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大団円!ラブラブ期
自宅警備員……の警備員!?
夢の国では、モフモフとスイーツにまみれた幸せの絶頂のまま意識を手放した日向……。
目覚めたらモフモフもスイーツも消え、まさかの夢オチか!?最近多いよ!このパターン!!という考えがよぎったが……枕元に腰掛けていたレオさんから、蕩けるような甘い呼びかけと口づけをこれでもかと落とされて、分け与えられる熱と湧き上がる感情と快感にこれが現実だと思い知った。
くぐもった甘い声を漏らしながら、それを受け入れれば、徐々に深くなる口づけに『レオさんって…おっぱい派かな?おしり派かな…?いや、両方という線も……』と、現実離れした現状について、勝因を考える冷静な自分がいる。
それでも、『両想いに変わりないしね♪』と現実を素直に喜ばしく受け入れられる所が野辺 日向の並外れた適応力であり、元来の楽天思考による生きやすさの根源であると言っていいだろう。
口づけした勢いのまま押し倒されそうになったけど、愛を囁くレオさんに思い切って『わたしも…愛してる』と伝えて自分からキスしたら、なぜかフリーズされた。えっ…両想いだったのでは!?
なし崩し的にベッドへ逆戻りしなくてよかったけど。コレはコレで解せない。……やっぱり人間牧場に出荷するタイミングを図ってるとか!?魔力持ちの女、珍しいらしいしな。うぅ~ん。
固まるレオさんと湧いてきた疑問を置いて、朝食の準備を理由にまだフリーズしているレオさんの腕の中からすり抜ける。リビングへと無事に到着したら、なぜか見知った顔があった。
魔石燈で照らされた明るい室内の壁際に、後ろ手に直立不動で佇んでいたのは……
「えっ……アリシアさん!?うわぁ~!その節は大変お世話になりました~!!えっ、こちらにはどうして?」
「はっ?………が…み……め…め、女神ぃいぃぃーー!?ははっ…やっぱり私、死んでんのよ!そうよ!給金2倍で奥様の護衛だけすればいいなんて…そんな甘い話あるわけ無いじゃない!!しかも、それがグローリア公爵家レオンハルト様の………はははっ……昨日、出勤したあと死んだんだわ!!そっかぁ~……あの超絶可愛い黒スコが死神だったんだな~。納得ぅ~♪…………はんっ!!クソがっ!!どうせ死ぬならあの業突く張りの上司をブッ叩いておけば良かった!!ちくしよぉおぉぉーーーー!!!!残った毛根も根こそぎ息の根を止めてからじゃないと死んでも死にきれないぃ……この恨みぃ~晴らさでおくべきかぁ…………」
「えっ……あれっ!?アリシアさん!?わたしっ、わたしですぅ~……ほら、昨日お世話になった黒猫のぉ………」
アリシアさんの情緒の振り幅が異常だ。どうしよう……。そしてハゲが誰なのかは分かんないけど、すっごい恨みを募らせてるよ……。あの職場、メルヘンに見えて意外とブラックなのかな?アトラクションもカフェも全然人が並んでなくて快適だったけど……ぶっちゃけ楽そうだなって思ったのは、わたしの主観であって、実際はやりがい搾取系の地獄かなにかなの?普通は手が出そうなほどの怨恨を抱かないよね!?いや、それよりも止めないと……アリシアさんが虚空に向かって鋭いツッコミみたいな張り手を連発している。
「いやぁ~♡本当に最高ですっ!!福利厚生は段違い!やりがい倍増!!その上、女神を毎日拝めて…売上だの、トラブル処理の手際がどうのとほざくハゲがいないので、とにかく最高です!!不肖アリシア、命にかけて奥様をお守りいたします!!いえ!死んでもアンデッドになって外敵を取り憑き殺す気で励みます!!」
先程と同様、壁際に後ろ手で控えているアリシアだったが、その声と表情は一変していた。レオンハルトと日向が座るテーブルを恍惚とした表情で見つめ、女神にでも相対したような興奮と陶酔が入り混じった声で決意を表明している。
……いやぁ…コレ、どうしたもんかなぁ~?アリシアさんの目に生気が戻ってきたのは良いけど、やっぱり情緒の振り幅が大きすぎて心配だ。まぁね、【毎日レオさんを拝める】っていう職場環境にテンション上がっちゃう気持ちは分からなくもないけど…。でも、『女神、女神』連呼しながらわたしの方を凝視してるの何でだろう?レオさんが美形過ぎて直視できない眩しさってことかな……?その点、わたしなら低刺激で直視に耐えるもんな。
途中でリビングに来たレオさんもレオさんで『気に入ったか?死んでもヒナを守る気概があるのが何より良い。なかなか得難い側仕えだ。ヒナのために引き抜いた』って言って微笑んでるけどさ…………そもそも、わたしに警備員付ける必要性あります!?って話じゃない?
