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第28話『湯けむり女事件』
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俺も浴衣に着替えて、エリカさん達と一緒に1階にある大浴場へと向かい始める。浴衣という普段は着ないものを着ているからか、より旅行気分に浸ることができる。
「楽しみだね、温泉」
「ええ。本場の温泉がどんな感じなのか楽しみです」
「ダイマ王星だったっけ。2人の故郷にも温泉があるんだ」
「うん。昔、地球に調査したダイマ星人によって、温泉という文化を取り入れてね」
「そうなんだ。だから、リサちゃんが本場の温泉って言ったんだね」
なるほどねぇ、と愛実ちゃんは感心している様子。エリカさんとリサさんに温泉を楽しんでもらえればいいな。
エレベーターで1階に降りると、チェックインをして1時間くらい経ったからか、多くのお客さんがフロントにいる。もしかしたら、大浴場も人が結構いるかもな。
やがて、『男湯』の青い暖簾と『女湯』の赤い暖簾が見えてきた。あそこが大浴場か。その近くには7階にもあった自販機や、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳などビンの飲み物を売っている自販機もある。
「宏斗さん、ここで一旦お別れだね」
「ですね。温泉を楽しんでください。また後で、ここで会いましょう」
「うん! じゃあ、2人ともいこっか」
「ええ。ではまた後で、宏斗様」
「先輩も温泉を楽しんでくださいね」
3人は『女湯』と書かれた赤い暖簾をくぐっていった。
せっかくの温泉だ。愛実ちゃんの言うとおり、俺も楽しもう。『男湯』と書かれた青い暖簾をくぐる。
脱衣所には数人の年配の方や若い親子がいる。ただ、みんな顔が赤くなっているので、大浴場から出てきたところなんだろう。
服を脱いで大浴場の中に入る。髪や体を洗う人、大きな湯船にゆったり使っている人などちらほら。もっと人がいるかと思ったけれど意外だ。チェックインしてすぐに温泉に入る人は少ないのかな?
髪と体を洗って、俺は大きな湯船に肩まで浸かる。
「気持ちいい……」
夏でも、こういうところに入ると気持ちいいな。午前中からずっと海やプールで遊んでいたからかもしれない。温かいのが心地いい。
「向こうはどうしているのかな」
髪や体を洗っているのか。それとも、俺のように湯船にゆっくりと浸かっているのか。愛実ちゃんがいればとりあえずは大丈夫だろう。
そういえば、しっぽは湯船に浸かっても大丈夫なのかな。家では気にしないけれど。綺麗に洗えば大丈夫なのかな。あと、エリカさんはボディーソープでしっぽを洗うけど、リサさんはボディーソープとシャンプーのどっちで洗うのだろうか。気になるけど、本人に直接訊いたら厭らしいと言われそう。
そんなことを考えていたら、段々体が温まってきた。
「そろそろ露天風呂に行ってみるか」
俺が入っている大きな湯船の横に、外に通じる扉があり、『露天風呂はこちら』とシールが貼ってあった。
外に出てみると、さっきまで湯船に浸かっていたこともあってか涼しく感じる。風がとても気持ちいい。それもあってか結構な湯けむりだ。
露天風呂なら人もいるかと思ったけれど、広い岩風呂には老人3人しかいない。人があまりいない分、ゆっくりとできるからいいけれど。
さっそく露天風呂に入ってみる。
「あぁ、気持ちいい……」
中のお湯よりも熱いけれど、外で風もあるからこのくらいでちょうどいいかも。子供の頃はただ熱いだけで嫌だと思ったこともあるほどなのに、今はどうしてここまで身に沁みるようになったのだろう。
近くにこの温泉の効能が書かれている木の看板があったので見てみると、疲労回復、筋肉痛、関節痛、冷え性、血行促進、滋養強壮、子宝……か。色々な効能があるんだな。だから体に沁みている感じがするのかな。気付かない間に仕事の疲れが溜まって。
「……はあっ」
