わたしの台詞じゃないです?もう返品不可ですからね!逃がしませんよ!!レオさんは色んな意味でライフラインも同義なので………………だから……ふ、不束者ですが、末永くよろしくお願いします!!」


 俯き加減で、瞳だけを私と床の間で彷徨わせながらヒナが放った言葉は、私の思考も活動も止めるには充分すぎる衝撃だった。


「はっ…ははっ……そうか。逃がさないか。私は、世にも得難き女神の娘を追っているつもりだったのだが……捕らえられたのは私の方だと言うのか…?いや、本当にヒナは…………喜んで、永遠に囚われよう」




******** ** *




「いやぁ~結末が分かってる物語も登場人物次第でここまで面白くなるんだな~♪レオに『逃さない』なんて言うの彼女ちゃんくらいだよ(笑)」


 カフェから少し離れたベンチに人間のような姿勢で腰掛けている金色のキツネが、当てていたオペラグラスを下ろして独り呟いた。斜めがけでポップコーンバスケットを小脇に下げて、鼻歌でも歌い出しそうな上機嫌で立ち上がる。


「あっ、僕、ミルクティーと……んぅ~おっ!じゃあ、この猫ざかなのケーキお願ぁ~い♪やほっ♪僕もい~れ~てっ♪」

「ふにゅ!ちょっ!ちょっと!!一口食べる毎に口元舐めるのやめてくださいってばっ!!ほらっ!アリシアさん達がバカップルっぷりに直視できなくてヒソヒソしちゃってますから~ッッ!!!…………え"。ジェラルド…様?」

「えぇ~♪なになに♪一目で僕だって分かっちゃうの~!!彼女ちゃんと僕の相性も良いんじゃな……い"ぃいぃぃーーーー!!?熱っ!!うわっ!?なんで!?分かった!分かったって!!ふざけすぎたッ!ふざけてしまって申し訳ありませんんぅーー!!あ"っづ!!あ"ぁーー!!器用に僕だけ炙るのやめてって!!悪かった!悪かったから!!……………ハァァ~~嘘でしょ。ココの魔法薬、良いやつだから魔力干渉に抑制がかかるはずなのにぃ~嘘すぎじゃない!?魔法使えるって嘘すぎでしょ!!」

「……………ジェド。何をしにきた?」

「あぁ~いつものですね。いや、分かりますって。レオさんもですけどジェラルド様もまんま、人の時の雰囲気ダダ漏れですよ?ヘラヘラした感じが。それに、ジェラルド様は顔立ちも全然変わってませんし。キツネ顔ですもんね~元々。色も金髪に赤眼でそのままだから、分からない方が逆にナイと思いますよ?あと、二足歩行で世界観に抗う我の強さが……あぁ~って感じです」

「…………彼女ちゃんも相変わらずだよ!僕の評価どうなってんの!?これでも、王国一の優良株って言われてるんだよ!!顔も中身も持ち物も、ぜぇんぶ…パーフェクトだって言われてるんだからね!」

「あぁ……そういう優しい世界に生きていらっしゃるんですね。まぁ、それで心が守られるなら…妄想の世界は誰にも迷惑かけませんしね。良いと思います!」

「……シェドは見目が良いだろう?心が揺るがないのか?」


 自然に注文を済ませ、二人がいる二枚貝のデザインのソファー席へと歩いてくるジェラルド。メルヘンなソファーの上にはお座りの体勢で前脚の間にスコ座りの日向ひなたを閉じ込めたレオンハルトが熱心に給餌しては、その口元を舐め取っている。人間であったならば、恋人達の濃厚な接触に目のやり場に困ったことだろうが……幸か不幸か今はもふもふ×かける2が戯れている微笑ましいとなっている。


 一方、カウンターでは、初めての客に歓喜して『写真はダメだろうから、この瞬間を写生して永遠に残す!!』とスケッチを始めたモニカとそれを止めるアリシアが、三人目の客の出現とこれまた先客に負けず劣らずのクセの強さに戸惑いながらも、注文の品を用意するため慌ただしく動いている。


「あぁ~……“たで食う虫もき”ですもんね。キツネ顔って腹黒キャラとか腹の中が読めない系が多い気がするので、そういうのが好きならウケるかもですね~。あっ、でも好きですよ!ジェラルド様の事は。レオさんの事、メッチャ好きな所が良いと思います!!」

「ええぇぇえぇーー!!?それって結局、レオが好きってことじゃん!!なに!?惚気!?僕、惚気の強制配布されてる感じ!?うっわ~!うっわ!!いいよ!いいよ!!」

「ははっ…そうか。私が好きか。私もヒナを心から愛している」

「うわあぁん!!誰も僕の味方がいないのホント、なにぃ!?レオまでそういう感じ!?くうぅ~そんなんだと彼女ちゃん、誘惑しちゃうからね!」

「レオさんにかまってもらいたいからって、わたしをダシにするのやめてくださいよ~素直に好きだからかまってって言えばいいじゃないですか?ランドも一緒に回りたくて来ちゃった感じですか?なんでそんなに拗らせてるんです?」

「ふっ……できるものならやってみるといい」

「い"ぃ"ーー!!望んでたレオだけど、こうじゃない……こうじゃないんだよーー!!」


 猫と獅子と狐が織りなす愉快なお茶会は、甘い給餌を受けた日向がお腹も心も満たされて眠りに落ちるまで続いた。


 『ンうぅ…お日様と柑橘類みたいないい匂いがするぅ~……はふぅ…レオさん……好きぃ……好き……』と完堕ち、まどろみの半覚醒で好意を垂れ流しにする黒猫を背に乗せた銀獅子と、その横を慣れた様子の二足歩行で歩く金色の狐。


 夢の国ワンダーランド開園以来、初めてカフェやレストランを利用しアトラクションを楽しむという……正規だがココでは正気を疑われかねない楽しみ方をした酔狂な三匹のお客が、夢の終わりを告げるゲートへと向かっていた。その顔はみな、満足そうな笑みをたたえて……。
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