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逆・恋心編
4月11日(金)
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今日は話せるといいな。
そんなことを思いながら、午前7時27分発の八神行きの列車に乗る。もちろん、先頭車両の一番後ろの扉。
鳴瀬駅に到着すると、今日もいつもの場所に彼が立っていた。
しかし、今日はいつもよりも降りるお客さんが多かったので、私は一旦電車から降りて、彼の後ろに並んだ。
電車に乗り、扉側に向くので、普段とは違って彼の前に立つことに。
横であれば自然な感じで話せそうだけれど、今のように前に立つと後ろに振り向かないと彼と話すことができない。そう考えるとハードルが高くなってしまい、振り返る勇気が湧いてこない。湧いてくるのは緊張感だけ。
そんな中、電車は鳴瀬駅の一つ先の駅、畑町駅へと到着する。
鳴瀬駅と同じ方向の扉が開くけれど、この駅では私鉄との乗り換えがあるので、降りるお客さんも多ければ、乗ってくるお客さんもまた多い。そのことで、私は乗ってくる乗客に後ろへと押されて、彼に寄りかかるような形になってしまう。
一昨日とは逆だけれど、彼と再び前後で密着する形に。嬉しいけれど、さっきまでの間に結構ドキドキしていたから、今はもう心臓がバクバクだよ。
ううっ、どうしよう。彼の温もりが背中から伝わってくるように、私の心臓の鼓動が彼に届いてしまっている気がする。
もう、こんな状況じゃ彼とお話しができる余裕なんてないよ。
ドキドキが止まらないまま、電車はいつの間にか鏡原駅に到着してしまった。あぁ、今日も結局彼と話せなかった。
電車から降りなければいけないので、私は彼の方に振り返って電車から降りる。そのときに見た彼の表情はいつも通りなのであった。
鏡原駅の改札を出て、学校に向かって歩いている途中で、今日が金曜日であることに気付いた。ということは、彼とは月曜日まで会うことができない。彼の学校は土曜日も授業があるかもしれないけれど。
「……寂しいな」
こんなにも土日のお休みが嫌だと思うのは初めてかも。金曜日の朝から早く月曜日になれって思うことも。
来週こそは彼と話せますように。まずは月曜日の朝までに、ほんの少しでも勇気を付けておこう。
そんなことを思いながら、午前7時27分発の八神行きの列車に乗る。もちろん、先頭車両の一番後ろの扉。
鳴瀬駅に到着すると、今日もいつもの場所に彼が立っていた。
しかし、今日はいつもよりも降りるお客さんが多かったので、私は一旦電車から降りて、彼の後ろに並んだ。
電車に乗り、扉側に向くので、普段とは違って彼の前に立つことに。
横であれば自然な感じで話せそうだけれど、今のように前に立つと後ろに振り向かないと彼と話すことができない。そう考えるとハードルが高くなってしまい、振り返る勇気が湧いてこない。湧いてくるのは緊張感だけ。
そんな中、電車は鳴瀬駅の一つ先の駅、畑町駅へと到着する。
鳴瀬駅と同じ方向の扉が開くけれど、この駅では私鉄との乗り換えがあるので、降りるお客さんも多ければ、乗ってくるお客さんもまた多い。そのことで、私は乗ってくる乗客に後ろへと押されて、彼に寄りかかるような形になってしまう。
一昨日とは逆だけれど、彼と再び前後で密着する形に。嬉しいけれど、さっきまでの間に結構ドキドキしていたから、今はもう心臓がバクバクだよ。
ううっ、どうしよう。彼の温もりが背中から伝わってくるように、私の心臓の鼓動が彼に届いてしまっている気がする。
もう、こんな状況じゃ彼とお話しができる余裕なんてないよ。
ドキドキが止まらないまま、電車はいつの間にか鏡原駅に到着してしまった。あぁ、今日も結局彼と話せなかった。
電車から降りなければいけないので、私は彼の方に振り返って電車から降りる。そのときに見た彼の表情はいつも通りなのであった。
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「……寂しいな」
こんなにも土日のお休みが嫌だと思うのは初めてかも。金曜日の朝から早く月曜日になれって思うことも。
来週こそは彼と話せますように。まずは月曜日の朝までに、ほんの少しでも勇気を付けておこう。
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