「えぇ~っと……アリシアさん…?それに、レオさんも」
「んっ?どうした?あぁ…それと、その呼び方も不適切だろう?私達は夫婦だ……なぁ?」
「はいっ!!なんでございましょうか!奥様♪」
いや、元気がいいな。人のこと言えないけどさ。レオさんも今!?って感じでグイグイ来るし……。…………そして、『奥様』って響きがくすぐったい。わたし、人妻かぁ……。【人妻】って響きがなんかエロいよね!顔さえ隠せば胸を張って人妻って名乗れるな!看板に偽りなしだよ、うん!!
「……なぁ、ヒナ?そうだろう?」
「へっ?あっ、何の話でしたっけ?ちょっと別の事に意識がいっちゃってて……」
「……………そうか。まだ私が足りないか……分かった。ヒナに私を深く刻み込もう。あぁ…こんなことならベッドから出なくてもよかったな。初夜はヒナにふさわしい場所で……と思ったが、致し方あるまい」
いやいやいや!?いつものアレですか!?夫婦の戯れはやめてくださいよ!!ほんとに!人前で!!いますからね!アリシアさんがっ!!……無理無理、ムリぃーー!!
「え"…!!?ひっ……いやっ!?その…………レ、レオぉ…?待ってッ!!ねっ、ちょっと待ちましょうか……理性が、そのっ、ちょっとばかりお留守になっちゃってるので…タイムっ!!タイムで!!」
「くっ!?…………想像していた以上に…いいな。もう一度、名を呼んでくれ。ヒナの口から私の名が紡がれていると思うと堪らない…もう一度……」
不穏な笑顔のレオさんが立ち上がりかけたけど、懇願されていた愛称呼びをイチかバチかで試したら……思いの外、効果はバツグンだった。ふぅ~だいぶ危なかった。本当に公然わいせつ罪ギリッギリだったよ!
常識人かと思いきや、訳分かんないところに地雷が埋まってるからな~レオさんならヤリかねない。自分の容姿に自信があるのか、わたし相手に人前でも全然お構いなくイチャつくのホントに止めてもらいたい。美人の揺るぎない自己肯定感、怖い。
でも、口元を押さえて頬を染めているレオさんを見ていると、こっちまで落ち着かない気分になってくるんで、色んな意味でよろしくはないな……。ここで、わたしまで流されたら目も当てられないバカップルの誕生だよ!!
「えぇ~っと、ですね……どこからかいこうかな……あぁ~まず、ですね…自宅警備員に警備の人って必要です?」
「必要だな」
「ええぇぇえぇーー!?解雇ですか!?いやです!!私、優秀ですよ!!奥様のためなら死ねます!!お疑いなら今から……しょ、証明しますッッ!!意地でもアンデッド化するので、その際は再雇用でお願いします!!」
二人共に食い気味で即答された。そして、一歩前に出たアリシアさんが。どこから出したのか、いつの間にか自分の首元にナイフの刃を向けている。……何を証明しようとしてるの!?