思わずため息が出てしまう。
ただ、温泉がこんなに気持ちいいから、これからはたまに銭湯だったり、日帰り温泉に行ってみたりするのもいいかもしれない。
地球人には効果があるだろうけど、ダイマ星人には効果があったりするのだろうか。
「もしかして、そっちに宏斗さんいますかー?」
「いますよー、エリカさーん」
竹でできた高い柵の向こう側から、エリカさんの声が聞こえてきた。そのためか、岩風呂に入っているご老人の顔が先ほどよりもにこやかになったような。
エリカさんも露天風呂に入りにきたのか。
「せんぱーい、気持ちいいですか?」
「うん、気持ちいいよ、愛実ちゃん。そっちの方はどうかな?」
「気持ちいいですよ!」
「檜という木の香りにも癒されますよ、宏斗様」
「へえ、そっちは檜風呂なんですね。こっちは岩風呂ですよ」
「男性の方のお風呂とは違うんだ……」
きっと、2種類のお風呂を楽しむことができるように、時間帯によって入れるお風呂が変わるのだろう。もう一つの露天風呂は檜風呂か。明日の朝に入りに行こう。
エリカさん達と話したからか、より気持ち良く感じられる。
「へえ、これが男湯の露天風呂なんだ。気持ちいいね」
「気持ちいいですよね、エリカさん……って、えええっ!」
社会人になってから一番と言っていいほどの大きな声を挙げてしまう。俺の隣にエリカさんが浸かっていたのだ。テレポート魔法でこっちに来たのか。湯気も立っていて、エリカさんも胸元の辺りまで浸かっているから、見えてはいけないものは見えていないけれど。
今の俺の叫びに、さすがに周りにいるご老人もこちらを向く。
「虫がいたので驚いてしまいました。すみません。……エリカさん。大丈夫なんですか? 周りにご老人がいますけど」
「宏斗さん以外の男性には私のことを気付かないように魔法をかけているから大丈夫。湯気が立っていて、あんまり見られている気もしないし」
「そうですか」
実際に見られていなければいいのか? 普段から注目を浴びている王女様だけあって度胸があるな。
エリカさんは満足そうな表情で俺に腕を絡ませてくる。温泉に入りながら肌が触れると、本当にドキドキする。
気持ちを紛らわすためにも、さっきのしっぽの疑問をエリカさんに訊いてみよう。
「エリカさん。リサさんってしっぽはボディーソープとシャンプー、どっちで洗うんですか? 湯船に入っているときにふと気になって」
「リサはシャンプーの方が多いね。さっきも、髪を洗うときにしっぽも洗ってた」
「なるほど……」
毛に覆われているから、シャンプーで洗うという考えなのかな。
「あの! そちらから、宏斗様とエリカ様の話し声が聞こえるのですが。エリカ様、中の湯船に入ると言っていましたけど……まさか、男湯の方に行っているのですか!」
「あっ、バレちゃった」
とは言うけど、エリカさんは気まずそうな表情にはなっていない。
男湯に行くために、リサさんや愛実ちゃんに嘘を付いていたのか。まあ、そうでもしないとリサさんが怒って行かせないだろう。
「ええっ! ということは、今、宏斗先輩とエリカちゃんが一緒に入ってるの?」
「愛実様、顔が赤くなっていますよ! 一度、お風呂から出ましょう! エリカ様も早く戻ってきてください! そちらのお風呂は明日の朝に入ることができますから!」
「分かったー! 宏斗さん、一緒に温泉に入ることができて楽しかったよ。また後でね」
エリカさんは俺の頬にキスをするとニコッと笑って、すっと姿を消していった。
突然のことで驚いたけれど、一つ思い出ができたことで良かったということにしよう。柵の向こう側から、リサさんがエリカさんに叱る声が聞こえるけど。
「まったく、エリカ様は……」
「リサさん。叱るのはそのくらいにしましょう。他のお客様もいますし。エリカさん、今後はこういうことをしてはいけませんよ。分かりましたか?」
「うん!」
「……いいでしょう」
「宏斗様がそう言うのであれば、今回はこのくらいにしておきましょう。エリカ様、愛実様。次は中の湯船に入りましょうか」
「そうだね、リサちゃん」
「うん。また後でね、宏斗さん」
「ええ」
せっかくの旅行だ。叱るのは最低限にしておいた方がいい。
その後、俺も中へと戻り、ジャグジー風呂やサウナなどを楽しむのであった。
「楽しみだね、温泉」
「ええ。本場の温泉がどんな感じなのか楽しみです」
「ダイマ王星だったっけ。2人の故郷にも温泉があるんだ」
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「そうなんだ。だから、リサちゃんが本場の温泉って言ったんだね」
なるほどねぇ、と愛実ちゃんは感心している様子。エリカさんとリサさんに温泉を楽しんでもらえればいいな。
エレベーターで1階に降りると、チェックインをして1時間くらい経ったからか、多くのお客さんがフロントにいる。もしかしたら、大浴場も人が結構いるかもな。
やがて、『男湯』の青い暖簾と『女湯』の赤い暖簾が見えてきた。あそこが大浴場か。その近くには7階にもあった自販機や、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳などビンの飲み物を売っている自販機もある。
「宏斗さん、ここで一旦お別れだね」
「ですね。温泉を楽しんでください。また後で、ここで会いましょう」
「うん! じゃあ、2人ともいこっか」
「ええ。ではまた後で、宏斗様」
「先輩も温泉を楽しんでくださいね」
3人は『女湯』と書かれた赤い暖簾をくぐっていった。
せっかくの温泉だ。愛実ちゃんの言うとおり、俺も楽しもう。『男湯』と書かれた青い暖簾をくぐる。
脱衣所には数人の年配の方や若い親子がいる。ただ、みんな顔が赤くなっているので、大浴場から出てきたところなんだろう。
服を脱いで大浴場の中に入る。髪や体を洗う人、大きな湯船にゆったり使っている人などちらほら。もっと人がいるかと思ったけれど意外だ。チェックインしてすぐに温泉に入る人は少ないのかな?
髪と体を洗って、俺は大きな湯船に肩まで浸かる。
「気持ちいい……」
夏でも、こういうところに入ると気持ちいいな。午前中からずっと海やプールで遊んでいたからかもしれない。温かいのが心地いい。
「向こうはどうしているのかな」
髪や体を洗っているのか。それとも、俺のように湯船にゆっくりと浸かっているのか。愛実ちゃんがいればとりあえずは大丈夫だろう。
そういえば、しっぽは湯船に浸かっても大丈夫なのかな。家では気にしないけれど。綺麗に洗えば大丈夫なのかな。あと、エリカさんはボディーソープでしっぽを洗うけど、リサさんはボディーソープとシャンプーのどっちで洗うのだろうか。気になるけど、本人に直接訊いたら厭らしいと言われそう。
そんなことを考えていたら、段々体が温まってきた。
「そろそろ露天風呂に行ってみるか」
俺が入っている大きな湯船の横に、外に通じる扉があり、『露天風呂はこちら』とシールが貼ってあった。
外に出てみると、さっきまで湯船に浸かっていたこともあってか涼しく感じる。風がとても気持ちいい。それもあってか結構な湯けむりだ。
露天風呂なら人もいるかと思ったけれど、広い岩風呂には老人3人しかいない。人があまりいない分、ゆっくりとできるからいいけれど。
さっそく露天風呂に入ってみる。
「あぁ、気持ちいい……」
中のお湯よりも熱いけれど、外で風もあるからこのくらいでちょうどいいかも。子供の頃はただ熱いだけで嫌だと思ったこともあるほどなのに、今はどうしてここまで身に沁みるようになったのだろう。
近くにこの温泉の効能が書かれている木の看板があったので見てみると、疲労回復、筋肉痛、関節痛、冷え性、血行促進、滋養強壮、子宝……か。色々な効能があるんだな。だから体に沁みている感じがするのかな。気付かない間に仕事の疲れが溜まって。
「……はあっ」
思わずため息が出てしまう。
ただ、温泉がこんなに気持ちいいから、これからはたまに銭湯だったり、日帰り温泉に行ってみたりするのもいいかもしれない。