「わあぁぁーー!!!?アリシアさん!?ナイフぅぅーーッッ!!ナイフを自分の首元に突き立てるのやめてください!!わかりました!わかりましたから!!自宅警備員の警備員は異論ないです!!賛成っ!大賛成です!!ハァ…ハァ……」
「……ッ!!?ありがとうございます!奥様っっ!!!誠心誠意お仕えいたします!!」
「皆…ヒナのことが大好きだな。妬けてしまう……」
昨日もだけど、アリシアさんって刃物常備してるの?なんで?治安……買い出しした時に一人で出歩いたけど、そんなに悪くない印象なんだけどな…。
「えぇ~っと……じゃあ、よろしくお願いします……」
「お任せください!!旦那様も大船に乗ったつもりで任せて安心!このアリシアが!奥様の身の安全は死して尚、私がお護りいたします!!」
いっやぁ~……出歩かない&誰からも狙われてない自宅警備員をそんな力一杯に気負って護らなくてもって気がするけど……。雇用を生んでるって意味では良いことなのかな?これはこれで。いや、でも!わたし自身の生産性……皆無だもんな!?
「話が纏ったな。では、ヒナが手ずから作ってくれた朝食を味わおうか……」
「はい…!?えっ…なんで、また…わたしを膝上に乗せて……ちょっ!?ちょっと!!レオぉ……?これは……どういう………あっ!?違っ!違うんですよ!!あぁ~……自己肯定感と愛情が振り切れた末の愚行っていうかですね……いや、ホントに!バカップルですみません!!レオっ!レオってばぁ~!!うぅ~何で!?さっきは止まったのにぃ~!うっ…ンっ……ちょ!?ハァ……ンぅ………」
一瞬で対面にいた日向を自分の膝上に抱え込んだレオンハルトを見たアリシアが、その身体能力の高さに息を呑んで見つめているのを、バカップル過ぎる様子に呆れていると捉えた日向がしどろもどろになりながら言い訳をする。
だが、日向しか見ておらず、日向を溺愛するレトンハルトはアリシアの視線などお構い無しで、口づけを落とし…髪を撫で、背中を…腰を…優美な曲線に合わせてなぞり……全身全霊で愛しいと伝えることをやめる気配がない。こうなると、日向の愛称呼びもレオンハルトを止めるどころか、その想いを加速させる逆効果でしかなかった。
……一つだけ良かったことがあるとすれば、過度な夫婦の戯れが多少…軽減された事だろうか。………多少。
人前構わずではあるものの、キスとハグのみで自制できるようになったのは、レオンハルトに“想い合っている”という意識が芽生えたからだろう……。
「愛ですね……はぁ……なんて尊いんでしょう……これこそ真実の愛ですね!!」
人目を憚らず、口づけと給餌を繰り返す朝食を摂り終わり、ソファーに移されてからも今生の別れであるかのように濃厚な口づけと抱擁をされた後でレオンハルトを見送った日向に、溜息混じりで感嘆した声を上げるアリシア。
「ハァ……ハァ……ぅ………お、お見苦しくて申し訳ありません……」
「何をおっしゃいます!!(私でも直視が厳しい)醜男を熱く見つめて……すべてを受け入れるなんて…………愛です!!愛なのですね!!」
「えっ……ぁ……」
アリシアさん、すごい好意的だな。雇用関係ってのを抜きにしても何か……うん。アリシアさんの後ろに全力で振られている尻尾が見えるくらい好意的だ。嫌悪感を抱かれるよりは良いけどさ……バカップルっぷりを披露した後で接しにくいよ!!ホントにね!!レオは、好き勝手した後に自分だけ仕事に行っちゃうしさ!この後、どうしろと!?だらだらゴロゴロするだけの自宅警備員を見守る警備員さんも大変だよ!
胎の奥に燻る熱と羞恥に身悶えながら、ソファーで脱力していた日向だったが、小一時間もすると通常運転に戻り、アリシアをお茶に誘って恋バナという名で【レオンハルトの好きな所】を熱く語り『あの大陸一と名高い醜男を、そこまで……』とアリシアを驚愕させることとなる。
これには、日向の美貌と黒猫の時に見せた気安さや親しみやすい人柄そのままの…内外ともに完璧な女神っぷりに、当初はレオンハルトの権力と金で囚われた金糸雀を疑っていたアリシアも、リアル女神と怪物な二人の恋物語にすっかり絆され夢中になっていた。
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