地球人には効果があるだろうけど、ダイマ星人には効果があったりするのだろうか。
「もしかして、そっちに宏斗さんいますかー?」
「いますよー、エリカさーん」
竹でできた高い柵の向こう側から、エリカさんの声が聞こえてきた。そのためか、岩風呂に入っているご老人の顔が先ほどよりもにこやかになったような。
エリカさんも露天風呂に入りにきたのか。
「せんぱーい、気持ちいいですか?」
「うん、気持ちいいよ、愛実ちゃん。そっちの方はどうかな?」
「気持ちいいですよ!」
「檜という木の香りにも癒されますよ、宏斗様」
「へえ、そっちは檜風呂なんですね。こっちは岩風呂ですよ」
「男性の方のお風呂とは違うんだ……」
きっと、2種類のお風呂を楽しむことができるように、時間帯によって入れるお風呂が変わるのだろう。もう一つの露天風呂は檜風呂か。明日の朝に入りに行こう。
エリカさん達と話したからか、より気持ち良く感じられる。
「へえ、これが男湯の露天風呂なんだ。気持ちいいね」
「気持ちいいですよね、エリカさん……って、えええっ!」
社会人になってから一番と言っていいほどの大きな声を挙げてしまう。俺の隣にエリカさんが浸かっていたのだ。テレポート魔法でこっちに来たのか。湯気も立っていて、エリカさんも胸元の辺りまで浸かっているから、見えてはいけないものは見えていないけれど。
今の俺の叫びに、さすがに周りにいるご老人もこちらを向く。
「虫がいたので驚いてしまいました。すみません。……エリカさん。大丈夫なんですか? 周りにご老人がいますけど」
「宏斗さん以外の男性には私のことを気付かないように魔法をかけているから大丈夫。湯気が立っていて、あんまり見られている気もしないし」
「そうですか」
実際に見られていなければいいのか? 普段から注目を浴びている王女様だけあって度胸があるな。
エリカさんは満足そうな表情で俺に腕を絡ませてくる。温泉に入りながら肌が触れると、本当にドキドキする。
気持ちを紛らわすためにも、さっきのしっぽの疑問をエリカさんに訊いてみよう。
「エリカさん。リサさんってしっぽはボディーソープとシャンプー、どっちで洗うんですか? 湯船に入っているときにふと気になって」
「リサはシャンプーの方が多いね。さっきも、髪を洗うときにしっぽも洗ってた」
「なるほど……」
毛に覆われているから、シャンプーで洗うという考えなのかな。
「あの! そちらから、宏斗様とエリカ様の話し声が聞こえるのですが。エリカ様、中の湯船に入ると言っていましたけど……まさか、男湯の方に行っているのですか!」
「あっ、バレちゃった」
とは言うけど、エリカさんは気まずそうな表情にはなっていない。
男湯に行くために、リサさんや愛実ちゃんに嘘を付いていたのか。まあ、そうでもしないとリサさんが怒って行かせないだろう。
「ええっ! ということは、今、宏斗先輩とエリカちゃんが一緒に入ってるの?」
「愛実様、顔が赤くなっていますよ! 一度、お風呂から出ましょう! エリカ様も早く戻ってきてください! そちらのお風呂は明日の朝に入ることができますから!」
「分かったー! 宏斗さん、一緒に温泉に入ることができて楽しかったよ。また後でね」
エリカさんは俺の頬にキスをするとニコッと笑って、すっと姿を消していった。
突然のことで驚いたけれど、一つ思い出ができたことで良かったということにしよう。柵の向こう側から、リサさんがエリカさんに叱る声が聞こえるけど。
「まったく、エリカ様は……」
「リサさん。叱るのはそのくらいにしましょう。他のお客様もいますし。エリカさん、今後はこういうことをしてはいけませんよ。分かりましたか?」
「うん!」
「……いいでしょう」
「宏斗様がそう言うのであれば、今回はこのくらいにしておきましょう。エリカ様、愛実様。次は中の湯船に入りましょうか」
「そうだね、リサちゃん」
「うん。また後でね、宏斗さん」
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